秋のウィーン、ザルツブルク、ハルシュタット周遊旅行 3日目(11)ザルツブルクでの夕ごはんは“Bräu Pfandl”。
ゲトライデガッセ“Getreidegasse”はザルツブルク旧市街でもっとも賑やかな繁華街。
シュテルンブロイ“Sternbräu”は「地球の歩き方」掲載のビアホール。
ここで夕食を食べるつもりで中に入ってみると、ビアホールのような雰囲気の場所を想像していたんだけど、オフシーズンだからなのかなぁ?時間が早いのかなぁ?お客さんがいないので賑やかさがまったくない。屋内にあるちゃんとしたレストランは営業しているんだけど、ガイドブックを見てここに来た私の気分はビアホール。レストランだったら、ホテル・イムラウアー&ブロイ“Hotel IMLAUER & Bräu”併設のビアレストラン“Braurestaurant IMLAUER”でもいい気がする。
旧市街のここで飲んじゃうと、ホテルまでけっこう歩くので、むしろ、ホテルのビアレストランだったら部屋に帰れば寝るだけなので、そのほうがいいかなぁ?と思い始めている。迷っているうちにシュテルンブロイ“Sternbräu”を通り抜けて、川沿いの道に出る。
歩行者専用橋であるマカルト橋“Makartsteg”を渡ってホテルのある新市街に戻ることにする。
この橋は南京錠がたくさん取り付けられている。この橋で願い事をすれば幸せになれるのかなぁ?
川沿いの大きな建物はホテル・ザッハー“Sacher Salzburg”。ザッハトルテで有名なホテル・ザッハーはウィーンだけではなくザルツブルクにもある。
橋の上からザルツァッハ川の下流の風景を眺める。すでに周囲は暗くなってきており、建物はシルエットしか見えない。
橋を渡り、大きな通りを越えるとマカルト広場“Makartplatz”に出る。ザルツブルク州立劇場“Salzburger Landestheater”の前を通ると、目の前にはブリストルホテル“Hotel Bristol”が見える。
ブリストルホテルの手前にミラベル庭園“Mirabellgarten”に抜ける道がある。だいぶ周囲が暗くなってきているので庭園を楽しめる雰囲気ではないんだけど、ホテルに戻る近道になりそうなのでミラベル庭園に入ってみることにする。
芝生に模様が描かれているんだけど、カメラで光を拾うよりも実際は暗いのでほとんど色は感じられず、よくわからない。
庭園の中央には4つの要素の噴水“Vier-Elemente-Brunnen”がある。4つの要素とは、それぞれ、“Element Erde”(大地),“Element Wasser”(水),“Element Feuer”(火),“Element Luft”(空気)のようだけど、暗くなってしまっておりその表現を感じることはできない。奥に見えるのはミラベル宮殿“Schloss Mirabell”。
オブジェはライティングされている。芝生はきれいに整えられているのが暗くてもわかる。
ミラベル宮殿から庭園を見ると、真っ正面にホーエンザルツブルク城塞が見える。おそらく、見えるように作られているのだろう。
ミラベル広場“Mirabellplatz”に面しているのはザンクト・アンドレー教会“Stadtpfarrkirche St. Andrä”。19世紀にかつてリンツァー通りにあった教会を、現在地に場所を変えて建設されたもの。
バス通りをまっすぐ歩けばホテルに戻れるはず。すでにカメラの方が光を拾うので、周囲は暗い。
ようやくハルシュタット日帰り観光からホテル・イムラウアー&ブロイ“Hotel IMLAUER & Bräu”に戻ってくる。ハルシュタットだけではなく、ザルツカンマーグート全体がこんなに美しい風景だとは思っていなかった。1日あたりで300枚以上の写真を使って全11話になるのは過去最高のボリューム。
けっきょく、荷物も持たず、ホテルの1階のドアを開ければレストランという利便性。そして、食事が終わったら酔っぱらっていてもすぐに部屋に戻れるという利便性を考えると、ホテル併設のビアレストラン“Braurestaurant IMLAUER”は魅力的。
雨でもないのに、ホテル併設という利便性だけでは私はたぶん同じレストランに2日連続で行くことは少ないので、昨日、利用してみて、雰囲気もいいし、美味しかったというのが理由。それにこのレストラン、けっこうに賑わっている。
今日はザルツブルグの地ビールであるシュティーグルのヴァイス“Stiegl Weisse”。
今日も前菜を頼まずにメインのみ。私は「まだ知らない」料理に好奇心を抱いてしまうので、メニューを見て、どんなものが来るのかが想像できなかった“Bräu Pfandl”という料理を注文。まったくわからないわけじゃなくて、料理の説明を見ると、つづりがちょっと違うんだけど、「地球の歩き方」にバウエルンプファンドル“Bauernpfandl”として「農民のフライパン」と紹介されている料理だと思う。「地球の歩き方」によると豚肉とキノコの炒め煮に、シュペッツレ“Kräuterspätzle”がつけあわせのようだけど。
豚ヒレ肉のグリルのシャンピニオンソース。ちゃんとシャンピニオンがいっぱい入っている。
つけあわせは、南ドイツのパスタであるシュペッツレ“Kräuterspätzle”。すいとんのような食感だけど、おいしい。つけ合わせに温野菜もあり、一皿でバランスがいい感じ。
コーヒーを飲んで食後の余韻を味わう。ドアを開ければホテルのレセプションで、エレベータに乗れば自分の部屋という環境面のメリットもあるけど、このホテル併設のレストランはビールの種類もあるし、料理も美味しい。
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