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Voyages

ケベック

2013年9月 1日 (日)

初めてのカナダ・ケベック一人旅5・6日目 エアカナダの機内食、帰国編。

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2013年7月14日 “14 Juillet”日曜日。朝目覚めて、部屋のドアを開けるとバスケットがつるされている。さっそく、部屋のコーヒーメーカーでコーヒーをいれて、部屋の中はコーヒーの香り。オーベルジュ・ル・ポメロール、なかなか快適な宿だったなぁ。

オーベルジュ・ル・ポメロール
Auberge Le Pomerol
819, boul. de Maisonneuve Est
Montréal (Québec) H2L 1Y7
http://www.aubergelepomerol.com

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ホテルでチェックアウトを済ませ、横断歩道を1回渡るだけでバスターミナルのあるブロック。モンレアルの町を自分の足で歩くのもこれが最後。

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モンレアル(モントリオール)のバスターミナル“Gare d'autocars”にあっという間に到着。バスターミナルは近代的な建物で、以前のバスターミナルはもっとホテル寄りにあったみたい。それでも歩いて3分くらいしか違わないから問題ないけど。

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隣のゲートはボストン行き。アメリカ東海岸方面のバスも出ているのかぁ。今までは、アメリカの大自然は魅力的だけど、文化がないような気がして敬遠してきたけど、アメリカでも歴史がある町は「町歩き」が目的でも、楽しめるのかもしれないなぁ。

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出発案内を見て、15番バスゲートに到着。747空港バスの時刻が心配な人はWEBでSTMの時刻表を参照。
http://www.stm.info/fr/infos/reseaux/bus/reseau-de-navettes/en-savoir-plus-sur-la-navette-747-aeroport-p-e-trudeaucentre

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747空港バス行きはここが始発。チケットは昨日買った1日券9カナダドルでOK。チケットがない場合は、小銭がないと運転手に門前払いされるので、空港バスに乗るときには自動券売機で1日券を購入するか、チケット売り場でチケットを買うこと!途中から乗ろうとしても、小銭がないと乗せてくれません!

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空港バスなので大きな荷物を置く場所もちゃんとある。ゴムでちゃんと固定されるので安心。

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日曜日の朝の空港バスはガラガラで、なぜか空港バスなのに途中で下りてしまう人もいて、最終的に空港まで乗っていた人は3人くらい。

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さようなら、モンレアル(モントリオール)。高層ビル群がどんどん遠ざかっている。このバス、普通のバスなんだけど、高速道路に乗ってかなり飛ばす。

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モントリオール・ピエール・エリオット・トルドー国際空港“Aéroport international Pierre-Elliott-Trudeau de Montréal”に到着。長い名前だけど、“Aéroports de Montréal”とか“Montréal-Trudeau”に省略されているみたい。バスは1回の到着ロビーに到着するので、2階の出発フロアに移動。

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今回、ホテルの無料wifiに接続して、インターネットチェックイン。iPhoneのPassbookの搭乗券だけで、紙の搭乗券なしで成田空港に向かう。今までも他の航空会社のインターネットチェックインは体験してきたけど、プリンタで搭乗券を印刷しなければけっきょくダメな場合が多くて、渡航先ではプリンタがないので意味がなかったけど、Passbookは画期的。トロントでの乗り継ぎ便も含めてすべてiPhoneのPassbookの搭乗券だけで帰国できる。

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エアカナダのチェックインカウンターで、チェックイン。すでにインターネットでチェックイン済みで、Passbookで搭乗券もあるので、荷物のドロップインだけだと思ったら、国際線はパスポートチェックがあるから窓口に並ぶように言われて、待たされる。荷物については、モンレアル(モントリオール)から成田空港までスルーで行くので、行きのようにピックアップする必要はないとのこと。

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エアカナダAC409便でトロントに向かう。

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機材はエアバスA320型。

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私の座席選択のルールは、トイレに行く必要がない中距離便までなら窓際。長距離便の場合は通路側。モンレアル(モントリオール)ともこれでお別れ。今回のケベック旅行、ケベックシティもモンレアルも楽しかったなぁ。

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すごい!エアカナダのエアバスA320、個人モニタがついている。たぶん、私の人生の中で、一番乗っている機種はこのエアバスA320。エールフランスのB777-300ERの個人モニタよりも大きいんじゃない?

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カナダは豊かな大地が広がっている。

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国内線では無料でドリンクとプレッツェルのサービス。

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空から見る高速道路のインターチェンジっておもしろい。

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そうなると、インターチェンジを探すのに夢中。たまにしか乗らない窓側の席、けっこう楽しい。

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トロント・ピアソン国際空港に到着。出発案内をみて、東京・成田行きのAC001便はE77ゲートと確認。ゲートEを目指して歩き始める。

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“Correspondance”の表示に従って歩いて行くと、行きと違って、閑散とした通路をひたすら歩く。

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カナダから出国時には出国審査はなくて、ここで搭乗券を見せておしまい。トロント・ピアソン空港でのカナダ国内線から国際線への乗り継ぎは、30分もかからない。

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再び、超高速の動く歩道“Express Walkway”でゲートEに向かう。2回目なのでちょっと楽しい。

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エアカナダAC001便東京行きはゲートE77から定刻通り“A l'heure”の表示を確認。

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時間があるのでラウンジに向かうことにする。ちょうど、E77ゲートのすぐそばにある。

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ビールを飲みながら、ちょっとだけ軽食を。特別なものはないけど、生野菜があったり、機内食よりはおいしい。

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E77ゲートでいよいよ搭乗。今回の旅もこれで日本に向かうのみ。

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機材はボーイングB777-300ER。

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エアカナダのB777は3-3-3の1列9席のレイアウト。でも、足下がものすごく広い。

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なぜこんなに足下が広いのだろうとのぞいてみると、3列シートの一番右側の席だけ、広くなっているみたい。エアカナダのB777に乗るなら、通路側のC列が足下が広くていいかも。

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離陸後、まずは冷たい飲み物のカートがやってくる。カナダドライのジンジャーエールで割ったジントニック。

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機内食はチキンとビーフの選択枝で、チキンにしてみたけれど、ケチャップ味のような味付けが微妙。小鳥のえさのようなつぶつぶの食感のものはなんなんだろう?

機内で日本語映画の中から「ライク・サムワン・イン・ラブ」“Like someone in love”を見て衝撃を受ける。日本の映画なのに、この見終わったあとのもやもやとした余韻はなに?この結末の終わらせ方は、まるでフランス映画をみているような印象。でも、実際の現実は、何事もハッピーエンドに行くとは限らないので、現実はこんなものなんだろうなぁ。帰国後に調べて見て、日仏合作とわかってちょっと納得。

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やっぱり、カップヌードルとサンドイッチが拒否しない限り配られます。

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オムレツと「おかゆ」の選択肢だったので、おかゆを選択。事前に「おかゆ」のことは知っていて、行きの便では売り切れだったので、帰りはおかゆを食べたかった。事前に調べたときには「味がしなくてまずい」という感想を見たような気がするけど、機内食って、たいてい塩と胡椒がつけられていることを知らないのかなぁ?自分で調整すればいいじゃん。塩をちょっとだけ入れると、味が引き立っておかゆは美味しい。それに、軽い食事で十分!

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2013年7月15日月曜日。無事に成田空港に到着。やっぱり、5.5日間の短い休暇での旅行はあっという間に終わってしまう。だけど、短い旅程でも無理に飛ばない限りは旅行なんて絶対に行けない。長い休みが取れたらいつかは・・・なんて、夢を見ている人は絶対に行けない。

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所沢駅行きの空港バスに乗ったら、よく考えたら「海の日」の祝日で道路はけっこう渋滞。だけど、スカイツリーを眺めながら今回の旅を振り返るのにはちょうどよかったかも。短い旅程だったけど、今回のケベック一人旅、ケベックシティもモンレアル(モントリオール)も楽しかったなぁ。まるでフランスの地方都市にいるような雰囲気を感じるケベックシティ。フランスではないことを知り、ケベック州そのものを味わえたモンレアル(モントリオール)。旧市街あり、賑やかな新市街あり、落ち着いた住宅街あり、緑豊かな公園で自然と楽しめるし、そして豊かな大地で作られた野菜や果物が並ぶ大きな市場。モンレアル(モントリオール)、私の旅に求めるものがすべて詰まっている楽しい町だった。「まだ知らない」北米大陸の旅もいいかもしれないなぁ。(ケベック編おしまい)

2013年8月28日 (水)

初めてのカナダ・ケベック一人旅4日目④モントリオール、楽しいマルシェ・ジャン・タロン“Marché Jean-Talon”!

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メトロのジャン・タロン駅で降りてみるけど、どこに市場があるかよくわからない。駅に向かう人の荷物が市場帰りの雰囲気だったり、人の流れで、マルシェ・ジャン・タロン“Marché Jean-Talon”に到着。このジャン・タロン・マーケットは、かなり大きくて、市場好きの私には最高の場所!

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入口のところには、カキを剥いて食べさせるオイスターバーがある。夏だけど大丈夫なのかな ?

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魚屋さんもちゃんとあり、この地域でどのような魚が食べられているのかを見るのが大好き。

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モン・ロワイヤルでハイキングのあとに水分補給をしておらず、ものすごくのどが渇いているところにジューススタンド発見!

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オレンジとグレープフルーツのミックスジュース“Citrus Doux”に惹かれて、大きいサイズで注文。

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絞りたてのジュースはのどが渇いたときには生き返る、最高のおいしさ。絞りたてジュースは大好きで、何年前かは忘れたけど、スペインのアンダルシアに行ったときはオレンジジュースを毎日飲んでいたっけ。そういえばモロッコのマラケシュでも飲んでいたなぁ。

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市場は屋内市場で、ものすごく広い。モントリオールって、歴史的な町並みもあるし、近代的なショッピングモールもあり、モン・ロワイヤルのような自然に触れられるし、そしてジャン・タロン市場のような巨大な市場があるなんて、私の旅の楽しみがすべて詰まっている。

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様々な野菜や果物が並べられており、見て歩くのがなんて楽しいんだろう。

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どのような野菜があるのかを知るだけではなく、その陳列方法を見るのも好き!

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ケベックシティで食べたイチゴのタルトに入っていたルバーブも売られている。

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イチゴやブルーベリーも7月の今の時期に売られている。

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そして、今の時期に一番売られている物は、桃やスモモ、プラム、杏。

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どこの果物屋さんでも、試食用の桃が置かれており、桃やスモモが食べ放題!?豊かな大地で作られた果物はおいしくて、日本に持ち帰りたいくらい。

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やっぱり、市場巡りが好き。

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生鮮食料品だけではなく、パティスリーやケベック名産品を売るお土産店など、いろいろなお店が並んでいる。歩いていると、ついパティスリーに引き込まれていく。

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素朴なタルトだけど、素材の果物に力があるから、絶対においしいに決まっている。素材に力があるときは、シンプルな料理方法が一番おいしい。もしも日本に持ち帰れるのならば、ホールで買って帰りたいくらい。

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様々な大きさのメイプルシロップのタルトを発見。

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今回の旅行は、あまりおやつを食べていないので、片手サイズの一番小さいメイプルシロップのタルトを買ってみる。もちろん、すぐにベンチを探して食べてみるけど、おいしい。

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大満足でジャン・タロン市場巡りを終えて、ジャン・タロン駅に向かうと、駅の向こうにスーパーマーケットの“METRO”を発見。でも、やっぱり、あまりカナダらしいものは見つからず・・・。

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ジャン・タロン駅から一度ホテルに戻り、おみやげを置いて、今回の旅行で最後の夕食に向かう。

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最後の夕食はモントリオール旧市街で探すことにする。空が紺色に染まり始めた、少し日が傾いてきた時のノートルダム大聖堂。

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夕暮れ時のサン・ポール通りは人通りも多く、賑わっている雰囲気。

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味付けが素朴なケベック料理ではなく、最後の食事くらいはフランス料理にしようかなと思って、またしても「地球の歩き方」に掲載されているジャック・カルティエ広場に面するフレンチレストラン、「シェ・ク」“Chez Queux”に入ってみる。

Chez Queux
158 St-Paul Est, Montréal, H2Y 1G6
http://chezqueux.com

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お店に入ってみて案内されてから、フレンチレストランでもかしこまった雰囲気で高級感があり、場違いだったかな?と感じ始める。メニューをみると、一番安いコースでも40カナダドル。まぁ、新宿の居酒屋などで友達と飲んでも4~5000円かかるんだから、旅の最後はお金のことは気にしないことにする。といっても、このときは旅の終盤なので現金は小銭を含めて70ドルくらいしかないので実は気にしてたんだけど・・・。40ドルの7月の月替わりスペシャルコースが一番食べてみたい感じなので、それを注文。

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前菜の前にアミューズが運ばれてくる。

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前菜はクレソンのスープ“Soupe de cresson aux cuisses de grenouilles”。フランス語メニューは、いつもすべて読解はできていないので、半分くらいしか理解しないで注文することもある。今回も、現地では“aux cuisses de grenouilles”の部分はわからずに「クレソンのスープ」としか理解していなかったけど、「カエルのモモ肉」だったらしい・・・。美味しかったから問題ないし、たぶん読解できていても「偏見」に支配されるのは嫌いなので頼んだけどね。

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そして、シーザーサラダ“Salada César”は、目の前でサラダが盛られて、ドレッシングを目の前で調合してくれる凝った演出。おひとり様なので、私だけのための演出なのがもったいない。

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目の前で作られたシーザーサラダ、ちょっとニンニクが強いけど、美味しい。

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そして、なぜ私がこのコースを頼んだかと言えば、オマールが食べたかったから。もっと言えば、レストランに入る前に入口に貼られたメニューを見て、オマールが食べたい!と思ってこのレストランに入ったようなもの。「オマールのテルミドール」“Homard Thermidor”、最高に幸せ。

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そして、デザートはイチゴのデザート。“Fraise au poivre rose”。胡椒のアクセントがいい。

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旅の最後を飾るのにふさわしく、美味しい夕食だったなぁ。けっきょく、現金でもぎりぎり足りたけど、カードでお支払い。

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9時近くなって、ジャック・カルティエ広場はようやく夕暮れの雰囲気だけど、土曜日の夜とあって、賑わっている。

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ベンチに座って語り合ったり、オープンカフェでお酒を飲みながら夕暮れ時を楽しんでいる。「連れ」がいたら、夕暮れ時にベンチに座って語り合うのもいいかもしれないなぁ。私の一人旅は、たまに寂しさがふと湧いてくる。

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夕暮れ時のジャック・カルティエ広場には、似顔絵描きのブースが広場に両側にたくさん出ている。

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モンレアル(モントリオール)、なかなか楽しい町だったなぁ。旧市街あり、新市街あり、落ち着いた住宅街あり、自然あり、市場あり。私が旅を感じるすべての要素がここにある。モンレアルでは、フランスではないカナダ・ケベック州を十分に感じることができた気がする。旅の最後に、ノートルダム大聖堂の夜景を見て、ホテルに戻る。

2013年8月25日 (日)

初めてのカナダ・ケベック一人旅4日目③モントリオール、モン・ロワイヤル公園でハイキング

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2013年7月13日、土曜日。まだまだモントリオールの町歩きは続く。ドルチェスター広場のそばにある世界の女王マリア大聖堂は、バチカンにあるサン・ピエトロ大聖堂の1/4の大きさで作られたという教会。

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サン・ピエトロ大聖堂には、たしか2回くらい行っているけど、1/4の大きさでも十分に大きい。

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そろそろ、遅めのお昼ごはんをとることにする。だけど、周辺はビル街でレストランは見つからないので、メトロBonaventure駅からメトロに乗って、モン・ロワイヤル“Mont-Royal”駅を目指す。

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モン・ロワイヤル“Mont-Royal”駅に到着。駅前広場の周辺には大きな商業施設もない様子で落ち着いた雰囲気。でも、こういう普通の街の雰囲気を歩くのって好き。

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駅から道に迷わないように方向を確かめて町歩きを始めると、低層の建物が建ち並ぶ住宅街の雰囲気。

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今回の旅行、「ケベック料理」を目指すとどうしてもガイドブックを参照せざるを得ないので新しい情報提供はできないんだけど、「地球の歩き方」に掲載されている「ラ・ビネリー・モン・ロワイヤル」“La Binerie Mont-Royal”へ行くことにする。

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レストランは大衆食堂の雰囲気。こういう現地にどっぷり浸る感じの食堂って好き。昨日の昼食から3回連続して、今回もカウンター席に座る。カウンターは料理を作っているところが見えるし、大好き。

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壁に貼られたメニューをみるけど、あれ?ケベック州ではデジュネ“Déjeuner”が朝食の意味なのかな?同じフランス語でも、フランス本国では“Petit Déjeuner”だけど、ケベック州では違うのかなぁ?パイは昨日、ケベックシティで食べたので、ミートボールを注文する。

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まずは豆のスープが出てくる。ケベック料理って昨日も食べたけど、わりと素材を生かす味。

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そして、メインのミートボールは、シナモンの風味がよく効いていて、日本の味付けとは違う感じ。

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コーヒーと一緒にパンケーキにシロップがかけられた感じの“Pouding”が出てくる。壁に貼られたメニューの“Pouding chômeur”と呼ばれるものだと思うけど、直訳すると失業者のプリン!?

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モン・ロワイヤル駅前に戻って、駅の裏手にあるバス停でモン・ロワイヤル公園へ向かう11番バスを待つ。1日券を買っておくと、バスに乗るのも簡単。

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市バスに乗って、モントリオール市街の西側にある小さな山、モン・ロワイヤル“Mont-Royal”を目指す。バスは案内放送なんてないので、どこのバス停で下りるのかはがわからないのがバスの難しいところ。

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バスはぐんぐんと山道を登っていき、「地球の歩き方」には3番目のバス停で下りると書いてあるけど、最初の展望台のバス停の次の2番目のバス停で下りる人が多かったので一緒に下りてしまうことにする。

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バスを降りると、公園の中は緑が豊かな遊歩道。バス停から展望台へは10分もかからないくらいだけど、緑の中を歩くのはなかなか気持ちがいい。

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しばらく歩くと、シャレー・デ・ラ・モンターニュ“Chalet de la montagne” に到着。

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シャレーの中に入ってみると、なにもなくてびっくり。けっこうお客さんがいるんだから、レストランとかカフェ、売店があってもいいのに・・・。

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シャレーの前は広場になっていて、奥にはモントリオールの街が見える。

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展望台からはモントリオールの町並みが一望できる。

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考えてみれば、町を高いところから一望できる風景って好きかも。町歩きをしたあとだったら、自分がどこを歩いて来たのかなぁ?と風景をたどってみる。

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ケベックシティからモントリオールに向かうバスの中で最初に見たのは、この遊園地。手前の橋を右から渡ってきたんだっけ。

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モントリオールの市街地には高いビルが並んでいるけど、川を渡ると高い建物はなく、緑が広がっている。奥には山も見えるし、自然も豊かでモントリオールは暮らすにもいい町に感じる。

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公園の中の遊歩道をさらに山頂にあるという十字架に向かって歩いてみる。モントリオール、旧市街あり、賑やかな新市街あり、落ち着いた住宅街があり、そして自然もあるし、けっこう楽しいかも。

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木陰にベンチを見つけたら、もちろん休憩。

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遊歩道を歩きながら、実をつけた木を見ると、立ち止まる。

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山の上に立つこの「十字架」を目標に歩いたら、なかなかたどり着かなくて、でも逆に自然の中を歩いて気分転換。

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のんびりとした気分だからこそ、歩いていても、花が咲いていることに気がつき、立ち止まり、花を愛でることができる。普段の生活だと、ふとした美しさに立ち止まる余裕がないような気がする。

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けっきょく十字架から戻ってくるのも結構な距離で、遊歩道をトータル1時間くらい歩いたのかなぁ。晴れて気温は高いけど湿度は感じず、すがすがしい気候の中でのハイキング、なかなか楽しかった。バス停で11番バスを待つ。

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今度は、バスは山道を下っていく。

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メトロのモン・ロワイヤル駅に到着。7月のカナダは太陽が沈むのが遅いので、夕方になってもまだまだモントリオール町歩きは続く。

2013年8月22日 (木)

初めてのカナダ・ケベック一人旅4日目②7月のモントリオール新市街はお祭り気分

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サン・ポール通りを歩くとボンスクール・マーケット“Marché Bonsecours”に到着。

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その隣にはノートルダム・ド・ボンスクール教会“Chapelle Notre-Dame-de-Bon-Secours”が建つ。

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中に入ると素朴な雰囲気で、作られた美しさのノートルダム大聖堂よりも好きかも。

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もちろん、教会に行ったら、座って、教会の静寂を味わう。

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ノートルダム・ド・ボンスクール教会は船乗りの教会として船がつるされている。

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石造りの建物は歴史を感じ、モントリオールの旧市街も雰囲気がよくて好きかも。

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再び、サン・ポール通りを歩き、私の旅は“マルシェ”と名がつくところは必ず立ち寄るのがマイルールなので、マルシェ・ボンスクールに入ってみることにする。

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マルシェといっても、生鮮食品は売っておらず、ギャラリーやおみやげ物屋さんが並んでいる。

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民芸品、工芸品などを扱うおみやげ物屋さん。

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おみやげ物仕様のものだけではなく、ギャラリーをのぞくとかわいらしいものもたくさんあって、見ていると意外と楽しい。

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そして、外にはメイプルシロップが。それにしても、ケベックシティからいろいろとカナダらしいおみやげを探しているけど、カナダのお土産はメイプルシロップしかないのかなぁ・・・。

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ジャック・カルティエ広場“Place Jacques-Cartier”に戻る。カフェは花に彩られて、美しい。

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ケベックシティのトレゾール通りのように絵を売っている通りを発見。

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プティンが売られているけど、ポテトなので食べてしまうとお腹いっぱいになって、ちゃんとした食事が食べられなくなるので、悩む。でも、ケベックでの食事もあと昼食と夕食のたった2回だけだから、ここはちゃんとした食事を目指して我慢・・・。

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カフェやレストランはまだ準備中。お昼過ぎにはオープンカフェが並び、賑やかになるんだろうなぁ。

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「地球の歩き方」にも掲載されているメイプルシロップの専門店「レ・デリス・ド・レラーブル」“Les Délices de l'Érable”で、おみやげ用のメイプルシロップを購入。専門店だけあって、いろいろあるけど、それなりのお値段。

Les Délices de l'Érable
http://www.mapledelights.com/sirop-erable/index.aspx

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旧市街を離れ、“Place d’Armes”駅の前を通り、新市街へと向かうとそこはチャイナタウン。

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だけど、建物の雰囲気が中国の雰囲気ではないので、ごちゃっとした感じもなく、すっきりしている。

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チャイナタウンの片隅で見つけたドラえもん風やリラックマ風のバック。

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中華街らしく門が建っている。

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中華街を通り抜けて、このまままっすぐ進めば、新市街に出るはずと信じて方向感覚だけで進む。私は方向感覚を信じて歩くことが多いんだけど、たまに方向を見失って遠回りするはめになったりもする。

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歩行者天国の道路を発見。雰囲気から新市街のメインストリートのサント・カトリーヌ通り“Rue Sainte-Catherine”に違いない(よく標識を見ると書いてあるけど)。ちゃんと地図を確かめないで繁華街の「雰囲気」を感じたら進んでみる。たいていは「雰囲気」だけで当てるんだけど、たまに失敗もあるけど・・・。

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7月のモントリオールはお祭り気分。サン・カトリーヌ通りに面するアート広場“Place des Arts”には大きな気球があげられている。

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サント・カトリーヌ通りは歩行者天国になっていて、今日7/13土曜日はお祭りなのか、パフォーマンスを見ることができる。

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サン・カトリーヌ通りには繁華街なのに、セント・ジェームス・ユナイテッド教会などの教会が建っていたりしておもしろい。

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さすがに中心街とあって「ラ・ベー」“La Baie”という大きなデパートも並んでいる。

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繁華街なんだけど、やっぱりビルの谷間にはクライスト・チャーチ教会。

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サン・カトリーヌ通りの両側には出店が並び、人がごった返している。

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出店をのぞいてみると、どうやらバーゲンセールの様子。私はあまり買い物には興味がないけど、「女子」だったら楽しいんだろうなぁ。

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事前にはなにも調べてなかったので偶然の要素が大きいけど、7月のケベック旅行、「夏祭り」の雰囲気で、賑やかで町歩きが本当に楽しい。

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お祭りと言えば、食べ物屋の屋台も並んで楽しそうな雰囲気。

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でも、人が多くてちょっと疲れたので、ドルチェスター広場のベンチで一休み。モントリオールの町歩き、なかなか楽しくて、幸せな気分。

2013年8月18日 (日)

初めてのカナダ・ケベック一人旅4日目①モントリオール旧市街“Vieux Montréal”へ。

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2013年7月13日土曜日、モントリオール。早くも自由に観光できるのは今日が最後の日。やっぱり5日半の短い休暇での旅行は、あっという間に終わってしまう。朝、目覚めて、ホテル「オーベルジュ・ル・ポメロール」“Auberge Le Pomerol”の部屋のドアを開けると、各部屋にバスケットがつるされている。

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バスケットをベッドの上に置いてみる。

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バスケットを開くと、そこにはオレンジジュース、クロワッサンやマフィン、チーズ、ジャム、そしてヨーグルトなどが詰まっている。ちゃんと保冷剤も入っていて、オレンジジュースやヨーグルトは冷たい状態。

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部屋にはコーヒーメーカーも用意されているので、部屋でコーヒーをわかすと、部屋の中はコーヒーの幸せな香り。

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折りたたみ椅子とテーブルを取り出し、朝食の準備完了。ちゃんと着替えなくてもいいし、部屋でのんびりとしながら、入れたてのコーヒーとともに食べる朝食はなかなかいい。

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テレビは、多くの犠牲者を出したラック・メガンティック“Lac-Megantic”の事故についてを報じている。原油が積み荷の無人の貨物列車が坂道を自然と下り、坂の下の町であるラック・メガンティックで脱線し爆発炎上したという大きな事故。ケベック州では毎日のように報じられていた大事故だけど、日本人にとっては、たった1ヶ月前のことなのにすでに忘れられているだろう。

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いざ、モントリオールの町歩きスタート。街路樹があるところは昨日の日暮れ時に多くの人がくつろいでいたデュピュイ広場“Place Dupuis”。バスターミナルには、信号を1回渡るだけで到着できるなど、ホテル「オーベルジュ・ル・ポメロール」“Auberge Le Pomerol”の立地条件は最高によい。

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ホテルの向かいには、メトロのベリ・ウカム(Berri-UQAM)駅の入口がある。

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自動券売機で切符を購入。私の場合、その町をめいっぱい観光しようと思った時には、たいてい1日券を購入してしまう。そのほうがバスでもメトロでもいちいち切符を買う手間もないし、モントリオールの場合は1回券が3カナダドルなので、9カナダドルの1日券は3回乗れば採算がとれてしまうのでお得。

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STM(Société de transport de Montréal)の1日券は紙の切符だけど、Suicaのような非接触式のカードになっている。

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パリのメトロと同じようなゴムタイヤ式の列車がやってきた。メトロに乗って、まずはモントリオール旧市街“Vieux Montréal”を目指す。

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たった2駅分だけメトロに乗って“Place d’Armes”駅に到着。さすがケベック州、出口の案内表示はフランス語の“SORTIE”のみで英語の併記はなし。フランス語の標識に従って、地上に出る。

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駅の出口を出て、どちらの方向に進めばよいのか少し迷う。駅を出て左手側はホリデーインホテルが中華街のような装飾だったので、反対側の右手に進むと、坂の上に教会のような建物が見えてきた。

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ケベックシティの中心部の広場と同じ名前のモントリオールのアルム広場(地球の歩き方では「ダルム広場」と表記)“Place d’Armes”にはカレーシュ“Calèches”と呼ばれる馬車が停まっている。

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モントリオールのノートルダム大聖堂“Basilique Notre-Dame de Montréal”に到着。朝はちょうど逆光で写真を撮るのはつらい環境だけど、しばらく広場の真ん中に立ち、教会を眺める。

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教会の中に入ると、青い光の中に祭壇が置かれており、光の演出がすごい。幻想的な雰囲気の中で、いつものように座って、しばらく教会の雰囲気を味わう。

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奥へ進むとモダンな感じのサクレクール礼拝堂“Chapelle Notre-Dame du Sacré-Coeur”も、落ち着いた雰囲気で好きかも。

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ノートルダム大聖堂の裏手がモントリオール旧市街。旧市街を東西に貫くサン・ポール通りを歩く。

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低層の建物が並び、歴史ある雰囲気。ようやくモントリオールに到着してからは、フランスらしさを見つける偏見を捨てて、まだ知らないケベックを先入観や偏見なしに感じられるようになってきた。

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旧市街の中心にあるジャック・カルティエ広場“Place Jacques-Cartier”に到着。広場とはいっても、旧港にむかってなだらかな坂道になっている。

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広場に面して立つカフェやホテルは、坂道なので段々になっている。

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初めて訪れた町で私がまず初めに行うこととは観光案内所“Informations touristiques”で地図や資料をもらうこと。やっぱりモントリオールでも、フランス本国では“Office de Tourisme”なのに“Informations touristiques”と表現されている。観光案内所で手に入れた資料にはガイドブックには載っていない観光名所が掲載されていることもある。

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白とピンクのカレーシュもかわいらしい。

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ちょっとだけ、ジャック・カルティエ広場の木陰で一休み。観光案内所でもらった地図をみて、これからどこに行こうかを考える。私の町歩きは、こんな感じでいつも行き当たりばったり。最初からルートは決まっていない。

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モントリオール市庁舎“Hôtel de Ville”は土曜日はお休みなので外観のみの見学。

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その向かいに立つシャトー・ラムゼイ博物館に入ってみることにする。昔の生活が感じられる博物館は大好き。

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シャトー・ラムゼイはモントリオール総督クロード・ラムゼイの邸宅として建築された建物。部屋ごとに音声ガイドがあり、日本語もあるので、各部屋で音声ガイドを聞きながらゆっくりと進む。

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開拓地としての生活はどのようなものだったんだろうなぁ。音声ガイド聞いて想像しながら見学するとなかなか楽しい。

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博物館を出るときに、中庭がすばらしいから見ていくようにと言われて、中庭に向かう。

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旧市街の中心部、ジャック・カルティエ広場のすぐそばなのに立派な庭園。

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庭園には、様々な花が咲いており、ゆっくりと散策しているとゆったりとした気持ちになれる。

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実をつけた木もたくさん植えられている。これはなんの実だろう?美しい庭園を見学してゆったりとした気持ちになり、まだまだ、旧市街の散策は続く。

2013年8月13日 (火)

初めてのカナダ・ケベック一人旅3日目③モントリオールで初めてのプティン(プティーヌ)。

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ケベックシティからのバスは、セント・ローレンス川を渡り、モントリオール中心部へと向かっていく。サンテレーヌ島“Île Sainte-Hélène”には、橋の上から見ているとジェットコースターだけでも数種類ある巨大遊園地、ラ・ロンド“La Ronde”が見える。

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モントリオール市街に入り、バスは近代的なバスターミナルに到着。

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バスを降りて、モントリオールのバスターミナル内に入る。へぇ、ケベックでは、バスターミナルは“Gare routière”じゃなくて“Gare d'autocars”なんだ。同じフランス語なんだけど、表現が違う場合があっておもしろい。

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バスターミナルを出て、いよいよ初めてのモントリオールの町歩きがスタート。でも、まずはスーツケースを置きにホテルまで歩くことにする。

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今回、ケベックシティからモントリオールまではバスで移動しようと思っていたのと、空港行きのバスの起点がこのバスターミナルだったので、バスターミナルから徒歩3分くらいの場所にホテルを確保。迷うことなく、ホテル「オーベルジュ・ル・ポメロール」“Auberge Le Pomerol”に到着。

オーベルジュ・ル・ポメロール
Auberge Le Pomerol
819, boul. de Maisonneuve Est
Montréal (Québec) H2L 1Y7
http://www.aubergelepomerol.com

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さっそくチェックインを済ませて、まずは部屋のセッティング。私はホテルに着くと、まずはハンガーに服をかけて、タンスがあれば引き出しに着替えをしまって、ホテルの部屋を自分の部屋にしてしまう。メトロのベリ・ウカム(Berri-UQAM)駅の入口も目の前だし、部屋も雰囲気がよいので、想定していたよりもホテル代が高かったけど、よかったかも。荷物を整理して、いざ、初めてのモントリオール町歩きスタート。

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メトロのベリ・ウカム(Berri-UQAM)駅のUQAMは“L'Université du Québec à Montréal”ケベック大学モントリオール校のことで、ホテルの周囲は学生街になっている。ホテルから大きな通りを渡るとまずは図書館“Bibliothèque et Archives Nationales du Québec”がある。そして、学生たちの集まる、その名も「カルティエ・ラタン」という地区を歩く。

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モントリオールでも7月3日から14日までは夏のフェスティバルのようで、カルティエ・ラタンではサーカスのイベントが開催されている様子。事前に調べたわけじゃないんだけど、7月のケベック旅行、正解だったかも。

MONTRÉAL COMPLÈTEMENT CiRQUE
http://montrealcompletementcirque.com

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カルティエ・ラタンのメインストリートのサン・ドニ通りに入ると、歩行者天国になっており、賑わっている。

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サン・ドニ通りにはカフェやレストランが並んでいる。

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ケベックシティのテラス・デュフランのように、人が輪になっているところを発見。大道芸のパフォーマンスが行われている。

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歩いていると、通りのあちらこちらでパフォーマンスが行われている。

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お祭の中心を外れてみると、サン・ドニ通りは低層の建物がならび、落ち着いた雰囲気。

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モントリオールにもパリのヴェリブ“ Vélib' ”のようなレンタル自転車のシステムがあるみたい。

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坂を登ると、サン・ルイ広場に到着。ベンチには市民が座り、夏の夕暮れを楽しんでいる。地下鉄の駅でいうと1駅分歩いたことになるけど、そんなには歩いていないので、モントリオールの町はそれほど大きくないことが自分の足で歩いてみてわかる。

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この辺りは、プラトーモンロワイヤル地区と呼ばれている場所で、低層の住宅街になっている。

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サン・ルイ広場からプリンス・アーサー通りを歩いてみると、街路樹もあり落ち着いた雰囲気のカフェやレストランが並んでいる。

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サン・ドニ通りはフェスティバルもあって賑やかな感じだったので、このあたりのカフェで落ち着いてお茶するのもいいかも。

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でも、時間的には7時を回り、夕食の時間。今日の夕食は「地球の歩き方」を見て、サン・ロラン通りにあるシュワルツでスモークミート“Viande Fumée”にしようと決めていた。ガイドブックに掲載されている人気店とあって外まで行列ができている。

Schwartz's
http://schwartzsdeli.com

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狭い店内は満員。一人客だったので早めにカウンターに案内される。今日2度目のカウンターでの食事。現地の雰囲気にどっぷりとつかるのって大好き。

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メニューをみて、スモークミートを注文する。サイドメニューもいくつかあるけど、あらかじめ予習をしておかないと頼めないかも。このメニューのボードもいい感じじゃない。こういうお店こそ、まだ知らないケベックを、まだ知らないモントリオールを感じることができる気がする。

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ということで、予習をしておけばサイドメニューにコールスローとか頼めたかもしれないけど、スモークミートとコーラ。

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たしかに、ほぐれるように柔らかいスモークミートおいしい。

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8時を過ぎるとようやく夕暮れの雰囲気。ホテルに向かって戻ることにする。

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夕暮れの雰囲気のプラトーモンロワイヤル地区を歩く。緑が多く静かな住宅街。

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低層の住宅は独特の雰囲気を持っていて、なかなかよい雰囲気。

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ホテルのそばにはデュピュイ広場“Place Dupuis”は公園になっていて、芝生には夕暮れを楽しむカップルやグループでいっぱい。

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モントリオールはカナダ第2の大都市。当然、大都市にはホームレスらしき人たちがおり、公園の片隅で炊き出しの活動を目にすることができる。むしろ、こういう光景があってこそ普通の風景。かといって、デュピュイ広場周辺がホームレスのたまり場になっていて治安が悪い雰囲気かというとそうではなく、一つ前の写真のように広場には夕暮れを楽しむ人々でいっぱい。

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ホテルに戻ろうとしたけど、サン・ドニ通りに戻る。今日の夕食はスモークミートだけだったので、今日ならもう少し食べられそうな感じなので、サン・ドニ通り沿いのフリット・アロー“FRITE ALORS”というフライドポテト専門店に入ってみることにする。

FRITE ALORS
http://fritealors.com

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もちろん、ここで頼むのはケベック名物のB級グルメ、プティーヌ(プティン)“ Poutines”。フライドポテトの上にチーズを載せて、グレービーソースをかけてあり、とてもハイカロリーな雰囲気。でも、これが感動的においしい!日本に帰ってからも、どこかで食べられるところはないのかなぁ?

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おいしかったプティーヌ(プティン)に感動し、夕暮れのサン・ドニ通りを歩く。

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9時近くになってもお祭り気分で賑やかなサン・ドニ通り。パフォーマンスを楽しみながら、ホテルに戻る。今日も朝から夜まで充実した1日だったなぁ。明日はメトロに乗ってモントリオールを歩き回る予定。

2013年8月 9日 (金)

初めてのカナダ・ケベック一人旅3日目②ケベックシティからモンレアル(モントリオール)へ。

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ケベック神学校“Séminaire de Québec”の建物を見ながら、再びロウワータウンを目指す。

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モンモランシー公園“Parc Montmorency”にはサン・ローラン川に向けられた大砲が並んでいる。

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首折れ階段ではない場所でアッパータウンからロウワータウンに下りてみようと思ったら、下りる道がなくて遠回り・・・。そう、私の旅は近道をしようとして失敗したり、かなり行き当たりばったり・・・。でも、遠回りして偶然見つけた風景が好き。人生、時には失敗や遠回りも必要なもの。遠回りしたからこそ、発見できた風景だってあるじゃない?

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ケベックシティでの最後の食事はサン・ポール通りにあるビュフェ・ド・ランティケール“Buffet de L'Antiquaire”へ。「フランス気分」だった昨日の反省から、今日は「ケベックらしさ」を味わうことにする。

Buffet de L'Antiquaire
95 rue Saint-Paul
Vieux-Port, Québec, G1K 3V8

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お店に入るとカウンターに座ると、目の前の鉄板で料理を作られている。昨日までの「フランス気分」とは違って、手軽な食堂の雰囲気。これがケベックの食堂の雰囲気なのかなぁ?料理が作られる様子が眺められるカウンター席は大好き。

Qb0806
今日もたくさん歩いたのでビールと、ミートパイと豆の煮込みのセット“L'ASSIETTE QUÉBÉCOISE ”をスープ・コーヒーつき(16.45ドル)で注文すると、まずは豆のスープが運ばれてくる。

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メインのミートパイは、思っていたよりも薄味で味付けのクセもない。目の前で作られるベーコンとカリカリに炒められたジャガイモがおいしいし、豆が煮込まれた料理も好き。ケベックに来てから、初めてケベックらしい料理を食べる。味は、この写真を見て想像した通りの味かな?

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お腹いっぱいになって、そろそろケベックシティを去らなければならない時間。荷物をピックアップするためにサン・ルイ通りにあるホテルに戻る。

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かわいらしいプチ・シャンプラン地区もこれでお別れ。

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最後の「首折れ階段」。今回のケベックシティ滞在中、何回上り下りしたんだろう?

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ケベックシティのランドマーク、フェアモント・ル・シャトー・フロントナックもこれで見納め。わずかな滞在期間だったのに、ここを離れるのがさみしい気分。ケベックシティ、居心地のよい町だったなぁ。

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テラス・デュフランのベンチに腰かけて、太陽の光を浴びて、風を肌で感じ、ぼーっとサン・ローラン川を眺める。

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港には昨日はいなかった大型客船が停泊している。どこから来たのかなぁ?と想像するのが楽しい。風景を見ながらいろいろと想像するのが好き。

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馬車があるアルム広場(地球の歩き方では「ダルム広場」と表記)はのどかな雰囲気。

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最後に、ホテル「フェアモント・ル・シャトー・フロントナック」にロビーだけでも入ってみることにする。

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といってもロビーの装飾をみて、雰囲気を感じるだけだけど・・・。次にケベックシティに来るときには、一人ではなく「連れ」と一緒にここに宿泊するぞ。

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ケベック州のナンバープレートには「私は(私を)忘れない」“Je me souviens”の標語が書かれている。私もケベックで感じたことは忘れない。

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ホテル「オーベルジュ サン・ルイ」“Auberge St-Louis”に戻り、スーツケースをピックアップして駅に向かう。タクシーで向かおうかとも思ったけど、下り坂だし15分も歩けば着いてしまいそうなので、歩いて駅に向かうことにする。

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さようなら、ノートルダム大聖堂“Basilique-Cathédrale Notre-Dame de Québec”。

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この「シェ・アシュトン」“chez Ashton”というお店、「地球の歩き方」に「プティーヌ(プティン)」の専門店として紹介されているけど、けっきょくケベックシティでは「プティーヌ(プティン)」を食べる機会がなかったなぁ。おやつにするには、おなかいっぱいになりそうだし・・・。

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駅に向かう道はなだらかな下り坂。右手の建物はオテル・デュー“Hôtel-Dieu”。オテル・デューと聞くと、昨年訪れたブルゴーニュ地方のボーヌを思い出す。

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なんとなく坂を下りたら、旧港市場“Marché du Vieux-Port”前に出てきてしまった。あとはまっすぐ進んで、近代的な建物の駅に向かうだけ。

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ケベックシティの鉄道駅であるパレ駅“Gare du palais”に到着。

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パレ駅はVIA鉄道の鉄道駅と同時に、バスターミナル“Terminus d'autobus de la Gare du Palais”も併設している。“Autocars”の表示に従って進む。

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オルレアン・エキスプレス“Orléans Express”のカウンターでモンレアル(モントリオール)行きの切符を購入。昨日、観光案内所ではもらえなかったので、時刻表があるか聞いてみるけど、「ない」とのこと。観光案内所でも、けっきょくホームページを見てメモしてくれたので、時刻表はないみたい。まぁ、30分~1時間の高頻度で運行されているので、私のように行き当たりばったりでも問題ないけど、時刻をきっちり決めたい人は、出発前に時刻表をホームページで調べておくのがおすすめ。

Orléans Express
http://www.orleansexpress.com

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片道切符は56.8ドルと安くはない。切符には時刻も座席も指定されていないので、バスは自由席。

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出発案内を見て、切符売り場ですでにモンレアル(モントリオール)行きは2番乗り場と教えてくれたけど、乗り場を確認してあとはバスの到着を待っているだけ。

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バスターミナルはけっこう広くて、食堂や売店、コインロッカーもある。

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13:30出発の10分前にバスが到着。荷物を自分でバスのトランクに入れて、バスに乗り込むと乗客は定員の半分くらい。えっ?定刻5分前なのに、バスは出発。早めにバスターミナルに着いて、バスに乗った方がいいかも。

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さようなら、ホテル「フェアモント・ル・シャトー・フロントナック」。しまった、失敗したかも。滞在中にいろいろなアングルを探したけど、このあたりから写真を撮るのが一番きれいだったかも・・・。

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バスはサン・ローラン川(セント・ローレンス川)を渡り、3時間の旅。

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途中の道はひたすら田園風景。カナダの大地が広いことを体感する。時間はかかるけど、飛行機とは違って大地を走るバスもいい。

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田園風景が終わり、正面に高層ビルの影が見えてきた。なにもない大地を走り続け、地平線の彼方から町の影がだんだん近づいてくるのって、どことなくわくわくする。そして、いよいよ、モンレアル(モントリオール)へ!

2013年8月 6日 (火)

初めてのカナダ・ケベック一人旅3日目①ケベックシティでタルト・オ・シトロン。

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2013年7月12日金曜日。昨日のケベックシティでの1日だけでも充実した1日。今日は、モンレアル(モントリオール)に移動する予定。ケベックシティからモンレアル(モントリオール)まではバスが30分~1時間の高頻度で運行しており、時刻は昨日観光案内所で調べてもらっているけど、予約はいらないようなので適当に昼過ぎに移動予定。今日の朝食はフレンチトースト。もちろん、今日もメイプルシロップをたっぷりかけて幸せな気分。

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もう1日あれば、レンタカーを借りるかバスでモンモランシーの滝でも行ってみたいところだけど、今回はパス。次回に「連れ」と来た時のお楽しみにとっておくことにする。今日は、昨日は「フランス気分」を求めすぎていた気がするので、フランスではない「まだ知らない」カナダ・ケベック州を先入観や偏見なしに感じてみる。旧市街を離れ、「地球の歩き方」に掲載されている新市街のマルシェ、アール・ド・プチ・カルティエ“Halles du Petit Quartier”を目指して、ホテルがあるサン・ルイ通りから城壁外のグランダレ通り“Grande Allée”を目指す。

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朝のグランダレ通りは落ち着いた雰囲気。

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グランダレ通りには、教会がたくさんある。でも、この建物は元は教会だけど、古本を売っている。

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ケベックバプティスト教会。教会の建築様式が異なるのがおもしろい。

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そして、聖ドミニコ教会など、宗派が異なる教会が並んでいる。

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地図を見ながら、ル・プチ・カルティエ“Le Petit Quartier”に到着。ガイドブックと名称が違うけど、たぶんここのことだろう。カルティエ通りは、この建物以外にもお店が並んでおり、商店街の雰囲気だけど、旧市街の商店街とはだいぶ雰囲気が異なるみたい。

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ごちゃっとしたマルシェを楽しみにして中に入ってみると、どちらかというと近代的なショッピングセンター。確かに、魚屋や肉屋、小さなスーパーマーケットは入っているけど、想像と違う雰囲気。

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ブーランジェリーなどがあり、生活は垣間見えるけど、昨日の旧港のマルシェのほうがおもしろかったなぁ。

Qb0710
そういえば、今回の旅行はパティスリーでまだケーキを食べていない。うーん、まだ、どうしても「フランスらしさ」を求めている自分がいるけど、カナダらしさって何だろう?カナダ特有の食べ物ってなんだろう?

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周囲は住宅街になっており、女性が押すベビーカーは4人乗り!

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昨日から気になっていたのは、カナダ全域がそうなのか、ケベック州だけがそうなのかは調べてないんだけど、ケベックシティで見るクルマは、フロントのナンバープレートがない!

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次の目的地に向かって、ショートカット。大劇場“Grand Théâtre de Québec”の横を通り抜けるのは予定通り。でも、たまにショートカットしたつもりで迷子になったことも何度かあるんだけど・・・。

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大きな通りを渡り、サン・ジャン通り“Rue Saint-Jean ”を目指すと教会が見えてくる。

Qb0715
サン・ジャン通りは、旧市街のサン・ルイ通りとは異なり、エピスリーなどの生活に密着したお店が並んでいる。このあたりの建物の雰囲気は昨日歩いた旧市街とは少し異なっていて、むしろこの通りの雰囲気がカナダらしいのかなぁ?

Qb0716
カナダらしさとはなにかを探しに、ガイドブックにも載っている食料品店“J.A.Moisan”に入ってみるけど、メイプルシロップ製品以外に、特徴がある特産品が見つけられない。うーん、カナダ独自の文化ってなんだろう?だけど、いろいろなものが置いてあり、日常生活を垣間見る意味ではおもしろかったけど。

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けっきょくなにも買わずにサン・ジャン通りを旧市街に向かって歩き始める。雰囲気のいい教会があるので、中に入ってみると。

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ここも本屋さんになっている。

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こんなところで日本のビールブランド“SAPPORO”のパラソルを目にするとは、サッポロビール、カナダでがんばっている気がする。

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サン・ジャン通りを歩いていると中型スーパーマーケットを発見!スーパーマーケットを発見したら、立ち寄ってみるのが私の旅のルール!生活を感じることはできるから十分楽しいんだけど、やっぱり、カナダらしさを探していてみるけれど、お菓子もインスタントスープもカナダらしいものが見つからない。けっきょくメイプルシロップが入ったお菓子などしか見つからない。

でも、このスーパー、おみやげになるメイプルシロップのクリームが挟まれているクッキーが安く買えるので、もしもケベックシティに行って、おみやげをお土産物屋価格ではなく、スーパーマーケット価格で購入したければ、おすすめ!

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サン・ジャン通りから北側は緩やかな坂道になっている。のどかな感じの緑が多い住宅街が広がっている。この自然が豊かで、平和でのどかな感じが、カナダらしさなのかなぁ?生活するとしたら、住みやすそうな町だけど。

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サン・ジャン門が見えてきた。右手はフェスティバルのステージになっている。

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サン・ジャン門をくぐれば旧市街。

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サン・ジャン門あたりには石積みの城壁が残されている。

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カナダらしさを求めながら歩いていると、パヤール“Paillard”というブーランジェリーを発見。カナダらしさは見つからないし、歩き疲れたのでお茶することにする。

Café-boulangerie Paillard
http://www.paillard.ca

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お店の中はイートインできるカフェになっており、広々している。

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へえ、このお店だけかもしれないけど、フランスだとパン・オ・ショコラ“Pain au chocolat”だけど、名前がショコラティーヌ“Chocolatine”って書かれている。

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そのショコラティーヌと、タルトの中から私が選ぶのはもちろん、タルト・オ・シトロン!相変わらず、シトロンの私の発音が悪いから一発では伝わらないけど。

Qb0729
歩き疲れたときに、甘酸っぱいタルト・オ・シトロン、最高においしい。うーん、でもけっきょく「フランス気分」を感じる旅から抜けられない・・・。

2013年8月 3日 (土)

初めてのカナダ・ケベック一人旅2日目⑤ケベックシティでシルクドソレイユの無料公演を見て感動。

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オーザンシアンカナディアン“Aux Anciens Canadiens”での夕食を終えて外に出ると、夜20時をすぎて、ようやく夕暮れが近づいてきた。フェアモント・ル・シャトー・フロントナックが夕日色に染まる。

Qb0602
最近、こんなにきれいな夕日色に染まる風景を見たことがあったかなぁ?普通に生活をしていると、夕日に染まる風景をぼーっと眺めることなんて、あまりない。日本での普段の生活の中だと、立ち止まって風景をぼーっと眺める気持ちの余裕ってないのかもしれない。普段の生活の中で通り過ぎている美しい風景ってたくさんあるのかもしれないなぁ。仕事の忙しさで通り過ぎてしまっているけど、時には立ち止まることも必要なのかもしれない。

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テラス・デュフランからサン・ローラン川(セント・ローレンス川)を眺める。もう、今日はなんどもここからサン・ローラン川を眺めているけど、夕暮れの風景はまた違って美しい。

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再び首折り階段を下りて、ロウワータウンへ。

Qb0605
ロワイヤル広場の「勝利のノートルダム教会」も夕刻の風景もまたよい雰囲気。

Qb0606
シルク・ド・ソレイユ“Cirque du Soleil”のショーの看板を発見。入口まであと250メートル。シルク・ド・ソレイユの無料公演があることは出発前に知っていて、ケベックサマーフェスティバル“Festival d'été de Québec”のライブもいいけど、知らないアーティストの公演を聞くよりは、実はちゃんと見たことがないサーカスのスペクタクルのほうがいいかと思って、今朝、観光案内所で開催される場所と時間を確認して、パンフレットももらってきた。2013年の公演は6月23日から9月1日まで。詳しくはWebを参照を。

Cirque du Soleil
http://www.cirquedusoleil.com/fr/events/chemins-invisibles/show.aspx

Qb0607
旧港“Vieux-Port”を歩く頃には、そろそろ日没の時間。

Qb0608
クルーズ船のターミナルの奥には、フェアモント・ル・シャトー・フロントナックの姿がある。21時15分から始まるショーを見るために1時間前くらいから列に並び始める。さすがに「無料」とあって列は結構長くて、座れるかどうかちょっと心配。もっと早く来ればよかったかな?

Qb0609
無事に旧港にあるアゴラにある会場に入り、着席できる。

Qb0610
開門して着席した30分前の20時45分くらいから、開演前だけどショーはなんとなく始まっている感じなので、座席と言ってもコンクリートの段に座るだけだけど、座りたければ開演1時間~45分前には並んでおいた方がいいかも。立ち見でよければ、ぎりぎりでも入場できないということはなさそうだし、しかも立ち見席はアリーナ内なので、逆に臨場感を感じたければアリーナで立ち見もいいかも。

Qb0611
大型クレーンから客席めがけて荷物が下りてきたり、開始前から楽しませてくれる。

Qb0612
サーカスのスペクタクルって、実は恥ずかしながら私は自分の目で見たことがない。

Qb0613
サーカスのショー、しかもシルク・ド・ソレイユのショーを、45分間の公演だけど、無料で見られるなんて、すごくない?45分間の公演だったら、アリーナで立ち見でも臨場感を感じておもしろかったかも。

Qb0614
ステージは移動式になっており、アリーナの中央までせり出してくる。実際のパフォーマンスはアリーナ中央で行われるので、それに会場そのものが小さいので、よく見える。

Qb0615
空中ブランコのパフォーマンスなど、順番に様々なパフォーマンスが見られて、かなり感動。この感動をだれにも伝えられないのがもったいないくらい。ものすごく感動する反面、一人旅って、ふいに寂しくなることがある。次回、ケベックシティに来るときには「連れ」とこの感動を分かちあうぞ。

Qb0616
本当に無料でいいの?というくらい、目の前でパフォーマンスを見ることができて、幸せな気分。うーん、サマーフェスティバルや、無料でシルク・ド・ソレイユのショーが見られるなら、ケベックシティを観光するのは夏でよかったかも。

Qb0617
大満足で公演を見終わったあとは、余韻を味わいながら22時過ぎのケベックシティを歩く。町は人通りもあり、タクシー運転手の言葉通り、安全な町の雰囲気。ロワイヤル広場の夜景も美しい。

Qb0618
夜のプチ・シャンプラン地区も雰囲気がいいじゃない。ケベックシティ、なんてかわいらしい町なんだろう。

Qb0619
ケベックシティ観光、朝から夜まで本当に楽しかった。シルク・ド・ソレイユの公演もおもしろかったなぁ。

Qb0620
今日、3回目の首下り階段を上がる。手をつなぐ恋人たちの風景が、ちょっとだけ一人の自分が寂しく感じる。

Qb0621
首下り階段の上からプチシャンプラン通りを眺めるとまだまだ観光客や恋人たちで人通りも多い。

Qb0622
階段を上ると、ライトアップされたフェアモント・ル・シャトー・フロントナックも美しい。湿気のない涼しい夜風に当たりながら、ベンチに座ってしばらくぼーっとながめる。

Qb0623
22時過ぎになってもテラス・デュフランでは大道芸人のパフォーマンスが行われており、人だかりができている。

Qb0624
サン・ルイ通りをフェアモント・ル・シャトー・フロントナックを振り返りながらホテルに向かう。

Qb0625
いつかは行ってみたいと思っていたケベックシティ。朝から夜まで本当に楽しくて、本当に充実した1日だった。過去のこのブログ「まだ知らないどこかへ」の旅行記の中でも、1日の中でパート5まで載せたことは、今回が初めてじゃないかな?

でも、やっぱり今日は自分の中に「先入観」や「偏見」があって、ケベックにフランスを求めている自分がいる。先入観や偏見の目で旅をしてしまって、本当のその土地らしさに気づかずに終わってしまってはもったいない。明日からは、「まだ知らない」カナダ・ケベックで「まだ知らない」価値観を感じてみようと思う。

2013年7月31日 (水)

初めてのカナダ・ケベック一人旅2日目④ケベックシティのレストラン“Aux Anciens Canadiens”

Qb0501
再び、「首折り階段」“Escalier Casse-Cou”を登り、アッパータウンへ。

Qb0502
フェアモント・ル・シャトー・フロントナック前のテラス・デュフランにはいつも人だかりができている。

Qb0503
なにをやっているのかと思ってのぞいてみると大道芸人のパフォーマンス。このようなパフォーマンスが一日中行われている。

Qb0504
ベンチで一休みして、サン・ローラン川を眺めながらまったりと午後を過ごす。

Qb0505
アルム広場(地球の歩き方では「ダルム広場」と表記)“Place d’Armes”に面するホーリー・トリニティ教会の裏手で“Artisan”の横断幕をみかけたので入ってみる。

Qb0506
マルシェ・デ・ノエル(クリスマス市場)のような小屋が並んでいるのでのぞいてみる。

Qb0507
服やカバンなどのハンドメイドの手工芸品が並べられている。

Qb0508
そのすぐそばのトレゾール通り“Rue du Trésor ”ではケベックシティの風景を描いた絵をはじめとして、画家たちの作品が売られている。

Qb0509
少年の似顔絵を描く画家。トレゾール通りの手前を左に曲がると似顔絵描きが並んでいる。

Qb0510
旧市街はだいたい散策してしまったので、サン・ルイ通りを城壁外に向かって歩いてみることにする。サン・ルイ門“Pote St-Louis”の前の公園で一休み。

Qb0511
城壁外に出るとケベック州議事堂が建つ。ケベック州旗は半旗が掲げられている。

Qb0512
ケベックシティのシャンゼリゼ通り、グランダレ通り“Grande Allée”を歩いてみると、人だかりができている場所を発見。気になったら、立ち止まったり、寄り道してみるのが、私の旅。

Qb0513
2013年7月4日(木)から7月14日(日)まで、ケベックサマーフェスティバル“Festival d'été de Québec”が開催されており、昨日、空港からホテルに向かうタクシー運転手が話していたとおり、市内の複数の会場でイベントが開催されている。

Festival d'été de Québec
http://www.infofestival.com

Qb0514
シタデルから見えたライブ会場も、ライブが開催されるようで19時から開演なのに17時からたくさんの人が入場を待っている。

Qb0515
再び、グランダレ通りに戻ると歩行者天国になっており、イベントブースになっている。

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ジョルジュ・サンク広場“Place George V”も協賛企業のブースになっている。新市街は全体的にお祭り気分で、仕事の忙しい時期の隙間の関係で7月上旬にケベックを訪れてみたけど、7月上旬のケベックシティ観光はおすすめかも。

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歩行者天国が終わると、シャンゼリゼ通りさながらのカフェが並んでいる。

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落ち着いた雰囲気のカフェが並んでいる。この通り沿いでもイベントが開催されている。

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ライブ会場はいくつかあり、それぞれの会場で夜になるとイベントが開催される。サマーフェスティバルが開催されている、この時期のケベックシティ、事前に調べておけば、夜も楽しめるかもしれないし、昨日のタクシー運転手の話ではケベックは夜遅くなっても安全な町とのことなので、夜まで楽しめる。

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19時に近くなってもまだ日は高いので夕方という感じはしない。明るいけど、そろそろ夕食をとるために、再びサン・ルイ門をくぐり、城壁内の旧市街“Vieux Québec”に戻る。

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サン・ルイ門から城壁の上に上がってみる。旧市街全体が高台にあることがわかる。

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城壁から旧市街の方向を見るとフェアモント・ル・シャトー・フロントナックが見える。

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夕食は宿泊しているホテル、オーベルジュ サン・ルイ“Auberge St-Louis”から徒歩1分にあるレストラン、オーザンシアンカナディアン“Aux Anciens Canadiens”へ。このレストラン、地球の歩き方にも掲載されているし、他のブログなどの「先行研究」をみても、たいてい紹介されているので、目新しくはないけど・・・。このレストラン、民家風で雰囲気は良いけど、17:45までならばランチメニュー扱いで、19.95ドルの日替わり定食などもあるけど、夕食の時間のレギュラーメニューはそれなりのお値段。

オーザンシアンカナディアン
RESTAURANT AUX ANCIENS CANADIENS
34, rue Saint-Louis
Casier postal 175, succursale Haute-Ville
Québec (Québec)
Canada, G1R 4P3
http://www.auxancienscanadiens.qc.ca

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席に着くと、チーズトーストが運ばれてくる。ケベック料理盛り合わせ“ASSIETTE DU QUÉBEC”が45ドル。しかし、「先行研究」で料理の写真は見ていたので、素朴な田舎料理感は否めない。うーん、はたして、アベノミクスの恩恵で1カナダドル100円まで円が安くなっているので、4500円の価値があるだろうかとさんざん悩む。

でも、ここはフランスではない。せっかくフランスではないケベックに来ているのだから、田舎料理のような素朴な感じのケベック料理を味わっておかなければ、「まだ知らない」ケベックに来た意味がない。

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ワインはナイアガラのピノノワール。

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さんざん悩んだ結果、けっきょくは、典型的なケベック料理盛り合わせではなく、初日は「フランス気分」を味わうことにして、39ドルの定食“Menu”にする。この日の定食は、まずは、3種類の野菜のテリーヌ、トマトとワインヴィネガーのピュレ。
Terrine aux trois légemes,coulis de tomates et vinaigre de vin.

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ビートのスープ、ホイップクリームとシブレット。わりとヘルシーなメニューが続く。
Créme de betteraves, créme barattée et ciboulette

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ウサギ肉のジビエのファルシ、ケベック風蜂蜜ソース。肉の臭みはなく、甘めのソースがおいしい。
Râble de lapin farci aux gibiers,sauce a l’hydromel du Quebec

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ルバーブとイチゴのタルト。イチゴは加工すると酸味が生きてきて、シンプルなものだけど、豊かな大地から収穫された素材が生きる味で、最高においしい。
Tarte aux fraises et a la rhubarbe

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コーヒーは、フランスと違ってフィルターコーヒーが主流みたい。私の旅は基本的には郷に入れば郷に従え。トルコではチャイを飲むし、モロッコに行けばノスノス。だから、今回の旅行はエスプレッソではなく、フィルターコーヒーで通すつもり。今回の旅行、カナダのケベックを旅行しているのに、今日は「フランス気分」を味わおうとする気分が強かったかもしれないなぁ。そろそろ「フランス気分」の偏見を外して、「まだ知らない」新しい文化としての「ケベック」を感じるようにしなくちゃ!

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最後におまけで出してくれたクランベリージュースを飲んで、口の中がさっぱりした気分。時間は夜8時を過ぎたけど、夏のケベックは夜8時を過ぎてもまだまだ明るいので、町歩きはさらに続く。

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