ラッフルズホテルに泊まるシンガポール一人旅 3・4日目 シンガポールの夜景を楽しむ(JAL日本航空JL38便の機内食)。
2014年9月25日木曜日夜。サマセット駅からシティ・ホール駅でMRTを降り、最後に今回のシンガポール旅行で最初に目指したマーライオンパークを目指すことにする。なにしろ、今回はホテルでまったりと過ごしていたので、シンガポールの夜景を見ていない。帰国便は、9/26深夜1:50発の日本航空JL38便なので、夜遅くまでシンガポールを楽しむことができる。まずは、ビクトリア・シアター。
マリーナ・ベイ・サンズをめがけて、マーライオンが豪快に水を吹き出している。
マーライオンが吹き出す水の音を聞きながら、しばらくシンガポールの夜景を見る。
私のディスティネーションは、自分が自分の目で見てみたいと思った場所。今回は、スカイスキャナー社のキャンペーン旅行なので、あまり興味がないシンガポールが目的地で、シンガポールで何をしようか。シンガポールでどんな旅行ができるんだろう?というイメージが湧かないままに来てしまったけど、楽しかったなぁ。「まだ知らないどこか」で得られる新しい発見は、もしかしたら自分があまり興味を持たない場所にこそあるのかもしれない。
今回、スカイスキャナー社のキャンペーン旅行に当選しなかったら、新しい発見は自分の興味がないところにあることに気がつかなかったかもしれない。なるべく1年に1回は自分が訪れたことがない目的地を選んでいるけど、やっぱり自分の価値観でディスティネーションを選んでいる。新しい価値観を感じたいと思ったら、自分で選ばない目的地というのもありかもしれないなぁ。今回、私を選考し、私に新しい気づきを与えてくれたスカイスキャナー社シンガポールオフィスの人たちに感謝したい。
いよいよ、シンガポールを去らなければならない時間。スーツケースを受け取るためにラッフルズホテルに戻る。
いつも安ホテルに泊まっていて、ホテルは寝るだけと割り切っているから、今回のラッフルズホテルの快適さ、自分の家のようにくつろげるホテルライフという旅の楽しさも教えてもらった。スカイスキャナー社のキャンペーン旅行に招待されていなかったら、観光をしないで本当にのんびりする旅行の楽しさにも気がつかなかったかもしれない。
旅行は私にとっては気分をリフレッシュするためのもの。観光名所は見逃してもまた来ればいいじゃない。今度来るときは一人旅でなく、一緒に美しい風景を共感すれば、もっと感動できるかもしれない。観光をサボって、ホテルでのんびり過ごし、町に出て疲れたらホテルでまたのんびり過ごす。私にとっては、新しい旅を試すよい機会だった。シンガポール・スリング発祥の地のロング・バーで、シンガポール・スリングをちびちび飲みながら、旅を振り返る。
異国の地の賑やかなロング・バーでぽつんと一人でいると、旅だけではなく、自分自身も振り返ることができる気がする。
ロング・バーを出て、ラッフルズホテルのレセプションを目指す。
宿泊者しか入れないロビー内のベンチ座り、ラッフルズホテルの最後の空間を味わう。そして、チャンギ空港に向かう・
シンガポール・チャンギ国際空港に到着。写真の流れからいうと、あたかもタクシーで空港に向かったようだけど、もちろんMRTで。ラッフルズホテルを出るときに「タクシー?」と聞かれて、断るのがちょっと恥ずかしかったけど・・・。シンガポールは空港に出るのが簡単なので、タクシーに乗るくらいならタクシー代でシンガポール・スリングを飲んだ方がいいでしょう?
9/26深夜0:25発エールフランスAF259便パリ行きは欠航。まだエールフランスのストライキが続いているみたい。今回のエールフランスのストライキ、長すぎる・・・。でも、これが終われば、しばらくは大規模ストライキがないかな?
9/26深夜1:50発日本航空JL38便東京羽田行きは定刻通り。
空港内で、デパートなどによく入っているブンガワン・ソロ“Bengawan Solo”というお菓子屋さんを発見。もしかして、ここならカトンで食べた「ういろう」のようなお菓子が売っているかも。カトンで食べたあれは、美味しかったんだよなぁ。
カラフルな「ういろう」のようなお菓子を無事に発見。空港で買えば、日本まで持ち帰れる!
出国手続きを済ませて空港に入る。シンガポール・チャンギ国際空港は、出国手続きの前に手荷物検査がない。
プライオリティパスに使用できるスカイビューラウンジ“The Skyview Lounge”へ。
タイガービールを飲みながら、ラウンジでのんびりとサラダやサテをつまむ。
日本航空JL38便の出発ゲートはC1ゲート。出国手続きの前に手荷物検査がないので、各ゲートで手荷物検査が行われる。
離陸後に飲み物とパンが配られるけど、深夜1 :50の出発なのでいらないような気がする。たまたま、もうろうとした意識の中で起きていたからもらったけど。
やっぱり、ヨーロッパ行きだとちょっと寝入っても、飽きるくらい時間があるけど、フライト時間が短い。あっという間に朝食の時間。JALの機内食、シンガポールで積んだ物もちゃんと日本の味がする。もっとも、シンガポールでは日本食は普通に食べられるから当たり前かも。
今回の「ラッフルズホテルに泊まるシンガポール一人旅」は、出発時にも旅のテーマを決めてなくてどうなるものかと思っていたんだけど、おもしろかったなぁ。シンガポールで様々な文化を感じることができたし、多民族国家の楽しみ方を学んだような気がする。そして、旅行というのは、私の場合はリラックスして、気持ちをリフレッシュするために旅立っているのだから、観光をサボってのんびりしてしまう楽しさも学んだ気がする。
今回の旅で、私に新しい発見や気づきの機会を与えてくれた、スカイスキャナー社シンガポールオフィスを案内してくれたDylanさん、今回の旅行をコーディネイトをしてくれて、たまたま私と入れ替わりで日本出張中で現地でお会いできなかった春山さん、ありがとうございました。
2014年9月26日金曜日。普段は、9月に富士山が見えることはあまりないけど、今日は羽田空港から富士山がよく見える。この澄んだ空気のように、短い旅行だったけど、気持ちをリフレッシュできた気がする。(シンガポール編おしまい)
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