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福島県

2021年5月28日 (金)

青春18切符で行く初冬の袋田の滝、奥久慈大子温泉ひとり旅 2日目(2)再び、白河駅で途中下車して白河ラーメン。

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ここから先は、2019年3月の「青春18きっぷで行く、会津若松東山温泉ひとり旅」とコースがかぶっているので、ここから先は旅行記ブログに載せなくてもいいかもしれない。それでも、昨年2020年春以降、新型コロナウイルス感染症のために新しい旅行がなかなかできず、ネタ切れのためにこの旅行記ブログそのものの存続が危うくなっているので、1日でも長くこのブログを継続させるために、話を続けることにする。郡山に来た理由は、在来線改札口のすぐ横にある「郡山おみやげ館」に来たいと思っていたから。通路側には、私が大好きな「薄皮饅頭」の柏屋さんがある。

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私は、おまんじゅうとしては、柏屋さんの薄皮饅頭が今まで食べた中では一番美味しいと感じる。

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ゆべしの「かんのや」さんや、ままどおるの「三万石」さんもある。そして、ここの三万石では、郡山名物のロミオのクリームボックスも売られている。

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今回は控えめにしたつもりだけど、郡山に来るとお菓子を大量に購入してしまう。

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今回も、柏屋さんでおまけの薄皮饅頭をもらえる。これが楽しみで立ち寄ってしまう。

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郡山駅は乗換駅なので、駅弁屋さんもあれば、立ち喰いそばもある。郡山って、お菓子は有名なものがたくさんあるけど、食べ物は何が有名なんだろう?

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「海苔のりべん」税込1000円が気になってしまう。海苔弁が1000円なんて、豪華なんだろうなぁ。ちょっと気になってしまう。

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そろそろ電車が入線していそうなので、ホームに向かうことにする。

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新白河駅行きの電車はすでに入線している。

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車内に入ると、乗客は少なくて全員が着席できるし、空いているスペースもある。

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ちょっと天気が怪しい。

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12:20白河駅に到着。

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駅の外に出ると、残念ながら雨が降っていて、傘をささないと歩けない感じ。

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前回と違うお店に行こうと思って前回のお店とは反対方向に歩き始める。

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今日は鈴木食堂に行ってみることにする。

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お店からちょうど出てきた人がいる。お昼時だから混んでいないといいなぁ。

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よかった。何組かのお客さんがいるけど、着席できる。

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ワンタンメンを注文し、しばらく待っていると運ばれてくる。

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12月中旬の雨が降る寒い日には、温かいラーメンが美味しい。

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すっきりとした醤油ラーメンが私は好きで、その意味では佐野ラーメンや喜多方ラーメン、そして最近では白河ラーメンがお気に入り。その白河ラーメンを食べるために、わざわざ白河駅で途中下車してしまう。

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白河ラーメンを食べることだけが目的なので、食べ終えると駅に向かって歩き始める。でも、やっぱり私は白河ラーメンって好きかもしれない。また東北本線の乗ることがあったら、ここでお昼を食べるようにスケジュールを組むような気がする。バスに乗らないといけないんだけど、有名な白河ラーメンのお店があるみたいで、白河ラーメンを食べるために旅行を組んでもいいかもしれない。

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白河には小峰城がある。お城からはけっこう離れているんだけど、こんなところに城門がある。

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城門跡らしく、道が直角に曲がっている。お城って、天守閣だけではなく、土塁などの敵の侵入を防ぐ仕組みがあって、ヨーロッパのお城でも、日本のお城でも、その仕組みを知るのが私はけっこう好き。

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駅前の広場には、夜になるとライトアップされるのかなぁ?きれいなオブジェが並んでいる。

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白河駅に戻ってくる。

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駅構内に入り、折り畳み傘を畳む。

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次の列車は13:27新白河行き。短い2両編成。

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プラットフォームに上がると、誰もいない。

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小峰城の天守閣がよく見える。

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そして、前回と同様にE531系交直流電車が停車している。2019年12月の時点では、朝夕の乗客が多い時間帯以外はE531系交直両用電車は白河駅で休んでいる。

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2021年5月25日 (火)

青春18切符で行く初冬の袋田の滝、奥久慈大子温泉ひとり旅 2日目(1)常陸大子駅から水郡線の終点、郡山駅へ。

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2019年12月17日、火曜日。奥久慈温泉、「ホテル奥久慈館」で迎える朝。温泉旅館なので、少し早起きをして朝風呂を浴びる。

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ロビーにある階段を上がってバイキング会場へと向かう。

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ゲームコーナーがある。カラオケも共用だけど無料で楽しめる。

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少し遅めにバイキング会場に行ったので、すでにお客さんは料理を取り終えて、食事を楽しんでいる。

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さっそく、料理を取りに行く。

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ちゃんとパンや洋風の朝食メニューもある。

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でも、和食のおかずの方が充実している。

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伊東園ホテルズはホテルごとの特色のあるおかずもある。奥久慈館特製ねぎ味噌。「特製」という言葉に私は弱い。

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一品ずつの量は少なくしているけど、サラダを含めておかずを取りすぎているような気がする。

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ホテル奥久慈館をチェックアウト。今回は青春18きっぷの旅。再び水郡線の列車に乗って、郡山方面を目指すことにする。前回、会津若松に行った帰りに白河ラーメンのワンタンメンが美味しかったので、お昼ごはんは白河で食べることを決めている。

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久慈川に向けて緩やかな坂道を下る。

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朝の久慈川の風景。よく見ると、台風19号の影響で堤防が決壊したのかなぁ?大きな土のうが積まれているのがわかる。何しろ水郡線の橋が流されるくらいの被害があったんだから、この地域に深い傷跡を残しているんだろう。

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反対側の土手もえぐられていて、土のうが準備されている。

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民家の軒先に吊るされている、藤の花のような折り紙はなんだろう?

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「がんばっぺ」という言葉がかわいらしい。台風19号からの復興という意味での「がんばっぺ」なんだろうなぁ。その意味では、今回は、台風の影響も受けており、オフシーズンでお店もやっていない袋田の滝に来てしまったので、お店もやっている季節に袋田の滝にもう一度来てみたい。その時には、地元のお店で「けんちん蕎麦」を食べてみたい。

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15分ほど歩いて常陸大子駅に到着。

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蒸気機関車が保存されている。

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蒸気機関車よりも線路わきのプジョー207が気になってしまう。

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常陸大子駅までが大都市近郊区間。ここから東京方面はSUICAが使える反面、大都市近郊区間内のみの区間の乗車では途中下車ができない。ここでSUICAをタッチしてから代行バスに乗るのかなぁ?

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手作り感がある行先表示。私が乗る列車は9:04発郡山行き。

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常陸大子駅の構内に入ると、けっこう大きな駅であることに気がつく。奥には車庫が見えるので、運行上の拠点の駅なんだろうなぁ。だからこそ、蒸気機関車が保存展示されていたのかもしれない。

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ここから水戸方面は代行バスとなり折り返し運転になるので、1番ホームだけで運用できないのなかなぁ?跨線橋を渡って2番ホームに向かう。

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2番ホームで郡山行きの列車を待っていると、郡山方面からディーゼル気動車が入線してきた。おそらく、車庫(留置線)から出てきた車両。

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本来はこの列車は水戸駅始発だけど、橋梁が台風19号で流されたために常陸大子駅が始発となる。郡山方面に向かう乗客はほとんどいない。

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列車は9:04に常陸大子駅を出発。車窓から風景を眺めていると、常陸大子駅には転車台がある。

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今回、お昼ごはんは白河ラーメンと決めているんだけど、白河に向かうのに水郡線を磐城棚倉駅で途中下車して、バスでショートカットをしようかと考えていた。磐城棚倉駅から白河駅までは、第二次世界大戦時にレールを徴収するために不要不急線となった旧国鉄、白棚(はくほう)線のあとにJRバスが走っている。もちろん、青春18きっぷは使えないので、「概念」を重視して青春18きっぷで使えるルート以外は絶対に使わないという自主ルールを持っている人からみたら邪道なルートだけど、短絡ルートとしては検討していた。それに、棚倉には、棚倉城があり、かつては棚倉藩が置かれていたので、城下町の名残を見られるかもしれない。だけど、今回は素直に水郡線に乗り続けて郡山に向かうことにする。

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電車の走る架線が見えてきた。郡山の一つ手前の安積永盛駅に到着する。磐城棚倉駅で途中下車の次に検討したのは、安積永盛駅で東北本線新白河方面の列車に乗り継ぐこと。安積永盛駅と郡山駅の間は東北本線の電車と水郡線の列車が重複して走っており、水郡線の安積永盛到着は10:43で、終点の郡山到着が10:50。東北本線の白河方面への上り列車は、郡山駅を10:45発で、安積永盛の出発は10:50。鉄道ダイアグラムを使った殺人事件のトリックみたいだけど、この駅で乗り換えれば、郡山駅で乗り換えるよりも1時間早い電車に乗り継ぐことができる。

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だけど、朝ごはんをいっぱい食べてしまい、白河駅に11:20についても、おなかが空かないことと、前回、会津若松に行ったときに郡山銘菓の魅力を知ってしまっているので、終点の郡山駅まで行ってしまうことにする。郡山到着が10:50で、次の新白河行きは55分待ちの郡山駅11:45発で、白河駅には12:21到着予定。

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水郡線の列車は終点郡山駅に到着。

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郡山駅の水郡線の発着する3番ホームは、切り欠きのホームになっている。

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郡山駅に到着。55分の乗り継ぎ時間があるので、前回、会津若松駅からの帰り道に魅了された郡山銘菓に会いに行くことにする。

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2020年5月10日 (日)

青春18きっぷで行く、会津若松東山温泉ひとり旅 2日目(3)旅の最後は宇都宮駅で餃子とビール。

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2019年3月17日、日曜日。白河駅12:21発の新白河駅行きの電車に乗ることにする。

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東北本線白河駅は、新幹線の接続駅はお隣の新白河駅となってしまっており、各駅停車しか止まらない駅なんだけど、ホームが長い。かつては長い編成の列車が停車したんだろうなぁ。

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留置線には交直両用の5両編成の電車が止まっている。黒磯駅の高久駅方面にデッドセクションがあるために、この交直両用電車でないと黒磯・新白河駅間は運転できない。交直両用電車は、朝夕の乗客が多い時間帯以外は白河駅で眠っている。

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駅のホームからは小峰城がよく見える。

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白河駅12:21発の新白河駅行きの電車がやってきた。

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電車は空いている。

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新白河駅では、ホームの途中で線路が途切れている。

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同じホームを黒磯側に歩いて行くと、黒磯行きのホームになっている。階段を上らずに同一ホームで乗り換えられるようになっている。ちなみに乗り換えに便利なのは一番前の車両。新白河駅到着が12:25で、次の黒磯行きが12:47発なので22分の乗り継ぎ時間。

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黒磯方面から、八高線と同じキハ110系の気動車が入線してきた。2両編成なので、空いている時ならいいんだけど、青春18きっぷの時期には混雑することもある。

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東北本線は全線電化されているんだけど、電車じゃなくて非電化路線用のディーゼルカー。まぁ、鉄道が好きな人には説明する必要はないんだけど、交流と直流のデッドセクションが黒磯駅から高久駅方面のところにあり、交流と直流に対応した交直両用電車しか運転できない。だけど、非電化区間用の気動車だったら、電気がなくても走れるため、交流や直流といった電化方式には関係なく運転できるので、この区間はディーゼルカーで運行されている。

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新白河駅12:47発の黒磯行きの列車が出発。

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曇り空なので車窓からの風景はあまり楽しめない。

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13:10黒磯駅に到着。黒磯駅では、跨線橋を渡っての乗り換え。

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黒磯から宇都宮駅の電車は車両が長くなるので、青春18きっぷの時期でも焦らずとも座ることができる。走る必要は全くない。

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黒磯駅13:21発の電車は宇都宮行き。11分の接続時間。

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車両は205系かな?

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黒磯駅まで乗ってきたキハ110系が見える。ここから先はロングシートの列車で宇都宮駅まで50分ほど乗る。

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14:14宇都宮駅に到着。電車は折り返し、黒磯へ向かう。

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うーん、水ようかんを買ってしまったので、早く帰ろうと思って早めに戻りすぎてしまったかも。さすがに14時台に宇都宮だと、早く戻りすぎかも。宇都宮駅で途中下車することにする。

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栃木県って、いちご味のお菓子などのおみやげの開発力がすごい。少し茨城県にもその商品開発能力を分けてあげたいくらい。茨城だって、メロン味のお菓子とかを大量に作ればいいのに、納豆に、梅のお菓子、干し芋など地味すぎる。

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ラーメンを2時間くらい前に食べたんだけど、餃子を宇都宮で食べることにする。駅ビルに入っている「味噌と餃子・青源」というお店に入る。なお、この旅行は外食についての配慮をしていない2019年3月のもの。

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「お手軽セット」なんて、いいものがあるじゃない。このお店はネギ味噌餃子が名物みたい。

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白河ラーメンと宇都宮餃子で、ラーメンと餃子。鉄道の旅は昼間からビールが飲めるのがいい。

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そして、青源のネギ味噌餃子が美味しい。

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餃子とビールを堪能して、宇都宮駅から14:50発の湘南新宿ライン逗子行きに乗る。

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大宮駅までは1時間20分くらいかかる。栗橋からは埼玉県に入るんだけど、埼玉県人でありながら滅多に来ないし、私にとって東北本線の大宮以北は「まだ知らない」エリア。大宮までけっこう駅があり、久喜から大宮まで20分もかかることを知る。

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大宮駅に16:12到着。

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5分の乗り継ぎ時間で、大宮駅16:17発の川越線川越行きに乗ることにする。

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川越線に乗って、今回の旅は終了。伊東園ホテルの温泉ひとり旅、もともと私が昭和の雰囲気の旅館が好きなこともあって楽しかった。布団は最初から敷いてあり、バイキングも特別なものはないかもしれない。だけど、ビールも飲み放題で、地酒を飲むこともできる。そして、昭和の時代には名旅館だったわけで、立派な温泉に入ることができる。従来の温泉旅館と違うカテゴリーとして、伊東園ホテルズの温泉ひとり旅、私はリピートありだと思っている。しかも、伊東園ホテルズのいいところは、おひとり様でも同一料金であるのがうれしい。新型コロナウイルス感染が落ち着いてきたら、最近の私は関東近郊の旅行は少ないので、伊東園ホテルズのお気軽「温泉ひとり旅」もいいかもしれないなぁ。

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家に着くと、郡山銘菓の山。私は、どうも郡山銘菓が好きみたい。いつかは平穏に旅を楽しめる時期が必ず戻ってくる。ものごとには初めがあれば、必ずや終わりがある。東京スカパラダイスオーケストラの「Good Morning〜ブルー・デイジー」の歌詞のように、朝が来ない夜はないと信じている。(青春18きっぷで行く、会津若松東山温泉ひとり旅 おしまい)

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2020年5月 7日 (木)

青春18きっぷで行く、会津若松東山温泉ひとり旅 2日目(2)お昼ごはんは白河駅で途中下車して「白河ラーメン」。

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2019年3月17日、日曜日。9:09発快速郡山行きで終点の郡山に向かう。

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日曜日の朝の列車は空いている。

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只見線のディーゼル列車が見える。いつかは只見線にも乗ってみたいとは思っているけれど、運行本数が少ないので、短い日程だと、スケジュールがけっこう厳しい。今回は会津若松の観光をするために早い時間に到着したかったために磐越西線経由にしたけど、次回は会津若松観光をせずに到着が夜でもいいから、小出から只見線に乗ってもいいかもしれないなぁ。

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地図で見ると、会津若松から猪苗代あたりまでの磐越西線は線路が曲がりくねっている。この区間は私は初めて乗るんだけど、地形のアップダウンがあり、そのために線路が曲がりくねっていることがわかる。

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車窓からは会津磐梯山がきれいに見える。

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10:11終点の郡山駅に到着。

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東北本線、新白河駅行きの出発時刻は10:45なので34分の接続時間がある。

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郡山駅の改札外に出てみることにする。

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郡山駅在来線改札を出てすぐのところに「郡山おみやげ館」がある。柏屋や三万石、かんのやなどの郡山の名店がならんでいる。

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三万石の「ままどおる」や「エキソンパイ」も大好きなんだけど、私が一番好きなのは柏屋の薄皮饅頭。この饅頭の甘さが、甘いんだけど絶妙で大好きだったりする。

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試食コーナーもあるので幸せな気分。

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郡山土産を買っていたら、すでに時刻は10:30少し前。東北本線の上り列車のホームに向かう。

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4番線の新白河駅行きに乗る。ここからはひたすら東北本線を乗り継ぎ、埼玉県の大宮を目指す。

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すでに新白河駅行きの電車が入線している。

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日曜日だからかなぁ。青春18きっぷで東京に向かうには早すぎるのか、電車は空いている。

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郡山駅構内の柏屋さんでおみやげを買うと、もれなく、おまけのおまんじゅうがもらえる。できたてなのか、このおまけのおまんじゅうが美味しいんです。

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まっすぐ帰るには早すぎるので、終点新白河駅のひとつ手前の白河駅で途中下車。白河駅の到着時刻は11:20なので、早めのお昼を食べることにする。白河と言えば、やっぱり白河ラーメンでしょう。なお、こんな注釈をつけたくはないんだけど、この旅行は外食についての配慮をしていない2019年3月のもの。

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白河駅を出る。

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商店街を歩く。この「グリル銀座」も気になるけど、今日は白河ラーメン。

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白河駅から近い「茶釜本店」というお店に行ってみることにする。お店の前では1組が並んでいるのかなぁ?

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お店は狭いので、何組もお客さんは入れない。

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白河ラーメンといえば、私にとってはワンタン麺。4人がけのテーブルをおひとり様でつかうのは申し訳ないけど、4人がけのテーブルしかないみたい。

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そして、ワンタン麺が運ばれてくる。

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白河ラーメンのワンタンは皮だけ。そして、スープはすっきりとした醤油味。これが美味しい。実は青春18きっぷで白河に立ち寄るのは初めてではなく、私は白河ラーメンをすっかり気に入っている。

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青春18きっぷで福島方面に行ったら、また白河ラーメンを食べてしまうと思うくらい、お気に入りなんです。

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商店街を歩き、白河駅に向かう。

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以前に小峰城観光はすでにしているので、今回の白河駅途中下車は白河ラーメンを食べるのみ。再び、東北本線の列車に乗り、埼玉県の大宮を目指す。

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2020年5月 4日 (月)

青春18きっぷで行く、会津若松東山温泉ひとり旅 2日目(1)伊東園ホテルズ「東山パークホテル 新風月」で朝食後、会津若松駅へ。

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2019年3月17日、日曜日。会津若松東山温泉で迎える朝。少し早起きして、朝風呂を浴びに行く。

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朝食を食べにバイキング会場へ。朝はゆっくり寝ている人も多いのか、そんなに混雑していなさそう。

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夕食と同様に、トレーを入口で取り、料理があるところに向かう。

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料理もゆっくり見て取ることができる。

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お刺身もあったりして、朝食バイキングとしては品数も多く、満足できる内容。

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ヨーグルトやコーヒーもある。

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伊東園ホテルズでの温泉ひとり旅、リピートありだなぁ。もともと昭和の温泉旅館が好きなので、古さは私には気にならない。むしろ、かつては団体旅行客で賑わっていた時期もあったんだろうなぁとノスタルジックに私は感じてしまう。従来のやり方では立ちゆかなくなった旅館を、あらかじめ布団を敷いておく。そして、宴会が開かれずに使われていない大広間をバイキングの会場としてしまうなどの改修をすることで旅館を再生する「伊東園ホテルズ」方式は、なるほどなぁと感心してしまう。普通の旅館とはちょっと違う「伊東園ホテルズ」方式だと割り切ってしまえば、本当にリピートありだと思う。あくまで2019年3月に訪れてみて感じた時の感想だけど。

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バス乗り場の「東山温泉駅」まで歩く。

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階段を上って神社にお参りすることにする。人の気配がしないし、あまり人が通っていない感じの階段。

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「湯泉神社」という名称なので、きっと、温泉街の神様なんだと思うけど、温泉街同様にひっそりしている。

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湯泉神社にはあまり参拝客が来ている感じはない。

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急な階段を下っていく。

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温泉街に日曜日の朝8時台から開いている和菓子屋さんを発見。

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どうやら「水ようかん」が名物のお店みたい。まだ寒い時期だし、持って帰ることができるかもしれないと思って、保冷容器に入った水ようかんを購入。

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川沿いを歩き、東山温泉駅へ向かう。

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東山温泉駅は狭い道沿いにある。

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昔ながらの待合室といった雰囲気で、ストーブが暖かい。

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会津若松駅方面の始発のバスは「あかべぇ」が7時台にあるけれど、8:37の「ハイカラさん」の始発に乗ることにする。朝風呂に入って朝食を食べて、ちょうどよい時間。

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バスがやってきた。

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東山温泉駅から「ハイカラさん」に乗る。

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飯盛山経由で会津若松駅に向かう。東山温泉から会津若松駅に行くには、飯盛山経由のバスのほうが早い。

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バスは会津若松駅に到着。

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帰りは会津若松駅から磐越西線で郡山に出て、東北本線経由。今回は行きと帰りで経路が重複しない一筆書きの旅。水ようかんを買ってしまったので、早めに帰らなくちゃ。

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改札カウンターで、青春18きっぷのスタンプをもらう。

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頭端式ホームの1番線から出発する9:09発の快速郡山行きに乗ることにする。

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1番ホームに行くと、すでに電車は入線している。この電車に乗って郡山に向かう。

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2020年4月28日 (火)

青春18きっぷで行く、会津若松東山温泉ひとり旅 1日目(5)おひとりさまでも同一料金、伊東園ホテルズ「東山パークホテル 新風月」へ。

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2019年3月16日土曜日。東山温泉は温泉街と行ってもオフシーズンだからか人通りはなく、土曜日なのにひっそりとした雰囲気。温泉場らしい遊び場だけど、閉まっているみたい。はたして、冬だからひっそりとしているか。もはや1年中、ひっそりとしているのか。

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この駐車場は、以前は廃墟スポットがあったらしい。近年、温泉宿の団体旅行というのが激減しており、高度経済成長期に建てられた旅館の廃業はここだけではなく、どの温泉地にもあること。バブル期に建てられた建物だって、平成だけでも30年経過しているわけで、メンテナンスを怠れば、すでに廃墟となり得る。

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凍結していたら怖そうな、神社への階段。おそらく、神社のあるこのあたりが東山温泉の中心街。

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坂道の途中に何件か飲食店があるみたい。

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お店があれば風情のある坂道なんだけどなぁ。

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「羽黒山」と書かれた立派な鳥居がある。先ほどの神社とは異なる神社で、立派な参道。

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今回の宿は、伊東園ホテルズの「東山パークホテル・新風月」。「早い者勝ち!室数限定!ちょっぴり滞在短めだけど、しっかり二食付プラン」入湯税込みで7494円という激安プラン。伊東園ホテルズのよいところは、一室一名のおひとり様でも同一料金で扱ってくれること。日本のホテルや旅館って、シングルユースだと値段が上がってしまうことが多いんだけど、伊東園ホテルズはおひとり様にとっても優しい。

東山パークホテル新風月
https://www.itoenhotel.com/higashiyama/

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「ちょっぴり滞在短め」は18時からのチェックイン。少し早めに到着してしまったので、18時までロビーで待つ。チェックインの手続きは18時前でもできるんだけど、プランのお約束通り、キーは18時の受け取りとなる。

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18時になり、部屋へと向かう。伊東園ホテルズのホテルは、かつては賑わっていただろう昭和を感じるホテル、旅館。だけど、私は昭和を感じるホテルが好きなので、むしろ、伊東園ホテルズのホテルはいいかも。まぁ、伊東園ホテルズのホテルは、コストパフォーマンスが良いんだけど、安いには理由があるわけで、基本的には建物の改修はされているんだけど、建物そのものは老朽化している。

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一人旅だとなんの支障もないんだけど、あらかじめ布団が敷いてある。少ない人数でオペレーションするには、たしかに布団は敷いておいた方がいい。よく考えられているなぁ。従来の温泉旅館とは異なるシステムと考えれば、伊東園ホテルズの合理的な方法はいいかもしれない。合理的だからこその料金の安さなんだから、そこは理解しないといけない。過去の概念に引きずられ、あらかじめ布団が敷いてあるなんて「けしからん」と思うんだったら、それなりのお値段の温泉旅館に泊まった方がいい。部屋自体は、一人では広すぎるくらい広い。

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部屋の窓からは会津の町がかろうじて見える。

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この建物が建てられたときは和式トイレが主流だったんだろうなぁ。

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ちゃんと茶菓子も1人分置かれている。

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お茶の伊藤園とは資本関係もなにもないと思われる。

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土曜日なのでバイキングの夕食は2部制になっており、まだ夕食の時間までは時間があるので温泉に入ることにする。

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「東山パークホテル・新風月」の温泉、ゆったりとくつろげていい。普通に温泉ホテルで、2食つきで7494円って、コストパフォーマンスが良すぎる。でも、きっと、建物が老朽化しているというクレーム的なコメントをする人もいるんだろうなぁ。文句を言うんだったら、1人1泊数万円以上するような高級旅館に泊まればいいのに。資本主義経済というのは、うまくできており、たいていの場合、サービスは価格に比例するものなんだから。

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夕食時間の少し前にバイキング会場に向かったら、すでに列ができている。もっと早めに来た方がよかったのかなぁ?伊東園ホテルズの特徴として、かつては団体旅行の大宴会場を改修してバイキングレストランにしているところ。ビュッフェスタイルであれば、従業員数を減らすことができるため、合理化できているからこそ、競争力のある低価格でサービスを提供できている。考えられたシステムだなぁと感心してしまう。

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開始直後のバイキング会場は料理の周囲は混雑している。新型コロナウイルス感染の危機がない普通の状況であれば、むしろこの賑わいが楽しい。この旅行は2019年3月16日の訪問なので、新型コロナウイルスの対応のために2020年3月以降とは雰囲気が違うと思われる。

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やっぱり、ニシンって会津の郷土料理なんだ。ちゃんと郷土料理も提供されているところがいい。

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そして、伊東園ホテルズ系列のホテルは、ほとんどのホテルがアルコールも飲み放題。空港のラウンジにあるようなマシーンが置いてあり、発泡酒でなく、ちゃんとアサヒ・スーパードライ。旅館で生ビールを頼んだら1杯500円ではすまないだろうなぁ。おひとり様で部屋を使えて、1泊2日で2食つきでお風呂は温泉。さらに夕食時のアルコールも飲み放題で7495円なんだから、コストパフォーマンスが高すぎる。

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さらに日本酒もあり、地元の地酒が飲み放題。自分で量が調整できるので、おちょこ一杯ずつの飲み比べもできる。

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スタート直後は混雑しているけど、ひととおり料理を取り終えると空いてくる。補充もされるので、開始前から並んで、完全入れ替えの2部制だったら、あせって開始直後にがんばらなくてもいいのかも。

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ビールを飲むことを考えて、刺身とお寿司ばかりになってしまった。ポテトやハンバーグなどの子供向けのメニューもあるので、けっして豪華なバイキングであるとは思わないんだけど、バリエーションとしては十分だし、十分に楽しいと感じられる。

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そして、郷土料理の「ニシンと竹の子の田舎煮」も美味しい。

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地酒があり、おちょこ一杯ずつの飲み比べもできるので、バイキング形式は便利かも。伊東園ホテル系列ホテルへの温泉ひとり旅、新型コロナウイルス感染の危機がない普通の状況であれば私にとってはリピートありだなぁ。系列ホテルは50ホテルくらいあるし、鉄道やバスの旅でも使えそうなホテルもある。伊東園ホテル巡りというテーマで旅するのもいいかもしれない。あくまで新型コロナウイルス感染の危機がない、普通の状況である2019年3月に訪れてみて感じた時の感想だけど。平和に旅をできる「普通の状況」って、とてもありがたい状況なんだなぁとつくづく感じてしまう。

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(注意)伊東園ホテルズ・伊東園リゾートについては2020年4月12日より5月6日までの予定で、新型コロナウイルス感染症の影響により全館臨時休業となっています。最新情報は、伊東園ホテルズのWebで確認してください。

伊東園ホテルズ
https://www.itoenhotel.com/

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2020年4月25日 (土)

青春18きっぷで行く、会津若松東山温泉ひとり旅 1日目(4)会津若松、鶴ヶ城へ。

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2019年3月16日土曜日。鶴ヶ城にバスで行く場合は、町中周遊バス「ハイカラさん」に乗って会津若松駅経由で鶴ヶ城に向かうことができるんだけど、私は町の雰囲気を歩きながら感じるのが好きなので、だいぶ遠いことはわかっているんだけど、歩いてみることにする。飯盛山からみても、鶴ヶ城はけっこう遠いことはわかっている。

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籠を作っているお店。私は町を歩いていると、何でもない風景かもしれないけれど、気になるものを見つけると足を止めて、立ち止まってしまう。

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町を歩いていると、水路があることに気がつく。

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現在では市街化されているけれど、かつてはこのあたりは田んぼだったのかなぁ。

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私は町を歩きながら、小さな発見を見つけるのが好き。観光名所でもなにもないことが気になってしまうことがある。どうでもいいことも多いんだけど。

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会津若松は内陸部にあるので、かつては新鮮な魚は手に入りづらかっただろうなぁ。そんな会津若松で、魚屋さんの看板に書かれている「にしんのさんしょう漬」が名物なのかなぁ?

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だいぶ鶴ヶ城に近づいてきた。このあたりは会津若松の繁華街。スナックなどが入っているビルが建ち並んでいる。

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ほんとうにどうでもいいんだけど、私はつまらないことが気になってしまう。「お嬢様聖水サワー」って、どんな味なんだろう?まぁ、会津若松だけで飲めるものでもなさそうだけど。

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町中に突然、石垣が現れる。

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かつての城壁らしく、ここには城門「甲賀町口郭門跡」があった。そんなにお城マニアではないんだけど、外敵からの攻撃から町を守るための城塞都市や鷲の巣村などって、私は結構好きだったりする。ここから先が城内となる。

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正面に鶴ヶ城が見える。

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造り酒屋の「宮泉銘醸」(みやいずみめいじょう)。

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目の前に天守閣が見えているけれど、お堀につきあたり、まっすぐには進めない。

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お堀を回り込むように追手門から北出丸に入る。

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鶴ヶ城の天守閣は鉄筋コンクリート製の再建天守であるものの、大きな天守閣。

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天守閣の最上階からは会津磐梯山がよく見える。

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お城の影がちょっとおもしろい。

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「南走長屋・千飯櫓」は、後年になって再建されたものだけど、木造にて再建されている。

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飯盛山から鶴ヶ城を見たときに、途中にアンテナが立っていた。鶴ヶ城から飯盛山を見つけるときもアンテナが目印となる。ちょうどアンテナがある場所が白虎隊自決(自刃)の地。

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午後だけの短い時間だったけど、会津若松の町歩き、楽しかったなぁ。青春18きっぷの旅であっても、ただ電車に乗るだけではなく、少しでも町を歩きたい。だから、私の青春18きっぷの旅は、いかに遠くまで行くかという採算性は考えていない。むしろ、乗り継ぎ時間が長ければ、途中下車して町を歩くことを楽しむようにしている。海外旅行でも同様で、飛行機が経由便の場合は経由地で乗り継ぎ時間をわざと長くして観光を楽しんだり、途中下車の旅が好きなのかもしれないなぁ。

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3月はまだ閑散期なので、16時を過ぎるとお店も閉まってしまう。造り酒屋さんにあとで行こうと思っていて、鶴ヶ城見学の後に訪ねてみたら、残念ながらもう閉店だった。

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まちなか周遊バス「ハイカラさん」で、東山温泉にそろそろ向かうことにする。

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現在の時刻は16:44。バスの時刻表は液晶表示。到着予測も表示されており、あと6分ほどでバスは来るみたい。

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到着予測通りにまちなか周遊バス「ハイカラさん」が来る。

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東山温泉に近づいてくると道路も細くなる。

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東山温泉駅に到着。ここで「ハイカラさん」は折り返して、会津若松駅に向かう。

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川沿いには歴史がありそうな旅館が建ち並ぶ。

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この川沿いの旅館は宿泊したらけっこうなお値段なんだろうなぁ。

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無料の足湯スポットがあるけど「冬期休業」の看板がかけられている。

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まぁ、観光客も少ないし、掃除などが大変だからなのかなぁ?冬でも営業してくれればいいのに。

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2020年4月22日 (水)

青春18きっぷで行く、会津若松東山温泉ひとり旅 1日目(3)会津若松、飯盛山へ。

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2019年3月16日土曜日。会津若松駅に到着。今回、行ってみたいと思っているのは飯盛山にある「まだ知らない」さざえ堂。中学校の林間学校で、もしかしたら飯盛山に行っているような気がするけど、「さざえ堂」にはたぶん行っていない。もしも行ったことがあるとしても、中学生には興味がないからきっと覚えていない。会津若松には「まちなか周遊バス」が走っていて、宿泊する東山温泉も巡回している。「あかべえ」というバスと反対回りの「ハイカラさん」という2系統のバスが走っている。飯盛山に行くには「あかべぇ」に乗った方が早いみたい。

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観光客なのかなぁ?「まちなか周遊バス」の乗り場にはバスを待っている人がいる。

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「あかべぇ」が来たので、乗ることにする。

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会津若松駅を出発。どうやら飯盛山は町外れにあり、旧市街の方向とは反対方向に進む。

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道幅の広い新しい道にあるバス停「飯盛山下」で下りる。観光客の目的地は、やはり飯盛山みたいでこのバス停で下りる人が多い。

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飯盛山を目指す。観光シーズンだったら、この道の両側におみやげ物屋さんがオープンしているのかなぁ?それとも、もう手前のお店は廃業してしまっているのかなぁ。

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江ノ島の「エスカ」のように有料のエスカレータがあるけど、階段を上ることにする。

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階段の上に「さざえ堂」が見えてきた。そんなに大きな建物ではないみたい。

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入場料を支払って「さざえ堂」に入ってみることにする。18世紀末、江戸時代後期に作られた建物は入口から入って階段を上り、階段を下って外に出るまで、順路は1本ですれ違うことなく行き来できるという二重らせん構造なんだから、すごい。どうして、このような構造になっているんだろうなぁ。

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中に入ると時計回りに通路が上っている。

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構造は階段ではなく、スロープになっている。時計回りにスロープを上がっていく。いつの時代に貼られた千社札なんだろうなぁ。

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そんなに高い建物ではないので、あっという間に頂上まで上ってしまう。

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お堂の頂上部分。千社札がたくさん貼られている。

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頂上からみた風景。頂上を過ぎると当たり前だけど、今度は反時計回りにスロープを下っていく。

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それにしても、構造が面白い。江戸時代に木造でよくこんな建築物が作られたものだ。今回の会津若松観光で、私が一番みたいと思っていたのがこの「さざえ堂」。来てみてよかった。

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次に白虎隊で有名な飯盛山へ向かう。

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飯盛山から鶴ヶ城を見たときに黒煙につつまれ、城は陥落したと思い、この地で自決した。ここには「白虎隊十九士の墓」がある。

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命を落とした白虎隊十九士それぞれの名前が刻まれている。

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さらに歩くと、会津若松市街が一望できる場所に出る。

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たしかに鶴ヶ城がよく見える。ちょっとアンテナが邪魔だけど。

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この地が白虎隊自刃の地。

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ここから黒煙の上がる鶴ヶ城を見たんだろうなぁ。

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飯盛山に来てみて、もちろん、自分の目で見てみたかった「さざえ堂」はおもしろいと感じているんだけど、私が気になってしまったのはこの水路の水量の多さ。おそらく人工的な水路で、会津若松市街に水を供給しているんだろうなぁ。

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どこから水が出ているんだろう?と気になってしまい、用水路をたどっていく。

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池にたどり着く。山にぽっかり穴があいている。

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この「戸ノ口堰洞穴」は天保3年(1832年)に猪苗代湖の水を引くために掘られたもの。飯盛山を抜けて、猪苗代湖から豊富な水量の水が流れている。しかも、この用水トンネルから、戊辰戦争の戸ノ口の戦いに敗れた白虎隊は飯盛山に敗走してきたという白虎隊にも関係するスポットだった。おそらく猪苗代湖から来ている農業用水だろうなぁとは思っていたんだけど、江戸時代に作られたもので、白虎隊にも関係していたなんて、私の行き当たりばったりの思いつきの旅もたまには発見がある。

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飯盛山を下り、鶴ヶ城を目指す。飯盛山から鶴ヶ城までは歩くにはちょっと距離があるんだけど、私は初めて訪れた町は、歩いて感じるのが好き。のんびり、歩いて鶴ヶ城に向かうことにする。

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2020年4月18日 (土)

青春18きっぷで行く、会津若松東山温泉ひとり旅 1日目(2)新津駅の駅弁を食べながら磐越西線に乗って会津若松へ。

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2019年3月16日土曜日。水上から新清水トンネルを抜けてきた電車は10:18長岡駅に到着。

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乗り継ぎ時間があれば長岡の町に出て、ちょっとお気に入りのミルフィーユを食べたいところなんだけど、11分しか接続時間がないので、長岡駅では途中下車できず。

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長岡駅10:29発、直江津始発新潟行きの快速電車に乗り継ぐ。この列車に乗らないと、新津駅で磐越西線への乗り継ぎがうまくいかない。

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新津駅で途中下車する予定なので、クロスシートに座らずにドアのそばに座る。

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11:14新津駅に到着し、この駅で新潟行きの快速電車を降りる。

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会津若松行きの磐越西線の列車は新津駅を11:34発なので20分の時間がある。磐越西線はこの列車を逃すと、次に会津若松まで行く列車は16:08までないので、会津若松で観光しようと考えると、どうしてもこの列車に乗らなくてはならない。私はもともと「しなければならない」という言い方って好きじゃないんだけど、本数が少ないローカル線で旅する場合は仕方がない。

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会津若松到着は14:06なので、列車に乗る前に新津駅でお昼ごはんを調達しようと思って駅の外に出る。

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まぁ、事前に調査済みなんだけど、駅前の「神尾商事」で駅弁を買うことができる。でも、弁当が置いてあるのかと思ったら、注文生産でその都度作ってくれるみたいで、ちょっと時間がかかる。お店の人からは、事前に電話してくれれば、作っておいてくれるとのこと。次回、新津駅で駅弁を買うときは、あらかじめ電話をして予約したほうがいい。
神尾弁当
http://www.bentou.net/

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駅弁を調達し、新津駅に戻る。新津駅構内には売店“NewDays”がある。簡単にお昼を済ませるならここで購入してもいい。

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新津11:34発、会津若松行きの列車は、5番乗り場。会津若松までは2時間半もかかる。

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磐越西線のディーゼル列車は国鉄時代の車両。

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青春18きっぷの時期だけど、磐越西線はあまり人気がないのか鉄道旅行者ぽい人はあまりいない。

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いよいよ新津駅を出発し、会津若松へ向かう。国鉄色に塗られているけど、塗装が新しい。

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なにしろ2時間半もあるので、新津駅の売店で買ったビールを飲み始める。

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この落書きは、1985年6月5日が事実だとしたら、これを書いた人はいくつになっているんだろう。電車通学の高校生だとしたら、私よりも年上で50歳以上になっているはず。

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列車は阿賀野川沿いを走る。

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この地域はクルマでも通ったことがないので、初めて来た地域だけど、「咲花温泉」なんてあるんだ。

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時間はたっぷりあるので、新津の「神尾商事」で買った駅弁「越後五目ずし」を食べることにする。

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その場で作ってくれた駅弁。竹の形をした容器に入れられている。今回の旅は、海とは無縁の旅なので、サーモンやいくらが入ったお弁当はちょっとうれしい。

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阿賀野川は大きな川なんだなぁ。

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ようやく平地が見えてきた。

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13:49喜多方駅に到着。当初は途中下車して、遅めのお昼ごはんとして喜多方ラーメンを食べることも考えたんだけど、この駅で降りてしまうと次の列車は15:52となってしまう。喜多方ラーメンと会津若松観光のどちらかの選択の中で、今回は会津若松の町歩きを優先することにする。

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14:06会津若松駅2番ホームに到着。

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会津若松駅の磐越西線のホームは頭端式ホームとなっている。磐越西線は郡山方面に行くには、この駅でスイッチバックをすることになる。

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時刻はまだ14時を過ぎたばかり。すぐに東山温泉には向かわずに、会津若松観光をすることにする。

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2020年4月12日 (日)

青春18きっぷで行く、会津若松東山温泉ひとり旅 1日目(1)トンネルを越えるとそこは雪国。

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2019年3月16日土曜日、早朝5時すぎ。埼玉県日高市にあるJR高麗川駅。2019年3月4日に「ロンドン・パリ、ドーヴァー海峡を渡る旅」を終えたばかりだけど、たまたま3月に普通の土日の連休があったので、のんびり温泉に入りたいと思って青春18きっぷを使った旅に出ることにする。テーマは「福島県に行こう!」と決め、会津若松市にある東山温泉に行くことにする。なお、この旅行は当初は旅行記ブログにはしないつもりだったんだけど、アップを予定していたポルトガル旅行の旅行記と差し替えるために、急遽、2020年4月になってから編集したもの。2020年春については、きままな青春18きっぷの鉄道旅ですら新型コロナウイルス感染拡大の影響で出られない状況となっている。当初の予定では。今年2020年3月に常磐線が全線復旧したので、青春18きっぷを使った「福島県に行こう!」をテーマとした旅の続編として上野から仙台まで常磐線に乗ろうと思っていたんだけど、寒冷地を走る列車は各駅停車でもドアは自動では開かないので車内換気が十分とは言えず、その計画もコロナウイルスの流行が収束するまで無期限順延となる。再び、平穏に旅行ができることを願って、1年前の2019年3月には、きままに旅を楽しめたことを伝えていくことにする。

埼玉県から会津若松に行くのに、普通に東北本線で行っても面白くないので、行きは高麗川から高崎を経由して、水上から越後湯沢、長岡、そして新津を経由して磐越西線で会津若松に向かうことにする。青春18きっぷを利用した旅だと只見線を使っても会津若松に行くこともできるんだけど、会津若松駅到着が夕方になってしまう。今回の場合、1泊2日の旅程となってしまうために、会津若松観光をしたいために、磐越西線経由で向かうことにする。まぁ、会津若松観光を本気で観光したいと思ったら、東北本線経由のほうが早く到着できるので、ちょっと矛盾するんだけど。

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早朝の高麗川駅はまだ駅員がいないので、青春18きっぷのスタンプを押してもらえない。「乗車駅証明書」を発行して駅の中に入る。

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高麗川駅2番ホームに高崎行きのディーゼル列車が入線してくる。

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高麗川駅から八高線に乗る理由は、高麗川駅5:29発の高崎行きに乗れば、高崎駅発7:12発の水上行きの列車に乗ることが可能となる。埼玉県西部からこの水上行きに乗るには、八高線を使わないと難しい。

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土曜日の八高線は空いている。通勤と思われる人が数名乗っている。むしろ、平日の方が学校に通う学生が乗ってくるので混雑しているかも。

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車掌さんが巡回してくれれば、青春18きっぷのスタンプを押してもらえるんだけど、今日は来ないみたい。乗車駅証明書を確認すると2019年3月16日05時12分と、日時が印刷されている。

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八高線はディーゼル列車のエンジン音を聞きながらのどかな田園風景を走るのがいい。

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埼玉県の児玉町あたりからは高崎文化圏になり、埼玉県でありながら高崎方面に向かう人が出ている。県境を越えて群馬県に入ると群馬藤岡駅からは学生も乗ってきて混雑してくる。

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高麗川始発の八高線は6:50高崎駅に到着。

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八高線は倉賀野・高崎駅間は高崎線(上越線)と線路を共有する。ディーゼル列車が、電車に負けないようにスピードを上げて一生懸命走る。

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高崎駅の改札で高麗川駅の「乗車駅証明書」を見せて、青春18きっぷのスタンプをもらう。

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高崎駅は改札を出たすぐのところに駅弁屋さんがある。

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7:12発の水上駅行きの列車に乗れば、水上駅到着が8:17。10分の乗り継ぎ時間で8:28発の長岡行きの列車に乗り継ぐことができる。

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211系の上り列車が入線してきた。この電車が折り返し7:12発水上駅行きの列車となる。

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普通電車でスキー・スノーボードに行く若い人たちがいる。群馬県に住んでいると普通の電車でスキーに行けるなんて、ちょっとうらやましい。まぁ、クルマでもすぐ行けるんだろうけど。

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ロングシートなので駅弁を買ってみたんだけど混んでいると食べづらい。途中からだいぶ車内が空いてきたので、高崎駅で買った駅弁を食べてしまうことにする。今回は鶏めし弁当。

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甘めの鶏そぼろが美味しい。

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だんだんと山が近づいてくる。

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水上温泉街が見えてくる。次は終点の水上駅。

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水上駅で降りて、跨線橋を渡り、長岡行きの電車に乗り継ぐ。水上駅は、先頭車両に乗ると跨線橋の前なので乗り換えに便利。

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この駅標はいつの時代のものなんだろう?

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長岡行きの電車は青春18きっぷの時期の土曜日だから混んでいるかと思っていたら、今日はそんなに混んでいない。

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トンネルを越えるとそこは雪国だった。

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上越国際スキー場前駅で多くの人が降りていく。群馬県に住んでいると、青春18きっぷで日帰りスキーが楽しめるということを知る。各駅停車でスキーに行けてしまうのはうらやましい。

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列車は雪景色の中を長岡に向かって走り続ける。

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