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Voyages

チェコ

2019年6月 2日 (日)

チェコ、プラハとチェスキー・クルムロフへの旅 番外編 初めての海外旅行保険請求。

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出発の遅延により、予定通りの時間に到着できず、到着が深夜となり自宅に帰ることができなかった。仕方なしに蒲田のホテルに宿泊することになってしまったことに対しては、エミレーツ航空は東京までの輸送が完結しているので航空会社には料金を請求できないだろう。そんな時に、海外旅行保険の内容を確認してみると、4時間以上の遅延であり「乗継遅延費用」に該当するのではないかと思って、損保ジャパン日本興亜に電話をして、事情を話すと適応になるという。

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損害保険会社から保険金請求の用紙が自宅に送られてくる。添付資料として、Eチケットの控えだけではなく搭乗券の全てを送ることになるので、搭乗券原本を紛失しないこと。そして、航空会社の遅延証明書が必要。

Prg2903
エミレーツ航空の場合は搭乗証明書はインターネットで手配可能でPDFファイルで送られてくる。

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送られてきた資料を確認すると、プラハ発EK140便は、定刻15:55発が、実際に出発したのは18:05と2時間10分遅れ。到着については、23:50の予定が02:21とおそらくドバイ国際空港への着陸の際の「ぐるぐる」のために2時間31分と遅延は拡大している。ドバイ到着が2:21ということは、2:40発のEK318便までに20分も乗り継ぎ時間はなく、この乗り継ぎ時間では接続は不可能。

Prg2905
うーん、限度額は3万円だったので、6075円の蒲田のホテルでなく、もっと高級なホテルに泊まってもよかったのになぁ。書類を揃えて、保険金請求をした結果、審査で「乗継遅延費用」と認められて、蒲田のホテル代は保険金で戻ってくることになる。私が海外旅行保険を請求したのは今回が初めて。最近、私は帰国時のフライトにトラブルが多く、「乗継遅延費用」が保証内容に含まれていて本当に良かったと感じている。海外旅行時のトラブルとしては、病気やケガや盗難よりも航空機の遅延や欠航トラブル、手荷物が届かないというトラブルは私も経験しているので、海外旅行保険を使用したのは初めてだったけど「乗継遅延費用」の特約のついた海外旅行保険に入っていてよかった。やはり旅行保険はいざという時のために入っておいたほうがいい。そして、航空機遅延トラブルに関する特約には入っておくべし。

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2019年5月30日 (木)

チェコ、プラハとチェスキー・クルムロフへの旅 5日目 エミレーツ航空EK312便は東京蒲田行き?

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2018年7月31日火曜日、深夜3時過ぎのドバイ国際空港。搭乗が始まる朝7時過ぎまでの4時間以上を過ごせる場所はマルハバ・ラウンジしかない。この時間のマルハバ・ラウンジは空いている。というのも、接続がうまくいけば長距離便は飛び立ったあとなので、夜が明けるまでここで過ごす人は多くない。

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せめてもの救いは、ドリンクはいつでも無料で飲めるということ。

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ミール・バウチャーをもらったからと言ってダブルチーズバーガーを食べなければよかったなぁ。マックアラビアを試そうなんて思ってしまったのがそもそもの失敗。マルハバラウンジのこのサンドイッチの方が美味しそう。

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ケーキやフルーツも置いてあるけれど、さすがに深夜なので食べられない。

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サラダもあるし、やっぱりミールバウチャーをもらって、無理に使ってダブルチーズバーガーを食べなければよかった。

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ミールバウチャーをもらったとしても使わずに、ここで夜食にした方が正解だったかも。うーん、マックアラビアへの興味が失敗の原因。どうしても、私は食べたことのないものや見たことのないものの好奇心に惹かれてしまう。

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マルハバ・ラウンジのソファで朝までゆっくり休むことにする。約5時間半を空港内で過ごしたのは私の最長記録かもしれないなぁ。時間帯によっては座る場所もない時があるけれど、今日はゆったりできそう。

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朝になり、マルハバ・ラウンジを出る。プラハからビジネスクラスの座席で機材不具合の影響もあって8時間くらい休めたからいいけど、ソファでずっと過ごすのはつらい。でも、飲み物も食べ物も無料でいつでも取れるマルハバ・ラウンジにいたからいいけど、一般エリアで過ごすのは大変だったかも。

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8:00発エミレーツ航空EK312便東京羽田行きは、B6番ゲートからの出発。

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EK312便に乗れば東京羽田空港に帰ることができる。思い返せば、2017年の香港だけではなく、私は2016年、2017年と2年連続で帰りの飛行機が予定通り飛ばずに予定した日に自宅に帰れていない。今回も東京羽田空港までは帰れるけれど、家には帰れない可能性が高いなぁ。

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2016年は、カタール航空の機材故障のために欠航となり、アントワープに宿泊し帰国日が翌日になってしまった。

ムール貝を食べにベルギーひとり旅 4日目(5)カタール航空、ブリュッセル空港での悲劇。機材故障による欠航で帰国予定日に帰国できない最悪の事態に。
https://lacosuke.cocolog-nifty.com/blog/2016/09/45-8369.html

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そして2017年は、イスラエルからの帰り道に香港の悪天候で遅延し、到着が深夜となり、自宅に帰れずに蒲田のホテルに宿泊している。どうも、このところ、帰りの飛行機についていない。

初めてのイスラエル、エルサレム・死海ひとり旅 6日目(4)イスラエルからの帰り道、まさかの香港国際空港の悪天候。
https://lacosuke.cocolog-nifty.com/blog/2018/02/64-56bc.html

Prg2813
待合室に向かう。羽田空港国際線ターミナルに22:45着に到着して、自宅に帰ることができるかと考えると厳しいなぁ。2016年から3年連続で自宅に帰れない事態になりそうな雰囲気。

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今回の旅行は、すべて機材はエアバスA380のはずだったのに、残念ながら予定外のボーイングB777-200LR。同じ値段を支払うのならB777の3-4-3の詰め込み仕様よりも、エアバスA380の方が通路を含めてゆったりしている感じがして好き。

Prg2815
おそらくブロック席だったんだろう、エコノミー最前列のバシネット席。実はバシネット席って、私はあまり好きじゃない。前方の空間が空いていて開放感があっていいんだけど、モニタやテーブルを出すのが面倒だし、足を十分に伸ばせないので、私は総合的には普通の座席が好き。

Prg2816
出発が朝8時なので朝ごはん仕様。朝ごはんは、和風を選択して鮭の照り焼き。エミレーツ航空の和食って、けっこう食べられる味。ちなみにもう一つの選択肢はクラシック・オムレツ。ジントニックを飲んで、寝てしまおうという作戦。

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中国上空を通過し、もうすぐ北京。

Prg2818
北京を通過し、北朝鮮を避けるように黄海に出る。現在の日本時刻は20:34で、残りが2時間32分ということは、到着は23時過ぎとなる。うーん、予定到着時刻よりも20分くらい遅れている。スーツケースを受け取って、制限区域から出られるのは、0時近くなるのかなぁ?

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お昼ごはんは、牛肉の煮込みとスズキの甘酢あんかけの選択から、和食のスズキの甘酢あんかけをセレクト。ドバイから積んだ和食は機内食としてはよくできているかも。

Prg2820
ようやく羽田空港へ着陸態勢に入る。思えば、プラハからインボラアップグレードでビジネスクラスの席になって喜んだのもつかの間、その後にまさかの落とし穴があるとはなぁ。しかも、これで私は3年連続して帰りのフライトでトラブルに巻き込まれている。

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飛行機から降りたら、時刻はすでに23:30。スーツケースが出るのを待っていたら、日付が変わってしまいそう。

Prg2822
今回の「チェコ、プラハとチェスキー・クルムロフへの旅」は、最後にトラブルに巻き込まれてしまったけれど、死ぬまでに一度見てみたかったチェスキー・クルムロフの風景も美しかったし、それにプラハは時間が足りないと思うほど魅力的な町だった。チェコビールもたくさん飲めたし、たくさん歩いたけれどのんびりできる旅だった。私がまだ知らないチェコの魅力があるような気がして、チェコはリピートあり。いつもの旅行記だと、このあたりで終わるんだけど、今回の場合はもう少しだけ続く。

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EK312便の到着時間は23:29。この時間はスポットに到着してゲートが開いた時間。そして、現在の時刻は、2018年8月1日水曜日の深夜0:01。予想通り日付が変わってしまった。

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もう、今日は自宅には帰れない。時間的に新宿や池袋にたどり着くことも微妙かもしれない時刻。まずはスーツケースを自宅へ送ってしまう。2016年、2017年と2年連続して予定よりも1泊多く宿泊することが続いたため、最近は予備の着替え1日分を別に持つようにしていて、すでに手荷物の中に入っている。

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時刻は深夜0:08。2017年に悪天候のために香港からの到着が遅れて自宅に帰れなくなった経験があるので、今回は気持ちに余裕がある。こんな経験は何度もしたくないんだけど。前回と同様に、すでに自宅に帰れないことを見越してドバイで手を打っており、蒲田のホテルをBooking.comで予約済み。0:30に蒲田行きの深夜バスがあることはわかっているので、戸惑うこともない。

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あれ?京急がまだ動いているみたい。2017年の時とそんなに時間は変わらないはずなんだけどなぁ。

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まだ2本の列車があるけど、品川方面は蒲田までしか行けなさそう。でも、深夜バスに乗るよりも少しだけ早く蒲田に行く電車があってよかった。

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神奈川新町行きの電車にはほとんど乗客はいない。

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京急蒲田駅に到着。この電車は京急蒲田駅で方向を変えて川崎・横浜方面に向かう。

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時刻は0:25分過ぎ。今回のホテルはJR蒲田駅のそばにしてしまったので、京急蒲田からJR蒲田駅まで歩かなくてはならない。しかも、京急蒲田駅からJR蒲田駅まではけっこう遠い。

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不思議なのは京急蒲田駅からJR蒲田駅に向かう道には、深夜0時半にアジア系の女性が道端に立っていて、怪しげな雰囲気。あの人たちはなんなんだろう?

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蒲田はホテルが安くて前回と同様に当日の手配でも6000円程度で宿泊できるのがいい。ホテル・マイステイ蒲田は、Booking.com経由よりもホテルのサイトから直接予約の方がさらに安かったみたいなんだけど、ドバイの空港では泊まる場所が見つかればいいと思っていたので、そこまで綿密に調べなかった。

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値段で選んでしまったので、京急蒲田駅からけっこう歩くことになってしまったけれど、無事にホテル・マイステイ蒲田に到着する。

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深夜1時前にホテルの部屋に入り、シャワーを浴びて寝てしまう。蒲田は便利な立地で、都心勤務になった関係で、朝、JR蒲田駅から京浜東北線に乗って職場に直接行けば仕事にも支障は無い。それにしても、2年連続して旅の最後を蒲田のホテルで終えることになってしまうとはなぁ。だけど、予想していないようなトラブルに遭遇したり、予定通りに行かないことがあってこそ、それが旅というもの。予定通りにいかないからこそ、旅はおもしろい。(チェコ、プラハとチェスキー・クルムロフへの旅、おしまい)

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2019年5月26日 (日)

チェコ、プラハとチェスキー・クルムロフへの旅 4日目(6)最大のピンチ!機材不具合のためプラハから飛び立たないエミレーツ航空EK140便。ドバイのトランジット失敗をリカバリーする方法。

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エミレーツ航空EK140便はヴァーツラフ・ハヴェル・プラハ国際空港の滑走路の手前までタキシングするけれど、なぜか離陸しない。最初は着陸する飛行機を待っているのかと思ったら、それにしては時間が長すぎる。やっと滑走路に入ったと思ったら、悲しいことに離陸するわけではなく、どうやら離陸直前に不具合が出て、機材の不具合の点検のためにスポットに戻るという。

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ターミナルとは別の場所だけど、機材不具合のためにスポットに戻り点検中。今回は乗り継ぎ時間は2時間50分と十分にあるので1時間程度の遅延であれば何ら問題ない。

7/30 EK140 PRGDXB 15:55 23:50
7/31 EK318 DXBNRT 02:40 17:25
※EK=エミレーツ航空 NRT=成田空港 DXB=ドバイ国際空港 PRG=プラハ

Prg2703
いっこうに離陸する気配がない。やることもないので2階席の最後尾にあるビジネスクラスのバーカウンターを見にいってみるけれど、離陸しないとオープンしないみたい。

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バーカウンターの周囲には座るスペースもある。今、ここをオープンしてくれれば、みんな暇なので賑わうのだろうけれど。

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1時間以上経っても機材の不具合は解消しない。2016年のブリュッセル空港の悲劇のように、もしもフライトキャンセルになったら、満席のエアバスA380の乗客を代替便で捌けるのかなぁ?よく考えたら、2016年はブリュッセル空港、2017年は香港と2年連続して到着予定日に自宅に戻れていない。まぁ起きてしまったことは仕方がない。幸いにもせっかくビジネスクラスなんだから、座席をフルフラットにして休むことにする。

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もうジタバタしても仕方がない。色々考えたって、心配したって、自分の力ではどうしようもない。心配したところで事態はなにも動かない。私のこれからの運命は神に任せるしかないので、せっかくのビジネスクラスの座席を楽しむことにする。といっても、横になるだけなんだけど。

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ペリエを飲みながら、のんびり過ごす。どうやら飛行機から降ろされる気配はないので、機材の不具合は欠航になるほど致命的なものではなくいつかは飛ぶんだろう。

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2時間後、ようやく18時過ぎに機材の不具合は解消されたみたいで、エミレーツ航空EK140便のエアバスA380は再び滑走路に向けてタキシングを始める。

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ようやく18時過ぎに2時間10分遅れで離陸。フライトキャンセルになる危機からは脱したけれど、次の問題は成田行きEK318便に乗り継ぎができるかが微妙な時間。成田行きEK318便の出発時間までにはドバイに到着できそうだけど、たぶん乗り継ぎ時間がない。

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エアバスA380のサンシェイドはボタンを押すと閉まる。

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ようやく昼食の時間。15:55発のフライトなので、プラハでお昼ごはんは食べなくても良いかと思っていたんだけど、結果的にはプラハの時間では19時すぎなので、プラハでちゃんとお昼ごはんを食べておいてよかった。エミレーツのシャンパンはヴーヴ・クリコ“Veuve Clicquot”。

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そして、前菜が運ばれてくる。
Roasted duck served chilled with apple and horseradish coleslaw and Mediterranean vegetables.

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前菜はアスパラガスのスープとスモークトラウトとの3択の中からローストダックを選択。

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そしてメイン料理が運ばれてくる。
Braised veal cheeks with chanterelle ragoût,dauphinoise potates and green peas.

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赤ワインはボルドー・サンテミリオン “Château Barde-Haut 2004 Saint-Émilion Grand Cru” 。いつも飲んでいるエコノミークラスのワインを違って美味しい。どう美味しいかは残念ながら私には表現できないけれど。

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牛ほほ肉の煮込み。そして、大好きなグラタン・ドフィノワ。ビジネスクラスの食事って、ワインは美味しかったけれど、料理はエコノミークラスよりは格段に美味しいけれど、地上のレストランで食べる料理の方がよほど美味しい気がする。

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デザートはチーズケーキ。

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食事が終わると、ビジネスクラスのシートにはクッションが敷かれておやすみモード。けっきょく、ビジネスクラスに乗ってしまうとゆっくりと休めてしまうために、バーに行くこともなく目的地に着いてしまう。

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ビジネスクラスはゆっくりと休めることに最大の価値があると思うんだけど、エコノミークラスしか使わない貧乏な私にとっては、自分でお金を支払うほどの価値はないと思ってしまう。だって、ビジネスクラスの食事だって、エコノミーの機内食と比較したら美味しいけれど、現地のレストランで食べたほうがよほど美味しい。たしかにフルフラットのベッドになるビジネスクラスの座席はゆっくりと休むことができるけれど、私にとっては自分でお金を出すほどの価値はないかなぁ。私は根が貧乏なので、エコノミークラスの座席で我慢して、現地のレストランで美味しいものを食べた方がいいと思ってしまう。

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ようやくドバイに向けて降下中。本来ならば日付が変わらない23:50に到着予定だったけれど、けっきょく2時間の遅れは回復できず、着陸は2018年7月31日火曜日の深夜2時すぎになりそう。ドバイ2:40発エミレーツ航空EK318便成田行きへの接続は微妙な感じ。韓国人の団体客は置き去りにすると便の振り替えが困るので救済されるかもしれないけれど、個人旅行者しかいない成田行きEK318便は救済措置があるのかなぁ?飛行機を降りたところで「トーキョー、ナリタ」と叫んでいる職員がいれば救済されるし、職員がいなければ、乗り継ぎ失敗が決定的。

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こんな状況にも関わらず、ドバイ国際空港では恒例の着陸待ちの「ぐるぐる」のために着陸がさらに遅れる。着陸後にゲートに到着したのは2:20。2:40発の成田行きEK318便まで20分しかなく、すでにゲートが閉まっている可能性が高い。救済措置がなければ、広大なドバイ国際空港のターミナルを20分で移動できるはずがない。

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飛行機を降りると、「ソウル、インチョン」は救済措置があるようで係員がいる。係員に「トーキョー、ナリタ?」と聞くと、カウンターに行くように言われて、その時点で乗り継ぎ失敗を確信する。すでに、飛行機に乗っているうちから乗り継ぎ不可能の判断がされたようで、メールに代替便の案内が来ており、代替便は24時間後の翌日のEK318便。実際にカウンターに行くと、すでに代替便の搭乗券が3食つきのホテルバウチャーとともに準備されている。これから24時間をドバイで過ごさなければならない。時間に余裕がある学生さんや、休暇が伸びても仕事に支障なく休める人にとっては、このオファーは3食つきのホテルつきで無料でドバイ観光ができるんだから考えようによってはいいオファーと言えるかもしれない。

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でも、私は今回の乗り継ぎ失敗についてプラハの空港にいる時からまったく焦っていない。実は、エミレーツ航空にはEK312便羽田行きへの振り替えという最終手段があることは最初からわかっていた。カタール航空とエミレーツ航空は成田便に乗り遅れたとしても、その5時間後に羽田便があるので、東京着が22:45と深夜になってしまうけれど、深夜になってしまうけれど7/31のうちに帰国し、8/1は予定通りに仕事に行けるのでリカバリーは可能だということは知っていたから。

7/31 EK312 DXBHND 0800 2245
※EK=エミレーツ航空 HND=羽田空港 DXB=ドバイ国際空港 PRG=プラハ

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先行研究の中には、「ドバイのトランジット失敗をリカバリーする方法」として、EK316便関空行きへの振り替えの事例を紹介しているケースもあるようだけど、確かに危機を回避しているので旅慣れていることはわかるけれど、私にはベストな方法だとは思えない。もしも関空に振り替えた場合は関空から東京までの交通費はLCCだろうが新幹線だろうがエミレーツ航空は費用をおそらく出してくれない。確かに関西国際空港に17時台に到着できれば、その日のうちに「自腹」で東京に帰ることはできる。しかし、羽田空港到着時刻が22:45と遅くなってしまうものの、少なくとも追加料金なしで羽田空港まではたどり着けるので、この先行研究に反して、私はEK312便羽田空港行きへの振り替えをお勧めする。

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カウンターで翌日のEK318便成田行きから当日のEK312便羽田行きへの変更の交渉をして、あっさり5時間後に出発する7/31朝8:00発のエミレーツ航空EK312便東京・羽田空港行きに振り替えてもらう。おそらく成田と羽田の位置関係を知らないので空港が変わってしまうことと、予約クラスとしてはEK318便よりも低かった(安かった)みたいで、「本当にいいの?」というような感じで聞かれたけど、それでいいんです。もちろん、エミレーツ航空の責務としては目的地まで乗客を輸送することなので、羽田空港到着が深夜になっても、エミレーツ航空から東京到着後のホテル代は出ないこともわかっていますとまでは言わないけれど。

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3食昼寝つきのホテル・バウチャーの代わりに、ミールバウチャーをもらう。7/31のうちに帰れることにはなったけれど、これからドバイで5時間過ごさなければいけない。

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ミールクーポンなんて使うよりも、プライオリティ・パスで利用できるマルハバ・ラウンジへ行った方がよほどまともな食事を取れると思うけれど、せっかくもらったバウチャーなんだから使ってみようかなぁ?

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私はドバイ国際空港にあるマクドナルドで食べたことはないんだけど、ずっと食べてみたいメニューがあったことを思い出す。

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それは、マック・アラビア。ドバイ国際空港ではマルハバ・ラウンジに行ってしまうので、ずっと気になっても、あえてお金を出してまで食べる機会がなかったメニュー。

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マックのカウンターでマック・アラビアを注文すると、エミレーツ航空のミールバウチャーでは、ダブルバーガーのセットかダブルチーズバーガーのセットしか頼めないことがカウンターで発覚。エミレーツ航空ってケチだなぁ。残念ながら、初めてのマック・アラビアを食べることはできず、仕方なしにダブルチーズバーガーのセットを注文。あたり前のことだけど、ドバイでもケチャップは日本と同様に無料でもらえる。

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包みを開けてみると、それはダブルチーズバーガー。想像していた通りの味。だけど、パンがパサついた感じがあって、日本で食べた方が美味しいかも。本来ならば、今ごろはエコノミーとはいえ、成田行きのエミレーツ航空EK318便のエアバスA380の中で機内食を食べている時間のはずなのに、まだドバイにいて深夜にハンバーガーを食べていることがちょっと悲しい…。

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2019年5月23日 (木)

チェコ、プラハとチェスキー・クルムロフへの旅 4日目(5)人生2度目のエミレーツ航空のインボラアップグレードでビジネスクラス!

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エミレーツ航空EK140便のビジネスクラスの搭乗券をもらい、今回の旅行は最後に幸せな気分。搭乗までに時間があるので空港内にスーパーマーケットの“BILLA”があるみたいなので、探しにいくことにする。あまっているチェココルナを使い切るのにはちょうどいい。

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空港でなにかを買いたいと思っても、市場価格からかけ離れていることが多いので、空港にスーパーマーケットがあるのっていいと思う。

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ちゃんとスーパーなんだけど、生鮮食料品って誰が買うんだろうなぁ?空港の職員さんが仕事帰りに買うのかなぁ?

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あまっていたチェココルナでハヴェルスカー市場でも売られていた“KOLONADA”のウェハースを買って、搭乗口に向かう。インボラアップグレードでビジネスクラスに乗るのは久しぶり。それこそ、エミレーツ航空でキプロスのラルナカの帰り道に乗ったのが最後かもしれないなぁ。

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前回は搭乗口でブザーがなって搭乗券の交換だったけれど、今回はチェックインカウンターでビジネスクラスの搭乗券をもらっているので、これからビジネスクラスに乗れると思うと気分がかなり高揚している。

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シュコダのファビアR5?

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こんなに飛行機に乗るまでの時間を楽しく感じるのは人生で初めてかもしれないなぁ。出国審査に向かう。

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現在の時刻は14:00ちょうど。15:55ドバイ行きエミレーツ航空EK140便はB8ゲートからの出発。出発時刻は予定通りで問題なし。

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ヴァーツラフ・ハヴェル・プラハ国際空港ターミナル1は、出発客と到着客が混在するタイプの空港。出国審査を受けたのに、出口の表示がある。

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私は早めに空港に着いて、出発までを空港ラウンジでのんびり過ごすのが好き。

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プライオリティパスで利用できるラウンジ“Menzies Aviation Lounge”に入ってみることにする。

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ラウンジの中には温かい食事が用意されているところもあるけれど、このラウンジは軽食程度しか置かれていない。

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冷蔵庫にはオープンサンドのサンドイッチとチーズとジャム。

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ビールは生ビールではなく缶ビール。

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いつもならラウンジで軽食を取るんだけど、今日に限ってはビジネスクラスの食事が待っていると思うと、ラウンジではなにも食べずにのんびり過ごす。まぁ、このラウンジは大した食べ物がないということもあるんだけど。

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なにも食べずに、のんびりビールを飲んで搭乗を待つ。今回の旅行で最後の「ピルスナー・ウルクェル」“Pilsner Urquell(Plzeňský Prazdroj)”。

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私は決められた移動については、時間よりも早めに到着して、のんびり待っているのが好き。ラウンジでのんびり過ごし、ドバイ行きのエミレーツ航空EK140便の搭乗時間に近づいてきたのでB8ゲートに向かう。

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ヴァーツラフ・ハヴェル・プラハ国際空港の手荷物検査は搭乗ゲート前で行われる。

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もちろん、手荷物検査はビジネスクラス専用レーン。

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いよいよビジネスクラス専用のボーディングブリッジを通ってエアバスA380の機内へと向かう。

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総2階建てのエアバスA380は、経営者視点の人にとっては座席が埋まらないと採算が取れないなどの批判があるけれど、実際に搭乗する乗客にとっては機内が静かなので良い機体。

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エミレーツ航空のエアバスA380は2階席がすべてビジネスクラスの座席。

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2階部分にエコノミークラスを設置した場合、2-4-2の1列8席なのに、ビジネスクラスは、1-2-1の1列たった4席。

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フルフラットの時にはベッドになるので、足をゆったりと伸ばせるスペース。

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個人モニタも大きい。

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シートの横にはドリンクが置かれており、いつでも飲むことができる。

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夜行便ではないのでポーチに入ったアメニティキットはもらえないみたい。アイマスクと靴下のみ。

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ヘッドフォンも豪華な感じ。

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そして、搭乗してすぐにシャンパンのサービス。

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食事のメニューの他にワインリストも配られる。

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おしぼりのサービスもちゃんとしたタオル。

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ドバイ国際空港での手荷物検査を優先レーンで抜けられるファーストトラック。

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定刻通りにスポットを離れて滑走路に向かう。昨年2017年はイスラエルの帰りに香港での悪天候のために飛行機が遅延して、羽田空港の到着が深夜となり、自宅に戻れずに蒲田のホテルに宿泊することになってしまったけれど、今年はビジネスクラスにインボラアップグレード。人生、悪いこともあればたまにはいいこともあるものだ。

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2019年5月20日 (月)

チェコ、プラハとチェスキー・クルムロフへの旅 4日目(4)ヴァーツラフ・ハヴェル・プラハ国際空港でまさかの大当たり!

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旅はエンディングに向かっている。旧市街広場からホテルのあるプラハ本駅の方向に向かって歩いていくと火薬塔が見えてきた。

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そして、市民会館。

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共和国広場に面する近代的なショッピングセンターであるパラディウム“Palladium”の隣には小さな教会“Kostel svatého Josefa”がある。

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おみやげになりそうなものがないか近代的なショッピングセンター、パラディウムに入ってみることにする。

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建物の中は近代的なショッピングセンター。残念ながらスーパーマーケットくらいしか私の興味があるお店はない。

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ショッピングセンターを出ると共和国広場の一角が市場になっているみたいでお店が並んでいる。

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キッチンの道具を売っているお店。絵が描かれているのはまな板なのかなぁ?

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チェコで売られている小物類、雑貨類って、値段的にも買うことのできるリーズナブルな価格なのでつい見てしまう。

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女性ものだと思うけれど、バックの色合いなども好きかも。

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テーブルクロスなのかなぁ?布地の色合いがなかなかいい感じ。

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生活に密着するような八百屋さんや花屋さんもちゃんとある。

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吊るしてあるものはなんだろう?レースなのかなぁ?チェコで作られたものなのかなぁ?

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布地屋さんも、買うわけではないけれど地域の特徴が出やすいのでつい見入ってしまう。

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イノシシが飾られているソーセージ屋さん。

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そして、はちみつ屋さん。小さな市場だけど、市場を見つけるとつい見入ってしまう。

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職場用のおみやげなどは最終的にイタリアでもよく見かける“BILLA”で調達し、お買い物もこれで終了。

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共和国広場からスーツケースを預けてあるホテルへと向かう。

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プラハの風景ともこれでお別れ。でも、私はプラハのかわいらしい街並みは大好きなので、リピートするような気がする。そして、その時もきっと、ハヴェルスカー市場で民芸品を見るのに夢中になり、おばちゃん3人組に「ああいう人がスリにやられるのよ」と言われる「ダメ旅行者」は卒業できていない気がする。

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エルサレムのシナゴーグ(ジュビリーシナゴーグ)“Jeruzalémská synagoga”が見えてくれば、ホテルまではあと少し。

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プラハ本駅前にあるエグゼ シティ パーク ホテル“Exe City Park Hotel”に戻り、おみやげの品を入れてスーツケースの最終パッキングを行う。エミレーツ航空は30キロまでOKなので重量を気にしなくていいのは便利。

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スーツケースを転がしながらプラハ本駅へ。今朝、下見を済ませているので迷わない。

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空港行きのバス停へはエスカレータがあるのでスーツケースを持っていても困らない。

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10分おきに空港バスが出ていることがわかっていたので、時刻は気にせずにバス乗り場に来てみたら、ちょうど空港行きのバスが来ている。

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バスの車窓からヴルタヴァ川を渡るときに遠くにプラハ城が見える。

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バスは空港に向けて走っていく。

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車窓から見えるのはプラハ城?

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空港バスはヴァーツラフ・ハヴェル・プラハ国際空港に到着する。プラハ中心部からも近く、途中で渋滞もないので、思っていた以上に早く空港に到着。

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私は乗り遅れてはならない長距離列車や飛行機に乗るときには早めに到着して待っているのが好き。特に飛行機に乗るときは、早めに到着してラウンジでビールでも飲みながらのんびり待つのが好き。

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エミレーツ航空はシェンゲン条約外のターミナルである第1ターミナル。

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ターミナル1は出発ロビーも到着ロビーも1階にある。さっさと荷物を預けて、身軽になってラウンジで最後のチェコビールを飲もう。

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15:55発ドバイ行きエミレーツ航空EK140便はチェックイン受付中。特に遅延はなさそう。というのも、昨年2017年はイスラエルの帰りに香港に立ち寄り、香港の悪天候のために飛行機が遅延して、羽田空港の到着が深夜となり、自宅に戻れずに蒲田のホテルに宿泊することになってしまったので、最後に空港を飛び立つまでは油断できない。その時の経験から、1泊分の着替えを持つようにしているんだけど、できればその着替えを使うことなく家に帰りたい。

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エミレーツ航空のチェックインカウンターは長蛇の列。カウンターが遠くに見える。どうやらかなりの人数の韓国人の団体客がいるみたいで、別のラインで対応できないのかなぁ?エアバスA380はこの人たちを全員乗せられるんだと思うほど混雑している。せっかく早く空港に到着したのに、なかなか列が進まない。

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ようやく自分の番が来て、受け取った搭乗券は、インボラアップグレードで、ビジネスクラス。団体客のおかげでエコノミーが満席となり、一部の個人客はインボラアップグレードになった様子。過去に5往復しかしていないのに、エミレーツ航空のインボラアップグレードは2度目。エアバスA380を満席にするほど乗客を集められるエミレーツ航空ってすごい。昨年は、不運にも香港から帰れないという悲運を味わったけれど、今回は、まさかのビジネスクラスという幸運をつかみとり、幸せな気分。

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ドバイから成田空港行きEK318便もビジネスクラスだったらよかったんだけど、ドバイからの搭乗券は通常通りのエコノミー。今回は乗り継ぎ時間も2時間50分もあるので、ドバイ国際空港の着陸渋滞の「ぐるぐる」に巻き込まれても余裕がある。このところ、帰国便にはついていなかったけれど、今回は運がいい。

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2019年5月17日 (金)

チェコ、プラハとチェスキー・クルムロフへの旅 4日目(3)プラハの大衆食堂「ハヴェルスカー・コルナ」“Havelská Koruna”でお昼ごはん。

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石炭市場“Uhelný trh”と呼ばれる三角形の広場にある噴水“Wimmerova kašna”。

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そして、再びハヴェルスカー市場へ。すでにじっくりと品定めをしておいたチェコのハンドメイドのおみやげをいくつか購入。うーん、この市場は私には何度来ても楽しい場所。

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グループツアーの人が説明を受けているのはスタヴァフスケー劇場(エステート劇場)“Stavovské divadlo”。モーツァルトが1787年に「ドン・ジョヴァンニ」を初演した劇場。

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劇場の片隅にある像は、チェコの画家であるAnna Chromyによる“Plášť svědomí”。

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劇場と面している建物はカロリヌム“Karolinum”と呼ばれる建物で、カレル大学の本部だった場所。改修されてしまっているが、この出窓のみゴシック様式の当時の姿を見ることができる。

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スタヴァフスケー劇場にはテラスがある。私はマルタに行ってから、出窓とかテラスがあるとつい気になってしまう。

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カロリヌムとスタヴァフスケー劇場の間の路地を歩く。

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背面から見たスタヴァフスケー劇場。このまままっすぐ歩けば、火薬塔や市民会館の方向に抜けられるけれど、まだホテルに戻るには少し早い。時間がたっぷりあるわけではないけれど、もう少しプラハの散策を楽しむことにする。

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残り時間をどう使うか。15:55発の飛行機なので、お昼を抜いてしまうと機内食まで何も食べないことになってしまうので、そんなにお腹は減っていなんだけど、プラハで軽くお昼ごはんを食べていこうかなぁ。ガイドブックを見ると、このあたりにセルフサービスの食堂があるみたいなので、そこに行ってみようかなぁ。

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ガイドブックの地図で方向を確かめながら進んでいくと、ハンドメイドの民芸品を売っているお店に出会ってしまう。もう、さんざんハヴェルスカー市場で見ているのに、つい気になってしまう。

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天井から吊るすタイプも面白いなぁ。私はプラハの民芸品を見ているだけでも楽しんでいる。やっぱり、15年前も、おばちゃん3人組に「ああいう人がスリにやられるのよ」と言われるくらい夢中になっている「ダメ旅行者」だったんだろうなぁ。

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ガイドブックに掲載されている食堂「ハヴェルスカー・コルナ」“Havelská Koruna”で、今回の旅行でプラハでの最後の食事をとることにする。

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この食堂は、学食や社員食堂のようにトレーを持って、カウンターで料理を注文する。

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メニューはチェコ語の下に英語が書かれているので、なんとなくはわかるけれど、よくわからないものもある。料理によってはハーフサイズで注文できるので少食の女子にもいいかもしれない。

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料理を注文すると、学食や社員食堂スタイルの作り置きなのですぐに出してくれる。カフェテリア形式の場合、普通は料金を支払ってから着席するんだけど、ここでは食べた後に店を出るときに料金を支払うシステムみたい。

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作り置きの料理だけど、安いし、ちゃんとビールは生ビールだし、おひとり様が気軽にごはんを食べるのには最適の食堂かもしれないなぁ。

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ちゃんと生ビールが置いてあるのがうれしい。このレストランは「ピルスナー・ウルクェル」“Pilsner Urquell(Plzeňský Prazdroj)”。

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昨日の夕食でチェコのスープを飲んでから、スープがお気に入り。もっと早く気がつけばもっと楽しめたのになぁ。フランス旅行だと、ちゃんと前菜とメインを意識しているくせに、メインの量が多すぎることも警戒して、全般的にレストランで注文する品数がメイン1品のことがほとんどだったかもしれないなぁ。

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メイン料理は“Hovězí pečeně na žampionech”という牛肉のローストのシャンピニオンソース。つけ合わせは、チェコでは定番のクネドリーキ。この食堂のクネドリーキはパンのような食感。

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食事が終わったら学食や社員食堂のようにカートにトレーを戻す。

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そして、伝票を持って出口に向かい、食事代を精算すれば完了。「ハヴェルスカー・コルナ」“Havelská Koruna”、おひとり様でも問題ないし、作り置きだけど料金も安いし、便利でいいかも。

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昼食も食べたし、時間的にもそろそろ旅はエンディングに向かっている。最後にもう一度だけ旧市街広場に行ってプラハを感じることにする。

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いつ来ても旧市街広場は大勢の観光客で賑わっている。

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今回は2度目のプラハなので主要スポットをざっと観光するつもりで旅程を組んでいたんだけど、15年経つと記憶が薄れていて、新鮮な気持ちでプラハを楽しむことができたんだけど、むしろ時間が足りなかった。5日間の休暇をプラハでどっぷり過ごしても良かったかもしれない。

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最後にティーン教会で無事に旅ができたことを神に感謝しにいくことにする。

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今日は月曜日かぁ。残念ながらティーン教会は月曜日がお休みなので中に入れない。

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次回プラハに来るときには、旧市庁舎の天文時計は修復を終えているかなぁ?その時こそは「ああいう人がスリにやられるのよ」と言われるくらい民芸品に夢中になっている「ダメ旅行者」を卒業できるのかなぁ?なんとなく、私はいつまで経っても落ち着いた大人にはなれない気がする。

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火薬塔そして市民会館の方向に歩き始める。すなわち、ホテルやプラハ本駅の方向に向かっている。

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ガイドブックに載っているキュービズム建築の「黒い聖母の家」。だけど、私にはキュービズム建築がよくわからない。時期としてはアール・ヌーヴォー様式のあとくらいの20世紀前半。

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不思議な、らせん階段だけど、私は細かな建築様式には詳しくないので、率直にいうとよくわからない。

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むしろ、私が興味を持ってしまうのは、マルタに旅行に行ってからというもの、ずっと出窓だったりする。

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2019年5月14日 (火)

チェコ、プラハとチェスキー・クルムロフへの旅 4日目(2)プラハのハヴェルスカー市場でスリに狙われる「ダメ旅行者」の烙印。

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2003年のプラハ旅行で私が印象に残っている場所であるハヴェルスカー市場“Havelské tržiště”に到着。その理由は、生活の一部分が見えるような気がして市場を見ることが好きなこと。そして、特にチェコでは木製の民芸品のかわいらしさに魅了されたこと。そして、最後に日本人の団体パッケージツアーのおばちゃん3人組に「ああいう人がスリにやられるのよ」と言われ、「ダメ旅行者」の烙印を押されたことがトラウマになっている場所。

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でも、2003年の当時はフィルムカメラでコマ数に制限があるために、今の私の旅行ほど写真を撮っていないと思うし、そんなにスリに狙われてもおかしくないほど夢中だったのかなぁ?むしろ、今回の方が気になったものを写真に撮っているので、夢中のような気がするけれど。だって、このベリー盛り合わせなんて、美味しそうだし、彩りもきれい。このハヴェルスカー市場で売られているものは、観光客向けの民芸品だけではないところがおもしろい。

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どんな野菜が食べられているんだろう?という興味はずっと変わらない気がする。そして、ディスプレイの仕方も国によって特徴がないかをいつも探している。

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生プルーンかなぁ?私は甘酢っぱい生プルーンが大好き。

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これはアンズだろうなぁ?

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この葉物野菜はなんだろう?香草なのかなぁ?

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夏のチェコはさまざまな果物が売られている。形は洋ナシなんだけど、赤く色づいている果物はなんだろう?私は「まだ知らない」ものや、見たことのないものをみつけるのが大好き。

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野菜や果物だけではなく、ハチミツなどの特産品も売られている。

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このたくさん積まれているお菓子はおみやげものなのかなぁ?

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“KOLONADA”というメーカーのものがチェコの名物なのかもしれないなぁ。色々な種類があるみたいで、箱も大きくないのでいいかもしれない。基本的には、私はおみやげにするにはできる限りその国のブランドを探すようにしている。

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まずは野菜や果物のお店を巡ってみたけれど、やっぱり、私はハヴェルスカー市場の雰囲気は好き。15年前の印象通り、私にとってここは最高に楽しい場所。でも、「ダメ旅行者」の烙印を押されるほど夢中にはなっていない気がする。

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団体パッケージツアーに繰り返し参加していて、自分は何カ国行っていると自慢げだったり、実際は添乗員さんやガイドさんに守られているのに自分は世界中を自由に歩けるという勘違いをしている参加者を見かけることがあるので、おばちゃん3人組もその部類だったのかもしれないなぁ。後半戦は、私がすっかり魅了されているチェコの民芸品を見てまわることにする。

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絶対に使うことはないし、子供がいるわけでもないのに、私はテントウ虫の楽器やその奥にあるカエルの楽器が欲しくなってしまう。こういうものをかわいいと思ってしまうから、たまに女子が書いたブログと間違われる。

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民芸品の売り場で耳慣れたメロディが鳴り響いている。「あの地平線・・・」とつい口ずさんでいる。

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オルゴールから流れてくる曲は「天空の城ラピュタ」の主題歌の「君をのせて」。すっかり、「君をのせて」の「あの地平線・・・」というメロディが頭の中に流れ続けて、買おうかなぁ?と思ってしまう。というのも、200コルナなので1000円で買えてしまう。値段が安いので買おうと思えば買えてしまうことが悩みのタネ。

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ハンドメイドの民芸品はそれなりの価格なので、普段は値段を見てあきらめるんだけど、チェコでは買えてしまう価格なので悩んでしまう。

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おみやげ用のマリオネットも安いんだけど、さすがに使うことはないし、飾っておくのも難しい。この写真ではお店の台の上にある毛虫に興味を持ってしまう。これも1000円くらい。

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木製の人形は110コルナ。ハンドメイドでペイントされたものが日本円で550円なんて安い。

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本棚に座ってくれそうなこのタイプの人形なんて、1つ100コルナ、日本円で500円なので、1列まとめて大人買いしたくなるほど、欲しくなってしまう。

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爪やすりなどプチプライスのバラマキ土産もたくさんある。

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文房具や雑貨などを見ていると、掘り出し物があるんじゃないかとつい見入ってしまう。

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ちょっとした小物がおもしろくて、ついお店をじっくりと見てしまう。

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よく考えたら、夢中になってお店の雑貨を見てしまっている。ふと自分自身のことを振り返ってみると、おかしくなってしまった。

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だって、私の行動は「ああいう人がスリにやられるのよ」と言われ、「ダメ旅行者」の烙印を押されるてもおかしくない。すっかりとお店で工芸品や雑貨を見るのに夢中なんだもの。たぶん15年前も今日と同様にすっかり夢中になってハヴェルスカー市場の雑貨を見ていたんだろうなぁ。おばちゃん3人組の判断が正しかったような気がする。でも、やっぱりチェコの木製の民芸品は絶対にかわいい。

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後ろ髪を引かれる思いで何も買わずにハヴェルスカー市場よりも先に進む。この2匹の猫が描かれたレストラン「ウ・ドゥヴォ・コチェク」“U Dvou koček”って、15年前に来たことがある気がする。旧市街広場からまっすぐ歩いたところにあると思っていたんだけど、こんなところにあったんだ。たしかに最終日に夕食を食べたのはこのレストラン。

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少し先には教会がある。聖マーティン教会“Kostel svatého Martina ve zdi”はかつて城壁に隣接していたため「壁の中の聖マーティン教会」という名前になっている。

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12世紀にロマネスク様式にて建てられたが、その後は14世紀以降にゴシック様式に改装されている。

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さらに歩くと新市街のようで、近代的なビル建築も混在している。

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イギリス資本のスーパーマーケットのテスコ“TESCO”がある。ここも15年前に訪れたことを覚えている場所。その時はテスコ直営の売り場だったような気がするけど、何しろ15年前なので記憶違いかもしてない。現在はショッピングセンターになっている。

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ショッピングセンターの中庭にピカピカに輝くカフカ像“Otočná hlava Franze Kafky”がある。今回のプラハ観光はここまでにして、最後にもう一度だけ旧市街広場に向かうことにする。

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2019年5月11日 (土)

チェコ、プラハとチェスキー・クルムロフへの旅 4日目(1)プラハのハヴェルスカー市場“Havelské tržiště”へ。

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2018年7月30日月曜日、プラハで迎える朝。プラハ本駅前にあるエグゼ シティ パーク ホテル“Exe City Park Hotel”の朝食レストランへ向かう。

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今回の旅行のホテル選びは、ちょっと高級志向だったのかもしれないなぁ。このホテルはパンの種類が豊富なのがいい。

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小麦の味がわかる硬めのパン。

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そして、ペストリー系のパンもある。

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コンチネンタルブレックファーストでは定番のハムとチーズ。私がいつも泊まるレベルのホテルは通常はここまでしかない。

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チェコのホテルの朝ごはんってサラダは定番なのかなぁ?生野菜が置かれているのって、すごくうれしい。だって、旅行中ってどうしても生野菜が不足して、サラダが食べたくなる。

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フル・イングリッシュ・ブレックファーストのようなソーセージや煮豆などの暖かいおかずもある。と言っても、私はそもそもイギリスはチェコと同様に2003年からずっと行っていないし、イギリスでフル・イングリッシュ・ブレックファーストなんて食べたことはないんだけれど。

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カリカリベーコンにスクランブルエッグまである。ロンドンだけしか行ったことがないのに、イギリスは食べるものが今ひとつな印象で、2003年からディスティネーションの選択肢からずっと外れているんだけど、今回のチェコ同様に再訪してみるべきかもしれないなぁ。フランス同様に大都市ではなくコッツウォルズや湖水地方に行ってみればイギリスの魅力がわかるのかもしれない。

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そして、フルーツも置かれているなんて、このホテルはなかなか豪華な朝ごはん。

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フランスのホテルでの朝ごはんは、パンにハムとチーズを挟んでサンドイッチにするか、たっぷりと発酵バターとジャムを塗ってタルティーヌにするという定番なんだけど、チェコでの朝ごはんは豪華で幸せな気分。

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繰り返し言っているけれど、とにかく、生野菜が食べられるのがいい。イタリアのように付け合わせに小さなサラダをつけられればいいんだけど、どうしても野菜が不足しがちになってしまう。

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果物が置いてあると、たいてい食べてしまう。ヨーロッパの桃って、日本の桃のとろけるような食感ではなく、カリカリした食感。

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今日の予定は、15:55発のエミレーツ航空EK140便ドバイ行きの飛行機に乗る予定。余裕を持って午後1時半くらいに空港に到着していればいい。逆算すると空港バスでプラハ本駅から空港までは1時間もあれば十分だろうから、正午くらいまでにホテルに戻ればいい。ホテルのチェックアウトを済ませて、パッキング済みのスーツケースをホテルで預かってもらう。

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ホテルを出て、最終日のプラハ観光。今日は雲が多い感じ。ヨーロッパの天候って、朝は曇っていたり、霧が出ていることが多い気がする。

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プラハ観光に出る前に、プラハ本駅に行って空港バス乗り場を確認しに行く。私の旅は基本的に行き当たりばったりなんだけれど、大きな移動やミスが許されない場面では慎重だったりする。時間が決まっているものについては、私はギリギリが嫌いでいつも早めに到着して待っている方が好き。

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最初にプラハ本駅に到着した時にはどの列車に乗ればいいのかわからなくて戸惑ったんだけど、もうプラハ本駅では迷わない。

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バスの案内標識に従って歩いていくとエスカレータがちゃんとある。スーツケースを転がしながらでも問題ない。今回は駅前ホテルなので、ホテルからバス停までは徒歩5分もかからなそう。

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歴史を感じるプラハ本駅の地上ホール。現在は駅の機能は地下になってしまったけれど、かつてはこのホールが駅舎として使われていたのかなぁ?

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大きな荷物を持った人が並ぶ空港バス乗り場。

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時刻表を確認すると昼間は10分置きに出ているので、時間は気にしなくてよさそうな感じ。

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12時までにホテルに戻ることだけは厳守することにして、ここからの旅程は行き当たりばったりモード。実は、プラハ観光にはあと半日ではとても時間が足りない。プラハは観光するには見所がある町で、プラハに3泊してプラハだけの旅行にしても良かったなぁと思っているくらい。

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市場好きで民芸品好きな私が絶対に行きたい場所としては、ハヴェルスカー市場“Havelské tržiště”。この市場は15年前の2003年にも訪れていて、今でも印象に深く残っている場所。私の旅は行き当たりばったりなので、行きたいと思ったところに向かってみる。

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というのも、この市場でチェコの木製の民芸品にすっかり魅了されて楽しんでいたところ、日本人のとある団体パッケージツアーのバッチをつけたおばちゃん3人組から「ああいう人がスリにやられるのよ」と言われ、「ダメ旅行者」の烙印を押されたことがトラウマになっている場所。

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2003年の当時から、私は団体パッケージツアーではなく、航空券とホテルを手配する個人手配旅行をしていたので、ましてやその当時から一人旅なので、スリなどには警戒しているつもりだったのに、自由時間中に散策しているおばちゃん3人組にスリに狙われる「ダメ旅行者」の烙印を押されてしまった。そんなにスキがあるほど夢中だったのかなぁ?

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トラム沿いに歩き、ヴァーツラフ広場“Václavské nám”に向かうことにする。気がついていたとしても、実際には時間がなくて立ち寄れなかったと思うけれど、ムハ(ミュシャ)美術館に行っておけばよかったなぁ。

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ちゃんと見るわけではないけれど、私はお花屋さんを見つけるとつい立ち止まってしまう。

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その時期の花はどんなものがあるのかなぁ?地域によって特色があるんじゃないのかなぁ?そんなことを確かめるために、つい寄り道してしまう。

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ディスプレイの仕方を見るのも面白い。このお店はグラデーションさせるように配置しているのかなぁ?

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このお店にはないけれど、花束のアレンジメントを見るのもお国柄があるような気がして好き。

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ヴァーツラフ広場“Václavské nám”に到着。正面に見えるのは国立博物館の建物。

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レトロなトラムはカフェになっているみたい。

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このあたりは地下鉄ムーステク駅“Můstek”のあたり。ホテル・プラハ・インの建物がかわいらしい。

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このあたりの建物の雰囲気が好きかも。

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そして、おばちゃん3人組にすりに狙われる「ダメ旅行者」の烙印を押されたハヴェルスカー市場“Havelské tržiště”に到着。15年経って、私は今でも「ダメ旅行者」であるのかどうか市場を巡ることにする。

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2019年5月 8日 (水)

チェコ、プラハとチェスキー・クルムロフへの旅 3日目(7)プラハのアール・ヌーヴォー装飾のレストランで夕ごはん。

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カフェでリモナーダ“Limonáda”を飲んでリフレッシュ。夕方になっても王の道は観光客で混雑している。

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プラハ本駅前のホテルまでは歩けてしまうので、王の道を逆走して歩いてホテルに向かうことにする。レモネードを飲んで、身体をクールダウンしたので、まだまだ歩ける。

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旧市庁舎の塔とティーン教会が見えてきた。

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旧市街広場は夕方になっても観光客でいっぱい。

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再び人通りの多い「王の道」を歩き、火薬塔が見えてくる。

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市民会館まで戻って来れば、ここからホテルは遠くない。

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市民会館からは細い道を入り、プラハ本駅方面に進む。

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プラハのトラムって、いろいろなデザインの車両が走っているので面白い。

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左側の黄色い建物がジュビリー・シナゴーグ。もうエグゼ シティ パーク ホテル“Exe City Park Hotel”の看板が見える。

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最初に歩いた時は気がつかなかったけれど、シナゴーグの前の歩道はダビデの星になっている。

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エグゼ シティ パーク ホテル“Exe City Park Hotel”にチェックイン。

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洗面所も結構広い。

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バスルームはシャワーオンリーだけど広めの方かなぁ?

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私が宿泊するホテルにはないことが多い電気ポッドなども置かれている。

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しばらくホテルで荷物整理をした後で今回の旅で最後の夕食を食べに出かけることにする。ここからはカメラをCanon Powershot G9Xにチェンジ。

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チェスケー・ブディェヨヴィツェではレストランでは夕食は予約するのが基本だったみたいだけど、プラハでも同じなのかなぁ?15年前に訪れたレストランを探してみることも考えたけれど、ホテルからそんなに歩かない場所にあるガイドブック掲載のレストランに行ってみることにする。

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市民会館の地下にあるレストランに行ってみる。夜は予約が必要と書かれているので、入れないかもしれないけれど。

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市民会館の中に入り、階段で地下に降りる。

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おひとり様で予約なしだけど、プルゼニュスカー・レスタウラツェ“Plzeňská restaurace”に入ってみることにする。

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心配していたけれど、席数が多いので、予約なしでもぜんぜん入れるじゃない。ホールのような大きな空間になっており、内装もかわいらしい。店員さんに案内されて席につく。

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このお店のビールは「ピルスナー・ウルクェル」“Pilsner Urquell(Plzeňský Prazdroj)”。プラハに来てからピルスナー・ウルケルしか飲んでいないなぁ。

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壁の装飾も美しいし、木製の椅子もかわいらしい。アコーディオンの生演奏があり、雰囲気は最高に良い。

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ガイドブックに写真が載っていたポテトスープが飲んでみたくて、前菜として注文。

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じゃがいもがたくさん入ったスープが美味しい。

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プラハでの最後の夜は、アコーディオンの音色を聴きながらの優雅な夕食。

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メインは、軽く済ませようと思って、ビールのおつまみ系だけど、食べてみたかったチーズフライ。でも、素揚げされたじゃがいもがたっぷり載っており、これでメイン料理で十分だったかも。

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想像通りの味なんだけど、ビールのおつまみには最高にいい。

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7月のチェコは夕食を終えて外に出ても明るくて、ようやく日が沈みかけている時間。夏は夜景を楽しもうとすると深夜になってしまう。

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どうも、私の旅のスタイルが最近固定化している。もともと、飲み歩いたりはしないんだけど、プラハの特徴としてせっかく教会コンサートがあちらこちらで開催されているんだから、コンサートに行けばよかったかなぁ?演劇やコンサートなどの文化を知ることに関して私は弱いかもしれないなぁ。美術館も町歩きを優先してしまうと行かない場合も多いし。

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イタリア資本のスーパーマーケットのBILLAを発見する。まだ開いているみたいなので、ホテルに帰る前に立ち寄ってみることにする。

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まだ明るいんだけど、実は21時過ぎなので人通りは少ない。この道は人通りが少ないので、暗くなるのが早い冬は要注意かもしれないなぁ。

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無事、エグゼ シティ パーク ホテル“Exe City Park Hotel”に戻る。

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スーパーマーケットで見つけた謎の“Kofola”という飲み物を試してみることにする。私は、まだ知らないもの、見たことのないものを見つけると、つい試してみたくなってしまう。

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「コフォラ」“Kofola”はコーラのことみたい。共産主義時代にアメリカ製品であるコーラの代替品として作られたみたいなんだけど、これはこれで美味しいんじゃないかなぁ?

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2019年5月 4日 (土)

チェコ、プラハとチェスキー・クルムロフへの旅 3日目(6)夏のプラハでリモナーダ“Limonáda”。

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プラハ城を出て「旧登城道」を下っていく。この道の方がマイナーのようで、歩いている人は少ないけれど、私と同じように帰り道にしている人が多いみたいで下っていく人の方が多い。

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坂を下り終えると飲み物などを売っている売店があり、混雑している。というのも7月下旬の夏のプラハは気温が高く、歩き回っていると喉が乾いてしまう。

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なんだろう?人だかりができているところを見つける。

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どうやら飲料水が出ており、水を飲んだりペッドボトルに水を足している。飲んでみると冷たくて美味しい水。私も他の観光客にならって、すでに空になったペッドボトルに水を詰める。

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ずいぶんとレトロな雰囲気のトラムが走っている。

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かと思うと、最新式の3両編成の低床トラムも走っている。

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トラムに乗って旧市街の中心地に戻ることも考えたんだけど、やっぱり、もう一度カレル橋を渡って帰りたい。そう思って、再び歩いて戻ることにする。ふとヴルタヴァ川の河原に出られそうな場所を見つける。

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ヴルタヴァ川の川岸からカレル橋を眺める。他の観光客と同様に川岸に腰をかけて、しばらくぼーっとカレル橋を眺める。

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座って川面を眺めていると、カモだと思うんだけど水鳥たちが浮かんでいる。

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しばらく、カモの動きを眺めながらのんびり過ごす。

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カレル橋をボッーと眺めている時間って、なんだか幸せな時間のような気がする。私の旅行は5日間の休暇に詰め込むために忙しさもあるんだけど、現地では忙しく観光することはなく、ぼーっと眺めていたり、無駄な時間も多い気がする。さらには、綿密に計画しないので、見落とす場所もけっこうある。日程的にはタイトでも、旅行は気分のリフレッシュのために行くものだから、のんびりしたいという願望も強い。

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カレル橋を目指して、再び歩き始める。

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雰囲気の良さそうなレストラン。人の出入りが多いので、人気のレストランなのかもしれないなぁ。

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フランツ・カフカ美術館前の広場に、2人の大人が立ち小便をしている像がある。小便小僧であれば可愛らしいけれど、作者はこのオブジェから何を伝えたいんだろう?

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さらに歩いていくとマラー・ストラナ橋塔が見えてきた。カレル橋に戻るには、塔のある場所まで戻らなくちゃならないのかなぁ?

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人の流れがあるのでついて行ってみると、カレル橋に途中から出入りできる場所を発見する。ここからカレル橋に戻ることができる。

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今度はカレル橋を渡り、旧市街広場へ向かう。

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カレル橋で最古のブロンズ像である聖ヤン・ネポムツキー像。

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この聖ヤン・ネポムツキー像は、どうやら触れるとなんらかのご利益がある気配。みんなに触られる場所は輝いている。

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その近くにあるこの飾りもなんらかのご利益があるみたいで、中央の横たわった像が輝いている。南京錠がかけられているので、愛のパワースポットなのかなぁ?

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すっかり逆光になってしまい写真ではうまく撮れないけれど、日本人が最も知っているのはこのフランシスコ・ザビエル像かもしれないなぁ。

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旧市街橋塔まで戻ってくる。この塔の上からカレル橋を眺めてみたくなって、塔に登ってみることにする。

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塔の最上階は通路がちょっと狭い。

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まずは旧市街広場の方向を眺める。聖サルヴァトール教会“Kostel Nejsvětějšího Salvátora”の右側沿いに旧市街広場に向かう「王の道」が続いている。

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想像通り、カレル橋とプラハ城がよく見える。とても残念なことに太陽の光が弱く、薄雲がかかってしまったのが残念。

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カレル橋の両端には等間隔で30人の聖人像が並んでいる。

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橋の上では、お店も出ている。観光客が多いのでとにかく賑やかな雰囲気。

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なんとなく半日で予定していた観光スポットはこれでほぼ完了。実際に歩いてみて感じたことは、プラハを半日で知るには最初から無理があるということ。プラハの全体像をざっと見ることはできたけれど、細かなテーマを立てれば、プラハはもっともっと見所がある。プラハだけのプランでも良かったかもしれないくらい。

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チェコの横断歩道の信号は短く、プラハでも信号が青になっても残り11秒しかない。

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でも、まぁ、プラハのかわいらしい街並みを、たった半日だったけど歩けたことはよかったと思う。「王の道」沿いにあるカフェでお茶することにする。

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「王の道」沿いで、旧市街橋塔が見える絶好のポジション。見逃しているところもありすぎるくらいあるけれど、今回は時間の関係でざっくりプラハの全体を見るというテーマにしてしまったけれど、その意味ではプラハを十分に楽しめたような気がする。プラハはまた来てもいい気がする。

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7月下旬のプラハは気温が高くて暑いので、たくさん歩いたあとはビールよりもリモナーダ“Limonáda”をぐいっと飲みたい気分。レモネードだけでも5種類もある。

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でも、やっぱりレモネードはレモンでしょう。旧市街橋塔と王の道を行き交う観光客を眺めながら、ぼーっと過ごす。

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