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香港

2018年2月25日 (日)

初めてのイスラエル、エルサレム・死海ひとり旅 6日目(4)イスラエルからの帰り道、まさかの香港国際空港の悪天候。

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2017年7月17日、月曜日。香港国際空港。出国審査も電子化が進んでおり、スタンプは押されない。パスポートに香港に入国した痕跡はスタンプとしては記録されない。これからの時代は、出入国審査の電子化が進み、香港や韓国のようにパスポートをスタンプが残らないのが当たり前になっていくかもしれない。日本だって近い将来、日本人は原則として出入国審査は自動ゲート化して、出入国スタンプは廃止されるかもしれない。

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予定よりも早く空港に戻って来てしまったので、プライオリティパスで入ることができるPlaza Premium Loungeでのんびり過ごすことにする。

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ワンタン麺に感動してはしごして2杯食べてしまったので、さすがに食べ物はもう要らない。

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16:25発羽田空港行きのキャセイパシフィック航空CX542は35番ゲートからの出発。そろそろ、ゲートに向かうことにする。

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出発案内板を見ても、遅延便はあるようだけど、遅延続出というわけではないので大雨の影響は特には問題はなさそう。

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手配する時に、羽田行きキャセイパシフィック航空CX542便よりも出発が1時間早い15:10発東京成田行きCX500便と迷ったんだけど、手配する時はこんなにサウナのように蒸し暑いことは想定していなかったので、香港滞在時間を1時間でも増やそうと思って16:25発の羽田行きCX542便を選択。結果的にはこの日のCX500便は1時間の遅延で16:10発となり、CX542便と出発時間はあまり変わらなくなってしまった。

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東京羽田行きCX542便は定刻通りの出発予定。羽田空港到着予定時刻は21:35と遅いけれど、羽田空港だったら多少遅延しても問題がなく家に帰ることができるけれど、CX500便が遅延で成田空港到着が21時半だと帰宅するのがちょっと面倒くさい。

17JUL CX542 HKGHND 16:25 21:35
※CX=キャセイパシフィック航空 HKG=香港 HND=羽田

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キャセイパシフィック航空CX542の出発ゲートである35番ゲートに到着。

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東京羽田行きキャセイパシフィック航空CX542便は成田行きのCX500便と違ってボーディングも出発も定刻通り。大雨の影響もなさそう。キャセイパシフック航空、大きな遅延もなくスケジュール通りに旅はできたし、サービスもなかなかいい。

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だけど、外はものすごい雨。香港の天気予報は見ていないけれど、台風でも来ているのかなぁ?

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でも大雨の影響はない様子で、何もアナウンスはなく定刻通りにボーディング完了。機材はボーイングB777-300。行きのB777と同様に3-3-3の1列9席でリクライニングは前にスライドするタイプ。

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ところが、定刻通りにボーディングも完了してドアもクローズしているのにプッシュバックが始まらない。どうやら悪天候の影響で香港国際空港は滑走路をクローズしている様子。このまま機内に缶詰状態で1時間が経過。

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ようやくプッシュバックが行われ、タキシングが始まるけれど、滑走路閉鎖の影響で離陸の順番待ちの渋滞が発生し、なかなか滑走路に進めない。

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着陸してくる飛行機もあるので滑走路は使える状態だけど、離陸待ちのために飛行機の中で缶詰状態。すでに1時間半は遅延しているので、羽田空港まで順調に飛行しても23時。このままだと羽田空港に到着しても家に帰れない可能性が高い。これはまずいかもしれないなぁ。4時間未満の中途半端な遅延では、海外旅行損害保険の航空機遅延費用等の保険も使えない。羽田空港といえども、夜遅くの到着便にはリスクがあることを思い知る。このままだと、羽田空港到着後に家に帰れずに路頭に迷うことになる可能性が高い。困ったなぁ、翌日2017年7月18日、火曜日は朝から仕事なのに…。最悪、羽田空港ロビーで宿泊となってしまうかもしれない。

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さらに離陸待ちをして、滑走路の先端まで進む。前の飛行機が離陸して行ったので、ようやく次が離陸の順番。しかし、この時点で約2時間が経過している。これはもう家には帰ることができない可能性が高い。エルサレムの銃撃テロ事件も無事に乗り切ったのに、まさか最後の最後で香港での悪天候によるアクシデントが起きるとは思ってもなかった。

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ようやく離陸して、機内食が出る。ホットミールがパスタで、うどんも出るという不思議なメニュー。パスタの味は悪くない。

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ハーゲンダッツのアイスクリームはマンゴーラズベリー味で美味しい。

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離陸後、キャセイパシフィック航空CX542は沖縄付近を順調に羽田空港に向けて飛行中。

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だけど、大きな問題点がある。本来は羽田空港に到着しているはずの時間をすぎているのに、まだ沖縄上空。到着予定時刻はあと1時間52分後の23:17となっている。

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ようやく高度を下げ始めて、羽田空港への着陸体制に入る。

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「海ほたる」が見える。羽田空港にまもなく着陸。

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無事に着陸し、タキシングの際に時刻を見ると23:26。ターミナルに到着して、入国審査を受けて、預けてあるスーツケースをピックアップして、制限区域を出られるのは何時になるだろう。おそらく日付が変わってしまうだろう。

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日付が変わって2017年7月18日、火曜日0:08。恐れていた通り、日付が変わってしまった。入国審査とスーツケースのピックアップを済ませて制限区域を出る。7月18日は朝から仕事なのに、まだ羽田空港にいる。

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到着案内板を見ると、到着時間は23:33。香港国際空港の悪天候のために約2時間の遅延。天候による遅延なので、もちろん航空会社からの補償はない。4時間を超えていれば、海外旅行損害保険からホテル代等の補償を受けることはできるけれど、2時間の遅延であると保険も使えない。まずはフットワークを軽くするためにJALABCのカウンターに行って、スーツケースを自宅に送ってしまって荷物を減らそう。その前に荷物に気になることがある。スーツケースベルトが異常に緩くなっている。

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身軽になるためにスーツケースに余分な荷物を入れて自宅に送ってしまうことにする。到着時からスーツケースのベルトが異常に緩くなっていることは気がついていたんだけれど、確認のためにスーツケースを開けて見ると手紙が入っていることに気がつく。

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どうやら、テルアビブ・ベン・グリオン空港でスーツケースを開けて検査をした様子。テルアビブ・ベン・グリオン空港でチェックイン前に荷物を開けてチェックするのではなく、チェックイン後に検査を行う方式に変更したのかもしれない。どちらにしろ、怪しいものはジュースを搾る機械くらいしか入っていないので、チェックイン後に勝手に検査してくれた方がチェックインの時間もかからないのでありがたい。ジュースを搾る機械も怪しいものではないので、そのまま入っている。

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機動性を確保するためにJALABCでスーツケースは自宅に送ってしまう。残念ながら京浜急行はすでに終電が終わっていて、駅にはシャッターが下りている。

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埼玉県方面のバスは0:20の大宮行きのバスがあるけれど、所沢や川越方面は当然ながら終わってしまっている。

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深夜0:20発の新宿・池袋方面のリムジンバスはまさかの満席。都内に行く選択肢としては次の深夜1:00発の新宿・池袋行きのバスか、深夜1:05発の東京駅方面のバスしかない。深夜1時のバスに乗っても都内に向かったところで、露頭に迷うことは確実。

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改札口が開いているけれど、よく見てみると東京モノレールも浜松町方面の上り電車はすでに終了しており、国内線ターミナル行きの下り電車しかない。もはや、空港のロビーに寝泊まりするしかないかもしれない。

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しかし、そんなことはすでに香港国際空港で調査済み。au「世界データ定額」24時間980円がau STAR会員は1回24時間分だけ無料なので、今回、香港滞在中のみ「世界データ定額」を有効にしてiPhoneをデータ通信が可能の状態にしていた。離陸前に誘導路で停止したままの飛行機の中で缶詰になっている時に、すでに1時間半遅れ確定となった時点で、対応策を早めに調べておいた。深夜の羽田空港国際線ターミナルからリムジンバス以外にもバスが出ていることは調査済み。

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リムジンバス以外にも深夜0:20大森駅行き、深夜0:30蒲田駅行きの普通の路線バス(深夜バス)が出ている。そう、大森駅、蒲田駅へは深夜でも足がある。

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深夜バスなので料金は倍額の560円になるけれど、深夜0:30発の蒲田駅行きのバスに乗ることにする。

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リムジンバスではなく普通の京急バス。座れないほどではないけれど、けっこう乗客はいて、外国人も乗っている。むしろ、外国人でこのバスの存在を知っている人はすごい。

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京急蒲田駅を過ぎて、蒲田四丁目バス停でバスを降りる。香港で滑走路が閉鎖となり、長時間誘導路で停止したままの飛行機の中で缶詰になっているときにBooking.comのアプリ経由で「アパホテル蒲田東」を朝食つき6000円で予約する。もしかしたらすぐに離陸できて最終電車に間に合うかもしれないけれど、予測できるリスクはなるべく事前に回避することにして、自宅までの終電に間に合う時間だったとしても「アパホテル鎌田東」に宿泊することにした。

Booking.comのアプリ経由で予約できているかどうか不安なので羽田空港到着後に電話でホテルに直接リコンファームをしたけれど、ちゃんと予約は入っている。今回のイスラエル旅行、下着やシャツの着替えは1日分だけ余分に持ってきており、たまたま着替えも持っている。朝、JR蒲田駅から職場に直接行けば仕事にも支障は無い。最後にまさかの悪天候による遅延があって、今回の旅の最後はアパホテル蒲田東で終えることとなってしまった。最後にバタバタすることになってしまったけれど、予定外のアクシデントを含めて、それが旅行というもの。予定通りに行かないのが旅というもの。だからこそ、旅はおもしろくてやめられない。(初めてのイスラエル、エルサレム・死海ひとり旅、おしまい)

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2018年2月22日 (木)

初めてのイスラエル、エルサレム・死海ひとり旅 6日目(3)イスラエルからの帰り道、香港のワンタン麺の美味しさにはまる。

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市場がすっかり楽しくなってしまい、そのままネイザンロードを北上し、男人街や女人街、金魚街まで歩いてみようと思って町歩きを続ける。

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この半ば崩れかけているような建物は何だろう?

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崩れかかったような建物の中を見てみると、どうやら食堂になっている。ここもディープな雰囲気がして楽しそう。こういうところでごはんを食べてみるのもおもしろいなぁ。

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ネイザンロードに戻りかかった瞬間、再び強い雨が降り始める。

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強い雨が降って来たので、避難した高架下で雨宿り。スコールだったら、そのうちに雨は止むだろうと思ってしばらく待ってみるけど、雨は強くなるばかり。折りたたみ傘しか持っていないので、大雨の中の観光はつらい。

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実は気温は高いけれど乾燥していたイスラエルと違って、エアポート・エキスプレス香港駅を降りて外に出てから高温多湿のサウナのような香港の気候にすっかり疲れてしまった。本当は男人街や女人街、金魚街まで歩いてみようと思っていたけれど、これ以上、大雨の中で折り畳み傘を差しての香港の観光はあきらめることにする。

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今回は朝飲茶を楽しむのが主目的だったので、無理して観光せずにお昼ごはんを食べて空港に戻ることにする。ビクトリアパークも含めて、見逃しているところは次回のお楽しみ。サウナのように蒸し暑い7月でなければ、香港を主目的地として訪れても楽しめることがわかったし。でも、できれば飲茶は一人でなく、一緒に旅をする連れがほしいなぁ。逃げこむように駅の中に入り、佐敦駅JodanからMTRに乗ることにする。

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切符を買って、MTRに乗り中環駅Centralに向かう。すっかり、サウナのような暑さと大雨に負けて空港に帰る気分になっている。実は、このあと、この雨が更なる悲劇を巻き起こすことになるんだけど、この時はまだ知らない。

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中環駅から外に出ると、雨が止んでいる。サウナのような蒸し暑さの中で曇り空濃厚のビクトリアピークに再チャレンジする気持ちはもはやない。お昼ごはんの時間なので駅の周辺でお昼ごはんを食べて香港国際空港に帰ることにする。

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香港島はソーホーの方向は坂道になっている。

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「るるぶ香港・マカオ2018」で食べたいと思っていたワンタン麺を食べてみたくて「麥奀雲呑麺世家」に入ってみることにする。香港式のワンタン麺を食べるのは初めて。

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席数は多いので「おひとりさま」でも問題ない。飲茶はできれば一人でない方がいいけれど、香港にはおひとり様でも楽しめるグルメもある。

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メニューはテーブルに書かれていて、日本語も併記されているので注文も簡単。ベーシックなワンタン麺を注文する。

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スープの香りもいいし、麺は細麺で美味しそうだけど、これがワンタン麺?ワンタンが入っていないじゃない。

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ワンタンを探すと麺に隠れて底の方に入っていた。いざ食べてみると、香港のワンタン麺、ものすごく美味しい。もちろん、ワンタンも美味しいし、スープも最高に美味しい。そして、細麺が美味しい。これを食べるだけに香港に来てもいいかもしれないと思うくらい美味しい。香港でワンタン麺に感動してしまう私って、なんて安っぽいんだろう。

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「麥奀雲呑麺世家」の周辺を歩いてみる。あと2時間くらいは滞在できるけれど、今回の乗り継ぎの間の香港観光は早めに切り上げて香港国際空港に戻ることにする。

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屋根付きの空中歩道を歩き、エアポート・エキスプレスの香港駅のあるIFCモールに向かう。「麥奀雲呑麺世家」のワンタン麺、美味しかったなぁ。もう1杯食べてもよかったと思うくらい美味しかったなぁ。

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最後にIFCモールでお土産に買えるものを「るるぶ香港マカオ2018」を見ていると、「正斗粥麺専家」というお粥やワンタン麺が名物のお店が掲載されているのを見つける。

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まさかのはしご酒ならぬ、ワンタン麺のはしご。お一人様は大きな円卓の席に案内される。

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もちろん、ワンタン麺を注文し、円卓の席で待つ。相席の他のお客さんもワンタン麺を食べている。

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今回の香港で最大の発見は、香港のワンタン麺の感動的な美味しさを知ったこと。本当にワンタン麺を食べ歩くために、もう一度香港を訪れてもいい。でも、1000円もしない食べ物で感動してしまうなんて、本当に私の感動って安っぽい。こんなに安っぽい私だから、この歳になっても「おひとりさま」を卒業できないのかもしれないなぁ。

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月餅などの中華菓子って私は大好きで今回の香港のお土産は月餅。

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ほとんど観光しないまま、蒸し風呂のような蒸し暑さと大雨に負けて、エアポート・エキスプレス乗り場を目指す。でも、朝飲茶もできたし、ワンタン麺の美味しさを知っただけでも十分な収穫。

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サウナのように蒸し暑い7月だったのが失敗だったかもなぁ。「るるぶ香港・マカオ2018」を見るとマカオも面白そうだから、季節の良い時に香港・マカオ旅行はあり。香港に来て、再び飲茶を食べて、そしてワンタン麺を食べたい。でも、飲茶をするには一人じゃない方がいい。この世界のどこかに私と飲茶を一緒に食べてくれる人がいないのかなぁ。でも、ワンタン麺に感動して2杯食べるような安っぽい私と一緒に香港に来てくれる人はいないかもなぁ。私と同じようにワンタン麺で感動する人はいないのかなぁ?

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改札を通り、エアポート・エキスプレスの列車に乗る。

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エアポート・エキスプレスは10分毎に出ていているので待たずに乗れる。

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香港が大雨のわけだ。電車から見える雲がものすごい。

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空港に向かう途中には高層ビルが並んでいる。韓国と同じような、住居である高層アパートなんだろうなぁ。

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香港空港駅に到着。市内から空港に向かう時も改札口がない。

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すでに搭乗券を持っているので、チェックインは不要。そのまま出国審査に向かう。エルサレムで銃撃テロ事件のために不自由もしたし、香港ではサウナのような蒸し暑さに負けて早めに切り上げてしまったけれど、短い時間の香港の町歩きはおもしろかった。あとは16:25発羽田空港行きのキャセイパシフィック航空CX542に乗るだけで、今回のイスラエルへの旅は終わろうとしている。

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2018年2月18日 (日)

初めてのイスラエル、エルサレム・死海ひとり旅 6日目(2)イスラエルからの帰り道、スターフェリーに乗って尖沙咀チムサアチョイへ。

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「蓮香楼」で朝飲茶を楽しんだあとは、中環のスターフェリー乗り場に向かって歩き始める。よかった、雨があがってきた。このまま天候が回復してくれればいいんだけど。

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スターフェリー乗り場に向かう通路を歩く。

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観覧車が見える。観覧車って「おひとりさま」では乗りづらい乗り物なので、ほとんど乗らない。私にとっては最も乗らない乗り物かもしれないなぁ。

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中環は近代的な高層ビルが立ち並んでいる。近代的なビルや近代的なショッピングセンターは、世界どこに行っても同じようなものだから私には興味がない。だけど、少し歩けば「蓮香楼」のようなレトロな雰囲気の飲茶店があったり、アジアっぽさも感じることができるので香港は面白いかも。

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スターフェリー乗り場で乗車券となるトークンを自動券売機で購入。

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時間が中途半端なのかいつも空いているのかはわからないけれど、乗り場は閑散としている。

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フェリー乗り場からの風景。九龍サイドよりも香港島の方が高層ビルが立ち並んでいる感じは強いかもなぁ。

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スロープを降りて、スターフェリーに乗り込む。

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フェリーのお客さんはまばらにいる程度。ずいぶん座席数が多いけど、時間帯によっては満席になることもあるのかなぁ?

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窓は開かないけれど、冷房が効いていて心地よい。とにかく7月の香港は蒸し暑すぎる。

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あっという間の船旅。フェリーは尖沙咀に到着。

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よくわからないで乗っていたけれど、1階と2階があったみたい。冷房が効いていたのは1等席で、風を感じることができる場所もあったみたい。普段は風を感じられる席が好きなんだけど、今日の気候だったら、オープンエアーの客室よりも冷房が効いている2階席でよかったかも。

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高層ビルが立ち並ぶ香港島。夜景はきれいなんだろうなぁ。夜景を見ながらのスターフェリーにも乗ってみたい。今回は「下見」のようなもの。やっぱり、香港に宿泊して楽しまなくちゃ、夜景を含めた香港の魅力はわからないのかもしれない。

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せっかくなのでメインストリートであるネイザンロードを歩いてみることにする。

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でも、私の町歩きはまっすぐには進まない。気になると路地に入ってしまう。香港といえば、私の頭の中にあるのは道路に突き出た看板。香港のどのあたりで、私がテレビなどを見て典型的な香港の風景だと思い込んでいる、看板が突き出た風景を見られるのだろう。

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私は近代的な高層ビルよりも、エアコンの室外機がはみ出たこのようなビルの方が好き。

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私の旅は行き当たりばったり。気になると路地に入ってしまう。尖沙咀の方が楽しいかも。雨も小降りになってきていて、町歩きが楽しくなってきている。

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ネイザンロードに面してモスクが建っている。

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ネイザンロードからオースティンロードへ曲り、さらに上海街へ。「るるぶ香港・マカオ」に「油麻地の面白ストリート」と書かれていたので、上海街を歩いてみることにする。

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近代的な高層ビルよりも、このあたりのビルの方が私は香港らしさを感じるようで好き。

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ジョーダンロードを渡り、さらに上海街を進む。

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上海街を歩いていると、ふと野菜などが売られている市場「油麻地街市」を見つける。私は世界どこに行っても市場やスーパーマーケットを見るのが好き。近代的なビルが立ち並ぶ様子を見るよりも、市場を歩くのが好き。

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古いビルに囲まれた場所にある「格安護老院」って何だろう?格安の老人ホームなのかなぁ?

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雨も止んでいるし、買い物客もいて、市場は賑やかな雰囲気で楽しい。

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香港の市場で注目したのはマンゴスチン。生のマンゴスチンは日本ではほとんど見ない。今回の市場巡りのテーマは、珍しかったり、見たことのない果物はないか探してみることにする。

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果物だと思うけど、マンゴスチンの隣は何だろう?私は、まだ知らないものを見ると「どんなものなんだろう?」と心がときめいてしまう。

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鮮やかな赤色のランブータン。

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ライチも赤みがかっている。

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ライチの隣で売られているこの果物は何だろう?香港の市場で見かける果物は、まだ知らないものもあるので面白い。私が好きな香港はこの市場のようなところなのかもしれないなぁ。

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やっぱり私は市場を見て歩くのが好き。市場はその地域で住んでいる人の食生活が想像したり、生活の一部が見えるような気がして好き。

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ガイドブックにも紹介されていないような市場だけど、「油麻地街市」は私にとっては面白い。今回の香港の町歩きは、乗り継ぎ時間を使った下見のようなもなので、ちゃんと主目的地として香港を歩いても楽しいかもしれないなぁ。でも、できれば、サウナのような高温多湿の7月ではなく、そしてできれば、飲茶店でたくさんの点心を味わえるように「おひとりさま」ではなく連れがいたほうがいい。この世の中に、私と一緒に香港に飲茶を食べに来てくれる人はいないのかなぁ?

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2018年2月14日 (水)

初めてのイスラエル、エルサレム・死海ひとり旅 6日目(1)イスラエルからの帰り道、朝ごはんは香港で朝飲茶。

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2017年7月17日、月曜日。香港国際空港。テルアビブ発香港行きのキャセイパシフィック航空CX676便は定刻5:10着の予定が4:44と早着している。実は、CX548便やCX504便に乗り継げば、羽田空港もしくは成田空港に14時には帰ってくることができるんだけど、今回は1万円ほど価格が高くなってしまうんだけど、乗り継ぎ時間の多いフライトを選んでいる。乗り継ぎ便の裏技として私の旅行では頻繁に使う作戦で、あえて乗り継ぎ時間を長く設定して、せっかく乗り継ぎ便で行くんだから、ついでに寄港地で遊んでしまおうという作戦。今回は、16:25のCX542便まで11時間の乗り継ぎ時間を確保している。この作戦の結果、実は旅の最後の最後に困ったことになるんだけど、それはまた、のちほどのお話。

16JUL CX676 TLVHKG 13:50 05:10+1
17JUL CX542 HKGHND 16:25 21:35
※CX=キャセイパシフィック航空 HKG=香港 TLV=テルアビブ HND=羽田

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ということで香港に入国してしまう。香港国際空港は入国許可証が別紙で渡されるのみでパスポートにスタンプが押されない。お隣の韓国でも2016年11月から出国スタンプは押されなくなっており、2018年1月からは香港と同様に入国許可証が別紙で渡されてスタンプは廃止されている。出入国審査の電子化により、パスポートにスタンプを集めるという楽しみはもはや過去のものになりつつある。24時間以内の滞在なのでスーツケースはそのまま羽田空港に運ばれる。

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早く到着したのはいいんだけど、エアポートエキスプレスの始発は5:54発なのでエアポート・エクスプレスはまだシャッターが降りている。

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当然ながら切符売り場には誰もいない。

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香港駅までは115香港ドル。オクトパスカードがあれば110香港ドル。このチケット、「単程」と「即日来回」が同一価格になっている。漢字でもなんとなく理解できるけれど、"Single Journey"と"Same Day Return"が同一価格で、実は乗り継ぎ時間を利用した香港日帰り旅行はお得だったりする。

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ようやくチケット窓口が開き、また香港に来るかわからなかったので、オクトパスカードではなく「即日来回」のスマートチケットを購入。もうずっと何年も前から感じていることだけど、シングルチケットでもICチップ式の切符を使用している国はけっこうある。

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香港国際空港駅には改札がなく、案内のまま進むとホームに着いてしまう。

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今日の天気は雨に雷マーク。あんまり良い天気ではないのかもしれないなぁ。 "Mind the gap"の表示を見ると香港はイギリス領だった名残なのかなぁ?と感じてしまう。ロンドンを訪れたときにチューブの"Mind the gap"の自動放送が印象に強く残っている。関係ないのかもしれないけれど。

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始発のエアポート・エクスプレスは乗客がまばらに乗る程度だけど、ガラガラというわけでもない。

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天候はどんよりとした曇り空。

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終点の香港駅に到着する。香港国際空港だけは2000年10月に予定外にBA英国航空の遅延による東京行きへの乗り継ぎ失敗のために、乗り継ぎで使用したことはあるんだけど、香港に来たのは人生初めてだったりする。というのも観光地としてのディスティネーションとしては今ひとつ魅力を感じていなかったので、主目的地としては候補とならなかった。

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ということで人生初の香港。

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さすがに香港駅では改札がある。専用列車なので香港側に改札を設ければ、空港駅に改札を設けなくてもいい。

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エアポートエキスプレスは便利。改札を入ると航空会社のチェックインカウンターが並んでいる。

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地上に出るとスコールのような強い雨。しかも高温多湿で一気に不快感がマックスに。7月の香港は観光には向かないのかもしれない。ましてや気温は高いけれどカラッとした気候のイスラエルにいたので、サウナに入ったかのような香港の高温多湿にやられてしまう。外に一歩出ただけで、蒸し風呂のような気候に負けて観光する気持ちがすっかり萎えてしまう。ベンチに座り、本気でこのまま空港に戻ろうかと考える。だって、この雨ではビクトリア・ピークに行ったって雲の中。観光する場所がない。

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でも、せっかく香港に来たんだから、今回の目的である「朝飲茶」だけは実行しよう。今回のために「るるぶ香港・マカオ2018」を購入してあり、香港駅や中環駅"Central"から歩いて行けて、朝から飲茶をやっているお店に行ってみることにする。

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近代的な高層ビルが立ち並ぶ中環"Central"の風景。屋根がある歩道を歩いて朝から飲茶を食べられるお店に向かう。

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雨が小降りになって来た。降ったり止んだりで、少し待てば雨が弱くなるときもあるのかもしれない。初めての香港での飲茶は、「るるぶ香港・マカオ2018」掲載店から朝6時から開いている「蓮香楼」に行ってみることにする。

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食堂のような雰囲気で、最初から地元民ばかりのディープなお店を選択してしまったのかもしれない。朝の時間帯は、地元の人ばかりで観光客がいない。反面、一人客は多い。新聞を読みながらお茶を飲み、ゆっくり過ごしている人が多い。食べるというよりも喫茶店のモーニングみたいな感覚なのかなぁ?でも、それも悪くない。

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円卓に案内される。相席は普通なので、このあとで地元の一人客と相席となる。

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特に注文せずにお茶が運ばれてくる。「るるぶ」に書かれていたマナーに従って、茶器を洗って、お茶を注ぐ。

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でも、このお店で良かったのはワゴン式ということ。おばちゃんが売りにくるので、食べたいと思ったら選べばいい。

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おばちゃんに勧められるがままに点心をもらう。しかし、ここで重大なことに気がつく。せっかくだから、たくさん種類を食べてみたいんだけど「おひとりさま」では限界があるということに。あぁ、私と一緒に香港に飲茶を食べに一緒に来てくれる人がいたらなぁ。

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実は高温多湿のために室内に入ったときにCanon Powershot G9Xのレンズが曇
り、中身を写した写真がピンボケになってしまい中身を伝えられないんだけど、肉まん。この写真はFacebookやInstagram用にiPhone7で撮影したもの。飲茶は「おひとりさま」は残念かもしれないなぁ。一人だと肉まんを頼んだら2個食べなくちゃならないし。

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エビシューマイが美味しい。この美味しさを共感できる人が隣にいればなぁ。

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米粉で包まれたものも食感も面白いし、美味しい。この食感を共感できる人が隣にいればなぁ。

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肉詰めのおかず、これが最高に美味しい。飲茶をするためだけに香港に来てもいいかもしれないなぁ。でも、やっぱり一人ではたくさん種類を食べられないのが残念。連れが欲しいなぁ。もっと、いろいろな種類の点心を試してみたいのに。

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ワゴン式飲茶の「蓮香楼」は明朗会計。ワゴンから点心をもらった時に伝票にスタンプをもらう。

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今回の香港での最大の目的では「朝飲茶」を「蓮香楼」で達成してしまった。でも、「るるぶ」を見て、朝からやっていて、香港駅から歩いていけるという選択肢の中からこのお店を選んだんだけど、自分としてはローカルな雰囲気も感じられたし正解だった気がする。外に出ると雨が傘をささなくても大丈夫なくらい小ぶりになっている。

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まだ朝9時前なので、お昼過ぎまで何をしよう。高温多湿で肌がべっとりするような不快感がなくて雨が降ってしなければ、歩いて街を探検するのが私の旅の楽しみ方だけど、だいぶ蒸し暑さにやられている。観光名所としてはビクトリアピークに行くことだけど、このような天気では上がったところで雲の中の可能性が高い。

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でも、雨も小降りになってきたことだし、せっかく香港に来たのにこのまま何もせずにいるのももったいないので、中環のフェリー乗り場からスターフェリーに乗って対岸の九龍サイドの尖沙咀チムサアチョイに行ってみることにする。

Jrs2632
まだ知らない香港の町歩きは面白い。手作りサンドイッチが並んでいる。香港は観光というよりも食べ歩きの旅とテーマを決めてしまえば面白そう。今回は、イスラエルの帰り道の「ついで」だけど、食べ歩きとテーマを決めてしまえばディスティネーションとして成り立ちそう。だけど、飲茶はいろいろな種類の点心が食べたいので、世界中のどこかに私と一緒に香港で飲茶をしてくれる人はいないのかなぁ?

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