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Voyages

イスラエル

2018年2月25日 (日)

初めてのイスラエル、エルサレム・死海ひとり旅 6日目(4)イスラエルからの帰り道、まさかの香港国際空港の悪天候。

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2017年7月17日、月曜日。香港国際空港。出国審査も電子化が進んでおり、スタンプは押されない。パスポートに香港に入国した痕跡はスタンプとしては記録されない。これからの時代は、出入国審査の電子化が進み、香港や韓国のようにパスポートをスタンプが残らないのが当たり前になっていくかもしれない。日本だって近い将来、日本人は原則として出入国審査は自動ゲート化して、出入国スタンプは廃止されるかもしれない。

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予定よりも早く空港に戻って来てしまったので、プライオリティパスで入ることができるPlaza Premium Loungeでのんびり過ごすことにする。

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ワンタン麺に感動してはしごして2杯食べてしまったので、さすがに食べ物はもう要らない。

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16:25発羽田空港行きのキャセイパシフィック航空CX542は35番ゲートからの出発。そろそろ、ゲートに向かうことにする。

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出発案内板を見ても、遅延便はあるようだけど、遅延続出というわけではないので大雨の影響は特には問題はなさそう。

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手配する時に、羽田行きキャセイパシフィック航空CX542便よりも出発が1時間早い15:10発東京成田行きCX500便と迷ったんだけど、手配する時はこんなにサウナのように蒸し暑いことは想定していなかったので、香港滞在時間を1時間でも増やそうと思って16:25発の羽田行きCX542便を選択。結果的にはこの日のCX500便は1時間の遅延で16:10発となり、CX542便と出発時間はあまり変わらなくなってしまった。

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東京羽田行きCX542便は定刻通りの出発予定。羽田空港到着予定時刻は21:35と遅いけれど、羽田空港だったら多少遅延しても問題がなく家に帰ることができるけれど、CX500便が遅延で成田空港到着が21時半だと帰宅するのがちょっと面倒くさい。

17JUL CX542 HKGHND 16:25 21:35
※CX=キャセイパシフィック航空 HKG=香港 HND=羽田

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キャセイパシフィック航空CX542の出発ゲートである35番ゲートに到着。

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東京羽田行きキャセイパシフィック航空CX542便は成田行きのCX500便と違ってボーディングも出発も定刻通り。大雨の影響もなさそう。キャセイパシフック航空、大きな遅延もなくスケジュール通りに旅はできたし、サービスもなかなかいい。

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だけど、外はものすごい雨。香港の天気予報は見ていないけれど、台風でも来ているのかなぁ?

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でも大雨の影響はない様子で、何もアナウンスはなく定刻通りにボーディング完了。機材はボーイングB777-300。行きのB777と同様に3-3-3の1列9席でリクライニングは前にスライドするタイプ。

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ところが、定刻通りにボーディングも完了してドアもクローズしているのにプッシュバックが始まらない。どうやら悪天候の影響で香港国際空港は滑走路をクローズしている様子。このまま機内に缶詰状態で1時間が経過。

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ようやくプッシュバックが行われ、タキシングが始まるけれど、滑走路閉鎖の影響で離陸の順番待ちの渋滞が発生し、なかなか滑走路に進めない。

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着陸してくる飛行機もあるので滑走路は使える状態だけど、離陸待ちのために飛行機の中で缶詰状態。すでに1時間半は遅延しているので、羽田空港まで順調に飛行しても23時。このままだと羽田空港に到着しても家に帰れない可能性が高い。これはまずいかもしれないなぁ。4時間未満の中途半端な遅延では、海外旅行損害保険の航空機遅延費用等の保険も使えない。羽田空港といえども、夜遅くの到着便にはリスクがあることを思い知る。このままだと、羽田空港到着後に家に帰れずに路頭に迷うことになる可能性が高い。困ったなぁ、翌日2017年7月18日、火曜日は朝から仕事なのに…。最悪、羽田空港ロビーで宿泊となってしまうかもしれない。

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さらに離陸待ちをして、滑走路の先端まで進む。前の飛行機が離陸して行ったので、ようやく次が離陸の順番。しかし、この時点で約2時間が経過している。これはもう家には帰ることができない可能性が高い。エルサレムの銃撃テロ事件も無事に乗り切ったのに、まさか最後の最後で香港での悪天候によるアクシデントが起きるとは思ってもなかった。

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ようやく離陸して、機内食が出る。ホットミールがパスタで、うどんも出るという不思議なメニュー。パスタの味は悪くない。

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ハーゲンダッツのアイスクリームはマンゴーラズベリー味で美味しい。

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離陸後、キャセイパシフィック航空CX542は沖縄付近を順調に羽田空港に向けて飛行中。

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だけど、大きな問題点がある。本来は羽田空港に到着しているはずの時間をすぎているのに、まだ沖縄上空。到着予定時刻はあと1時間52分後の23:17となっている。

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ようやく高度を下げ始めて、羽田空港への着陸体制に入る。

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「海ほたる」が見える。羽田空港にまもなく着陸。

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無事に着陸し、タキシングの際に時刻を見ると23:26。ターミナルに到着して、入国審査を受けて、預けてあるスーツケースをピックアップして、制限区域を出られるのは何時になるだろう。おそらく日付が変わってしまうだろう。

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日付が変わって2017年7月18日、火曜日0:08。恐れていた通り、日付が変わってしまった。入国審査とスーツケースのピックアップを済ませて制限区域を出る。7月18日は朝から仕事なのに、まだ羽田空港にいる。

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到着案内板を見ると、到着時間は23:33。香港国際空港の悪天候のために約2時間の遅延。天候による遅延なので、もちろん航空会社からの補償はない。4時間を超えていれば、海外旅行損害保険からホテル代等の補償を受けることはできるけれど、2時間の遅延であると保険も使えない。まずはフットワークを軽くするためにJALABCのカウンターに行って、スーツケースを自宅に送ってしまって荷物を減らそう。その前に荷物に気になることがある。スーツケースベルトが異常に緩くなっている。

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身軽になるためにスーツケースに余分な荷物を入れて自宅に送ってしまうことにする。到着時からスーツケースのベルトが異常に緩くなっていることは気がついていたんだけれど、確認のためにスーツケースを開けて見ると手紙が入っていることに気がつく。

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どうやら、テルアビブ・ベン・グリオン空港でスーツケースを開けて検査をした様子。テルアビブ・ベン・グリオン空港でチェックイン前に荷物を開けてチェックするのではなく、チェックイン後に検査を行う方式に変更したのかもしれない。どちらにしろ、怪しいものはジュースを搾る機械くらいしか入っていないので、チェックイン後に勝手に検査してくれた方がチェックインの時間もかからないのでありがたい。ジュースを搾る機械も怪しいものではないので、そのまま入っている。

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機動性を確保するためにJALABCでスーツケースは自宅に送ってしまう。残念ながら京浜急行はすでに終電が終わっていて、駅にはシャッターが下りている。

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埼玉県方面のバスは0:20の大宮行きのバスがあるけれど、所沢や川越方面は当然ながら終わってしまっている。

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深夜0:20発の新宿・池袋方面のリムジンバスはまさかの満席。都内に行く選択肢としては次の深夜1:00発の新宿・池袋行きのバスか、深夜1:05発の東京駅方面のバスしかない。深夜1時のバスに乗っても都内に向かったところで、露頭に迷うことは確実。

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改札口が開いているけれど、よく見てみると東京モノレールも浜松町方面の上り電車はすでに終了しており、国内線ターミナル行きの下り電車しかない。もはや、空港のロビーに寝泊まりするしかないかもしれない。

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しかし、そんなことはすでに香港国際空港で調査済み。au「世界データ定額」24時間980円がau STAR会員は1回24時間分だけ無料なので、今回、香港滞在中のみ「世界データ定額」を有効にしてiPhoneをデータ通信が可能の状態にしていた。離陸前に誘導路で停止したままの飛行機の中で缶詰になっている時に、すでに1時間半遅れ確定となった時点で、対応策を早めに調べておいた。深夜の羽田空港国際線ターミナルからリムジンバス以外にもバスが出ていることは調査済み。

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リムジンバス以外にも深夜0:20大森駅行き、深夜0:30蒲田駅行きの普通の路線バス(深夜バス)が出ている。そう、大森駅、蒲田駅へは深夜でも足がある。

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深夜バスなので料金は倍額の560円になるけれど、深夜0:30発の蒲田駅行きのバスに乗ることにする。

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リムジンバスではなく普通の京急バス。座れないほどではないけれど、けっこう乗客はいて、外国人も乗っている。むしろ、外国人でこのバスの存在を知っている人はすごい。

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京急蒲田駅を過ぎて、蒲田四丁目バス停でバスを降りる。香港で滑走路が閉鎖となり、長時間誘導路で停止したままの飛行機の中で缶詰になっているときにBooking.comのアプリ経由で「アパホテル蒲田東」を朝食つき6000円で予約する。もしかしたらすぐに離陸できて最終電車に間に合うかもしれないけれど、予測できるリスクはなるべく事前に回避することにして、自宅までの終電に間に合う時間だったとしても「アパホテル鎌田東」に宿泊することにした。

Booking.comのアプリ経由で予約できているかどうか不安なので羽田空港到着後に電話でホテルに直接リコンファームをしたけれど、ちゃんと予約は入っている。今回のイスラエル旅行、下着やシャツの着替えは1日分だけ余分に持ってきており、たまたま着替えも持っている。朝、JR蒲田駅から職場に直接行けば仕事にも支障は無い。最後にまさかの悪天候による遅延があって、今回の旅の最後はアパホテル蒲田東で終えることとなってしまった。最後にバタバタすることになってしまったけれど、予定外のアクシデントを含めて、それが旅行というもの。予定通りに行かないのが旅というもの。だからこそ、旅はおもしろくてやめられない。(初めてのイスラエル、エルサレム・死海ひとり旅、おしまい)

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2018年2月22日 (木)

初めてのイスラエル、エルサレム・死海ひとり旅 6日目(3)イスラエルからの帰り道、香港のワンタン麺の美味しさにはまる。

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市場がすっかり楽しくなってしまい、そのままネイザンロードを北上し、男人街や女人街、金魚街まで歩いてみようと思って町歩きを続ける。

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この半ば崩れかけているような建物は何だろう?

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崩れかかったような建物の中を見てみると、どうやら食堂になっている。ここもディープな雰囲気がして楽しそう。こういうところでごはんを食べてみるのもおもしろいなぁ。

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ネイザンロードに戻りかかった瞬間、再び強い雨が降り始める。

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強い雨が降って来たので、避難した高架下で雨宿り。スコールだったら、そのうちに雨は止むだろうと思ってしばらく待ってみるけど、雨は強くなるばかり。折りたたみ傘しか持っていないので、大雨の中の観光はつらい。

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実は気温は高いけれど乾燥していたイスラエルと違って、エアポート・エキスプレス香港駅を降りて外に出てから高温多湿のサウナのような香港の気候にすっかり疲れてしまった。本当は男人街や女人街、金魚街まで歩いてみようと思っていたけれど、これ以上、大雨の中で折り畳み傘を差しての香港の観光はあきらめることにする。

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今回は朝飲茶を楽しむのが主目的だったので、無理して観光せずにお昼ごはんを食べて空港に戻ることにする。ビクトリアパークも含めて、見逃しているところは次回のお楽しみ。サウナのように蒸し暑い7月でなければ、香港を主目的地として訪れても楽しめることがわかったし。でも、できれば飲茶は一人でなく、一緒に旅をする連れがほしいなぁ。逃げこむように駅の中に入り、佐敦駅JodanからMTRに乗ることにする。

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切符を買って、MTRに乗り中環駅Centralに向かう。すっかり、サウナのような暑さと大雨に負けて空港に帰る気分になっている。実は、このあと、この雨が更なる悲劇を巻き起こすことになるんだけど、この時はまだ知らない。

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中環駅から外に出ると、雨が止んでいる。サウナのような蒸し暑さの中で曇り空濃厚のビクトリアピークに再チャレンジする気持ちはもはやない。お昼ごはんの時間なので駅の周辺でお昼ごはんを食べて香港国際空港に帰ることにする。

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香港島はソーホーの方向は坂道になっている。

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「るるぶ香港・マカオ2018」で食べたいと思っていたワンタン麺を食べてみたくて「麥奀雲呑麺世家」に入ってみることにする。香港式のワンタン麺を食べるのは初めて。

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席数は多いので「おひとりさま」でも問題ない。飲茶はできれば一人でない方がいいけれど、香港にはおひとり様でも楽しめるグルメもある。

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メニューはテーブルに書かれていて、日本語も併記されているので注文も簡単。ベーシックなワンタン麺を注文する。

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スープの香りもいいし、麺は細麺で美味しそうだけど、これがワンタン麺?ワンタンが入っていないじゃない。

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ワンタンを探すと麺に隠れて底の方に入っていた。いざ食べてみると、香港のワンタン麺、ものすごく美味しい。もちろん、ワンタンも美味しいし、スープも最高に美味しい。そして、細麺が美味しい。これを食べるだけに香港に来てもいいかもしれないと思うくらい美味しい。香港でワンタン麺に感動してしまう私って、なんて安っぽいんだろう。

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「麥奀雲呑麺世家」の周辺を歩いてみる。あと2時間くらいは滞在できるけれど、今回の乗り継ぎの間の香港観光は早めに切り上げて香港国際空港に戻ることにする。

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屋根付きの空中歩道を歩き、エアポート・エキスプレスの香港駅のあるIFCモールに向かう。「麥奀雲呑麺世家」のワンタン麺、美味しかったなぁ。もう1杯食べてもよかったと思うくらい美味しかったなぁ。

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最後にIFCモールでお土産に買えるものを「るるぶ香港マカオ2018」を見ていると、「正斗粥麺専家」というお粥やワンタン麺が名物のお店が掲載されているのを見つける。

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まさかのはしご酒ならぬ、ワンタン麺のはしご。お一人様は大きな円卓の席に案内される。

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もちろん、ワンタン麺を注文し、円卓の席で待つ。相席の他のお客さんもワンタン麺を食べている。

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今回の香港で最大の発見は、香港のワンタン麺の感動的な美味しさを知ったこと。本当にワンタン麺を食べ歩くために、もう一度香港を訪れてもいい。でも、1000円もしない食べ物で感動してしまうなんて、本当に私の感動って安っぽい。こんなに安っぽい私だから、この歳になっても「おひとりさま」を卒業できないのかもしれないなぁ。

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月餅などの中華菓子って私は大好きで今回の香港のお土産は月餅。

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ほとんど観光しないまま、蒸し風呂のような蒸し暑さと大雨に負けて、エアポート・エキスプレス乗り場を目指す。でも、朝飲茶もできたし、ワンタン麺の美味しさを知っただけでも十分な収穫。

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サウナのように蒸し暑い7月だったのが失敗だったかもなぁ。「るるぶ香港・マカオ2018」を見るとマカオも面白そうだから、季節の良い時に香港・マカオ旅行はあり。香港に来て、再び飲茶を食べて、そしてワンタン麺を食べたい。でも、飲茶をするには一人じゃない方がいい。この世界のどこかに私と飲茶を一緒に食べてくれる人がいないのかなぁ。でも、ワンタン麺に感動して2杯食べるような安っぽい私と一緒に香港に来てくれる人はいないかもなぁ。私と同じようにワンタン麺で感動する人はいないのかなぁ?

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改札を通り、エアポート・エキスプレスの列車に乗る。

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エアポート・エキスプレスは10分毎に出ていているので待たずに乗れる。

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香港が大雨のわけだ。電車から見える雲がものすごい。

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空港に向かう途中には高層ビルが並んでいる。韓国と同じような、住居である高層アパートなんだろうなぁ。

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香港空港駅に到着。市内から空港に向かう時も改札口がない。

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すでに搭乗券を持っているので、チェックインは不要。そのまま出国審査に向かう。エルサレムで銃撃テロ事件のために不自由もしたし、香港ではサウナのような蒸し暑さに負けて早めに切り上げてしまったけれど、短い時間の香港の町歩きはおもしろかった。あとは16:25発羽田空港行きのキャセイパシフィック航空CX542に乗るだけで、今回のイスラエルへの旅は終わろうとしている。

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2018年2月18日 (日)

初めてのイスラエル、エルサレム・死海ひとり旅 6日目(2)イスラエルからの帰り道、スターフェリーに乗って尖沙咀チムサアチョイへ。

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「蓮香楼」で朝飲茶を楽しんだあとは、中環のスターフェリー乗り場に向かって歩き始める。よかった、雨があがってきた。このまま天候が回復してくれればいいんだけど。

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スターフェリー乗り場に向かう通路を歩く。

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観覧車が見える。観覧車って「おひとりさま」では乗りづらい乗り物なので、ほとんど乗らない。私にとっては最も乗らない乗り物かもしれないなぁ。

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中環は近代的な高層ビルが立ち並んでいる。近代的なビルや近代的なショッピングセンターは、世界どこに行っても同じようなものだから私には興味がない。だけど、少し歩けば「蓮香楼」のようなレトロな雰囲気の飲茶店があったり、アジアっぽさも感じることができるので香港は面白いかも。

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スターフェリー乗り場で乗車券となるトークンを自動券売機で購入。

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時間が中途半端なのかいつも空いているのかはわからないけれど、乗り場は閑散としている。

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フェリー乗り場からの風景。九龍サイドよりも香港島の方が高層ビルが立ち並んでいる感じは強いかもなぁ。

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スロープを降りて、スターフェリーに乗り込む。

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フェリーのお客さんはまばらにいる程度。ずいぶん座席数が多いけど、時間帯によっては満席になることもあるのかなぁ?

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窓は開かないけれど、冷房が効いていて心地よい。とにかく7月の香港は蒸し暑すぎる。

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あっという間の船旅。フェリーは尖沙咀に到着。

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よくわからないで乗っていたけれど、1階と2階があったみたい。冷房が効いていたのは1等席で、風を感じることができる場所もあったみたい。普段は風を感じられる席が好きなんだけど、今日の気候だったら、オープンエアーの客室よりも冷房が効いている2階席でよかったかも。

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高層ビルが立ち並ぶ香港島。夜景はきれいなんだろうなぁ。夜景を見ながらのスターフェリーにも乗ってみたい。今回は「下見」のようなもの。やっぱり、香港に宿泊して楽しまなくちゃ、夜景を含めた香港の魅力はわからないのかもしれない。

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せっかくなのでメインストリートであるネイザンロードを歩いてみることにする。

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でも、私の町歩きはまっすぐには進まない。気になると路地に入ってしまう。香港といえば、私の頭の中にあるのは道路に突き出た看板。香港のどのあたりで、私がテレビなどを見て典型的な香港の風景だと思い込んでいる、看板が突き出た風景を見られるのだろう。

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私は近代的な高層ビルよりも、エアコンの室外機がはみ出たこのようなビルの方が好き。

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私の旅は行き当たりばったり。気になると路地に入ってしまう。尖沙咀の方が楽しいかも。雨も小降りになってきていて、町歩きが楽しくなってきている。

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ネイザンロードに面してモスクが建っている。

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ネイザンロードからオースティンロードへ曲り、さらに上海街へ。「るるぶ香港・マカオ」に「油麻地の面白ストリート」と書かれていたので、上海街を歩いてみることにする。

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近代的な高層ビルよりも、このあたりのビルの方が私は香港らしさを感じるようで好き。

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ジョーダンロードを渡り、さらに上海街を進む。

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上海街を歩いていると、ふと野菜などが売られている市場「油麻地街市」を見つける。私は世界どこに行っても市場やスーパーマーケットを見るのが好き。近代的なビルが立ち並ぶ様子を見るよりも、市場を歩くのが好き。

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古いビルに囲まれた場所にある「格安護老院」って何だろう?格安の老人ホームなのかなぁ?

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雨も止んでいるし、買い物客もいて、市場は賑やかな雰囲気で楽しい。

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香港の市場で注目したのはマンゴスチン。生のマンゴスチンは日本ではほとんど見ない。今回の市場巡りのテーマは、珍しかったり、見たことのない果物はないか探してみることにする。

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果物だと思うけど、マンゴスチンの隣は何だろう?私は、まだ知らないものを見ると「どんなものなんだろう?」と心がときめいてしまう。

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鮮やかな赤色のランブータン。

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ライチも赤みがかっている。

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ライチの隣で売られているこの果物は何だろう?香港の市場で見かける果物は、まだ知らないものもあるので面白い。私が好きな香港はこの市場のようなところなのかもしれないなぁ。

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やっぱり私は市場を見て歩くのが好き。市場はその地域で住んでいる人の食生活が想像したり、生活の一部が見えるような気がして好き。

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ガイドブックにも紹介されていないような市場だけど、「油麻地街市」は私にとっては面白い。今回の香港の町歩きは、乗り継ぎ時間を使った下見のようなもなので、ちゃんと主目的地として香港を歩いても楽しいかもしれないなぁ。でも、できれば、サウナのような高温多湿の7月ではなく、そしてできれば、飲茶店でたくさんの点心を味わえるように「おひとりさま」ではなく連れがいたほうがいい。この世の中に、私と一緒に香港に飲茶を食べに来てくれる人はいないのかなぁ?

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2018年2月14日 (水)

初めてのイスラエル、エルサレム・死海ひとり旅 6日目(1)イスラエルからの帰り道、朝ごはんは香港で朝飲茶。

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2017年7月17日、月曜日。香港国際空港。テルアビブ発香港行きのキャセイパシフィック航空CX676便は定刻5:10着の予定が4:44と早着している。実は、CX548便やCX504便に乗り継げば、羽田空港もしくは成田空港に14時には帰ってくることができるんだけど、今回は1万円ほど価格が高くなってしまうんだけど、乗り継ぎ時間の多いフライトを選んでいる。乗り継ぎ便の裏技として私の旅行では頻繁に使う作戦で、あえて乗り継ぎ時間を長く設定して、せっかく乗り継ぎ便で行くんだから、ついでに寄港地で遊んでしまおうという作戦。今回は、16:25のCX542便まで11時間の乗り継ぎ時間を確保している。この作戦の結果、実は旅の最後の最後に困ったことになるんだけど、それはまた、のちほどのお話。

16JUL CX676 TLVHKG 13:50 05:10+1
17JUL CX542 HKGHND 16:25 21:35
※CX=キャセイパシフィック航空 HKG=香港 TLV=テルアビブ HND=羽田

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ということで香港に入国してしまう。香港国際空港は入国許可証が別紙で渡されるのみでパスポートにスタンプが押されない。お隣の韓国でも2016年11月から出国スタンプは押されなくなっており、2018年1月からは香港と同様に入国許可証が別紙で渡されてスタンプは廃止されている。出入国審査の電子化により、パスポートにスタンプを集めるという楽しみはもはや過去のものになりつつある。24時間以内の滞在なのでスーツケースはそのまま羽田空港に運ばれる。

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早く到着したのはいいんだけど、エアポートエキスプレスの始発は5:54発なのでエアポート・エクスプレスはまだシャッターが降りている。

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当然ながら切符売り場には誰もいない。

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香港駅までは115香港ドル。オクトパスカードがあれば110香港ドル。このチケット、「単程」と「即日来回」が同一価格になっている。漢字でもなんとなく理解できるけれど、"Single Journey"と"Same Day Return"が同一価格で、実は乗り継ぎ時間を利用した香港日帰り旅行はお得だったりする。

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ようやくチケット窓口が開き、また香港に来るかわからなかったので、オクトパスカードではなく「即日来回」のスマートチケットを購入。もうずっと何年も前から感じていることだけど、シングルチケットでもICチップ式の切符を使用している国はけっこうある。

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香港国際空港駅には改札がなく、案内のまま進むとホームに着いてしまう。

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今日の天気は雨に雷マーク。あんまり良い天気ではないのかもしれないなぁ。 "Mind the gap"の表示を見ると香港はイギリス領だった名残なのかなぁ?と感じてしまう。ロンドンを訪れたときにチューブの"Mind the gap"の自動放送が印象に強く残っている。関係ないのかもしれないけれど。

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始発のエアポート・エクスプレスは乗客がまばらに乗る程度だけど、ガラガラというわけでもない。

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天候はどんよりとした曇り空。

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終点の香港駅に到着する。香港国際空港だけは2000年10月に予定外にBA英国航空の遅延による東京行きへの乗り継ぎ失敗のために、乗り継ぎで使用したことはあるんだけど、香港に来たのは人生初めてだったりする。というのも観光地としてのディスティネーションとしては今ひとつ魅力を感じていなかったので、主目的地としては候補とならなかった。

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ということで人生初の香港。

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さすがに香港駅では改札がある。専用列車なので香港側に改札を設ければ、空港駅に改札を設けなくてもいい。

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エアポートエキスプレスは便利。改札を入ると航空会社のチェックインカウンターが並んでいる。

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地上に出るとスコールのような強い雨。しかも高温多湿で一気に不快感がマックスに。7月の香港は観光には向かないのかもしれない。ましてや気温は高いけれどカラッとした気候のイスラエルにいたので、サウナに入ったかのような香港の高温多湿にやられてしまう。外に一歩出ただけで、蒸し風呂のような気候に負けて観光する気持ちがすっかり萎えてしまう。ベンチに座り、本気でこのまま空港に戻ろうかと考える。だって、この雨ではビクトリア・ピークに行ったって雲の中。観光する場所がない。

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でも、せっかく香港に来たんだから、今回の目的である「朝飲茶」だけは実行しよう。今回のために「るるぶ香港・マカオ2018」を購入してあり、香港駅や中環駅"Central"から歩いて行けて、朝から飲茶をやっているお店に行ってみることにする。

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近代的な高層ビルが立ち並ぶ中環"Central"の風景。屋根がある歩道を歩いて朝から飲茶を食べられるお店に向かう。

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雨が小降りになって来た。降ったり止んだりで、少し待てば雨が弱くなるときもあるのかもしれない。初めての香港での飲茶は、「るるぶ香港・マカオ2018」掲載店から朝6時から開いている「蓮香楼」に行ってみることにする。

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食堂のような雰囲気で、最初から地元民ばかりのディープなお店を選択してしまったのかもしれない。朝の時間帯は、地元の人ばかりで観光客がいない。反面、一人客は多い。新聞を読みながらお茶を飲み、ゆっくり過ごしている人が多い。食べるというよりも喫茶店のモーニングみたいな感覚なのかなぁ?でも、それも悪くない。

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円卓に案内される。相席は普通なので、このあとで地元の一人客と相席となる。

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特に注文せずにお茶が運ばれてくる。「るるぶ」に書かれていたマナーに従って、茶器を洗って、お茶を注ぐ。

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でも、このお店で良かったのはワゴン式ということ。おばちゃんが売りにくるので、食べたいと思ったら選べばいい。

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おばちゃんに勧められるがままに点心をもらう。しかし、ここで重大なことに気がつく。せっかくだから、たくさん種類を食べてみたいんだけど「おひとりさま」では限界があるということに。あぁ、私と一緒に香港に飲茶を食べに一緒に来てくれる人がいたらなぁ。

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実は高温多湿のために室内に入ったときにCanon Powershot G9Xのレンズが曇
り、中身を写した写真がピンボケになってしまい中身を伝えられないんだけど、肉まん。この写真はFacebookやInstagram用にiPhone7で撮影したもの。飲茶は「おひとりさま」は残念かもしれないなぁ。一人だと肉まんを頼んだら2個食べなくちゃならないし。

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エビシューマイが美味しい。この美味しさを共感できる人が隣にいればなぁ。

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米粉で包まれたものも食感も面白いし、美味しい。この食感を共感できる人が隣にいればなぁ。

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肉詰めのおかず、これが最高に美味しい。飲茶をするためだけに香港に来てもいいかもしれないなぁ。でも、やっぱり一人ではたくさん種類を食べられないのが残念。連れが欲しいなぁ。もっと、いろいろな種類の点心を試してみたいのに。

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ワゴン式飲茶の「蓮香楼」は明朗会計。ワゴンから点心をもらった時に伝票にスタンプをもらう。

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今回の香港での最大の目的では「朝飲茶」を「蓮香楼」で達成してしまった。でも、「るるぶ」を見て、朝からやっていて、香港駅から歩いていけるという選択肢の中からこのお店を選んだんだけど、自分としてはローカルな雰囲気も感じられたし正解だった気がする。外に出ると雨が傘をささなくても大丈夫なくらい小ぶりになっている。

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まだ朝9時前なので、お昼過ぎまで何をしよう。高温多湿で肌がべっとりするような不快感がなくて雨が降ってしなければ、歩いて街を探検するのが私の旅の楽しみ方だけど、だいぶ蒸し暑さにやられている。観光名所としてはビクトリアピークに行くことだけど、このような天気では上がったところで雲の中の可能性が高い。

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でも、雨も小降りになってきたことだし、せっかく香港に来たのにこのまま何もせずにいるのももったいないので、中環のフェリー乗り場からスターフェリーに乗って対岸の九龍サイドの尖沙咀チムサアチョイに行ってみることにする。

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まだ知らない香港の町歩きは面白い。手作りサンドイッチが並んでいる。香港は観光というよりも食べ歩きの旅とテーマを決めてしまえば面白そう。今回は、イスラエルの帰り道の「ついで」だけど、食べ歩きとテーマを決めてしまえばディスティネーションとして成り立ちそう。だけど、飲茶はいろいろな種類の点心が食べたいので、世界中のどこかに私と一緒に香港で飲茶をしてくれる人はいないのかなぁ?

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2018年2月11日 (日)

初めてのイスラエル、エルサレム・死海ひとり旅 5日目(3)テルアビブ・ベン・グリオン空港から香港へ向かう。(キャセイパシフィック航空の機内食)

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テルアビブ・ベン・グリオン空港。「地球の歩き方イスラエル」にも書かれている「ちょっと手ごわい空路での出国」を無事に突破する。13:50キャセイパシフィック航空CX676便香港行きの出発ゲートはC9番。

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プライオリティパスでも利用できるコンコースCにあるダン・ラウンジ"Dan Lounge"で過ごすことにする。

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ダン・ラウンジは広くて、ゆったりと飛行機の出発前の時間を過ごすことができる。

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ヨーグルトコーナーが充実している。

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ラウンジには暖かい食事は少なく、軽食程度。

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このお粥みたいなものは何だろう?

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13:50に飛行機に搭乗したらすぐに機内食が出るだろうし、旅行中不足しがちだった野菜をモリモリ食べる。

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マハネー・イェフダー市場には季節の果物がたくさん並んでいたなぁ。プラムが美味しい。

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飲みたいわけではないけれど、コーラで確かめてみたいことがある。

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偏見や思い込みというのはすごいもので、一度「ゲロ330ml」と見えてしまうと、もはや、私には「ゲロ330ml」としか読めなくなってしまった。一度、レッテルを貼ってしまうと、偏見や思い込みというのはなかなか更新できない。でも、やっぱりゲロに読めてしまう。

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C9番ゲートを目指してコンコースCを歩く。

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キャセイパシフィック航空の機材は、行きと同じくエアバスの最新鋭機であるA350-900。

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C9番ゲートに到着。さすがに香港国際空港のように搭乗前のセキュリティチェックはなさそうだけど、まだわからない。

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キャセイパシフィック航空CX676便は定刻通り13:50の出発で、まもなく13:05からボーディングが始まる。

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ボーディングが始まり、セキュリティチェックを受けることなく、機内に入る。これで厳しいと言われるイスラエルの空港セキュリティも無事に完了。

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キャセイパシフィックのエアバスA350は3-3-3の1列9席のアブレスト。

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シートピッチは普通。窮屈でもなければ、特別に広いわけではない。

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個人モニタやエンターテイメントシステムは最新鋭の機材だけあって、日本語にも対応しているし、画面も大きい。

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離陸の様子もモニタで見ることができる。

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さようなら、イスラエル。でも旅行しやすい国だったなぁ。今回はエルサレムと死海と、イスラエルのごく一部分しか見ていないので、また旅をしてもいいかも。私の旅のテーマである地中海文化としては、アッコーの十字軍の痕跡を旅してもいい。

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地中海を北上してトルコ方面へ。

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最初に飲み物のカートが来たので、ジントニックを頼む。

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機内食はチキンとビーフとパスタの3択となっており、ビーフを選択する。ワインはボトルから注いでもらう。

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テルアビブから積まれた機内食だけど、ミネラルウォーターはトルコ産。トルコは敵対国ではないのかなぁ?

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小さなベルギーチョコレートがついている。

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到着2時間前に機内食が配られる。成都や重慶の地名が見えるので、もう中国上空に入っている。

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機内食の朝ごはんは焼きそばかオムレツの2択。オムレツとソーセージよりも香港のキャセイパシフィック航空らしい焼きそばを選択。

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ヨーグルトはヘブライ語。もうしばらくヘブライ語を見ることもないかもしれないなぁ。

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キャセイパシフィック航空CX676便は香港に向けて高度を下げ始める。

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エアバスA350のカメラで見る香港国際空港への着陸の瞬間。

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2017年7月17日、月曜日の早朝、無事に香港国際空港に到着する。CX676便を降りて、香港国際空港のターミナルビルに入る。イスラエル旅行、銃撃テロ事件の影響でベツレヘムに行けなかったけれど、エルサレムだけでも面白かったなぁ。エルサレムは世界的な巡礼地であり、観光地なので、イスラエル旅行そのものが危険というわけではないので、エルサレムや死海を「まだ知らない」のであれば、やはり死ぬまでに一度は自分の目で見ておくべき場所だろう。

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2018年2月 7日 (水)

初めてのイスラエル、エルサレム・死海ひとり旅 5日目(2)イスラエル旅行最後の難関、テルアビブ・ベン・グリオン空港の出国審査。

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無事にエルサレム・セントラル・ステーション近くのバス停にテルアビブ・ベン・グリオン空港行きの485番空港バスが近づいてくる。しかも、ほぼ定刻通りでイスラエルのバスの正確さに驚く。

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テルアビブ・ベン・グリオン空港の485番空港バスはバス停で待っている人も多く、ほぼ満席状態。今回の旅行で、「地球の歩き方イスラエル2015〜2016」を参照しても、ベン・グリオン空港からエルサレムに向かうにはシェルートに乗ればいいことはわかったんだけど、エルサレム市街からベン・グリオン空港に向かう方法はネシェル社のシェルートを予約する方法以外は書かれていない。先行研究を参照しても、いったん、バスでテルアビブ市内のバスターミナルに向かい、そこから鉄道に乗り換える方法しか見つけられない。そのため、当初は、テルアビブまでバスで向かい、テルアビブで鉄道に乗り換える方法を検討していた。

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料金は16シュケルと安い。「地球の歩き方イスラエル2015〜2016」に「エルサレム行きの路線バスは運行されていないので、空港前で待機しているシェルート(乗合路線タクシー)を利用する」と書かれているのを鵜呑みにして、最新の情報を集めていれば、行きも安くエルサレムまで来られたのになぁ。まぁ、2015年版と古かったのに、最新の情報を事前にきちんと調べない私が悪い。

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バスはエルサレム新市街を出て、テルアビブ・ベン・グリオン空港に向けて走り出す。

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エルサレム新市街を出発するとすぐに谷がある。

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テルアビブ・ベン・グリオン空港に近づいてくると農地が広がっている。マハネー・イェフダー市場に並んでいた野菜や果物をみるとイスラエルは豊かな土地なのだろう。今回は日程の関係でエルサレムと死海に限定してしまったけれど、もっと地中海沿いのイスラエルを旅してみたいなぁ。

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イスラエルでもプジョー208が当然ながら走っている。しかも本国でも少ない3ドア。

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テルアビブ・ベン・グリオン空港に到着する前にバスのトランクが開けられてチェックがある。イスラエルが特別に厳重な警備体制だと思うかもしれないけど、本当にそうだろうか。よく考えてほしい。実はつい最近まで成田空港に入る前には検問があり、クルマで行くとトランクを開けてのチェックがあったし、バスで成田空港に行っても警察官がバスの中に入ってきていた。鉄道で行っても空港駅に荷物チェックがあった。実はほんの数年前まで成田空港もイスラエルと同等の厳重な警備体制だった。

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空港ターミナル前にはバリケードがあり、突入すればタイヤがパンクするようなトラップがある。さすがに成田空港もここまでは厳重ではなかったなぁ。

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486番空港バスはテルアビブ・ベン・グリオン空港に無事に到着する。

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無事に到着できてほっとした反面、4時間以上前に空港に到着してしまった。とは言っても、3時間前には到着していなければならないので1時間ちょっとの余裕があるだけ。建物の中に入るときは特に検問などはないし、手荷物検査もない。

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バスは到着ロビーと出発ロビーの中間階に到着する。到着ロビーが見える。

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エスカレータを上がり、出発ロビーへ。

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出発ロビーに上がると自動チェックイン機と航空会社の出発カウンターが並んでいる。先行研究の中にはスーツケースを開けてチェックされるという情報もあったけれど、チェックインカウンターの前でそのようなチェックを受けている人はいないし、混雑している様子もない。

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出発案内板で13:50キャセイパシフィック航空CX676便香港行きの運行状況を確認する。

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キャセイパシフィック航空CX676便テルアビブ発香港行きの出発時刻は定刻通りの13:50。41-45というのはチェックインカウンターだというのはわかるけれど、Bというのは何だろう?

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自動チェックイン機が並んでいるので、とりあえず、ボーディングパスを取り出してみることにする。

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簡単にキャセイパシフィック航空CX676便のボーディングパスを取り出せる。

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柱にBと書かれている。これが出発案内板のBの意味。ブロックごとに入口が決まっており、航空会社のチェックインカウンターの前にセキュリティチェックのためのカウンターがある。航空会社のチェックインカウンターの前にセキュリティチェックのカウンターがあり、そこで係官からの尋問が待ち受けている。時間がかかりそうなセキュリティチェックの尋問を早く抜けたいと思って中に入ろうとすると、時間が早すぎると入れてもらえない。けっきょく、航空会社のチェックインが始まる3時間前でないとセキュリティチェックを受けられない。ということは、推奨時間よりも早い4時間前に空港に到着しても全くもって無駄なことだということがわかる。ベンチに座って時間が経つのを待つ。私はヨーロッパを旅行するようになってから、待つことは苦痛ではなくなった。

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3時間半前に、実はまだ航空会社のチェックインカウンターは開いていないんだけど、係員が交替したタイミングで通過を試みると無事にセキュリティチェックに進む。セキュリティチェックのカウンターは多くあり、順番待ちはそんなに長い時間はかからない。

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セキュリティチェックは、再びトルコにはなぜ行ったのかという質問を再び受けたので、おそらく入国時に話した内容が端末に記録されており、辻褄が合うかどうかをチェックされている。どこに言って、今日はどこから来たのか、荷物は誰がパッキングしたのかなど質問の内容は決まりきったもので難しいものはない。セキュリティチェックが終わるとパスポートに黄色いバーコードを貼られる。

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そして、スーツケースには航空会社のタグとは別に、バーコードが書かれたタグを巻かれる。

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運が良かったのかどうかはわからないけど、スーツケースを開けてチェックされることなく、航空会社のカウンターでスーツケースを預けてしまう。スーツケースを開けられて係員の検査に立ち会うことは免れたのか、今は行われていないのか。そもそも、セキュリティチェックの背後には航空会社のカウンターが並んでおり、どこでスーツケースを開ける場所があるんだろう。2017年7月現在、スーツケースをその場で開ける検査は行われていない可能性がある。

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セキュリティチェックと航空会社のチェックインを済ませてしまえば、あとは普通の空港と変わらない。もう買うものもないので、そのまま出国審査に進むことにする。

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手荷物検査は、簡単な検査で済む列とランダムに厳重に検査する列に別れている。セキュリティチェックが終わり安心していたら、係員は無情にも私を厳重に検査する列に案内する。今回のイスラエル旅行、運よく厳重な検査によく当たる。手荷物をすべて取り出し、謎の棒のようなものでバックの底をゴシゴシと擦っている。その棒を検査機器に入れて何らかの検査をしているんだけど、何を調べているのかよくわからない。これもそんなには時間がかからず、無事に通過する。

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その後はパスポートコントロールだけど、これは簡単。機械にパスポートを読み込ませて、写真と一致すれば出国許可証が自動的に発行される。この出国許可証を自動改札機のような機械に通せば、無事にイスラエル出国。ここまで1時間もかかっていない。

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出国審査を終えると、入国時に通った坂道と交差するように作られた坂道を下っていく。

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入国時に上から眺めていた大きなホールに到着する。普通の空港のように免税店やレストランが並んでいる。

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地球の歩き方イスラエルにも書かれている「ちょっと手ごわい空路での出国」を出発前は難関だと思って心配していたけれど、実際にテルアビブ・ベン・グリオン空港での出国は思っていたほどではなかった。航空会社のチェックインカウンターより前にセキュリティチェックでの係員による質問はあるけれど、スーツケースをその場で開けてのチェックはないし、時間もそんなにかからない。スーツケースは通常通り、航空会社のチェックインカウンターで預けてしまえば手続きは完了。出国審査は機械で写真を判別して出国許可証が出るのみで会話する必要はない。出国も自動改札機を通るだけで簡単に済んでしまう。

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ホールは天井から水が降ってくる構造になっている。

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中央のホールから放射状に突き出ているコンコースがある。13:50キャセイパシフィック航空CX676便香港行きの出発ゲートはC9番。イスラエル旅行、最後の難関である出国審査をクリアして、ホッとした気分でコンコースCへと向かう。

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2018年2月 4日 (日)

初めてのイスラエル、エルサレム・死海ひとり旅 5日目(1)エルサレムからテルアビブ・ベン・グリオン空港行きのアフィキム社485番空港直行バス。

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2017年7月16日、日曜日。エルサレムで迎える最後の朝。今日はこれからテルアビブ・ベン・グリオン空港に向かい、13:50キャセイパシフィック航空CX676便テルアビブ発香港行きにてイスラエルを発つ。実は「地球の歩き方イスラエル2015〜2016」には、テルアビブ・ベン・グリオン空港からエルサレム市内に向かうシェルートのことは書かれているけれど、逆にエルサレムからベン・グリオン空港までの移動方法が詳細には書かれていない。唯一、ネシェル社のシェルートを予約する方法のみが書かれている。

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今日はエルサレム・セントラル・ステーションから485番空港直行バスでテルアビブ・ベン・グリオン空港に向かうことにする。実はこの方法を知ったのは偶然。たまたま、初日の夜に死海リゾートのエン・ボケック行きのバスを探していたところ、エルサレムからベン・グリオン空港行きのバスがあることを発見した情報。実は、この空港バスは「地球の歩き方イスラエル2015〜2016」には掲載されていない情報で、バスがあることを知っていれば、行きもシェルートに乗ることはなかったかもしれないなぁ。なお、ここから帰国まではNikon D7200ではなくCanon Powershot G9Xでの撮影。

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ベングリオン空港とエルサレムを結ぶ路線バスが見つからない理由は、485番バスはイスラエルでメジャーなエゲッドバス"Egged Bus"ではなく、アフィキム"Afikim"によって運行されているということ。しかも、アフィキム"Afikim"の公式Webはヘブライ語オンリーなので読むことができないので、極めて見つけづらい。ところが、イスラエルのバスのサイトBus.co.ilから485番空港バスのルートを知ることができる。エルサレムからはセントラルステーションは5番目のJerusalem - Yafo220 Takhanat Central Yafo。
https://www.bus.co.il/otobusimmvc/Line_Places/1010/485_16_-1069776502?

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時刻表も参照できる。24時間運行されており、空港発もエルサレム初も毎時00分の出発であり、1時間に1本運行されている。
https://www.bus.co.il/otobusimmvc/Line_Travels/1010/485_16_-1069776502

※2018年2月現在のリンク先。リンクが切れている場合は以下のアドレスを参照し、下段にあるAfikimをクリックし、"List of lines of Afikim including schedules"をクリック。
https://www.bus.co.il/otobusimmvc

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キャセイパシフィック航空CX676便テルアビブ発香港行きの出発時刻は13:50。「地球の歩き方イスラエル2015〜2016」には、「ちょっと手ごわい空港での出国」と書かれており、「必ず出発の3時間前には空港につくように要請されており、出発までの間、マンツーマンのセキュリティチェックが行われる。ひとりひとり、チェックインカウンターの前のデーブルに呼ばれ、係員からの質問に答えなければならない」らしい。さらに「別室で荷物を開封してボディチェックをする場合が多いが、中身をすべて取り出し、電子機器などは爆発物が入っていないか、奥の部屋へと持っていく」となると、ものすごく時間がかかりそう。イスラエル出国は今回の旅行で最後に残された難関。

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3時間前だと10:50に空港に必着していなければならない。485番空港バスの所要時間は1時間なので、バスが若干は遅れることを考えると9:06発のバスに乗るのがベスト。しかし、今回は現地に到着してからインターネット上で得た情報なので1時間に1本のバスが、万が一来なければ代替手段を考えないとならない。その場合は、いったんバスでテルアビブ市内に行き、そこから空港を目指すことになる。代替手段に振り返られるように、今回は早起きして8:06のバスに乗ることにする。最後に、朝日のエルサレム旧市街の風景を目に焼きつける。ベツレヘムに行くために、再びこの地を訪れることがあるかもしれないなぁ。

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私は町歩きの場合の時間管理はいいかげんなんだけど、長距離の移動などは不測の事態に備えて余裕を持って行動する。ホテルの朝食は7時からなので、朝食後にダマスカス門からトラムに乗ってセントラルステーションに向かい、8:06発のバスに乗るには時間がギリギリになってしまうためにはホテルで朝食を取るのは断念する。けっきょく、朝食つきなのに3泊して1回しかホテルで朝食を食べなかったなぁ。

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ホテルのロビーにあるティーコーナーで最後にお茶を飲むことにする。

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もちろん、インスタンコーヒーではなく、大好きなミントティ。

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朝のホテルのロビーには誰もいない。ハシミホテル、城壁内の旧市街にあるので便利だったし、テラスからの風景は最高だった。また再びエルサレムを訪れることがあったら、泊まってもいい。それに、ベツレヘムの聖誕教会は訪れてみたい。いつかまたこのホテルに泊まることもあるかもしれない。

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フロントの奥にスタッフがいる。ハシミホテルの注意点はクレジットカードが使えずにドル建て現金払いであること。すでに前払いしているので、スタッフに別れを告げてホテルを後にする。

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さようなら、ハシミホテル。

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日曜日の朝のスークはひっそりとしている。

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銃撃テロ事件の発生でベツレヘムには行けなかったけれど、そんな状況でもエルサレム旧市街は多くの巡礼者や観光客がいて、ダマスカス門の警備が厳重すぎること以外は特に旅行に支障はなかった。エルサレムだけならば、あまり情勢は考えなくても大丈夫なのかもしれないなぁ。

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トラム乗り場へ向かいため、ロータリー方向に歩いてみる。旧市街から出る分には警官隊に何も言われないはず。

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昨日の経験通り、道路は封鎖されているけれど、出る人には警官隊によるチェックも何もない。

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ダマスカス門のトラム乗り場に無事に到着。

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イスラエルは金曜日の夕方から土曜日の日没まではシャバットのために、公共交通機関が運行ストップとなるけれど、ユダヤ教では日曜日は平日なので関係ない。待っている人もいるから、そのうちにトラムは来るだろう。

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よかった、セントラルステーション方面に向かうトラムがそんなに待たずに近づいてきた。

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トラムは順調に走り、無事にセントラルステーション駅に到着。

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セントラル・バス・ステーションに向かうんだけど、アフィキム社の485番空港バスはセントラル・バス・ステーションの発着ではない。セントラルステーションの時計は、残念ながら遅れている。

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アフィキム社の485番空港バス乗り場は、セントラル・バス・ステーションの建物には入らずに、横断歩道を渡って、建物の前を右手に歩いたところにある。実は、死海に行った日の朝にインフォメーションで場所を教えてもらっており、バス停の下見をしている。

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セントラル・バス・ステーションに面した通り沿いにパン屋さんを発見。建物の中に入るにはセキュリティチェックに引っかかる可能性があるので、路面に面しているとありがたい。

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朝ごはんはパンを買って済ませることにする。

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セントラルステーションに沿って、まっすぐ歩く。

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赤いシトロエン・ベルランゴ"Citroën Berlingo"の停車しているあたりに大きな荷物を持った人が数名並んでいる。この場所が485番空港バスのバス停となる。シトロエン、ベルランゴ"Citroën Berlingo"やプジョーも兄弟車であるパートナー"Peugeot Partner Tepee"をルノー・カングー"Renault Kangoo"に対抗して日本でも売ればいいのに。

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バス停には485と飛行機のピクトグラムが描かれている。

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バス停の前で立ったままの朝ごはん。ベーグルかと思ったら普通のパン。

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ベーカリーで売られているパンは、そんなにイスラエルぽいものはないかも。

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中身も素朴な感じで、朝からファラフェルサンドを売っているお店があったら、朝からファラフェルサンドでもよかったかも。

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ヨーロッパに行くと愛飲しているアイスティ。ヨーロッパではアイスティというと、これが出てくる。

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インターネットで見つけた情報だったので少し不安だったけど、バス停もちゃんとあるし、人が並んでいるんだから、きっとバスはくるはず。

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バスが近づいてきた。きっと、このバスが485番空港バス。しかし、予定通り8時のバスに乗れてしまうと少し困ったことがある。計算上は9時のバスに乗れば十分に間に合ったのに、余裕を持って1本早いバスに乗れてしまった。このバスに乗ると9時過ぎにはテルアビブ・ベン・グリオン空港に到着してしまう。でも、私は不確定な要素を心配するのは嫌いだし、時間が迫ってきてギリギリになって焦るよりも、私は早めに着いて待っている方が好き。

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2018年1月31日 (水)

初めてのイスラエル、エルサレム・死海ひとり旅 4日目(5)エルサレム、最後の晩餐はシュニッツェル。

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ファラフェルサンドを食べたあとは、再びエルサレム旧市街をさまよってみることにする。賑やかなはずのダマスカス門周辺は人もまばら。

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ダマスカス門にあるロータリーでは、テレビのクルーと警官隊がもめている。

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ベツレヘム方面のアラブバスのターミナルは、バスもなければ人もいない。これで、今回のベツレヘム行きは完全に断念することとなる。私はテルアビブ・ベン・グリオン空港から入国しているけれど、もしも今回のような事態が発生したときに、ゴールデンウォールズホテル裏手にあるスター・タクシーの乗り合いタクシーでヨルダンとの国境であるアレンビー橋に向かうのは道路が封鎖されているので難しいかもしれないなぁ。ヨルダンからの陸路で入国していたら、もっと一大事だったに違いない。

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昨日のうちに学習しているので、ダマスカス門から入るのはなく、新門を目指す。

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予想通り、新門は警備がゆるく、あっさり通過し旧市街の中に戻る。

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ハシミホテルのそばで気になるお店があって、いったん、ハシミホテルの方向に向かうことにする。

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私はマルタに行ってから、どうしても出窓が気になってしまう。

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今回のエルサレム滞在でお世話になった小さなスーパーマーケット。水はここが一番安かった。

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ダマスカス門とハシミホテルの間にスィーツのお店があるのが気になっていた。

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注文方法とかがよくわからないけれど、こういう時は勇気を出して、えいっと入ってしまう。

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指で差したものをお皿に盛ってもらう。飲み物の注文もよくわからないけれど、なんとかミントティを注文。

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バクラワなどの甘いお菓子、7月の暑い気候の中を歩くと強い甘さが美味しい。

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スプーンに書かれた"Delta Airlines"。どうやって、このスプーンはこのお店にやってきたのだろう?

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ここからはスークを当てもなく歩き、お買い物タイム。

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ダマスカス門が閉鎖されていても旧市街の内部にも物資が運ばれてきているんだなぁ。

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食器屋さんで私が気になっているオレンジジュースを搾る機械が最前列で売られている。本格的なものから、スーツケースに入りそうな小さなものもある。以前から欲しいと思っていた機会に誘惑される。

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このサイズだったらスーツケースに入るかもしれないなぁ。しかし、買って帰ったところで使うのだろうか。欲しいという気持ちはある。だけど、はたして使うのか?という気持ちが購入を躊躇させる。私のお買い物はいつもそう。洋服でも欲しいなぁと思い、価格をチェックして妥当なお値段だとわかれば買ってもいいかもと思う。だけど、最終的に使う機会があるのか?着る機会があるのか?と考えると、買い物には慎重で、けっきょくは買わずに終わることが多い。

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おみやげになりそうなものがあるか捜索中。装飾がアラブっぽい。アラブの装飾を美しいと感じて興味を持ったのは、スペイン、グラナダのアルハンブラ宮殿。スペインのアンダルシア地方を訪れてからアラブ文化や地中海文化に興味を持つことになる。

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そして、出窓に興味を持ったのは、マルタのヴァレッタを歩いたときから。マルタの出窓建築は独自のものなのか。それともどこかの国にルーツがあるのか。ずっと興味を持って探している。十字軍つながりでイスラエルにルーツがあるのではないかと思いながら、出窓を見つけると立ち止まってしまう。

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イスラエルらしいプリントのお皿もおみやげとしては面白い。

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今回のイスラエル旅行は、誰かのために買っていくおみやげがないので、あまり買う気はない。もしも、大切な人がいて、その人のことを思い浮かべながらおみやげを探すんだったら、迷うんだと思うけれど。

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本気で、おみやげを個別に買っていくような大切な人がいないのはまずいかもしれないなぁ。

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きちんと洗礼を受けているクリスチャンだったら、欲しいものもあるのかもしれない。

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さまよっているうちに、もともとお昼ごはんを食べるのが遅かったのと、バクラワを食べたりしていたので、そろそろ夕ごはんの時間。手頃な食堂は、ダマスカス門の外が便利なんだけど、一旦ダマスカス門を出てしまうと旧市街に戻って来るのは面倒。旧市街の中で開いている食堂を探すことにする。新門からハシミホテルの間に小さな食堂が何軒かあった気がする。

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おじいちゃんと若者の二人でやっている小さな食堂に入ってみることにする。アルメニア料理と書かれているけれど、一通りなものはありそう。

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本当に小さな食堂で、おじいさんはお店の前で客引きをしているだけで、切り盛りは若い男性が一人で行っている。

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最後の晩餐は、シュニッツェルのサンドイッチと、ファラフェル。今回、エルサレムに来てからはお酒を飲んでいない。私はお酒を料理に合わせて少しは飲むけれど、一人で飲んだくれることはない。食べるのは好きだけど、お酒を飲むのがものすごく好きなわけではないので、お酒なしでも生きていける。

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サンドイッチにした理由は、一品料理として注文すると量が多すぎるからなんだけど、サンドイッチも巨大でカツがいっぱい挟まれている。この「シュニッツェル」という料理の名称は、ウィーンの名物のシュニッツェルに由来している。世界各国に散らばっていたユダヤ人が持ち込んだのだろう。

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スークは店じまいが早く、ホテルに戻る頃にはお店も閉められている。

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無事にハシミホテルに戻ってくる。もう明日の朝にはエルサレムを発ち、テルアビブ・ベン・グリオン空港へと向かう。今回のイスラエル旅行、銃撃テロ事件があるなど情勢の変化はあったけれど、危険を感じることもなく旅は終わりにと向かっている。

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ハシミホテルの屋上テラスに向かう。

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エルサレムの街に日が沈む様子をぼーっと眺める。イエスキリストが生まれる前からここに町があった。その風景を自分の目で眺めている。昨日の銃撃テロ事件の影響で大変なこともあったけれど、今日のオリーブ山などの聖書の世界の町歩き、楽しかったなぁ。

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部屋に戻ると、いつものスーパーマーケットで購入した今回お気に入りのパッションフルーツのジュースを楽しむ。缶が厚めに作られているためか、このジュース、キンキンに冷えており最高に美味しい。

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そして、最終的に誘惑に負けて買ってしまったこの機械を日本に持ち帰って使うことはあるのだろうか。でも、どうしても欲しいと思ってしまったんだから仕方がない。それに買い物というのは出会い。出会った瞬間に買っておかないと二度と買えないこともある。

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2018年1月28日 (日)

初めてのイスラエル、エルサレム・死海ひとり旅 4日目(4)エルサレム、お昼ごはんは、またしてもファラフェルサンド。

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昨日2017年7月14日、金曜日に発生した発砲テロ事件の影響で封鎖されているエルサレム旧市街だけど、シオン門は声をかけられることもなくスルーしてしまい、再びエルサレム旧市街の中へ。

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エルサレム旧市街の中でもユダヤ人地区は、アラブのスークのごちゃっとした感じがなく、新市街の風景とさほど変わらない。

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柱が並ぶ場所に出てくる。これもカルドと呼ばれるエルサレム旧市街のメインストリートの遺跡なのかなぁ?

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この周辺は落ち着いた雰囲気。

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城壁内のエルサレム旧市街でも、エリアによって雰囲気が違うのがおもしろい。

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カルドはダマスカス門とシオン門を結ぶエルサレム旧市街のメインストリートであり、スークが広がっていた。

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今でもこのあたりは商店街であるスークになっている。

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カルドと呼ばれる通りと並行する通りを歩いてみる。このモザイク画はいつの時代のものなのだろう?特にガイドブックに書かれているものではないので最近のものなのかなぁ?

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少し歩けば、もう歩き慣れたアラブのスークの雰囲気。土曜日だけど、お店も空いているし、人通りもそれなりにある。

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聖墳墓教会の周辺にある開けた場所に出る。

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観光客向けの食堂街を歩く。オリーブ山に行って、持っていた水も飲み干し、そういえば喉が乾いたなぁ。そして、そろそろお昼ごはんの時間。

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とりあえず、席に座って、オレンジジュースを注文して喉を潤すことにする。

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このお店は手動でオレンジジュースを絞る機械が置いてある。JTB旅物語の団体パッケージツアー「トルコ大爆勝」でも、ドライブインにはこの機械が置いてあり、ザクロジュースがよく売られていた。実はこの機械、ちょっとだけ欲しいと思っているけど、日本まで持って帰るには大きい。

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少年が力を込めて、オレンジジュースを作ってくれる。

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乾いた喉には甘酢っぱい搾りたてオレンジジュースが最高に美味しい。私は搾りたてのオレンジジュースが大好き。あの機械があれば、自宅でもオレンジジュースを簡単にできるのかなぁ?

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昨日の発砲テロ事件の影響はあるのかなぁ?聖墳墓教会を再び訪れてみる。

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普通に巡礼者や観光客が集団で訪れており、昨日の事件を知らなければ平和そのものの風景。警官2人が銃撃を受けて死亡し、犯行グループ3人は射殺されるという事件が起きたとは思えない。旧市街閉鎖は解除されたのかなぁ?

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聖墳墓教会からつながる別の道を歩いてみることにする。聖墳墓教会周辺は宗教的なおみやげを扱うお店が多い。

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目的もなくエルサレム旧市街を歩いてみるけど、昨日のテロで緊張した雰囲気はない。旧市街はそんなに大きくないので、道に迷ってもどこかに出るだろう。

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けっきょく元の道に戻ってきて、聖墳墓教会の西側にある道は、キリスト教関連のおみやげもの屋さん街。

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様々な十字架やキリスト教関連のおみやげが売られている。

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今日はダマスカス門、ヘロデ門、聖ステパノ門、そしてオリーブ山から見た黄金門、糞門、シオン門とエルサレム旧市街を見てきている。ついでにヤッフォ門にも行ってみようかなぁ。というのも、今のところ、ダマスカス門以外の門はスムーズに城壁内に入れてくれているんだけど、ヤッフォ門はどんな様子なのかなぁ。封鎖が解除されているということはないかなぁ?

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スークを抜けるとダビデの塔が見える。

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ヤッフォ門は出るのはノーチェック。パラソルの下に警官はいるけれどチェックされることなく、旧市街に入ることができる。封鎖が解除されているかどうかはわからない。やっぱり、ダマスカス門だけが厳重なのかもしれない。

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もしかしたら、お昼になって警官隊によるエルサレム旧市街各門の警備が緩和されているのではないか。もしかして、午後になれば、ダマスカス門からベツレヘム行きのアラブバスが出ているのではないか。7月は日が長いので、まだこれからベツレヘムに行っても帰ってくることができる。

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ベツレヘムに行けるわずかな可能性にかけて、ダマスカス門のアラブバス乗り場に行ってみることにする。だって、なかなかイスラエルに来る機会はないだろうし、せっかくエルサレムまで来たのだから、この機会に生誕教会を訪れて見たい。

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でも、イスラエルは情勢が安定していれば、バスの便も良いし、ガラリヤ湖のティベリヤにも行ってみたい。そして「地中海文化」に興味を持つ私にとっては、マルタからつながる十字軍の街であるアッコーにも行ってみたいところだけれど。いっぺんに訪れるには、いっそのこと、阪急交通社やJTBなどの団体パッケージツアーに乗っかってしまうのがいいかもしれないなぁ。

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ハシミホテルの前のスークを通り抜ければ、ダマスカス門はもう近い。ホテル前のスークも人通りが多く賑わっているので、ダマスカス門の警備も緩和されているのかもしれないなぁ。

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賑やかなヤッフォ門周辺と違って、ダマスカス門に続く道は人通りが少なく、物売りも少ないかもしれないなぁ。

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昨日は出るのは簡単だけど、警備が厳重では入ることができないダマスカス門を出る。ダマスカス門の前は数名の警官がいるのみになっている。

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エルサレム旧市街のダマスカス門以外の門は、門の手前に警官隊がいる程度だったのに、やっぱりダマスカス門だけは厳重な警備体制。ダマスカス門につながる道にバリケードが張られており、市民と警官がもめている。この様子だと、エルサレム旧市街封鎖は解除されていない。

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出るのは簡単だけど、これは再びダマスカス門から旧市街に戻るのは厳しいかかもしれないなぁ。ダマスカス門以外では観光客は簡単に出入りができるのに。再びダマスカス門を通って旧市街に戻るのは面倒かもしれないなぁ。

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道路が閉鎖されているので、ナブルス・ロード・ターミナルをぐるっと回り、アラブバスのベツレヘム行きのバス乗り場へ向かう。ふと、お昼ごはんを食べていないことに気がつく。昨日とは違うお店で、ファラフェルサンドを食べてみようかなぁ。何度もパリのマレ地区で食べる機会があったのに、どうして今まで食べなかったんだろうと思うくらいお気に入り。

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ファラフェルサンドとアイスティーを買って、お店の前にあるテーブルでようやく遅めのお昼ごはん。

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今回のイスラエル旅行ですっかりお気に入りのファラフェルサンド。ファラフェルサンドが、安くてボリュームがあって美味しい。

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2018年1月25日 (木)

初めてのイスラエル、エルサレム・死海ひとり旅 4日目(3)エルサレム、オリーブ山からイエスの歩いた道をたどる。

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オリーブ山からエルサレム旧市街を眺めると、オリーブ山を下りはじめる。歩いて登るのがけっこう大変だと思ったら、けっこう急な坂道。

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坂道の途中に教会があるので立ち寄ってみることにする。

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エルサレムに近づき、都が見えたとき、イエスはその都のために泣いて、言われた。「もしこの日に、お前も平和への道をわきまえていたなら…。しかし、今はそれが見えない。やがて時が来て、敵が周りに堡塁を築き、お前を取り巻いて司法から攻め寄せ、お前とそこにいるお前の子らを地にたたきつけ、お前の中の石を残らず崩してしまうだろう。それは、神の訪れてくださる時をわきまえなかったからである。」(ルカ19:41〜44)

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ルカによる福音書19:41〜44に書かれている、イエスが涙してエルサレムの滅亡を予言したという記述に基づいて1955年に建てられた「主の泣かれた教会」。後の時代に建てられた教会も聖書に結びついている。今回の旅行で、今さら聖書の記述をたどりながら旅行記を書いているけれど、聖書を持っていけばよかったなぁ。しかもルカ19には鉛筆でラインが引いてあり、おそらく大学時代にキリスト教概論という授業があり、「徴税人ザアカイ」の部分を読んだ形跡がある。

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「主の泣かれた教会」は涙の粒をイメージしたドームになっている。

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教会内の祭壇はエルサレムに向けて建てられている。

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そして祭壇の奥には神殿の丘の「岩のドーム」が見えるように作られている。

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「主の泣かれた教会」からもエルサレム旧市街を一望できる。

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エルサレム旧市街とオリーブ山の間はキドロンの谷(聖書で書かれている読み方であり、「地球の歩き方イスラエル」では「ケドロンの谷」と記載)と呼ばれる谷になっていることがわかる。

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すぐ右側にはロシア正教の教会「マグダラのマリア教会」が見える。いかにも屋根がロシアっぽくておもしろい。ロシアにもいつか行ってみたいなぁ。

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さらにオリーブ山を下りる。けっこうな急な坂で登る時に大変だったわけだ。

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「主の泣かれた教会」から見えたロシア正教の教会「マグダラのマリア教会」に向かう。通りから階段を上る。

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近くからだと教会の全体像がよくわからない。「マグダラのマリア教会」はロシア皇帝アレクサンドル3世が、マグダラのマリアとロシア皇帝アレクサンドル3世の母のマリアを記念して建てたもの。

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オリーブ山を下りる。行きに声をかけられたタクシーがまだ止まっており、ベツレヘムに行かないかという誘惑を受ける。本心としてはまだ半日あるし行きたいんだけど、情勢が不安定な時には行くべきではないかなぁと判断して、ベツレヘムの聖誕教会は次回エルサレムを訪れた時に訪問することにする。

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エルサレム旧市街とオリーブ山の間の谷にある「マリアの墓の教会」は、建物がない。

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入口から地下に下る階段がある。階段を降りて右手には聖母マリアの墓がある。

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本当はベツレヘムに行こうと思っていたんだけど、発砲テロ事件の影響ために、時間がなければカットするつもりだったオリーブ山に行ってみてよかった。神殿の丘に面し、閉ざされている黄金門を見て、エルサレム旧市街の「糞門」を訪れれば、エルサレム旧市街の城壁にある8つの門を制覇することになる。キドロンの谷を上がり、「糞門」に向けて歩くことにする。

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シオンの丘に向けて遊歩道が整備されている。「最後の晩餐」の部屋からゲッセマネの園までイエスが歩いた道を遡ることになる。

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エルサレムはイエスの予言通りに滅亡することになるんだけど、エルサレムは堅牢な城塞都市であるように感じる。

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キドロンの谷には、旧約聖書の「サムエル記上」に明記されているアブサロムの塔と呼ばれる塔が立っている。とガイドブックに書いてあっても、よく知らない。

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岩山に作られているのは、てっきり住居だと思ったら、「地球の歩き方イスラエル」を参照したらダビデ王時代からの墓地だという。

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このあたりからだと、ロシア正教の教会である「マグダラのマリア教会」の金色のドームがよく見える。ロシアも「まだ知らない」ディスティネーションであり、いつか行ってみたいなぁ。

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坂道を登りきり、エルサレム旧市街の城壁を囲む道に出る。

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キドロンの谷沿いには斜面に貼りつくように家が建っている。

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岩を土台にして家が建っている。歴史的な建物ではないかもしれないけど、私は斜面に立つ家がある風景って興味を持ってしまう。

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エルサレム旧市街の中に見えるドームはイスラム教のアル・アクサー寺院。

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エルサレム考古学公園は残念ながら土曜日は休館日。

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このあたりがエルサレム発祥の地と言われるダビデの町の遺跡なのかなぁ。残念ながら土曜日は休館日なので見学はできず。

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ようやく城塞都市エルサレムの8つの門の1つである「糞門」に到着。エルサレム旧市街に住む人々の排泄物をこの門から運び出していたから「糞門」と呼ばれる。

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糞門にも警官隊はいるものの、のどかな雰囲気。やはり、ダマスカス門だけが異常に警備が厳しい。

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糞門からエルサレム旧市街に入らずに、さらにシオン門を目指して歩く。この辺りからは、丘に貼りつくように建つ住宅が面白い。

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今日はずいぶんと歩いている。オリーブ山まで往復して、さらにキドロンの谷からここまで登ってきたんだから。

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イエスが「最後の晩餐」の部屋からゲッセマネの園に向かって歩いた道を遡るように歩き、シオンの丘に着く。エルサレムがおもしろいのは、聖書の世界がそのままある。旅行記をまとめる際になって、聖書を参照しながら書いているけれど、やっぱり聖書を読んでから行くべきだったし、聖書を持って行けばよかったなぁ。シオン門から再びエルサレム旧市街の中に入るけれど、シオン門も警察官がいるもののスルー。やっぱり、ダマスカス門だけが異常に厳しいだけだということを実感する。

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