ニューカレドニア・ヌメア一人旅4日目エアカランでニューカレドニアから会社へ出勤。
2015年6月15日月曜日20:50、荷物室からスーツケースを出して、ホテル・ル・サーフのロビーでバスを待つ。
行きの送迎バスではル・サーフは最後のホテルだったけど、帰りはル・サーフが一番最初のホテル。これから、いくつかのホテルに立ち寄って、お客さんをピックアップしながらヌメア・ラ・トントゥータ空港に向かう。
1時間ほどバスに乗り、サウスパシフィックツアーズの大型バスがヌメア・ラ・トントゥータ国際空港に到着。バスを降りてスタッフの案内を待つ。
案内されたチェックインカウンターへと進む。なぜ、混んでいるカウンターを案内するんだろう。他のカウンターでもいいのかなぁ?
現地ツアー会社のサウスパシフィックツアーズってすごいなぁ。サウスパシフィックツアーズ専用のチェックインカウンターがある。
サウスパシフィックツアーズはエア・カランとも提携しているみたいで、専用チェックインカウンターでは日本人係員が対応してくれるので安心してチェックインができる。それに、日本人係員が対応していて、日本人の乗客だとチェックインカウンターでもめることが少ないので、列の進みが早い。
ニューカレドニアのパッケージツアーで座席指定に関するちょっとした裏技。到着した日に航空券のEチケットの控えをもらっていたので、iPhoneで前日のうちにEチケットの予約番号を入力してインターネットチェックインを済ませており座席指定はすでに完了。エアカランのインターネットチェックインはPassbookにも対応している。
ヌメア・ラ・トントゥータ国際空港は近代的な空港だけど、1日に何便飛んでいるんだろう?ヌメア中心部から1時間もかかるような内陸部にせっかく立派な空港を作ったんだから、もっと飛行機を飛ばして観光客を集めればいいのに・・・。ニューカレドニアは主要産業としてニッケルなどを産出しており、観光に依存しなくてもやっていけるからやる気がないんだろうなぁ。そのやる気のなさが魅力なのかもしれないけどね。
行きは入国審査でずいぶんと待たされたので、さっさと出国審査に進んでしまう。一応、免税店があるほかに、小さなおみやげ物屋さんもある。
東京便はエアバスA330。エアカランはワイドボディの機材は2機のエアバスA330しか持っていない。ニューカレドニアはディスティネーションとしてはそれなりの魅力的な場所なんだから、便数を増やすか機材を大きくすれば、もっと需要はあると思うんだけどなぁ。
エアカラン東京行きSB800便は、定刻通り深夜1:05の出発。
あまりにも喉が渇いてしまい、ボーディングまで我慢できそうにないので、おみやげ屋さんでミネラルウォーター“Mont-Dore”を購入。レストランではカラフ・ドー(水道水)ばかりだったけど、ミネラルウォーター、カナル島のビーチでも飲んでいたけど、なかなか美味しい。
小さな免税店で買う物もないし、なにかを食べようにも深夜だし、小さなカフェしかないので、待合室でひたすら待ち、ようやくボーディングの時間。
さようなら、ニューカレドニア。現地滞在時間は実質2日間だけの弾丸旅行だったけど、のんびりできたし楽しかったなぁ。もう少し滞在した気分だけど、今回は「ハネムーンの下見」なのでこれでも十分。ちょっとだけ、のんびりしたい時に、もしも4、5日間の休暇が取れそうだったら、アジアではなくニューカレドニアにリピートもありのような気がする。今度来るときには、イル・デ・パンなどの離島に行ってみたいなぁ。その時は、再度の「ハネムーンの下見」の一人旅じゃないといいんだけど・・・。
行きの飛行機は空席が少なかったけど、帰りの便は乗客が少ない感じ。機材を大型化したり、増便するまでの需要はないのかなぁ。
インターネットチェックインをしたため、エコノミー席としては前から2列目の前方エコノミー席。
離陸後に機内食が出るけど、ヌメアを深夜1:05発なので、もっと簡単な軽食でもいいけど・・・。
うーん、今年はどうしたんだろう。運が良すぎる。2015年2月のアリタリア航空に引き続き、今回もエコノミーフラットを達成!なかなか横4列を確保するのは難しいのに・・・。まぁ、インボラアップグレードのほうが幸運かもしれないけど、私にはエコノミーフラット達成だけでも十分に幸運。フルフラットになるビジネスクラスであれば快適だけど、下手にプレミアムエコノミーだったらエコノミーフラットのほうが確実に眠ることができる。
快適なエコノミーフラットの座席で休めたので、映画も見ずに朝食の時間。ホットミールは玉子焼きのみという簡単な朝食。行きの成田空港で積んだ機内食の方がフランス感を感じたかもなぁ。
まもなく旅が終わろうとしている。ニューカレドニア、短い旅程だったけど楽しかったなぁ。ヌメアでフランスらしさを見つけるのも楽しければ、フランス本国とは異なる地方色豊かなフランスの1つの地方としてのニューカレドニアらしさを探すのも楽しかったなぁ。そして、南の島ののんびりした雰囲気と、観光地化されていないのどかさ。今回、3日半しかない休暇でニューカレドニアを訪れて良かったなぁ。
残念なながら、飛行機は確実に日本に近づいており、あと1時間ほどで東京に到着。
2015年6月16日火曜日朝7時半、定刻よりも早く成田空港に着陸。
またいつかエアカランの飛行機に乗ってニューカレドニアを訪れてみたいなぁ。ぜひ、その時は一人旅の「ハネムーンの下見」ではなく・・・。
飛行機を降り、入国審査を目指す。実は今日はニューカレドニアから会社に直行して、午後から出勤するというスケジュール。旅行は社会人である以上は、スケジュールや仕事をどこか無理しないと絶対に行けない。余裕を持ったスケジュールなんて、滅多に転がっていない。私の旅行は休暇を最大限に利用するために、会社から空港に直行して深夜便を頻繁に利用するなど移動については無理をすることがある。だけど、その分だけ、現地に着いてからは、細かいスケジュールを立てずにのんびり過ごす。そして、私はその町の魅力を探しながら歩く。せっかく「まだ知らない」町を歩くのであれば「がっかり」を探すよりは、「いいなぁ」と思える場所を探す。私の視点は、偏見や思い込みから離れて、町でも人間でもポジティブな部分を探すこと。
無事にスーツケースを受取り、会社にスーツケースを持っていくのは面倒なので、JALABCの宅配サービスで自宅に荷物を送ってしまう。会社から空港へ直行する場合など、空港宅配サービスはとても便利。
時刻は朝8時。これから会社に出勤する。だけど13時までに到着すればいいので、スカイライナーに乗らなくても間に合いそう。最も安く行くには京成本線経由のほうが安いけど、アクセス特急で出勤することにする。
通勤電車のロングシートで、ニューカレドニアから会社に出勤する。(ニューカレドニア・ヌメア編おしまい)
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