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千葉

2023年1月13日 (金)

成田空港のその先へ、銚子電鉄に乗って犬吠埼へ。 2日目(5)お昼ごはんは、水郷の町、佐原で食べる真っ黒なお蕎麦。

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クルマで訪れたんだったら香取神宮や鹿島神宮も周遊できるかもしれないけど、電車とバスでの周遊は時間がかかるので、今日は佐原の町を歩くだけで、お昼ごはんを食べて帰ることにする。

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古い建物が立ち並ぶ中に「小堀屋本店」というお蕎麦屋さんを発見したので入ってみることにする。

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古い建物の店内の雰囲気もいい感じ。

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このお店の名物は、「黒切り」みたいなので「黒天もり」を注文。

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「黒切り」は昆布を使った変わりそばで、本当に真っ黒。

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色は黒いんだけど、昆布の風味などは私には感じられず、喉ごしも良くて美味しい。外観や店内の雰囲気も含めて良いお店かも。

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もう少し佐原の町を歩いてみると、「油茂製油」というごま油を製造販売しているお店を発見し、胡麻油とラー油を購入する。

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町の発展とともに建物は建て替えられるので、木造のお店だけではないのがむしろ普通。この建物だって、新しいものではない。

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「油茂製油」から駅の方向に向かって歩くことにする。「忠敬橋」あたりの風情はなかなかのもの。

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千葉交通は「新橋本」だけど、高速バスとコミュニティバスは「忠敬橋」と同じ場所なのに停留所名が異なるのがおもしろい。

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のんびり佐原駅まで歩く。

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まだお昼すぎだし、周遊しようと思えば、香取神宮や鹿島神宮に行くこともできるとは思うんだけど、何気に電車で東京に戻るまで時間がかかるし、今日は帰ることにする。まぁ、今日は土曜日だから夕方の帰宅ラッシュに巻き込まれることはないとは思うんだけど、仕事以外の時は混雑している満員電車にはあまり乗りたくないので、新型コロナウイルス感染症流行語の旅行は、ガツガツ観光せずに旅程もゆったりめだし、早めに帰路に着くことが多いかも。

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佐原駅で成田線の列車に乗って、成田駅に到着する。

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成田駅で途中下車。このまま成田線で千葉駅まで出て、JR総武本線に乗り換えても帰ることはできるんだけど、池袋方面に出るには京成本線の方が安くて速い気がする。

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JR成田駅を出て、京成成田駅に向かって歩く。

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信号をひとつだけ過ぎれば、京成成田駅はすぐ目の前。

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京成成田駅まで歩き、帰りは日暮里駅に向かうことにする。

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次の上野方面行きの電車は京成成田駅が始発駅。上野方面から電車が到着する。

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内側の京成パンダの「ドアに注意!」はずっと前から好きだったので、かなり以前から写真に残していたと思うけど、まさか外側に「ドアに注意!」バージョンがあったとは。

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京成成田駅始発なので、まだほとんど乗客はいない。

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快速特急上野行きなので、京成佐倉駅までノンストップ。

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11月下旬になると、太陽が傾くのが早く、午後の早い時間から夕方の雰囲気。このあたりの風景はいつも上野駅から成田空港に向かう時に、まだ着かないのかなぁ?と感じる見慣れた風景。海外旅行に行くことができないことにならなければ、成田空港の手前の成田山新勝寺に行こうとも、成田空港よりも先の佐原や犬吠埼に行こうとは思わなかったかもしれないなぁ。

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快速特急上野行きの電車は日暮里駅に到着。1泊2日の小旅行だったけど、成田山新勝寺もおもしろかったし、海を感じられる犬吠埼観光ホテルも最高だった。そして、木造の建物が残る佐原も楽しかった。まだ知らないどこかは、関東近郊にもたくさんあることをつくづく感じる。そして、伊能忠敬が50歳になってから江戸に出て数学などを学び始め、56歳で名を残す偉業を達成していることを知り、年齢を重ねても新しいことを知ろうとする好奇心を失わないことの大切さを感じる。

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日暮里駅のコンコースは土曜日ということもあり、混雑していない。新型コロナウイルス感染症は、2020年夏の「第2波」以降は落ち着いてきており、旅行は私たちが信任する自公政権によるGoToトラベルによって推奨されていたために自由に旅行もできていた。2020年秋は、感染状況は落ち着いており、比較的自由に行動ができていた。しかし、2020年11月下旬から再び陽性者数が増加することとなり「第3波」の足音が聞こえるようになっていく。(成田空港のその先へ、銚子電鉄に乗って犬吠埼へ おしまい)

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2023年1月10日 (火)

成田空港のその先へ、銚子電鉄に乗って犬吠埼へ。 2日目(4)水郷の町、佐原を歩き、50歳からでも人生を変えることができることを学ぶ。

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J R成田線の佐原駅で途中下車。今まで、成田空港から銚子訪問にはクルマでも行ったことがないので、東京から近いんだけど、私にとっては「まだ知らないどこか」。

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周遊するんだったら、鹿島神宮、香取神宮、潮来あたりもセットで巡った方がいいんだとは思うけど、公共交通機関を使って巡るのはけっこう大変なので、今日は佐原のみの観光にする。観光案内所で地図をもらって、佐原の街歩きを始める。

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鉄道が引かれたのは明治以降の近代になってからなので、昔からある町は鉄道駅が町外れにあることが多い。この道も広い道ではないから昔からあった道なのかもしれないなぁなんて感じながら、古い街並みを目指す。

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駅からの道を突き当たったあたりが、佐原の旧市街。和菓子屋さんの虎屋さんは蔵造りで風情を感じる。

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木造のお店が残っているところが素晴らしい。

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いつごろの建築なのかはわからないんだけど、銀行のような建物。案内がないのでわからないんだけど、この建物だってそれなりの歴史があるんじゃないかなぁ?

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すべての建物が木造の商店ではないんだけど、通り沿いには木造のお店が残っている。

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小野川にかかる忠敬橋からは、川沿いに木造のお店が並んでいる。電柱地中化もされており、たしかに小江戸という感じ。かつては、物を運ぶのは舟運が主体なので、小野川が運河として、江戸へ送る物資の集積地として町が発展したんだろうなぁ。

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小江戸といえば、埼玉県川越市も有名だけど、こちらは火事から町を守る蔵の街。佐原は古い木造家屋が残っているのがおもしろい。ちなみに川越も浅草・花川戸までの新河岸川舟運で栄えた町。

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町は時代の変遷とともに、コンクリートの建物に建て替えられたり、小売業を辞めてしまってお店が少なくなったり、取り壊されて空き地が目立つようになってしまい、町全体が廃れてしまうことが多い気がするんだけど、なぜ佐原の町は木造家屋が生き残ったんだろう。

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少し離れているけど香取神宮があるから、その参拝客が昔からいて、商売が成り立っていたのかなぁ?でも、発展が続くと建物は建て替えられるはずなので、舟運が廃れたあたりから、町が発展から取り残されて、そのまま残っているのかなぁ。

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樋橋と呼ばれる橋からは小野川に水が流れている。もともとは対岸に水田に水を送るための橋だったもの。

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樋橋は再建されたものだけど、水が流れる音からジャージャー橋という別名もある。

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伊能忠敬旧宅がある。佐原の商家の伊能家は佐原で酒や醤油の醸造などを行っていた。伊能忠敬自身は九十九里町の出身で佐原の生まれではなく、伊能家に婿入りして、醸造業を営み、佐原の名主として働いた。

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養子に入った伊能忠敬が跡を継ぎ醸造業を営んでいた商家を見学することができる。

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しかし、伊能忠敬が歴史上に名を残すのは50歳になり隠居生活に入り、佐原を出たあとのこと。

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伊能忠敬は、50歳で家督を息子に譲り隠居生活に入り、それから江戸に行って数学や暦学を学び、56歳で第一次測量を開始する。「大日本沿海與地全図」は、56歳になってから作り始めたもの。

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隠居生活に入った50歳から新しいことを学び始めて、歴史に名を残す偉大さを知る。年齢を重ねると経験で物事を判断しがちになるけど、新しいことを学ぶ好奇心さえあれば、年齢に関係なく新しいことを学ぶことができることを感じる。

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私の旅によくあることなんだけど、この時は伊能忠敬記念館を訪れておらず、伊能忠敬記念館に立ち寄ってもっとしっかりと学ぶべきだったことに気がつく。

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残念ながら「小江戸さわら舟めぐり」は、土曜日で天気もいいのに運休。

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もう一度、小野川沿いを歩いて佐原の町を感じてみることにする。

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東京からそんなに離れていないのに、なかなか佐原は観光気分を味わえる。もしも、新型コロナウイルス感染症の流行がなければ、この町に来ることはあったかなぁ?そう考えると、新型コロナウイルス感染症は、飛行機で行くような遠く離れた場所ではなく、足元にある「まだ知らないどこか」に気がつく、良いきっかけだったのかもしれないなぁ。

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今日は小春日和の暖かな日。土曜日だけど、観光客は少ない。オープンエアの空間で、夏ほど強い日差しではないけれど、暖かい太陽の光をたっぷり浴びて、のんびり非日常的な風景を見ることこそ、閉塞的な日常生活を継続するためには、たまには必要。そして、伊能忠敬が50歳から学び始め、56歳で歴史に名を残す偉業を成し遂げたことを知り、どんなに年齢を重ねても、新しいことを知ろうとする好奇心をもつことの大切さを感じる。

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2023年1月 7日 (土)

成田空港のその先へ、銚子電鉄に乗って犬吠埼へ。 2日目(3)銚子電鉄犬吠駅からJR成田線に乗り継ぎ、佐原に向かう。

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犬吠埼灯台から歩いて銚子電鉄犬吠駅に到着。

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上り電車が来るまでには少し時間がありそう。時刻表を確認すると、上り電車が到着する前に、外川行きの下り電車が通りそう。

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駅のそばの安全な場所で下り電車の通過を待つことにする。

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下り電車が到着。この電車は3000形と呼ばれ、もともとは京王電鉄の車両だけど、松山の伊予鉄道を走ったのちに2016年から銚子電鉄を走っている。

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電車は犬吠駅を出発し、終点の外川駅に向かう。

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犬吠駅は有人駅で、切符を買うことができるだけでなく、銚子電鉄のぬれ煎餅などのおみやげを買うことができる。

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銚子駅に向かう上り電車を待つ。

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切符は今では珍しい硬券。

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先ほど、終点の外川に向かった電車が折り返してくる。

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電車はゆっくりと近づいてくる。

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電車が犬吠駅に到着。

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土曜日だけど、午前中に銚子駅に向かう人たちは少ない。

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ほとんどの駅は無人駅なのかなぁ?車両の中では車掌さんが切符を売っている。

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電車はゆっくり銚子駅に向かう。

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終点の銚子駅に到着すると、2両の電車にはけっこう乗客がいるので、それなりに需要はあることがわかる。ホームの先には、JR線の列車が停まっており、同一ホームで乗り換えができる。

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ゆっくりと走る銚子電鉄、楽しかったなぁ。どうせなら終点の外川駅まで乗ってみればよかったかなぁ。犬吠埼観光ホテルから歩くんだったら、犬吠駅も外川駅も距離的にはそんなに距離は変わらない。でも、乗り残した区間があった方が、再度、ここに来る目的になるからいいか。

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成田線の電車に乗り継ぐ。

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その前に、J R線の入場記録を入れるためにICカードをタッチ。

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銚子駅には総武本線経由の特急しおさいが走っている。帰りは総武本線経由も考えたんだけど、途中下車して観光する場所がないので、まだ知らない佐原に向かうことにする。

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成田線は特急列車は走っておらず、普通列車のみで1時間に1本程度の運転間隔。始発駅の銚子駅では空席が目立つ。

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ところどころに紅葉を見ることができる。

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北側の利根川の方角には田園が広がっている。

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大きめの駅である佐原駅に到着。

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今日は佐原駅で降りて、北総の小江戸、水郷のまちと呼ばれる佐原観光をすることにする。

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佐原駅の駅舎はレトロな感じの駅舎。「まだ知らない」佐原はどのような町なんだろう?新型コロナウイルス感染症の流行がなく、海外旅行に行けない状況にならなければ、もしかしたらここを訪れることはなかったかもしれないなぁ。その意味で、新型コロナウイルス感染症をきっかけとして、身近にある「まだ知らないどこか」を気がつくことになる。

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2023年1月 4日 (水)

成田空港のその先へ、銚子電鉄に乗って犬吠埼へ。 2日目(2)犬吠埼観光ホテルから犬吠埼灯台に歩いて向かう。

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コーヒーを飲み終えて、そのまま犬吠埼観光ホテルのテラスに出てみる。テラスの階段を降りるとすぐに海岸となる。

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雲が消えており、すがすがしい青空。犬吠埼灯台までは歩いて行けるかなぁ?

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しばらく波の音を聞きながら海を眺める。

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犬吠埼観光ホテル、夏の時期に来たら海水浴もできるし、最高だろうなぁ。また、このホテルで海を感じたい。できればその時は、一人ではなく、海を共感できる連れと一緒に。

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送迎なしで犬吠埼灯台まで歩くことにして、犬吠埼観光ホテルをチェックアウト。

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犬吠埼観光ホテルはおしゃれな感じはしないかもしれないけど、海を感じられるいい宿だった気がする。

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海岸沿いに遊歩道がありそうなので、犬吠埼灯台まで行けるかはわからないけど、海沿いの道を歩くことにする。

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犬吠埼に近づいてくると、岩が多い海岸。

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犬吠埼観光ホテルのあたりからは砂浜の海岸。この海岸、波が高いから海水浴には向かないかもしれないなぁ。

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旅に出ると、草木の花の美しさを感じられるようになる。

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いつものように名前は知らないんだけど、黄色い花がかわいらしい。

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遊歩道は犬吠埼灯台まで続いていそうな感じ。

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今日は土曜日だから、お休みの日に釣りに来たのかなぁ?

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階段を上がると犬吠埼灯台の前に出ると、観光客目当てのおみやげもの屋さんがある。

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犬吠埼灯台に到着。犬吠埼からは太平洋が広がっている。

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灯台の中に入れるみたいで、観光客の姿がある。

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狭い階段を上がる。

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犬吠埼の正面に見えるのは太平洋。ここから先に島はなく、大海原。

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犬吠埼観光ホテルのあたりは、西明浦と呼ばれる「浦」になっており、岬になっているのが長崎鼻。

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北側には君ヶ浜、そしてその奥には利根川の河口があると思うけど、よく見えない。

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犬吠埼灯台の影がおもしろい。

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陸地の方向を見ると、無料の駐車場とおみやげもの屋さん。ほとんどの人はクルマで来ており、ここに歩いてくる人はほとんどいないだろうなぁ。

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霧笛舎というからには霧が出やすいのかなぁ?今は資料館になっている。

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灯台のレンズなどが展示されている。

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おみやげもの屋さんの「犬吠テラステラス」は、近代的な建物。

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犬吠埼灯台から銚子電鉄の犬吠駅まで歩いて向かう。

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2023年1月 1日 (日)

成田空港のその先へ、銚子電鉄に乗って犬吠埼へ。 2日目(1)犬吠埼観光ホテルから見る太平洋からあがる朝日。

Bonne année !

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2020年11月21日、土曜日。犬吠埼観光ホテルで迎える朝。明るくなってきてカーテンを開けると、つくづく、なんて海が近いホテルなんだろうと感じる。ホテルは東側の太平洋を向いているということは、部屋から太平洋から朝日があがる風景が見えるに違いない。

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だけど、残念ながら雲がちょっと多いかなぁ。この感じだと、太陽が上がるのは見られないかも。

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私は犬吠埼観光ホテルのこの海の近さをものすごく気に入っている。あまりにも海が見えるので、一人じゃなくて、大切な人と一緒に見たい気持ちになってしまい、人恋しくなるのが逆に欠点かと思うくらい。

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残念ながら水平線は雲に覆われてしまっているんだけど、雲の切間から朝日が昇ってきた。水平線よりも高い位置の光だからかなぁ、オレンジ色の朝焼けという感じじゃなくて、力強い朝日。

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部屋の中にも朝日の日差しを感じるようになってきた。

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犬吠埼や波打ち際にも朝日を感じられる。明るくなってから海を見ると、外房なので波が高い。

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やっぱり、部屋から朝日と海を見るのは一人じゃない方がいい気がする。

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だいぶ太陽が上がり、光の道が見えるようになってきた。

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明るくなってくると、このホテルは本当に海を感じられて素晴らしい。まぁ、波音は感じるので、それが苦手な人もいるとは思うけど。

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朝風呂を浴びて、朝食の時間になったので、朝食会場に向かう。

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建物としては新しいものではなく、おしゃれなリゾートホテルではないんだけど、ちょっとした共有スペースなんだけど、このホテルは海と一体化しているような感覚になれるのが本当に素晴らしい。

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やっぱり、心を平穏に暮らし続けるためには、ましてや新型コロナウイルス感染症の影響を受けた閉塞的な日常を生き抜くためには、非日常性を感じることがたまには必要。

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朝食会場は壁沿いにテーブルが並べられている。

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そんな会場の最前列におひとりさま用のテーブルがある。

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そこは海が見える特等席。

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海だけではなく、朝日も感じることができる。

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GoToトラベルのおかげで、いつもよりも価格帯が高いホテルを選んでいることもあって、ビュッフェではないセットメニューの朝食がこのところは気に入っている。

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いろいろなおかずがちょっとずつ食べられるのがいい。

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珍しいものは少ないかもしれないけど、それがいい。

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朝日を感じながらの朝食は楽しい。

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そして、焼きたての干物が運ばれてくる。干物があると、旅館の朝食という感じがして、うれしくなってしまう。

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面白いのは、火にかけられた鍋はしじみのお味噌汁。

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海を感じるという意味では、犬吠埼観光ホテルが私の経験上はベストかもしれないなぁ。

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朝食を済ませて、ホテルのロビーに向かう。

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コーヒーを飲むことができる。

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ロビーの椅子に座り、海を見ながらコーヒーを飲む。犬吠埼観光ホテル、GoToトラベルでなければそんなに安くは泊まれないかもしれないけど、また来てもいいと感じるホテル。でも、その時はひとりではなく、できれば海を一緒に感じられる人と。

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2022年12月28日 (水)

成田空港のその先へ、銚子電鉄に乗って犬吠埼へ。 1日目(5)最高に海を感じることができる犬吠埼観光ホテル。

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本日宿泊するホテルは犬吠埼観光ホテル。犬吠駅でホテルに電話をかけて迎えに来てもらう。

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ホテルのロビーの前には海が広がっている。こんなに海を感じられるホテルってないかもしれない。夏の海水浴シーズンも楽しそうだけど、外房なので波は大きい。

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チェックインを済ませて部屋に向かう。内装は昔ながらの観光ホテルといった感じ。

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和室の部屋なんだけど、部屋が2つある。手前側の部屋には、一段下がっており、座ったまま海が眺められるスペースがある。

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こんなに海を感じていいのかというくらい、そして台風の時は大丈夫なのかなぁ?というくらい海を近く感じられる。おひとりさまで海を眺めるのもいいけど、カップルで海を眺めながら過ごすというのも最高かも。

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隣の部屋はマッサージチェアが置かれている。

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そして布団が敷かれている。両方の部屋にテレビがあるので、2台もテレビがある。

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窓の外から犬吠埼の灯台が見える。それにしても、なんて海が近いホテルなんだろう。

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布団が敷いてある部屋の奥がバスルーム。

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温泉大浴場があるので、部屋にあるお風呂は使わなかったんだけど、お風呂からも海が見えるようになっている。

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トイレは普通の洋式トイレ。

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そして、こんなに海が近いのに温泉。泉質は、塩辛く、まるで海水のような感じだけど、身体が温まる。

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湯上がりに売店で地ビールを買ってくる。だって、ここで海をぼーっと眺めながらビールを飲みたかったんだもん。うーん、おひとり様でビールを飲むのもいいんだけど、ちょっと人恋しい。

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九十九里オーシャンビールを飲みながら、夕食の時間まで海を眺めながらのんびり過ごす。新型コロナウイルス感染症の流行後は、早めにチェックインしてホテルでのんびり過ごすことが多くなったことが、私の旅で変化したところ。

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夕食の時間になり、夕食会場に向かうと、おひとりさまなのに、海が見える特等席に夕食がセッティングされている。これは2020GoToトラベルのおかげだけど、GoToトラベルでは1泊あたり助成金が地域クーポン込みで旅行代金の50%で、2020Gotoトラベルは最大助成金額が20000円までと高額だったので、2食つきの宿泊プランを選択することが多くなっている。

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GoToトラベルのおかげだけど、ホテルや旅館で夕食をとる方がのんびりできていい。それに、犬吠埼観光ホテルの夕食はなかなか豪華。

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おひとりさまだと、料理はちょっとずついろいろな種類が食べられた方がいい。

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お刺身だって、6種類もあるし、量もこれくらいでちょうどいい。

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トマト味の洋風の鍋料理も変化があっていいじゃない。

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こちらは茶碗蒸し。

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おひとりさまは会話がないからゆっくり食べないとすぐに食べ終わってしまうので、ビールを飲みながら、ちびちび味わいながら食べる。

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あとから暖かい肉料理が運ばれてくる。

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そして、今回は宿泊プランで料理のグレードアップをしているので、鮑のステーキが運ばれてくる。

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さらに、こちらも料理のグレードアップのプランなので、ステーキもある。

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最後に、ごはんとお味噌汁。味噌汁にはつみれと海藻が入っており、海を感じられていい感じ。

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犬吠埼観光ホテル、海を感じられるし、料理も全体的に美味しいし、なかなかいいかも。「まだ知らないどこか」は、遠くにあるとは限らないんだなぁ。東京から離れていないのに、今日は新しい発見がたくさんあって、一日中楽しかった。2020年秋の段階では、新型コロナウイルス感染症の感染者数も落ち着いてきていることもあり、ようやく日常生活が戻ってきたようで、そして基本的な感染症対策の徹底はあるものの、日本政府もGoToトラベルによって旅に出ることを推奨していることもあり、普通に旅ができるようになった幸せを感じている。もちろん、この時は一時的に陽性者数が減少しているだけで、流行は収束せずに第3波以降が襲ってくることはまだ知らない。

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2022年12月24日 (土)

成田空港のその先へ、銚子電鉄に乗って犬吠埼へ。 1日目(4)人生初めて銚子電鉄に乗る。

Joyeux noël !

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成田山新勝寺の参拝を終えて、JR成田駅から成田線に乗って、終点の銚子を目指すことにする。

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現在の時刻は14:20で、次の調子行きの電車は14:41発。6両編成の運転なので、そこそこ旅客需要はあるのかなぁ?

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我孫子方面が30分に1本、佐原・銚子方面は1時間に1本の運転間隔。1時間に1本の運転間隔なので、目の前で出発してしまい1時間近く待つことになると悲惨なので、さすがに行き当たりばったりの私でも出発時刻はチェックしている。でも、本当はもう1時間早い電車に乗って、早めにホテルに着こうと思っていたんだけど、成田山新勝寺の御護摩祈祷に参加してしまったので、当初の予定よりは1時間遅れになっているんだけど、まぁ私の旅はいつも行き当たりばったり。

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今日は雨が降ることはなかったけど終日曇り空。

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佐原方面から入線してくるので、成田駅で折り返し銚子行きとなる運用。まぁ、確かに東京・千葉方面から成田空港までは15両編成の総武快速線が乗り入れているので、佐原方面から千葉方面に向かうには成田駅で乗り換えるということなんだろう。

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4ドアだけどセミクロスシートの車両。

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乗客が少ないし、これから銚子駅まで混雑することはないだろうから、クロスシートの座席に座る。

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成田駅を出発すると、ひたすら畑が広がっている。

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防波堤の向こうには利根川が流れている。

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成田駅から1時間10分くらいかかり、銚子駅に到着する。今日の最終目的地は犬吠埼近くのホテルなので、このまま銚子電鉄の電車に乗り換えることにする。

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銚子電鉄は同じホームで乗り換えができるみたいで、SuicaやPasmoなどのIC乗車券は簡易改札機をタッチしてJR分の運賃を精算する。

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ここから先が銚子電鉄だけど、銚子電鉄の改札はないみたい。「絶対にあきらめない ちょうし駅」と書かれている。

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JR線との接続が考慮されているみたいで、ちょうど銚子電鉄の電車が入線してくる。時刻は16時ごろだけど電車から降りてくる人はけっこういて、バス1台では乗り切れないくらいの乗客がいる。

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元々は京王線の電車で、愛媛県の伊予鉄道を経由して銚子電鉄にやってきた2000形。

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平日の午後なので観光客が多い時間帯ではないけど、乗客はそこそこいるので地域の足として使われている。

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バルーンのオブジェが座っている。

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車掌さんから切符を購入。犬吠駅までは350円。

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電車は銚子駅を出発。車窓の風景を楽しんでいると虹が出ていることに気がつく。銚子あたりは雨が降ったのかなぁ?

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11月下旬になると16時半には陽が沈んでしまう。太陽が沈めば、虹も見えなくなる。虹を見たいけど、間に合うかなぁ?

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電車は犬吠駅に到着。

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犬吠駅は犬吠埼に行く観光客が多い駅なんだろうなぁ。犬吠駅は有人駅で、ぬれ煎餅などを売る売店がある。むしろ、銚子駅はJRの駅なので、銚子電鉄のぬれ煎餅やまずい棒などを買えるのは犬吠駅しかない。

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犬吠駅の駅舎から外に出て、急いで空を見上げるとまだ虹が見える。間に合った。しかも、アーチがわかる立派な虹。

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駅の改札を出ると駅前は広場になっている。

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旅館に電話をかけてクルマで迎えにきてもらう。

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綺麗な虹を見られて、犬吠駅に来てなんだか幸せな気分。今回は1泊2日の小旅行なんだけど、成田山新勝寺の門前町でうなぎを食べたり、成田山新勝寺で御護摩祈祷に参加したり、銚子電鉄に乗って虹を見られたり、なんだか幸せな一日。

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2022年12月20日 (火)

成田空港のその先へ、銚子電鉄に乗って犬吠埼へ。 1日目(3)初めての成田山新勝寺参拝。

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成田山新勝寺の仁王門をくぐり、階段を上がると大本堂の前に出る。右手には三重塔がある。

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本堂は1968年に建立されたもので、御護摩祈祷を受けることができる。

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三重塔は1712年に建立された重要文化財。成田山新勝寺は、平安時代の平将門の乱の時代の940年の開山であり、「成田屋」の屋号を持つ市川家との縁も江戸時代から続いている。

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七五三の参拝かなぁ?

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事前にあまり情報を調べずに行き当たりばったりの旅をする私はまったく知らなかったんだけど、ちょうど13時から御護摩祈祷が始まるのでせっかくなので参拝することにする。

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私の願いも疫病退散し、平穏な世界が戻ってくること。

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炎が上がる祈祷に初めて参加する。高野山の宿坊で朝の勤行に参加したことはあるけれど、儀式として、なかなか御護摩祈祷は興味深いもの。御護摩祈祷が歴史あるものであり、儀式としての手順は大きく変わってなく現在も続いているものだと考えると、感慨深い。

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御護摩祈祷を終えると、ポケットに入るような不動明王御真言を手に入れる。

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敷地は広く、平和大塔・醫王殿参道の道案内にしたがって進むことにする。

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参道を進むと多くの建物がある。

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正面に見えるのは大日如来、愛染明王、不動明王を祀る光明堂。

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さらに進むと、健康長寿と病気平癒の祈祷所である醫王殿(いおうでん)と、成田空港に向かうときにスカイライナーやスカイアクセス特急から見える平和大塔。思えば、8ヶ月前の2020年3月のイタリア・シチリア旅行の際も、スカイライナーの車窓からこの平和大塔を見たことを覚えている。

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里にも紅葉が降りてきており、紅葉を楽しむのにはちょうどいいかも。

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「額堂」は奉納された額や絵馬をかける建物で、1861年の建立。

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7代目「成田屋」市川團十郎の石像がある。

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本当は、もっとたくさんの建物を巡っているんだけど、そもそも私は成田山新勝寺に来たのは初めてで建物についての説明をできるわけではないので、きっと私以外の詳しい人が紹介しているだろうと思って省略する。成田山新勝寺の参拝を終えて、今度はJR線の成田駅を目指す。

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成田山新勝寺、おもしろかったなぁ。そして、門前町の参道も楽しい。また来てもいいかも。次回は、川豊さんでうなぎを食べてみようかな。

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金時の甘太郎焼が気になって、ちょっと立ち寄ってみる。

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まぁ、今川焼や大判焼と言われているもの。あんは黒あんと白あんがある。

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美味しそうなので、黒あんを一つ購入し食べてみるけど、焼きたてでなかなか美味しい。2020年10月ごろからは新型コロナウイルス感染症の感染者数も減少し、ようやく歩いていて気になったものを、その場で食べられる世の中が戻ってきたかもしれない。2020年秋ごろは、このまま新型コロナウイルス感染症も収束に向かうと信じていた。

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2020年3月にイタリア・シチリア島に行ってから、何かを知りたい、何かに興味を持つ「好奇心」を失ったら人生は終わりだと感じていて、新型コロナウイルス感染症の感染者数も減少しつつあり、GoToトラベルによる旅行促進の政策も出ており、ようやく平穏な世界が戻ってきたことを感じ始めている。10月に南房総に行った帰りに、道の駅で千葉県の名物は落花生であることを感じたばかりなので、落花生を見たいという「好奇心」が湧いて、お店に入ってみる。

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この時期は落花生の新豆の時期。「千葉半立」というのは品種名。

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成田駅に近いところにある成田ゆめ牧場がつい気になって、足を止めてしまう。

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気になったものは、試してみるべきでしょう。新型コロナウイルス感染症後、安心で安全な旅行を再開してから、町を歩くことを避けてきたので、今回が初めての本格的な街歩き。ようやく、私の本来の行き当たりばったりで、興味を持ったら足を止める街歩きが戻ってきたような気がする。

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ここからはJR成田線に乗って、銚子電鉄の電車に乗るために銚子を目指す。今回、成田山新勝寺も門前町も楽しかったので、成田で途中下車してよかったと思う。新型コロナウイルス感染症の感染者数が減少してきており、久しぶりの行き当たりばったりの街歩きができたことがとても楽しい。オンタイムの時点では、新型コロナウイルス感染症の第3波の足音が近づいていることは、まだ知らない。

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2022年12月16日 (金)

成田空港のその先へ、銚子電鉄に乗って犬吠埼へ。 1日目(2)成田山新勝寺の表参道の「駿河屋」でうなぎを食べる。

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成田山新勝寺に向かう山道を歩く。平日だけど人通りもあり、お店も密集しており、賑やかな雰囲気。初めて成田山新勝寺を訪れるんだけど、確かに、東京から鉄道を引くほどの参拝客を集めているだけのことはあるのかも。

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人だかりができているお店がある。

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「川豊」はうなぎ屋さん。うなぎが名物だというのは知識としては知っていたんだけど、実際に町を歩いてもうなぎが名物なんだなぁと感じる。

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おもしろいのは、お店の前でうなぎを捌き、ここで蒸して、ここで焼いている。

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ここでうなぎを焼く香ばしい香りを嗅いだら、確かに立ち寄ってしまう。お店の目の前でうなぎを焼いているお店があることは成田山新勝寺の参道で初めて知ったんだけど、参道に広がるうなぎを焼く香りに足を止めてしまう。

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なんとか「川豊」さんを通り過ぎる。お昼ごはんに近い時間帯になり、お店を気にし始めると、うなぎ屋さんが多い。

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また、店先でうなぎを捌いているお店を発見。

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意図的に参道にうなぎを焼く香りを出すようにしているんだろうなぁ。

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炭火で焼いているのがわかる。風景を見るだけではなく耳で聞いて風を感じるために私は旅に出るんだけど、炭火で焼いているのを見て、うなぎを焼く香ばしい香りを感じてしまうと、もう負けてしまいそう。

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「川豊」さんと「駿河屋」さんとどちらがいいのかはわからないけど、今日は「駿河屋」さんに入ってみることにする。

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正午前なので、まだ空いているようで、2階席にすぐに案内される。

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ちゃんとしたうなぎ屋さんは、注文してから捌くので時間がかかるけど、このお店はどうかなぁ?お店の前でどんどん捌かれて、どんどん焼かれているから、そんなに待たないかも。

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うなぎが焼けるまで時間がかかるかもしれないので、ビールを飲んで待つことにする。鉄道やバスの旅の良いところはお昼から飲めること。

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時間がかかるかもしれないと思って「鰻煮こごり」をつまみながら、うなぎが焼けるのを待つ。

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そんなに待たずにうな重が運ばれてくる。

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蓋を開けると、うなぎとタレの香りが広がる。

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奮発して特上うな重は、ぎっしりとお重にうなぎが詰まっている。

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今まで成田山新勝寺を訪れなかったことを後悔している。参道の門前町も楽しいし、何よりもうなぎ屋さんの店先のパフォーマンスは最高に楽しいし、そして、美味しい。その意味では、新型コロナウイルス感染症の流行がなければ、成田空港に行くことはあるにせよ、ずっと成田は通過するのみだったかもしれないなぁ。新型コロナウイルス感染症の流行があったからこそ、「まだ知らないどこか」を知ったような気がする。

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さらに参道を進むと門前には、昔の役所のようなコンクリート作りの建物がある。大きな駐車場があるので、バスでの参拝なども受け入れているんだろうなぁ。

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成田山新勝寺の総門は参道と直角に位置している。総門は2008年に建立されたもの。

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総門をくぐると、次に見えるのは仁王門で、こちらは1831年建立の重要文化財。

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新型コロナウイルス感染症の流行後は封鎖されていることも多い手水舎は普通に利用できる。

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仁王門に吊るされている大提灯は「魚がし」と読めるけど、魚河岸講の奉納品。今でも「講」という組織が商売の世界では続いているんだろうなぁ。

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仁王門をくぐると、階段があり、大本堂の屋根だけが見える。

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階段を登り、いざ大本堂を目指す。

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2022年12月13日 (火)

2020成田空港のその先へ、銚子電鉄に乗って犬吠埼へ。 1日目(1)何度も通過はしているけど、人生初めて下車する京成成田駅。

「まだ知らないどこか」は遠くにあるとは限らない。私の旅行の特徴として、新型コロナウイルス感染症のパンデミック以前は海外旅行も国内旅行も航空旅行が主体で、それ以外ではたまに青春18きっぷの鉄道旅に出るくらいで、ドライブを伴う宿泊もしないし、近距離旅行が弱い。そう考えると、関東地方にだって「まだ知らないどこか」はたくさんある。例えば、千葉県だって、海外旅行に行くために成田空港に向かうことはあっても、成田空港よりも先に行ったことがない。そもそも、成田山新勝寺にすら行ったことがない。京成電鉄は成田空港が終着駅として線路が引かれたのではなく、成田山新勝寺の参拝客の輸送が主目的であり、それだけ参拝客を集めている成田山新勝寺を「まだ知らない」ことは恥ずべきことかもしれないなぁ。ということで、今回のディスティネーションは、「成田空港のその先へ、銚子電鉄に乗って犬吠埼へ」に向かうことにする。

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2020年11月20日、金曜日。都営新宿線神保町駅が今回の旅のスタート。成田空港に行くルートは、人身事故などの輸送障害が発生しても迂回できるように研究しており、今回は本八幡駅で京成本線を経由して、まずは成田山新勝寺のある京成成田駅を目指すことにする。

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都営新宿線は本八幡まで急行運転をしているので便利。最近では、馬喰横山駅で都営浅草線に乗り換えて、スカイアクセス特急で成田空港に向かうことが多いんだけど、このルートだと京成成田を通らないので、今日は京成本線を目指す。

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都営新宿線は江東区に入ると地上に出て、高架線を走る。

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終点の本八幡駅に到着する。

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都営新宿線の本八幡駅は、京成八幡駅と接続しているので、時間に余裕があるときは新宿駅から都営新宿線に乗って、本八幡駅を経由して成田空港に向かうことができる。

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地上に出ると、目の前が京成八幡駅。

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橋上駅になっているので、さらに階段を上がると京成本線の改札がある。

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京成八幡駅は特急も停車する駅だけど、そんなに大きな駅ではない。

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特急成田空港行きの電車がホームに入ってくる。

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えっ!?いつもは車内から見ている京成パンダの裏側があることに人生初めて気がつく。そもそも、私は成田空港や羽田空港に向かう時しか京成電鉄の車両に乗ることはないので、今までずっーと、ずーっと気がつかなかったんだけど、ドアの外側には「かけこみ禁止!」の京成パンダがいる。本当に何度も何度も京成電鉄の車両に乗っているのに、写真に撮ることは難しいにせよ、なぜ気がつかなかったんだろう。まだまだ、日常生活の中にも私が気づいていないだけで、「まだ知らない」ことがあるんだなぁ。

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電車の中から見る「ドアにご注意!」の京成パンダはいつも見慣れているんだけど、まさか裏側にも「かけこみ禁止!」バージョンがあったなんて。今までずーっと気がつかないなんて、私もぼーっと生きてきたんだなぁ。

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京成本線経由で成田空港に向かうときは京成臼井を過ぎて、印旛沼が見えるあたりの風景が好き。かつて、まだスカイアクセス特急がない頃に、ケチってスカイライナーに乗らずに日暮里から京成本線の特急に乗ると、長時間の乗車に飽きてきたころに見る風景なので印象深い。

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オランダの風景をイメージしたんだと思うけど、この風車のある風景がいつも気になってはいるんだけど、鉄道駅からは遠いし、ここに行くことはないだろうなぁ。

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2020年11月の段階では、外務省・海外安全ホームページでも全世界に渡航延期勧告が出ており、ルールとしては海外への観光旅行は難しい時期だけど、スーツケースを持って空港に向かう人がいる。まぁ、日本という国は輸入や輸出が必要であり、業務渡航もあるわけで「海外旅行」=「不要不急」=「悪」というレッテルがそもそも間違っている。

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人生、初めての京成成田駅で下車。

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再び、成田空港から海外旅行に行ける日はいつになるんだろう。実は2020年11月のこの時期は新型コロナウイルス感染症の陽性者数は第2波のピーク時よりも少なく、翌2021年春には海外旅行が再開できるかなぁ?と淡い期待を持っていた。実際は2020年11月下旬から、第3波が始まりつつあるんだけど。

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人生初めての京成成田駅での下車。もともと京成電鉄は東「京」と「成」田を結ぶために作られた鉄道で、成田山新勝寺への参拝客の輸送を目的としていた。神社仏閣への参拝を目的とした鉄道は京成電鉄だけではなく、全国各地に見られるもので、それだけ日本人は神社仏閣への参拝を目的とした旅行が好きだったんだろう。

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京成成田駅を出て、駅前の道をまっすぐ進む。

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まっすぐ進むとJR成田駅前に出る。JR成田駅の方が京成成田駅よりも成田山新勝寺の参道に近いので、現在のJR線成田駅の方が先に駅ができたということなんだろうなぁ。

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成田山新勝寺に続く表参道を歩いていくと、昔ながらの食料品店。かつては、こんな感じの商店が並んでいたのかなぁ?

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千葉といえば落花生。個人商店が並んでおり、寺社前の門前町としての雰囲気を今でも感じることができる。

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甘太郎焼きは、大判焼き。

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表参道沿いに「長命泉」という造り酒屋がある。成田山新勝寺は、昔から参拝客がいて、今でも門前町が成り立っているのを感じるだけで、私にとっては楽しい。観光スポットそのものよりも、私は町を歩くのが好きなのかもしれないなぁ。

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開いているお店が多い表参道。昔から成田山新勝寺に向かう人が多いからこそ成り立つ町。

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道路が細いのは昔からの道である証拠。右にカーブする表参道は、お店が密集してきており、さらに門前町の雰囲気を感じ取ることができる。成田山新勝寺に向かって、表参道を進む。

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