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ポルトガル

2020年9月20日 (日)

一目惚れをしたポルトへの旅 5日目 エミレーツ航空ドバイ発羽田行きEK312便、館山上空でまさかの「ぐるぐる」に巻き込まれる。

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2019年7月3日、水曜日。朝8:00出発のエミレーツ航空ドバイ発羽田行きEK312便の機材はボーイングB777-300ER。いよいよ、羽田行きの機内へ。

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ポルト・ドバイ線と同様のB777の機材なので、詰め込み仕様のコンフィグレーションの説明などは省略。

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遅延することなくドバイ国際空港を離陸する。

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離陸後、安定飛行に入ると機内食の時間。

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朝食なので、洋食はオムレツ。東京行きの便なので和食をセレクトすると鮭の照り焼き。現地時間でも8時出発だし、お酒の気分ではないのでオレンジジュース。

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朝食後のコーヒー。ポルト・ドバイ線と同様にその後は機内の灯りが消される。

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再び灯りがついたときは、中国北京上空。

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機内食は昼食の扱い。洋食は牛肉の煮込み。和食はスズキの甘酢あんかけ。ちゃんと食べたい気分だったので洋食を選択。飲み物は赤ワイン。エミレーツ航空のドバイから東京行きの機内食には、「そうめん」がついてくるのが好き。

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そして、わざわざ写真に撮るほどではないけど、食後のコーヒー。振り返ってみると、ポルトガルって面白いかもしれない。独特のアズレージョの装飾も美しいし、食べるものも美味しく、日本人には合っているのかもしれない。そもそも、南蛮文化のルーツであり、金平糖やカステラなどを含めて日本文化に取り入れられているので、つながりがあるのかもしれない。そして、夢中になってしまったお菓子文化。ポルトワインを知ることもできたし、今回のポルトガル旅行は楽しかったなぁ。もっとポルトガルの町を巡ってもいいかもしれない。ポルトガルは再訪したいかも。

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EK312便は順調にフライトを続け、館山上空にさしかかり、このまま着陸態勢に入りそう。よかった、遅れずに羽田空港に到着できそう。そして、フランスのサン・ジャン・ピエ・ド・ポーから聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラまでを1ヶ月半かけて、女性一人旅で歩ききった旅人に会えたこともよかったなぁ。旅人の話はおもしろく、興味深かった。そして、私にとっては、久しぶりに一人ではない旅ができたし、何よりもカミーノの旅の話を聞けたのがおもしろかった。私もいつかはカミーノの旅に出てみたいと感じている。

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それに、一人じゃない旅というのも体験すべきだと感じる。私の価値観とは異なる価値観を感じるためには、誰かと一緒の旅をすべきなのかもしれないなぁ。それは私にとっては難しいことなんだけど。旅が終わるにあたり、頭の中で今回の旅の総括をしていたらふと気になることがある。なかなか着陸しないと思ったら、あれ?最後の最後で、まさか羽田空港で着陸待ちの「ぐるぐる旋回」?そんなに滑走路が混雑している時間帯でもないはずなんだけどなぁ。東京の天候が悪いのかなぁ?

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「ぐるぐる」と2周くらいしたのかなぁ?ようやく木更津方面に北上する。あまり遅れるとホテルを予約している蒲田駅にも行けなくなってしまう。頼むから、早く着陸してほしい。

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よかった。滑走路が見えてきて、まもなく無事に着陸。

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無事に飛行機を降りる。

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着陸直後に確認してみると、やっぱり館山上空をぐるぐると2周したみたい。しかも、S字を描くように。

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入国審査を終えて、手荷物受取場へ向かう。ここで旅行記を終えてもいいんだけど、もう少しだけ続けることにする。トラブル発生のために蒲田駅周辺に宿泊することが2回もあったため、今回は最初から蒲田駅周辺のホテルに泊まる予定にしている。しかし、「ぐるぐる」のせいで、到着が遅延している。

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ちょっとピンぼけの写真になってしまったけれど、スーツケースを無事受け取り、税関を通過して到着ロビーに出たのは0:09。館山上空の「ぐるぐる」のせいで、けっこう遅くなっている。到着案内板によるEK312便の正式な到着時間は23:24と39分の遅延。まぁ、0:30のJR蒲田駅行きの深夜バスには20分もあるのでなんとか間に合いそう。

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明日は普通に仕事があり、蒲田駅から直接職場に向かう。そのため、スーツケースは空港から自宅に送ってしまう。ところが、JALABCのカウンターは混雑しており待ち時間が発生。うーん、0:30の深夜バスに乗れるかなぁ?

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スーツケースを送る手続きを終えると0:19。スーツケースを送るのに混雑しており10分かかった。だけど、この時間だったらぎりぎり京急の蒲田行き最終電車に間に合う。

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時計は24時21分を回っている。羽田空港国際線ターミナルからの最終電車は24:23発の京急蒲田行き。横浜方面へは京急蒲田駅で金沢文庫行きの終電車に乗り継ぎができる。

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電車は終点の京急蒲田駅に到着。反対側のホームには横浜方面に向かう電車が待っている。

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京急蒲田駅を出る。今回のホテル、アーヴェストホテル蒲田はJR蒲田駅のそばで手配してしまったために、JR蒲田駅まで歩くことにする。

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深夜でも中国系の人なのかなぁ?外国人と思われるおねえさんが立っていたりして、JR蒲田駅に向かう、この通りはあまりいい感じはしない。

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今回のホテルは税込み朝食つき7000円で、JR蒲田駅そばのアーヴェストホテル蒲田。エミレーツ航空は成田便EK318便よりも羽田便EK312便のほうが航空券価格が安い場合が多く、ホテル代を考慮してもEK312便を選択した方が安上がりの場合がある。
※このホテルは、おそらく新型コロナウイルス感染症の影響を受けたと思われますが、2020年7月15日に閉館となっています。

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深夜1時前にチェックイン。

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普通のビジネスホテルのベッドにしては広い方かな?

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バスタブもものすごく窮屈なホテルもあるけれど、このホテルのバスタブはゆったりしているほうかな?建物は新しくはないかもしれないけど、部屋はゆったりしていていいかも。部屋が広いのでリピートありと判断していたので、おそらく新型コロナウイルス感染症の影響で閉館してしまったのは本当に残念。

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翌2019年7月4日、木曜日。アーヴェストホテル蒲田で迎える朝。朝食つきなので1階にあるレストランに向かう。

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朝食レストランは朝6時から営業しているのがすばらしい。日中はスリランカ料理の「アーユルヴェーダ・カフェ ディデアン」として営業している。
※「アーユルヴェーダ・カフェ ディデアン」は、ホテル閉館と同様に新型コロナウイルス感染症の影響を受けたと思われますが、2020年6月28日に閉店となっています。

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和定食だけど、十分なボリューム。ごはんなどはお替わり自由。

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そして、スリランカ料理店ということもあって、本格的なカレーが朝から楽しめる。うーん、朝食も充実しているし、リピートあり。おそらく新型コロナウイルス感染症の影響で閉館してしまったのは本当に、本当に残念。

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JR蒲田駅から職場へ向かう。蒲田駅から品川駅までたった3駅。都心の職場に向かうには埼玉県の自宅からよりも通勤時間は短くてむしろ楽なことに気がついている。今までは、飛行機の遅延により、急遽、蒲田のホテルに宿泊することが多かったんだけど、深夜到着便を使って蒲田駅周辺に宿泊する作戦はいいかもしれない。(一目惚れをしたポルトへの旅 おしまい)

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2020年9月16日 (水)

一目惚れをしたポルトへの旅 4日目(8)エミレーツ航空EK198便ポルト発ドバイ行き「初便」の機内食。

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2019年7月2日、火曜日。定刻通り17:35にポルトを出発したエミレーツ航空ドバイ行きEK198便「初便」はピレネー山脈あたりを飛行中。

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機内食はタラかチキンの二択でチキンを選択。飲み物は白ワインをコップいっぱいにもらう。

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前菜はキヌアのサラダ。左横にあるのはデザートで、ストロベリーとアカスグリのクランブル。

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メインはトスカーナ風という意味なのか、このような料理名があるのかわからないけど“Tuscan chicken”。

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食後にはコーヒー。

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西ヨーロッパの端っこなので、ドバイまでは遠い。照明が消されて空には星が出る。

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ペルシャ湾に出るあたりで軽食が出る。

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軽食はチキンとチーズのサンドイッチ。

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ここまで来れば、ドバイまではあと少し。

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メッカの方向を示している。

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まもなくドバイ国際空港に着陸する。ドバイ国際空港は、着陸待ち渋滞に巻き込まれ、上空をぐるぐる旋回することが多いんだけど、EK198便は到着時間がピークから外れているためか、一発で着陸できそう。

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滑走路が見えてきた。最終着陸態勢に入っている。

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ドバイ国際空港に着陸し、ドアが開き、ターミナルビルに向かう。到着したゲートはB8ゲート。この時点で日付をまたぎ、今日は2019年7月3日、水曜日。

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“Connections”の表示に従って歩いていく。ドバイ国際空港は大きすぎるターミナルのため、乗り継ぎの時はかなり歩く。

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手荷物検査を済ませて、出発案内板でゲートを確認する。

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8:00発ドバイ発東京羽田行きエミレーツ航空EK312便はA24番ゲートからの出発予定。A24番ゲートは、たしか、行きにパリ行きのEK73便が出発する予定だったゲート。

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行きと同様にサテライトAにはシャトルに乗っていく。

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シャトルを下りて巨大なエレベータに乗れば、出発フロアへ。

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無事に出発フロアに到着。

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行きと同じサテライトAのマルハバ・ラウンジを目指す。

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このエレベータに乗るとプライオリティパスで利用できるマルハバ・ラウンジ。

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ポルトからのEK198便は、ドバイ到着が4:15と遅く、ドバイ発成田行きEK318便などはすでに出発してしまっており、ラウンジは人はいるけれど、座る場所に困るほどではない。

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空港のラウンジでは生野菜が補充できるのがいい。

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サンドイッチやケーキなどもある。

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野菜を中心に軽く朝食をとることにする。エミレーツ航空はプライオリティパスを持っていれば、ドバイ国際空港でラウンジを自由に使えるのがいい。行きも書いたような気がするけど、これでシャワーが無料で使えれば最高なんだけど。

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東京羽田行きEK312便のゲート変更はなく、A24番ゲートから定刻通りの出発予定。ゲートにはここから徒歩1分と近い。

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そろそろ搭乗時間が近づいているのでA24番ゲートに向かう。

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A24番ゲートに到着。

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ゲートが開いたらすぐに通過する。

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ドバイ国際空港の一般エリアは混み合っており座る場所を探すのも難しい。広い待合室はゲートを通過後にある。トイレも使用するならこちらのほうが空いている。

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そして、機内への案内が始まる。

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今年は今のところ、フライトのトラブルに巻き込まれていない。羽田空港到着予定は22:45着。蒲田駅周辺にホテルは確保してあるけれど、遅延すると蒲田駅に行く手段も限られてしまうので、ぜひともEK312便は遅延することなく飛んでほしい。

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2020年9月13日 (日)

一目惚れをしたポルトへの旅 4日目(7)2019年7月2日、エミレーツ航空EK198便ポルト発ドバイ行き「初便」でドバイへ向かう。

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2019年7月2日、火曜日。ポルト・フランシスコ・サー・カルネイロ空港“Aeroporto Francisco Sá Carneiro”の空港ターミナルに到着。

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まずは出発案内板で運航状況をチェック。

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時間が早いみたいで、まだ17:35発エミレーツ航空EK198便ドバイ行きは表示されていない。

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エミレーツ航空のチェックインカウンターを発見。

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すでにチェックインは始まっているので、チェックインを済ませてスーツケースを預ける。

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すでにエミレーツ航空の飛行機の尾翼が見える。機材は到着しているので、遅延はないだろうなぁ。

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ようやく出発案内板にもEK198便ドバイ行きが表示される。ゲートはまだ表示されていないけど、すでに12番ゲートと印刷された搭乗券をもらっている。

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出国審査を済ませて制限エリアへ。

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免税店の入口にはエミレーツ航空のドバイ・ポルト線開設の広告がある。

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この人たちはなぜギターを弾いているんだろう?わざわざ、椅子もあるから、乗客へのサービスの一環?

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この空港にもプライオリティパスで利用できるラウンジがあるので、ラウンジに行くことにする。

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ピクトグラムに従って進む。

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狭い廊下の右手がプライオリティパスでも利用できるラウンジ“Airport Lounge”。

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午後のラウンジはけっこう混雑している。

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食事コーナーにはコロッケ?でも、スペインだったら、コロッケはクリームコロッケなので、お隣のポルトガルでも冷凍食品だとしても美味しいはず。

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もちろん、タルトもある。パステル・デ・ナタは売り切れだけど、ケイジャータ(チーズケーキ)は置いてある。

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ドリンクコーナーは缶ジュース。ヨーグルトも上部に置いてある。

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ワインやポルトも置いてある。瓶ビールと缶ビールはどう違うのだろう?

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空いている席に座る。

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コロッケ、取り過ぎたかも。想像通り、クリームコロッケで美味しい。ところで、このビール、ノンアルコールだったかも。缶ビールと瓶ビールがあって、雰囲気重視で瓶ビールを取ってしまったけど、缶ビールが正解だったみたい。

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ラウンジからは、奥の方でエミレーツ航空の就航セレモニーが行われているのが見える。当然ながら関係者のみで一般の乗客にはなにも恩恵はないんだけど。

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セレモニー参加の関係者には手土産があるみたい。一般の搭乗客にはなにもプレゼントはないのかなぁ?

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出発ゲートである12番ゲートに到着。

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エミレーツ航空EK198便の機材はボーイングB777-200。

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ボーディングが開始となり、飛行機に向かう。特別なプレゼントは何もないみたい。おそらく搭乗記念に記念品がもらえるという発想は、世界的には通用しない。

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エミレーツ航空EK198便ポルト発の初便は半分くらいの搭乗率。

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ボーイング777のコンフィグレーションは、エアバスA380と同様の3-4-3の横1列10席。エールフランス、ANAなどと同様のB777詰め込み使用。

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エンターテイメントシステムは、普通にiceなので日本語にも対応しているし、日本語対応の映画も多い。

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エミレーツ航空の機内安全ビデオはエンターテイメント性のないまじめなタイプ。

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飛行機はポルト・フランシスコ・サー・カルネイロ空港を離陸し、スペインバスク上空を通過し、ドバイへ向かう。

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2020年9月 9日 (水)

一目惚れをしたポルトへの旅 4日目(6)さようなら、一目惚れをしたポルト。ポルト・フランシスコ・サー・カルネイロ空港“Aeroporto Francisco Sá Carneiro”へ向かう。

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2019年7月2日、火曜日。旅はエンディングに向けて、ドン・ルイス・1世橋をホテルの方向に歩き始めている。

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橋を渡るにつれて、一目惚れをした風景が遠ざかっている。

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ドウロ川を渡りきり、城壁が見えてきた。

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最後に、ドン・ルイス・1世橋を振り返る。さようなら、一目惚れしたポルトの風景。そして、実際にここに来て、一目惚れどころか、本気で好きになる風景だった。

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布地を売るお店を見るのも好き。

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バターリャ広場まで戻ってくれば、ホテルまではすぐだけど、最後にスーパーマーケットに立ち寄ることにする。

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小さなスーパーマーケットだけど、そんなに欲しいと思うおみやげもないので、これで十分。

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ホテルに戻る道を目指していたら、昨日夕食を食べたポヴェイロス広場“Praça dos Poveiros”の隣に緑豊かなマルケース・デ・オリヴェイラ庭園“Jardim Marquês de Oliveira”を見つける。

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まだ時間には余裕があるので、庭園の中に入ってみることにする。

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光と影のコントラストがおもしろい。

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なにげない風景なんだけど、旅に出ると自然の美しさを感じることができる。

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庭園は管理されており、その時期に咲く花に植え替えられているんだろうなぁ。

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ひとりベンチに座り、ギターを奏でている人。今回、ポルトガルに来て、一目惚れをした風景と実際に出会うことができたし、のんびりした気分で過ごすことができて本当によかった。

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帰る間際になって、ようやくホテルまで道に迷わずに行けるようになる。

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アイステイ・ホテル・ポルト・セントロ“iStay Hotel Porto Centro”に戻り、預けてあったスーツケースを受け取る。金平糖やおみやげ物屋さんで買ったニワトリの置物、スーパーマーケットで購入した缶詰などをスーツケースに入れて、帰国前の最終パッキングが完了。

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ホテルを出発し、空港に向かう。ここからカメラはCanon Powershot G9Xとなる。

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今朝、旅人を見送ったバスターミナルの前を通り、空港に向かう地下鉄駅であるボリャオン駅を目指す。

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何度も見ているバターリャ広場に面した場所に建つサント・イルデフォンソ教会を見るのもこれが最後。緩やかな坂道を下っていく。

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ポルトで一番賑やかなサンタ・カタリーナ通りを歩く。

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サンタ・カタリーナ通りは歩行者天国となっており、カフェのテーブルが道まで出ている。

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思えば、2日前にメトロから地上に出た瞬間に、最初に見たポルトの風景は、アズレージョが美しいアルマス礼拝堂“Capela das Almas de Santa Catarina”だった。

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ボリャオン駅に到着し、メトロ乗り場を目指す。

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ICカードにチャージして、無事にホームに到着。

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空港行きのメトロは、あと4分で到着する。表示を見るとトラムが2台連結された長い編成。

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空港行きのメトロがボリャオン駅に入線する。

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車内は混雑していない。このメトロは地下を走るのはお隣のトリンダーデ駅までで、すぐに地上に出てしまう。

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地上に出るとポルトは町がそんなに大きくないのか、すっかり郊外の雰囲気。

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ポルト空港は市街に近く、各駅停車のメトロでも30分程度しかかからない。

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電車は終点の空港駅に到着。

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降車専用ホームのためにエスカレータは下り専用。ポルト空港ターミナルを目指す。

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2020年9月 6日 (日)

一目惚れをしたポルトへの旅 4日目(5)ポルトで最後の昼食は、ポルト名物トリパス“Tripas”。

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そろそろ旅はエンディングに向かっている。最後にポルトでお昼ごはんを食べることにする。

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徐々にホテルに近づくように歩いている。サンタ・カタリーナ通りまで戻ってくる。お昼頃になると晴れてくる。

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このレストラン“Restaurante Escondidinho”は、実は昨日の夜に入ろうとしたけど満席で入れなかったレストラン。夜に満席だったレストランなんだから、美味しいに違いない。

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もともと私は開店直後を狙うので、最初のお客さんになることが多い。レストランの中もなかなかよい雰囲気。

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テーブルのセッティングを見ると高級レストランなのかもしれないなぁ。たしかにメニューを見るとポルトガルにしては価格は高めだけど、パリで食事をするとしたら普通の価格。

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飲み物はセルヴェージャ“cerveja”を注文。

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前菜は昨日飲んでお気に入りのカルド・ヴェルデ“Caldo Verde”。私はスープ料理ってけっこう好きで、前菜を頼むと重たくなりそうな時はスープを選択することが多い。そもそも、煮る、煮込むという調理法が好きなので、その意味ではスープは私好み。

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想像通り、キャベツの入ったカルド・ヴェルデは美味しい。

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そういえば、前菜盛り合わせはなくパンのみ。庶民的なレストランのほうがポルトガル特有の、食べたらお金を払う前菜盛り合わせがついてくるのかも。

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メインはポルト名物の「ポルト風トリパス」“Tripas à Moda do Porto”。フランス語、イタリア語で言う“Tripes”なので、モツ煮込み。

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モツと豆の煮込みがごはんの上に載せられていている。モツ煮込みの味も美味しいし、ごはんと一緒に食べるところがいい。

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食後のデザートはさんざん午前中に甘いものを食べすぎているので頼まずにエスプレッソのみ。

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まだもう少し時間があるので、「一目惚れした風景」を最後に自分の目に焼き付けにいくことにする。

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途中にあったおみやげもの屋さんの絵皿。

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霧が晴れてクレリゴスの塔がよく見える。

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青空だとバターリャ広場に面した場所に建つサント・イルデフォンソ教会のアズレージョの青色がよく目立つ。

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この細い路地を歩いても、ドン・ルイス・1世橋の方向にショートカットできるはず。一人になると、地図を確認せずに方向感覚だけで歩こうとしてしまうんだけど、これが道に迷う原因となる。

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狭い路地にある教会“Igreja do Terço”の青色のアズレージョが美しい。私はやっぱり狭い路地が好き。

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すっかり晴れて、クレリゴスの塔がよく見える。

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カテドラルまで来れば、2階部分のドン・ルイス・1世橋はすぐそば。

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最後にポルトの風景を見るためにドン・ルイス・1世橋へ。

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カテドラルの下は城壁として機能していたんだろうなぁ。

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廃墟となっている建物の周囲の花がきれい。

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葉っぱの感じが日本のものとは異なるけど、朝顔かなぁ?

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天気が良いので観光客が多い。

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朝は霧で霞んでいた、ドンルイス橋から見たポルト、カイス・ダ・リベイラ地区。

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ドン・ルイス・1世橋を渡りきり、ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア地区の展望台からポルトの風景をぼーっと眺める。この風景に一目惚れをして、私はポルトに来た。

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展望台からずっと見続けていても飽きることない美しい風景。

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広角レンズを使って、ドン・ルイス・1世橋も含めてポルトの町全体を写真におさめる。そして、自分の目に最後に「一目惚れをしたポルト」の風景を心に焼きつける。今回、ポルトに来て本当に良かった。

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ドン・ルイス・1世橋をメトロの車両が渡っている。

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そろそろポルトを去る時が近づいている。ホテルに向かい、再びドン・ルイス・1世橋を渡り始める。

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ドウロ川上流の風景を心に焼きつけていると橋からドウロ川の上流を見ていると、サン・ベント駅を出発した電車が見える。

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2020年9月 3日 (木)

一目惚れをしたポルトへの旅 4日目(4)ポルトの、世界で最も美しい書店「リブラリア・レロ」“Libraria Lello”へ。

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ポルトに滞在できる時間もお昼過ぎまで。最後の観光スポットは「地球の歩き方ポルトガル」のコラムに書かれている、世界で最も美しい書店「リブラリア・レロ」“Libraria Lello”に行ってみることにする。世界で最も美しい書店があるのはクレリゴスの塔のあたり。ポルト到着初日に歩いた道を通る。まずは、市庁舎の建物があるアリアドス通り。

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リベルダーデ広場の前に建つのは、インターコンチネンタル・ポルト・パラシオ・ダス・カルドサス。今日は曇り空のままなのかなぁ?

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リベルダーデ広場からクレリゴス教会への坂道を上がる。

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やっぱり、ポルトってお菓子屋さんが多い気がする。

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ここでもパン・デ・ローが売られている。さすがにもう食べないけど。

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坂を上り、書店に向かうと、ドウロの反対側にものすごい行列を発見。まさか、この行列が「世界で最も美しい書店」に入る行列?

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ここが世界で最も美しい書店「リブラリア・レロ」“Libraria Lello”。やはり、お店に入るためには道路の反対側の行列に並ぶ必要があるみたい。

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並んでいる人は中国本土なのか台湾なのか華僑系の人かはわからないけど、中国系の人が多い。

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書店に入場するためには、書店より少し先にあるこのお店でヴァウチャーを購入する。書店では、そのヴァウチャーで本を買うことができるんだけど、実質上は入場料となっている。最初から列に並んではいけない。まずはこのお店でヴァウチャーを買ってから並ぶ必要がある。

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ヴァウチャーを買うにも列に並ぶ。

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大きな荷物を持っての入店はできないので、貴重品以外の荷物をロッカーに預ける。

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そして、道路の反対側の列に並ぶ。書店の前まで来れば、もう少し。

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いよいよ、書店に入店できる。たしかにアールヌーヴォーの雰囲気がすてき。しかも、ちゃんと書店として営業している。

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入店者数をコントロールしているために、混雑はしているけれど自由に本を見ることができる。

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書店の中央にあるのは「天国の階段」と呼ばれる階段。

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天国の階段を上り、2階に上がってみる。

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らせん階段の曲線がおもしろい。

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2階も書店なので当たり前だけど書架には本がある。博物館ではなく、書店なのだから。

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2階の天井。明かり取りの窓なのかなぁ?

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天井には木が伸びているような装飾。アールヌーヴォーの雰囲気。

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「天国の階段」は、やっぱりおもしろい。

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1階に下りて、書架の装飾を見ると、たしかに「世界で最も美しい書店」であることを感じる。旅人があと半日、ポルトに滞在できるんだったら一緒に訪れたかったけれど、彼女には彼女の予定があるわけだし、なんと言っても、彼女はこれからサンティアゴ・デ・コンポステーラからスイスに飛んで、ユングフラウヨッホでハイキングをするんだから、すごい。

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アールヌーヴォーの装飾を堪能して、レロ書店から出る。ポルトの中で一番、行列ができる観光名所かもしれない。でも、書店の中は狭くて滞在時間は長くないので、列に並んでいればけっこう進む。

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書店の前にはゴメス・テイシェイラ広場“Praça de Gomes Teixeira”。この建物はポルト大学。

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広場ではダンスを披露するカップル。

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トラムが走る絵になる風景。

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広場から見えるのはカルモ教会“Igreja do Carmo”。側壁にはアズレージョの装飾が見える。19世紀の建物だけど、おもしろいのは左隣のカルメル教会“Igreja dos Carmelitas”と2つの教会が並んでいること。

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今回の旅の最後にカルモ教会の中に入ってみることにする。

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カルモ教会の中は豪華な装飾。いつものように旅を平穏に続けられていることを神に感謝する。

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「一目惚れをしたポルト」への旅。ハルシュタットなどの他のディスティネーションの候補を押しのけて、情熱的に、電撃的にポルトに会いたいと思って来てみたけど、ポルトに来て本当に良かった。

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2020年8月30日 (日)

一目惚れをしたポルトへの旅 4日目(3)ポルトのお菓子屋さん巡り。

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引き続き仮設のボリャオン市場巡り。お肉屋さんコーナーを見てみることにする。

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黒いソーセージはブダン・ノワールのように血入りのソーセージなんだろうなぁ。フランスで言うソシソン・セック“Saucisson sec”のようなドライソーセージは売られていないのかなぁ?

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スペインだと、ハモン・セラーノやハモン・イベリコなどの豚のモモごと生ハムが吊されているけれど、ここで売られているのは小さめの燻製肉のような感じ。

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市場の中にはおみやげもの屋さんも入っている。

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やはりコルク細工のポーチなどが名産品。

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最後に私は果物を見るのが好き。特に初夏のこの時期は様々なフルーツが旬を迎えている。

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このプラムなんて美味しそう。

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プラムにはいろいろな種類があって黄色いものや黒っぽいものもある。

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そして、ヨーロッパでよく見かけるのがUFO。平たい桃は日本でみかけることはまずないんだけど、ヨーロッパではよく見かける。ちなみに桃は日本のように汁がしたたるような桃はまずないので、日本の桃のほうが美味しいかも。

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そして、パン屋さんにはお菓子も売られている。

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もちろん、定番のパステル・デ・ナタ。

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カステラのような焼き菓子も売られている。しかも安い。

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ブラガでたべたお菓子はこれかなぁ?“Milfolhas”というのかな?

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一人になると、旅行のスケジュールは自分次第。気になるものをみつけるとつい寄り道をしてしまう。カステラの原型と言われているパン・デ・ロー“Pão-de-ló”よりも焼き菓子に近い感じだけど、値段が安いこともあって、つい買ってしまう。食べてみると想像通り美味しいんだけど、想像を超える美味しさはないかも。

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仮設のボリャオン市場巡り、楽しかった。やっぱり、私は市場巡りが好き。

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サンタ・カタリーナ通りに戻ると、パステル・デ・ナタ専門店がここにもある。雰囲気的にはチェーン店かなぁ?

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ポルトガルではパステル・デ・ナタのチェーン店がたくさんあって、商売として成り立っている。どこでも焼きたて、作りたてのパステル・デ・ナタが食べられるなんて、幸せな町。

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現在は工事中のボリャオン市場の周辺は食材店が並んでいる。

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ふと、看板を見て沢木耕太郎の「深夜特急」を思い出す。お茶ことのを「チャ」や「チャイ」などの“C”で始まる発音の国と、「ティ」や「テ」などの“T”から始まる発音の国があって、全般的にアジアでは“C”で、ヨーロッパでは“T”だったのが、旅の終着点のポルトガル・サグレスでは再び“C”の国となり「『C』より出でて、今再び『C』に至ったのだ」 という話が印象に残っている。

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昨日の夜、実はインターネットで調べていて目指していたお店。この食材店で買いたいものがある。

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それはコンフェイト“Confeito”。金平糖はコンフェイトがなまったもの。ポルトガルのコンフェイトは大きい。これはおみやげ用で、帰国後に食べてみるとそんなに甘くなくて美味しい。

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もう1件、昨晩インターネットで調べていて目指していたお店は、同じ通り沿いにある。

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ここはお菓子屋さんで、ショーウインドウには焼きたてのパンや焼き菓子が置かれている。

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このお菓子屋さんでは、パン・デ・ロー“Pão-de-ló”が売られている。そう、目的はカステラの原型と言われるパン・デ・ロー。

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ホールで売られているものを少しだけ切って売ってもらう。ここのパン・デ・ローはしっかりと焼かれており、まさにカステラ。気がついたら、一人旅になってから、お菓子を食べてばっかり。

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我慢していたわけではないんだけど、一人になってから、甘いお菓子に対する思いがちょっと暴走ぎみ。パン・デ・ローを食べたばかりなのに、パステル・デ・ナタ屋さんが気になってくる。

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お店の中も広くて、休憩するにはちょうどよさそう。

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実は“Manteigaria”はチェーン店でクレリゴス教会の手前にあったお店と同じで、このお店のパステル・デ・ナタはすでに食べているんだけど。

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カフェスペースが広くゆったりしていて、ちょっとした休憩にはちょうどいい。

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うーん、カミーノを旅した旅人と別れて一人旅になってからポルトガルのお菓子にかなり暴走気味。旅人に対して遠慮をしたり、特別に気を使ったつもりは全くないし、わりと私のペースで旅していたつもりなんだけど、やっぱり誰かと一緒の旅と一人旅では歩き方がちょっと違うのかもしれないなぁ。たしかに、こんなに暴走してお菓子ばかり食べていたら、女性だったとしても、ちょっと、いや、かなり迷惑かも…。

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2020年8月26日 (水)

一目惚れをしたポルトへの旅 4日目(2)ポルトのボリャオン市場へ。

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ホテルに戻り、荷物を整理してチェックアウト。引き続きスーツケースは午後の出発までホテルに預かってもらう。エミレーツ航空EK198便は、ポルト17:35発なので昼過ぎまではまだ観光ができる時間がある。

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これからはいつも通りの一人でポルトの町歩き。私はその地域でどのようなものが食べられているのかを知るのが好きで、生活の一部を見られるような気がして、市場があれば必ず立ち寄ってしまう。ポルトのボリャオン市場に行ってみることにする。

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サンタ・カタリーナ通りからクレリゴスの塔のほうを見るとまだ霧がかかっている。

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クレリゴスの塔は霞んでしまっていてよく見えない。

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サンタ・カタリーナ通りの装飾が美しいカフェ“Majestic Café”。

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グランデ・ホテル“Grande Hotel do Porto”の装飾もいい。チョコレート専門店“Arcádia Casa do Chocolate”なんてあったんだ。

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私が空港からボリャオン駅でメトロを降りて、最初に見た建物がこのアルマス礼拝堂“Capela das Almas de Santa Catarina”。そういえば、礼拝堂の中には入っていない。

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人々が集まっているけどミサがあるのかなぁ?ミサがあるときはおじゃましない。

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残念ながらボリャオン市場は全面改装工事で閉鎖中。

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仮設の市場があるみたい。

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仮設のボリャオン市場に行ってみることにする。

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先ほどの地図だとこのショッピングセンターに仮設のボリャオン市場があるはず。

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地下に下りてみると、まだ午前中の早い時間のせいか賑わいはないんだけど、間違いなく市場。

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いろいろなお店が入っており、楽しそうな感じ。

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フルーツジュースが売られている。奥は果物屋さんかなぁ?

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初夏のこの時期は桃やプラム、杏などが旬なのかなぁ?

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野菜売り場の陳列の仕方は、棚の上に箱に入れられている。

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ちょっと雑然とした感じ。もっときれいに陳列すれば、美味しそうに見えるのに。

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ここはお花屋さん。お花屋さんは季節を感じることができるし、ブーケなどにその国らしさを感じられることがあるので、つい立ち止まってしまう。

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これは贈答用のブーケの一種なのかなぁ?ちょっとおもしろい。

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そして、ポルトガルはイワシやツナなどの缶詰がおもしろい。個性のあるパッケージングはおみやげにもなる。

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そのままパンにつけて食べれば美味しそうな魚のパテなんて、美味しそう。

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ポルトガル料理には欠かせないバカリャウ。バカリャウにもいろいろな種類があるのかなぁ?今回、2回もバカリャウ料理を食べたけど、私はポルトガルの干しダラ料理ってけっこう好き。

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チーズ屋さん。このチーズはローカルなものなのかなぁ?

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そして魚料理が美味しいポルトガルの魚屋さん。青魚が多いのか、色が地味。

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陳列の仕方がおもしろい。それにしても色が地味。

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これはきっとイワシ。まるまると太っている。

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ようやく地味な色の魚じゃない、赤い魚やカレイやヒラメを発見。

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気がついたことは、イワシやサバなどの青魚は大量に売られているんだけど、エビやイカ、そして貝類が極端に少ない気がする。ムール貝が売られてもいいし、それこそ、タコはよく食べられているけどどこで売っているんだろう?魚売り場じゃないところにあるのかなぁ?私が見逃しているのかなぁ?エビも見かけないし、小さなイカしか見つからない。

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ムール貝はみかけないのに、普通にペルセベス“Percebes”が売られているのが不思議。おもしろいなぁ。「亀の手」が市場で売られているのって、私は初めて見たかも。売られているんだから、買う人がいると言うことで、きっと美味しいに違いない。どんな味がするのかなぁ?

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2020年8月22日 (土)

一目惚れをしたポルトへの旅 4日目(1)朝、ポルトでカミーノの旅人と別れる。

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2019年7月2日、火曜日。ポルトで迎える最後の朝。旅人を見送るために朝6時に起きる。朝7:10発のバスでサンティアゴ・デ・コンポステーラに向かうのだという。朝の朝食レストランで待ち合わせ。

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同じホテルだと2日目はどんな味かわかってくるので、控えめになる。

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今日もパステル・デ・ナタは欠かさない。

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フルーツヨーグルトだけど、果実がごろごろ入っている方が好きなんだけど、フレーバーのみのタイプ。

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果物は置いてないので、フルーツポンチで果物を補給。

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朝食後は、私も今日にはポルトを発つんだけど、最終パッキングをせずにまずは旅人を見送ることにする。

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ヨーロッパって、朝は霧が出ていたり曇っていることが多い。

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ホテルの前の通りはバスターミナルがあるためか、朝からカフェが営業している。

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ポルトガルって、甘いお菓子がたくさん並べられている。

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曇りというよりも霧が出ている感じかな。まだバスの出発時刻まで時間があるので、最後にドン・ルイス1世橋からポルトの町を眺めることにする。

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地下鉄の駅からは遠いけど、ホテルからサン・ベント駅やドン・ルイス1世橋までも徒歩圏内だし、便利なホテル。

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カテドラルも霧がかかっている。

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ドン・ルイス1世橋が見えてきた。

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霧がかかっており、対岸もかすんでいる。

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ドンルイス橋から見たポルト、カイス・ダ・リベイラ地区。霧でかすんでいるけど、これはこれで美しいかも。

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対岸にあるヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア地区も同様に霧がかかっている。

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対岸までは橋を渡らずに引き返すことにする。

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朝のお散歩としてちょうどよい距離。

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霧の中にもクレリゴスの塔が見えるので、そんなに濃い霧ではないのかなぁ。

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バスの出発時刻までもう少し時間があるので、旅人とカフェでお茶することにする。

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このカフェも甘いお菓子が充実している。

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朝ごはんを食べたばかりだけど、ケーキとエスプレッソ。旅人はサンティアゴ・デ・コンポステーラから日本への帰り道に、さらにスイスのユングフラウヨッホに立ち寄って、ハイキングをするというんだから、尊敬してしまうほどのヴァイタリティ。私は最大6日間程度の旅程なので洗濯をするノウハウを失っているので、旅を1ヶ月以上続けられるノウハウも吸収したい。そして、荷物を少なくする断捨離旅のノウハウも吸収したい。やはり、私と違うスタイルの旅人の話は面白い。それにしても、これからスイスでハイキングなんて、ものすごい体力。これだけのバイタリティがないと、カミーノ走破はできないんだろうなぁ。ずっと旅の話を聞き続けていたいくらい、私とは違うスタイルの旅の話はおもしろい。

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カフェを出て、ホテル前の通り沿いにガレージがある。ガレージの中がバス停になっている。

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バスは最近のヨーロッパでは大手のFLIXBUS。サンティアゴ・デ・コンポステーラ行きのバスはポルト発パリ行き。このバスの最終目的地はパリ。バスに乗り込む彼女を見送る。彼女と一緒に旅をするのは初めてだけど、私としてはそんなに気を遣わずにマイペースな旅をしてしまった印象なんだけど、私のいいかげんな旅のペースをどう思っていたんだろうなぁ?私はカミーノの話を夢中になって聞いて、とても楽しい時間を過ごせたような気がする。まだ、カミーノの旅の話は聞き足りないくらいだけど。

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バスの出発を手を振ってカミーノの旅人を見送る。

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まだ朝7時過ぎなので、いったんホテルに戻り、スーツケースの最終パッキングを行い、チェックアウトの準備をする。いつもの「一人旅」に戻っただけなんだけど、たまには誰かと一緒に旅をするのも楽しいかもしれないなぁと感じている。

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2020年8月18日 (火)

一目惚れをしたポルトへの旅 3日目(8)ポルトで今回の旅行最後の夕ごはん。

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ギマランイス駅を出発した電車はのどかな風景の中を走る。

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電車は川沿いを走る。今回のエスカレーションで感じたのは、この地域の緑の多さ。植物が育ち、過ごしやすい地域なんだろうなぁ。

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急行列車などの終着駅であるポルト・カンパニャン駅“Campanhã”に到着。この電車はローカル列車なので、終点は旧市街に入ったポルト・サン・ベント駅。

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ドウロ川が見えてきた。

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2階建てのドン・ルイス1世橋が見える。

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電車は終点、サン・ベント駅“São Bento”に到着。

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夏のヨーロッパは19時半過ぎではまだまだ明るい。まして夏至の直後なので日が長い時期。

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サン・ベント駅のホールに出るとアズレージョが美しい。

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つい天井を見上げてしまう。時計は19:45くらい。

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サン・ベント駅を出ると坂の上にクレリゴス教会が見える。

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今日はホテルのそばでレストランを探すことにする。

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ホテルの方向に向かって坂道を上る。

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サンタ・カタリーナ通り“Rua de Santa Catarina”は夕方も賑わっており、人通りが多い。

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坂を登り切ったところにあるポヴェイロス広場“Praça dos Poveiros”にあるレストラン“Restaurante Salmão”に入ってみることにする。「地球の歩き方ポルトガル」掲載店ではなく、雰囲気でセレクトしたレストラン。今回のポルト旅行で私のお気に入りは、ヴィーニョ・ヴェルデ“Vinho Verde”。若いワインだけど、バスクのチャコリのように微発泡でさわやかな飲み口。2人なのでボトルで頼んでしまう。ちなみにアルコール度は低いので、その後にもう1本ボトルを頼むことになり、けっきょく、2人で2本も飲んでしまう。

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ポルトガルのレストランは有料の前菜がくることが多いけど、このレストランの前菜はオリーブくらい?

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最後の夕食なので、前菜はキャベツの入ったスープのカルド・ヴェルデ“Caldo Verde”。優しい味で美味しい。ポルトガル料理の味つけって、日本人好みなのか何を食べても外さない。

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そして、ポルトガルに来たからには一度は「イワシの塩焼き、ピーマン添え」“Sardinhas assadas com pimentos”を食べないと。イワシの塩焼きなので日本でも食べられそうだけど、新鮮なイワシは臭みがなくて最高に美味しい。スペインやポルトガルの海が近い町で食べるイワシって、臭みがなくて身がほくほくしていて、焼いても、衣をつけて揚げても、日本とは違う種類なのではないかというくらい美味しい。以前にスペインのアンダルシア地方を旅した時に、一番美味しいと記憶に残っているのは、単純に衣をつけて揚げただけのイワシだった。

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そして、「シーフードリゾット」“Arroz de marisco”も最高の味つけで美味しい。一緒にいる旅人も、巡礼中には巡礼者用のセットメニューで鶏肉ばかり食べていたので、ポルトガル料理は美味しいと感動している。2人で旅していると料理が2品頼めるというのは幸せ。それにしても、カミーノの話はおもしろい。この旅人は女性だからなのかなぁ?私と違って、旅をしながら、どんどん友達を作っていける能力がすごい。抜きつ抜かれつの歩きの旅なので、また再会して顔見知りになって話をするようになり、一緒に食事したり仲良くなれるのだという。私はあまり現地の人と交流しないからなぁ。しかも、彼女はポケトークのみで勝負しており、特別に英語ができるわけではないところがすごい。と言っても、英語ができないというのは謙遜だと思うけれど。

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最後の夜はデザートを注文。コクがある堅めの自家製プリン“Pudim caseiro”。

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最後にエスプレッソを飲み、食後の余韻を味わう。

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もう21時を過ぎているけど、まだ明るい。

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ようやく夜が訪れようとしている。何の情報もなく入ったんだけど、レストラン“Restaurante Salmão”は、雰囲気もいいし、いいレストランだったなぁ。

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レストランは会話をしながら楽しんでいる人でいっぱい。

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今日は夜景を見に行かずにホテルに戻ることにする。

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近くだと思って地図を見ないで歩いていたら、バターリャ広場“Praça da Batalha”に出てしまい、ちょっと行きすぎた。夕闇が迫るバターリャ広場はなかなかよい雰囲気。

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アイステイ・ホテル・ポルト・セントロ“iStay Hotel Porto Centro”に戻る。明日の早朝には、旅人は荷物を預けてあるサンティアゴ・デ・コンポステーラにむけて旅立つ予定。私もいつかはサンティアゴ・デ・コンポステーラに向かうカミーノの道を歩いてみたいなぁと旅人の旅の話の余韻に浸る。

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