初めてのプチパリ・ホーチミン市ひとり旅3日目④・4日目シンガポール航空の機内食
4日間の休暇で行く短い旅行もそろそろおしまい。パタシュー“Pat A Chou”でタルト・オ・シトロンを食べたあと、荷物を引き取りにホテルに戻とうと歩き始める。ふと、ドンコイ通り沿いに立つホテルの1階のカフェ「ジブラル」“Givral”の雰囲気がよさそうなので、カフェをはしごしてみることにする。
大型のカフェには赤いスカートをはいた店員さんがいっぱい。ショーケースにはケーキが並べられている。
ブルーベリーチーズケーキとアイスミルクコーヒー。ケーキは、私はパタシューのほうが正統派のフランス菓子の感じがして好きだけど、ここのケーキもおいしい。そして、ベトナムを去る前に、今回の旅のお気に入りの最後のアイスコーヒー。
ベンタイン市場前からバイクが行き交うロータリーを眺める。最初は渡るのが大変だった横断歩道も渡れるようになった。
賑やかなデタム通りともお別れ。サイゴン・ヨーロッパ・ホテル(Saigon Europe Hotel)に預けてあった荷物を引き取り、いよいよホーチミン市ともお別れ。
ホテルのおにいちゃんにタクシーを手配してもらい、空港を目指す。
タクシーから眺めるバイクに乗る女性のファッションを観察。顔には排気ガスを吸わないためのマスク?日焼け防止も兼ねているのかな。そして、腕にも日焼けしないために長めの手袋。
長袖のパーカーと、白い手袋。そしてマスク。やっぱり、女性は日焼けを気にしている様子。
ホーチミン・タンソンニャット国際空港に到着。タクシーはメーターで14万ドン弱(700円弱)。
シンガポール航空のチェックインカウンターでチェックイン。帰りのフライトはコネクションタイムが少なくて、ホーチミン市19:50発のSQ185便のシンガポール・チャンギ空港着は22:50で、東京成田空港に向かうSQ638便は23:55発と1時間程度の乗り継ぎ。たぶん問題はないと思うけど、ターミナル2からターミナル3までは空港内ターミナル間の移動があるために、そんなに余裕はないかも。念のために、カウンターで、前の方の座席をリクエストすると真ん中の席だけど前から2列目を手配してくれる。
基本的に自分が不安に思っていたり、困っていてお願いしたいことがあれば、ダメだったらダメって言われるから、ダメ元でも話してみることが大切。困っていることをきちんと伝えると対応を考えてくれることが多いので、話すことが大切。黙っていては伝わらない。
チェックインを済ませて、ベンチに座り、デタム通りのホテルのそばにあるABCベーカリーで作ってもらったバインミーを食べる。ハム、チーズ、トマト、レタスと普通にパリで食べるバケットサンドと変わらずおいしい。でも、おいしいけど、ベトナムっぽさを感じないので、露店のバインミーのほうがおもしろかったかな?
出国して、プライオリティパスの利用できるアプリコットラウンジへ。アプリコットラウンジの入口がわからずに、空港内をちょっとさまよう。時間があるので、暑い中を1日中歩いたので、無料でシャワーを浴びる。
軽食コーナーを眺めていると、フォーのコーナーがある。バインミーを食べたばかりだし、これから機内食も出るだろうし、食べてみようかちょっと迷う。
でも、せっかくだから試してみる。インスタントだけど、具を入れるとそれなりにおいしい。
シンガポール航空のB777-200がシンガポールから到着。定刻通りの出発。
ホーチミン市からシンガポールに向かうシンガポール航空SQ185便の機内食は洋食風。
到着前に乗り継ぎゲート案内が出る。東京行きSQ638便の搭乗ゲートはターミナル3のA5番ゲート。定刻通りに飛んでくれているので、乗り継ぎは問題ないでしょう。まぁ、問題があっても、日曜日のうちに帰れればいいのでいいんだけど。
シンガポール・チャンギ空港ターミナル2に到着し、乗り継ぎ用のスカイトレインでターミナル3を目指す。
ターミナル3に到着。免税店で買う物もないし、とりあえずは出発ゲートに向けて歩く。えっ?ゲートAまで徒歩20分?しかも、シンガポール・チャンギ空港は手荷物検査が各ゲートごとに行われるから、そこで並んでいるとさらに時間がかかる。まぁ、ゲートまでたどり着いていれば置いて行かれることはないだろうけどね。
手荷物検査を受けてA5番搭乗ゲートに到着したのは23:23。ちょうど、搭乗が開始された時間だったので、余裕で乗り継ぎ成功。実質の乗り継ぎ時間は30分くらいかな?
SQ638便は、シンガポール航空がローンチカスタマーである総2階建てのエアバスA380-800。
最新型とあって、個人モニタも大きいし、USBポートもありiPhoneなどの充電も可能。
せっかくなので、シンガポールスリングを頼んでみる。ラッフルズホテルで飲んだシンガポールスリングは南国を感じるフルーティーな味だったけど、やっぱりちょっと違う。
23:55発の深夜便なので最初の機内食はラップサンドのみ。ワインも頼んでお酒を飲んで寝てしまおうという作戦。寝てしまおう作戦のために、リクエストしてアイマスクと耳栓をもらう。そうそう、アメニティをもらえない航空会社でもリクエストすると、アイマスクと耳栓はたいていの航空会社(※ユナイテッド航空で“No”だったことあり)でもらえるので、私はいつも耳栓を機内で調達するので買うことはなかったりする。
実質6時間くらいのフライトなので、あっという間に到着。到着前の機内食は和食にしてみる。
シンガポール航空で見たフランス映画“Amour ”は、いかにもフランス映画で映画を見たあとに考えさせる映画。フランス映画のもやもやとした余韻が慣れると好き。しかし、音声はフランス語のみの英語字幕なのでどこまで正確に理解できているのかは怪しいけど・・・。カンヌ映画祭2012の“Palme d'Or”なので、いずれ日本にも来るだろうから、ちゃんと日本語字幕で見てみたいと思っていたら、すでに「愛、アムール」は上映中なので後日、見に行く。
Bunkamuraル・シネマで“Amour”「愛、アムール」
https://lacosuke.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/bunkamuraamour-.html
今回は航空券を購入した時期が遅かったので通路側の座席指定ができるのはエコノミーの最後尾の座席しかない。エアバスA380の最後尾なので、最前列までは50メートル以上はありそう。
4日間の休暇で、前日19時半まで仕事をして、羽田空港0:30の発の深夜便を使い、帰りも夜行便を利用した今回の旅行、さすがに機内2泊はつらいと言えばつらいけど、仕事が忙しいと旅行なんて無理しないと絶対に行けない。短い旅程だったけど、メコン川クルーズの船から太陽の光を浴びて、ぼーっと川を眺めていた時間は幸せだった。そして全体的にのんびりした気分も味わえたし、ベトナム旅行、また訪れてもいいかもしれない。
普段の忙しい生活があるからこそ、無理に時間を作ってでも、やっぱり、のんびりする時間をとることが大切なような気がする。(初めてのプチパリ・ホーチミン市ひとり旅おしまい)
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