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2024年8月13日 (火)

2023年10月フランス・パリ滞在72時間の旅5日目(2)ロシア上空を西側航空会社が飛べないうちは中国系航空会社を使ったヨーロッパ旅行を積極的にお勧めします。

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北京首都空港E22番ゲートに到着。旅の最後は、北京17:10発中国国際航空CA183便東京羽田行きに乗って完結する。羽田到着は定刻21:30の予定。

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ボーディングパスに書かれた搭乗開始時刻は16:40。すでに現在の時刻は右下の通り16:38だけど、ボーディングが始まる気配がない。アナウンスはないけど、遅延している様子。

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そもそも、機材はあるのにボーディングブリッジがかかっていない。

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出発時間の10分前の17時になってようやくボーディングブリッジが架かる。

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17:03にボーディング開始となる。

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ゲートを通過し、飛行機へ向かう。

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機材はナローボディのエアバスA321。通路側の席に座る。

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個人モニタはないけど、短距離路線だし、フライトマップくらいしか見ないので、私にとっては問題ない。

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キャビンクルーから声をかけられて、他の乗客との関係でエグジットロー“Exit row”の席に案内される。

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テーブルを出すのが面倒だけど、まぁ、足元が広いからいいか。

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ボーディングが完了しているのに出発が遅れており、17:24にようやく機内安全ビデオが始まる。その後もなかなか出発できずタキシングが始まったのが17:45ごろ。離陸したのは18:13ごろなので、1時間弱の遅延になりそう。羽田空港到着が1時間遅れの22:30だと、荷物を受け取って23時を超えるので、コロナ禍で終電車が繰り上がってからしまい、元に戻っていないので終電車に乗るのが厳しくなるかもしれない。

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過去に2度ほど飛行機の到着遅延のために急遽、蒲田駅周辺に宿泊することになった経験があるので、東京に着いてしまえばなんとかなることはわかっている。それに、23時だったらまだ都内までの移動は簡単にできるから、最悪、帰れなさそうだったら羽田空港に到着してからホテルを手配すればいい。乗り継ぎ失敗で、途中で足止めされてしまっては困るけど、東京に到着できれば、あとはあがいてみればなんとかなるでしょう。過去の経験から、遅延については以前よりも寛容に考えるようになっている。でも、乗り継ぎ失敗で北京に足止めと言われたら慌てると思うけど。

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短距離路線でも、最初に飲み物が配られる。今回の旅行で最後の水色の「燕京啤酒」。

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機内食はフィッシュとのビーフの二択だった気がする。ポークだったかなぁ?とにかくフィッシュじゃない方を選択。

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どうやら、北京から積まれる機内食はパリ行きでも東京行きでも同じみたいなので、周囲を観察しているとフィッシュを選択したら、行きに食べたパリ行きの機内食と同じものだったかも。中国国際航空の機内食、北京で積んだ機内食、私はけっこう好き。

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北京で積んだ機内食の見た目は今ひとつなんだけど、中華味のあんかけが美味しい。

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ティーカップに中国茶をもらう。

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京都上空を通過中。予定到着時刻は22:15。

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中国国際航空CA183便は22:13に羽田空港に到着したんだけど、スポットが空いていなかったみたいで、まさかの沖止め。羽田空港第3ターミナルって、この時間帯でスポットが空いていないのかなぁ。

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沖止めなので羽田空港の地に立つ。もうここで焦っても仕方がない。埼玉県の自宅まで帰るのが微妙な時間帯となっているだけで、まだ時間も早いし、もしも帰れなくなっても都内に泊まればいいだけなので打てる策はある。だけど、羽田空港から遠い地域の人は、中国国際航空を利用する際には、定刻でも21:30なので遅延すると帰りが遅くなる可能性があることも想定した方がいいかもしれない。

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バスに乗るように案内される。

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でも、海外旅行のリハビリテーションとしては、予定通りに行かないことこそが旅行であることを思い出す。トラブルに遭遇しない方がいいけど、トラブルに遭遇して、誰かに聞いたり、交渉をしたり、なんとか解決しようとあがいてみることが大切。あがいてみれば、なんとかなるし、生死に関わるようなことは滅多にないはず。そして、それを繰り返しているうちに、旅の経験値が上がってくる。

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羽田空港第3ターミナルの手荷物受取所のターンテーブルが足りていないみたいで、ソウル金浦空港からの便の荷物をすべて流し終わってから、北京からの荷物が流れることになっており、さらに手荷物受取所で待たされる。これは、中国国際航空の問題ではなく、羽田空港第3ターミナルの問題で、おそらく、すでに羽田空港第3ターミナルのキャパシティがオーバーしているか、それに近い状況になっている。

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ようやくスーツケースを受け取り、税関審査場を通過する。荷物を預けていなければ、手荷物受取所で待つ必要はないので、余裕で終電車に間に合うので、次回は3泊4日だったらリュックサックひとつでの旅を目指そうかなぁ。

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制限エリアを出て到着ロビーに出る。現在の時刻は23:03。中国国際航空CA183便は22:13到着。到着から手荷物受取所でスーツケースを受け取って制限エリアを出るまでに50分かかっている。預け入れの手荷物がなければ余裕を持って終電車に間に合ったんだけど、終電車がギリギリになりそうなので急いで電車に乗る。中国国際航空を使用したヨーロッパ旅行、羽田空港からの出発が朝早いし、到着がちょっと遅いけど、ロシア上空通過で早い、安い、サービスは普通の三拍子が揃っている。西側航空会社がロシア上空を通過できない間は、まだ知らないどこかへ行くために、なにしろ乗っている時間が短くて、時間も早いというメリットがあるので、中国国際航空だけではなく中国系航空会社をリピートするかもしれない。(フランス・パリ滞在72時間の旅 おしまい)

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2024年8月 9日 (金)

2023年10月フランス・パリ滞在72時間の旅5日目(1)北京首都空港、中国国際航空ファーストクラスラウンジでシャワーを浴びる。

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2023年10月27日金曜日、パリ発北京行き中国国際航空CA934便は北京首都空港に到着する。ターミナルに入ると黄色で示された「転机」の案内に従って進む。

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北京首都空港の乗り継ぎはとても簡単で、そんなに歩かない場所に乗り継ぎカウンターがある。

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乗り継ぎカウンターは混雑しておらず、パスポートを機械に読み取らせて、チェックを受けて、手荷物検査を受ければ終了となり、行きと同様に5分程度で通過できる。北京首都国際空港の乗り継ぎは簡単で便利!もしも、北京首都空港での乗り継ぎが面倒だと話す人がいたら、それは何年前の話ですか?と聞いてみた方がいい。

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エスカレータを降りれば、もう出発フロア。そして、プライオリティパスで利用できる中国国際航空ファーストクラスラウンジの前に下りる。

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プライオリティパスで利用できる中国国際航空ファーストクラスラウンジのカウンターでシャワーの利用をお願いすると、シャワー室まで案内してくれる。

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シャワー室に入ると洗面台があり、アメニティが置かれている。

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真夏で汗をかいていないからまだいいけど、長時間のフライト後のシャワーは快適。

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バスタオルやスリッパ、ドライヤーがセットされている。

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乗り継ぎ時間は2時間あるので、シャワーを浴びたあとは、お昼ごはんを食べることにする。

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北京首都航空のファーストクラスラウンジのごはんは、北京首都空港が拠点でフラッグシップの中国国際航空のラウンジとあって、食べ物が充実している。

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天心もある。

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そして麺類も頼むことができる。

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おかずに、天心に、牛肉麺。もう食事としては十分すぎるくらい。

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ただし、ビールは缶ビールしかない。飛行機の中でも飲める水色の「燕京啤酒」とこのビールの2種類。

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全部のおかずを味見したくて、盛ってみたら、私の盛りつけ方が残念な感じ。でも、どのおかずも美味しい。もしも、プライオリティパスを持っているんだったら、ヨーロッパ最短距離のロシア上空を通過できて、食事が美味しい北京の中国国際航空ファーストクラスラウンジを使えるんだから、中国国際航空を積極的に選択してもいい。

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牛肉麺もインスタントじゃないので美味しい。

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天心は既製品だと思うけど、十分に美味しい。

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デザートはフルーツとヨーグルト。シャワーも浴びて、北京で美味しい中国料理も食べて満足な気分。

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だいぶ日が傾いてきた。

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そろそろ17:10発東京羽田行きCA183便の出発ゲートに向かうことにする。ラウンジの入口でパンダがお見送り。

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中国国際航空、安いし、ロシア上空通過で早いし、サービスは普通だけど悪くはないし、西側諸国の航空会社がロシア上空を通過できるようになるまでは積極的な選択肢として今は「あり」じゃないかなぁ?さらに、プライオリティパスを持っていたら、食事が充実しているファーストクラスラウンジも使えるんだから、中国に対する「偏見」がないんだったら、リピートありでしょう。中国系航空会社を利用するか、しないかは、おそらく自分自身の持っている中国に対する「偏見」との戦いになる。あなたの中国に対するイメージは、何年前のものですか?中国に実際に行って感じたものですか?それとも、実際の中国を知らないのに雑誌やネットによる情報でしょうか?その情報は何年前の情報ですか?少なくとも2008年の北京オリンピックよりも後の情報でしょうか?2008年って、もう15年以上も前の話ですよ。時代は変化しているわけで、どんどん情報をブラッシュアップしていかないと、時代に取り残されてしまう。そして、日本は「日本人としての誇り」どころか、すでに日本は衰退国で物価の安い国に落ちぶれてしまっていることも認めなくてはならないかも。

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気になるのは、長距離路線の出発時間からずれているせいなのか、北京首都空港の設備は立派だけど、お客さんが少なく賑わいを感じない。

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空港内のショップは閉まっているお店が多くて、ラウンジを使用しなかったら、ただ待っているしかない感じ。

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もちろん、オープンしているおみやげもの屋さんはある。

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だけど、いわゆるおみやげもの屋さんで、右下にカップラーメンは見えるものの、箱に入ったお菓子やお茶などのおみやげ価格のものしか置いていない感じで、あまり楽しくなさそう。プライオリティパスを持っていなくてラウンジを使えなかったら、乗り継ぎ時間が長いとちょっと退屈になるかもしれないなぁ。

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2024年8月 6日 (火)

2023年10月フランス・パリ滞在72時間の旅4日目(13)中国国際航空CA934便でパリから北京に向かう。

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パリ・シャルル・ド・ゴール空港ターミナル2EサテライトL。ようやく21:20を過ぎた頃にボーディングが開始される。機材はボーイングB777-300ER。

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B777は大型の機材だけど、搭乗の順番は整理されておらず並んだ順なので、機内で渋滞が起きている様子。機内に入る直前にフランス人のムッシュから「私はあなたを知っている」と声をかけられる。誰かと思ったら、チェックインカウンターに並んでいるときに、「こんにちは」と声をかけて、たいてい中国人と思われて「ニーハオ」って呼ばれるけど私は日本人なんだから「こんにちは」って言ってほしいんだよねと話していたムッシュと再会し、笑顔で握手する。

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21:50になって、ようやくボーディングが完了。たぶん1時間以上の遅延になると思うけど、今回は北京で5時間近くのたっぷりの乗り継ぎ時間があるので問題ない。まぁ、乗り継ぎに失敗することなく、東京に帰ることができればいい。

26OCT CA934 CDGPEK 20:20 12:25+1
27OCT CA183 PEKHND 17:10 21:30
※CA=中国国際航空 HND=東京羽田 PEK=北京首都 CDG=パリ・シャルル・ド・ゴール

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21:56に機内安全ビデオが始まる。

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機内安全ビデオは、パンダが出てきたり、見てもらえるように工夫されている。

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ところが、貨物の積み込みに時間がかかっている様子でなかなか離陸しない。23:55にようやく離陸。当初は20:20の出発予定だったから、おそらく3時間くらいの遅延となりそう。それでも、北京での乗り継ぎ時間は十分にあるので心配はしていないんだけど。

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中国国際航空は最初に飲み物のカートが来る。おなじみの水色の「燕京啤酒」。

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そして、機内食の時間。もう一つの選択肢はなんだか忘れたけど、確かヌードルで、ヌードルじゃないチキンを選択する。機内食はどこの航空会社かを気にするよりも、どこで積まれたかを考えた方がいい。「中国国際航空の機内食」というと、中国に対する偏見に満ちあふれた人は「まずくて食べられない」と言うに違いないんだけど、「フランスで作られた機内食」といえば同じ機内食でも「さすがは、おフランスの機内食は美味しい!」と言うだろう。まぁ、一部のフランス愛好家の人は、フランスはなんでもおしゃれでステキな夢の国というような「偏見」を持っている人もいるので、それもどうかと思うけど。

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パリで積まれた中国国際航空の機内食、鶏肉のフリカッセのような感じだけど、美味しい。中国国際航空の機内食、美味しいじゃん。

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パリから積まれたカトラリーは木製。ヨーロッパではすでにプラスチック製のカトラリーは禁止されているのかなぁ?

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今回、中国国際航空を利用してみて感じていることは、2016年と比較すると中国人の乗客が旅慣れてきていて騒ぐ人がいなくなったということ。静かにスマホやタブレットで動画を見ている人が多いし、お行儀の悪い人はいない。そして、ロシア上空通過できる時短ルートであることも知ってか、ヨーロッパの人たちがけっこういる。サービスについても、特別に良いところはないかもしれないけど、特別に悪いこともない。トイレも汚くて使えないということはなく、他の航空会社と変わらない。おそらく、中国に対する偏見を持っていなければ、まったくもって普通で問題ない。

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最後にティーカップに中国茶をもらう。

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夕食が終わる頃にはリトアニアのカウナス上空を通過中。バルト三国にもいつか行ってみたいなぁ。今回のパリ旅行で、世界中の「まだ知らないどこか」へ行ってみたいという好奇心が復活してきている。実はコロナ禍の直前の2020年ごろは行きたいと思うディスティネーションが枯渇していたんだけど、このコロナ禍の4年間で行きたいと思うディスティネーションの想像ができてきた。そして、今回のパリ旅行を通して、世界中のまだ知らないどこかへ行く旅の楽しみや、街を歩いて発見する好奇心が復活してきた。

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中国国際航空は西側諸国が乗り入れないロシア上空を通過するので最短距離を北京に向かう。もちろん、最短距離なので所要時間も短い。ウラル山脈を超えて、オムスクを通過。

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早くも照明が入り、これから朝食のサービスが始まる。

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まだロシア上空。アバカン、チェルノゴルスクの地名が見える。

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最初に飲み物のサービス。今日はオレンジジュースはないみたいなのでリンゴジュースをもらう。

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朝食はオムレツを選択する。クロワッサンとフルーツ、フロマージュフレなんて、フランスの朝ごはんらしい感じ。

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もちろん、オムレツの見た目は今ひとつだけど美味しい。確か、エールフランスのフランスで積んだ機内食もこんな感じの、見た目の悪いオムレツだった気がする。

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食後は中国茶。

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朝食が終わるころにはモンゴル上空に入る。北京までは残り約2時間。

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北京に近づいてきて、高度が下がってくる。窓からは地上がはっきりと見える。

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まもなく北京首都空港に着陸する。

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2023年10月27日金曜日15:06、中国国際航空CA934便は北京首都空港に着陸。定刻は12:25到着予定なので、2時間41分の遅延となる。まぁ羽田行きのCA183便は17:10発なので、2時間もあれば乗り継ぎには問題ない。むしろ、ポジティブに考えれば長すぎる乗り継ぎ時間を短縮してくれたからラッキーかも。もちろん、これが乗り継ぎ時間がタイトだったら、焦ると思うけど。

26OCT CA934 CDGPEK 20:20 12:25+1
27OCT CA183 PEKHND 17:10 21:30
※CA=中国国際航空 HND=東京羽田 PEK=北京首都 CDG=パリ・シャルル・ド・ゴール

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ボーディングブリッジを渡り、北京首都国際空港のターミナルに入る。

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2024年8月 2日 (金)

【パリ 2023/10/26 17:31】フランス・パリ滞在72時間の旅4日目(12)重大な失敗!手順を間違えてシャルル・ド・ゴール空港のラウンジ“Yotel Air Airport Lounge”に行きそびれる。

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【2023年10月26日17:31シャルル・ド・ゴール空港2駅“Aéroport CDG2”】
70h経過

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電車は終点シャルル・ド・ゴール空港2駅に到着。ホテルを出たのが16:31なので、ここまでちょうど1時間。

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今回の旅行で、とうとうRER-B線の車両に乗るのもこれが最後。

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空港駅に着いてしまえば、基本的に乗客は空港利用者なので、警戒心はそんなに強く持たなくても大丈夫。

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ここまで来れば、いつも利用しているターミナル2Eに向かうだけ。むしろ、滅多に利用しないのでよくわからないターミナル1よりも、安心。そもそも、中国国際航空はスターアライアンスだからターミナル1だと思い込んでいて、すっかりターミナル1だと思い込んでいた。

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この案内板はいつも空港駅の象徴としては感じているけど、案内板として見ている人いるのかなぁ?

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あとはターミナル2Eの表示に従い、いつもの通り長い通路を進む。

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短いエスカレータを上がればターミナル2Eに到着。

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まずは出発案内板をチェック。中国国際航空のチェックインカウンターの位置がわからない。

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20:20発中国国際航空北京行きCA934便のチェックインカウンターは10番、ゲートはサテライトLのL46番ゲート。事前に通知を受けている通り、1時間遅れの21:20の出発予定。

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とりあえずチェックインを済ませる。けっこう列ができている。

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カウンターを案内するフランス人のムッシュから「こんにちは」と声をかけられる。ムッシュと「どうして、私が日本人だとわかったの?私は日本人だけど、街中だと絶対に中国人だと思われて『ニーハオ』と声をかけられることが多い。私は中国人じゃない。私は日本人なんだから『ニーハオ』じゃなくて『こんにちは』なんだ」と笑いながら話す。

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現在の時刻は18:29出発が1時間の遅延でパリ21:20発なので時間はたっぷりあるんだけど、もう空港でやることもないので出国審査場に向かう。これにてパリ滞在72時間は終了。今回はNHK「ドキュメント72時間」を意識して72時間を強調しているけど、オーストリア・ハルシュタット編だって実は現地滞在時間72時間だし、休暇5日間で行く私の旅行は、現地滞在時間は72時間であることが多い。逆に言えば、72時間あれば交通の便が悪いハルシュタットだって行けるんだから、どこにだって行ける。まぁ、お金があれば間違いなくどこにだって行けるんだけど、残念ながら私の場合は旅費が無制限ではないので、限られた予算で旅をするためには工夫で乗り切るしかない。

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サテライトLなので、シャトルに乗る。

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シャトルが到着。

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ターミナル2Eを出発し、サテライトLに向かう。

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エスカレータに乗って、何度か利用しているラウンジ“Yotel Air Airport Lounge”に向かうことにする。ここで、私は後戻りができない重大な失敗をする。

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ラウンジ“Yotel Air Airport Lounge”に行くには手荷物検査場を通過してはいけなかったんだけど、そのことをすっかり忘れていた。目の前で手荷物検査場がものすごく混雑していて、通過に時間がかかりそうだと思って早めに通過しようと思って手荷物検査場に並んでしまう。手荷物検査場を通過してしまったら、もうラウンジに後戻りはできないことに通過してから気がつく。まぁ、汗をかく時期でもないので、シャワーを浴びなくてもいいし、ラウンジ自体もそんなに魅力的ではないんだけど、今までラウンジを何度か利用しているのに今回は失敗しまったことにショックを受ける。やっぱり、フランス旅行は4年4ヶ月のブランクがあるので、旅の仕方を忘れている。

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どうして手荷物検査場を通過してしまったんだろう。旅の感覚が鈍っている。でも、過ぎてしまったことはもう仕方がない。そのことによって致命的に困ったことになっているわけじゃないし。とりあえず、出発ゲートであるL46番ゲートを確認する。

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フランスに何度か旅行をすると空港でも駅でも“retardé”という単語がお馴染みになってくる。事前のショートメールの通知の通り出発は遅延となり21:20の予定。むしろ、中国国際航空、ショートメールで遅延を知らせてくれるなんてなかなか親切。

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ラウンジに行きそびれたので、ベンチに座って待つしかない。

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ターミナル内を探検しているとラデュレ“Ladurée”を発見。以前はパリでおみやげに買っていた時期もあるけど、新宿や銀座で普通に買えるようになってからはパリではおみやげとしては買っていない。おみやげに買うつもりはないけど、暇なので見てみることにする。

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日本と同じフレーバーのような気がするけど、フランス限定のフレーバーとかあるのかなぁ?

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時間はたっぷりあるので、その場で食べるマカロンを買うことにする。

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マカロンはバラ売りも可能で、紙袋に入れてくれる。

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けっきょく、私が好きなのはピスタチオとシトロン。今回のパリ旅行で、パリで最後に口にしたものはラデュレのマカロン。マカロンは買ってすぐに食べるのが一番美味しい気がする。

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2024年7月30日 (火)

【パリ 2023/10/26 16:31】フランス・パリ滞在72時間の旅4日目(11)パリを去り、パリ・シャルル・ド・ゴール空港へ向かう。

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【2023年10月26日16:31イビス・モンマルトル・サクレクール“Hôtel Ibis Paris Montmartre 18ème”】
69h経過

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時刻は16:31。中国国際航空パリ発北京行きCA934便は定刻だと20:20の出発予定だけど、すでに1時間の遅延の通知を受けているので、もう少しパリに滞在することもできるけど、RER-B線の帰宅ラッシュに巻き込まれたくないので、ちょっと早めに空港に向かう。

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ブランシュ駅に向かって歩き始める。

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このルピック通り“Rue Lepic”を上がれば、ついさっき訪れたアメリの働くカフェ・デ・ドゥ・ムーラン“Café des Deux Moulins”がある。そう、ホテルのすぐそばに庶民的な商店街がある。レストランでの食事をせずに、お惣菜グルメを楽しむのも、それはそれで楽しいかも。どうしても、あちこち巡りたくなってしまうんだけど、本当に何も考えずにのんびりパリで過ごすという旅もおもしろいかも。今回の旅行はリハビリテーションなので、感覚がまだまだ鈍っているけど、好奇心を感じることはだいぶ復活してきたような気がする。そして、今回の旅行で私はフランスが好きなんだなぁとつくづく感じる。フランス、そしてパリは何回も来ているのに飽きないし、また来たいと思ってしまう。

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最後に見るムーラン・ルージュ。

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ブランシュ駅からメトロ2号線に乗って、パリ北駅を目指す。

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週間定期券(ナヴィゴ セメーヌ“Navigo Semaine”)をチャージしたナヴィゴを持っているので、シャルル・ド・ゴール空港まで切符を買わずにICカードを自動改札機にかざす。

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メトロ2号線ナシオン方面の乗り場に向かう。ラ・シャペル駅“La Chapelle”の左に“Gare du Nord”の表示を確認。

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パリのメトロ、そしてRER-B線はラッシュ時間は本当に混むので混まないといいんだけど。

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まだ16:38だから、帰宅ラッシュを回避できるはず。特にパリ北部を通るRER-B線は空いていても警戒しなくちゃならないのに、スーツケースを持っているのに混雑していたら、空港に着くまで緊張しっぱなしとなる。

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今回の旅行でパリのメトロの車両に乗るのもこれが最後。ようやく、新しいメトロの終点を覚えてきて、路線図を見なくても行きたいところに行ける勘が戻ってきたのに。

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メトロ2号線はまだ混雑していない。ラ・シャペルまでは、たった4駅。

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メトロ2号線は地上に出て、高架橋でパリ北駅の上を通過する。

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ラ・シャペル駅で降りる。この駅で降りる人が多くて、車内は空いている。

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とうとうパリのメトロともお別れ。今回のパリ旅行、知っている場所しか行っていないし、知っているレストランしか行っていないし、かなり保守的な街歩きだったかも。というのも4年4ヶ月ぶりのパリで、自分が知っている場所はコロナ禍を経てどうなってしまったんだろうという確認しておきたい気持ちが強かったのかも。結論としては、パリはコロナ禍を経ても変わりません。変わったのは、メトロの終点の駅名くらい。

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ラ・シャペル駅での乗り換えは、乗り換えが1回で済む反面、高架駅から地下通路を通ってパリ北駅に向かうために、スーツケースを持った移動はちょっと大変。上りはエスカレータがある。

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下りは階段しかない。

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高架駅なのでさらに階段で地下に下りる。

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パリ北駅との連絡通路。

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RER-B線の乗り場に到着。パリ・シャルル・ド・ゴール空港へは北行き“Nord”のホームに下りる。

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空港行きの電車は2分後に到着予定。空港までノンストップの電車もあるんだけど、どういうパターンで運行されているのかがよくわからず、いつも来た電車に乗っている。残念ながら、次の電車はパリ北部の駅に全て停車する各駅停車。

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ホームに降りたら周囲を警戒する。でもパリ北駅は黄色いビブスをつけた係員が立っているので、まだ安心かも。係員の視界に入るところにいるようにする。行き先表示は“EGRE”と表示されている。列車種別だと思うんだけど、よくわからない。

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行き先表示に“Aéroport CDG2”と表示されているのでこの列車で間違いない。

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スーツケースを持っているのでドアサイドの席に座る。混雑していないので一安心。

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途中からは普通の座席に座る。怪しげな人も周囲にはいない。空港に行く支線に入ると旅行者がほとんどで一般の通勤客はほぼいなくなるので、張り詰めていた緊張感がちょっと緩む。緊張感が緩んできたので、電車の中で今回の旅を振り返ってみる。繰り返し感じているのは、今回のパリ旅行は、知っている場所しか行っていないし、食べるものだって4年4ヶ月ぶりにパリで食べたいものを食べているので、レストランの新規開拓はしておらずレストラン選びもすでに行ったことがあるところのみで保守的だったかも。まぁ、今回はコロナ禍を経てのリハビリテーションだから仕方がないか。

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パリ・シャルル・ド・ゴール空港の管制塔が見えてきた。まもなく、無事に空港に到着できる。ひとつだけわかったことは、私はフランスが好き。そして、パリが好き。きっと、また私はパリに帰ってくる。

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2024年7月26日 (金)

【パリ 2023/10/26 15:31】フランス・パリ滞在72時間の旅4日目(10)アメリのカフェ“Café des Deux Moulins”でクレーム・ブリュレ。

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【2023年10月26日15:31カフェ・デ・ドゥ・ムーラン“Café des Deux Moulins”】
68h経過

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映画アメリで、アメリの働くカフェ・デ・ドゥ・ムーラン“Café des Deux Moulins”は、庶民的な商店街の一角にある。

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久しぶりに、アメリのカフェに入ってみる。

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今でもアメリがいる。

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今日はアメリの聖地巡りをしているようなものなので、ここで食べるのはクレーム・ブリュレ“Crème brûlée”でしょう。

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今回のパリ旅行はコロナ明けのリハビリテーションのようなもの。ふらっと街角のカフェに立ち寄ったりすることも少ないし、ちょっと前に気になったマドレーヌもけっきょく素通りしちゃっているし、ディスティネーションの中で一番慣れているパリなのに、新規開拓ができていなかったなぁ。「まだ知らない」エトルタには行ったけど、パリの街歩きはちょっと保守的だったかも。

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でも、今回はリハビリテーション。そして、コロナ禍を経て私の知っているパリがどう変化したかを確認する街歩きになっている。2001年に日本でも公開された映画アメリで、日本でクレーム・ブリュレが有名になったんじゃないかなぁ。

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アメリの楽しみは、クレーム・ブリュレのカラメルをスプーンで割ること。今回のパリ旅行は、最後にクレーム・ブリュレをスプーンで割って、食べるところで立ち寄るスポットは最後にする。

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ホテルに戻るんだけど、Googleマップにゴッホの家の表示があるために見にいってみることにする。再び、坂道をアベス通りに向かって上がる。

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この商店街、フロマージュリーもある。成熟したチーズを買って、ホテルでワインと楽しむのもいいかも。私の旅行は弾丸旅行なので、歩き回ってしまうことが多いんだけど、暮らすように過ごす旅で1ヶ所にどっぷり滞在して過ごす旅もいいかもしれないなぁ。

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左側の道を進めばホテルに着くはず。ゴッホの家は、右側の坂道を上がっていく。

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小さなパティスリー。最終日に今さら気がついたんだけど、ホテルの周辺、けっこう楽しいじゃん。

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焼き菓子が得意なのかなぁ?

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どれがゴッホの家かはわからない。かつてゴッホがアパートの一室に住んでいたということなんだろうなぁ。でも、どの建物かは調べないとわからない。「るるぶ2024」で調べてみると、この青い扉の建物らしい。

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かつては青いドアの左側にプレートがあったんだけど、今は外されてしまっている。2年間くらいゴッホがかつて暮らしていたアパートだけど、今は普通に住民が住んでいるアパートだから、観光客に注目されたくないんだろう。

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もうホテルに向かう。

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橋を渡ってホテルに向かう。

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大きな建物がイビス・モンマルトル・サクレクール。

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橋の下は、モンマルトル墓地。墓地の上を橋が架けられている。

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こちら側からホテルに戻るのは初めてかも。

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ホテルのすぐ横にあるおみやげもの屋さんは、けっこう品揃えがいい。

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とうとう今回の旅行もあとは空港に向かうのみ。スーツケースを受け取るためにホテルに入る。

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イビスなのに1泊190ユーロ!?

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ロビーが昨日とは違う雰囲気。すっかり、ラグビーワールドカップ2023モード。

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試合は明日2023年10月27日が3位決定戦のアルゼンチン対イングランド戦、28日が決勝戦のニュージーランド対南アフリカ戦の予定。どちらもパリ郊外のサンドニ“Saint-Denis”にあるスタッド・ド・フランス“Stade de France”で試合が行われる。今回の旅行のパリのホテル代の高騰は、タイミングが悪かったせいかもしれない。たぶん、ラグビーワールドカップの日程を考慮しなかった、私のミス。

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スーツケースを受け取って、帰国のための最終パッキングをしてみると、かさばるのはリドルで買ったマドレーヌくらいで中身はスカスカ。以前はフランス旅行に行くと、スーパーマーケットで買った食材をスーツケースいっぱいに詰め込んだんだけど、最近は現地で買い込むことが少なくなっている。おみやげを買わないのなら、スーツケースは3泊程度だったら要らないかも。コロナ禍で海外旅行に行けない時期に3泊4日の国内旅行をリュックサックのみで問題なくこなせているので、海外旅行もリュックサックひとつで行けるような気がしている。かつてリュックサックひとつでの海外旅行を試した時は、ロンドンでおみやげを買い過ぎて、さらにイギリスでは安いクラークスの靴まで買ってしまって大失敗だったんだけど、買い物を少なくすれば、きっと大丈夫。

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2024年7月23日 (火)

【パリ 2023/10/26 15:17】フランス・パリ滞在72時間の旅4日目(9)ル・グルニエ・ア・パン・アベス店“Le Grenier à Pain Abbesses”でパン・オ・ショコラを。

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【2023年10月26日15:17、アベス駅周辺】
68h経過

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私にとっては定番ルートの映画アメリの聖地、コリニョン食料品店“L'épicerie de monsieur Collignon”の前の坂道を降りる。

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アベス通り“Rue des Abbesses”に出て、アベス駅方面に向かう。

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サン=ジャン=ドゥ=モンマルトル教会“Église Saint-Jean de Montmartre”は1904年に完成したコンクリートで作られた建物。

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アベス広場“Place des Abbesses”に向かう。

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公共の水飲み場であるヴァラスの泉“Fontaine Wallace”には、炭酸水が出るところもあるらしい。

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残念ながらアベス広場に隣接するジュテームの壁“Le mur des je t'aime”は、工事中のために閉鎖されている。

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私のモンマルトルのお散歩コースは、アベス駅でメトロに乗って終了することが多いんだけど、もう滞在時間の残り時間も少なくなっているので、このままクリシー広場のホテルに歩いていくことにする。

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アベス通りを西に向かう。カフェの装飾がおもしろい。

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麹町や恵比寿にも支店があるル・グルニエ・ア・パンのアベス店“Le Grenier à Pain Abbesses”が見えてきた。

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今ではフランス国内に35店舗、日本にも支店があるル・グルニエ・ア・パンはプラスディタリーにあるのが1号店と言われている。

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私が買うのは、ベーシックなパン・オ・ショコラを1つだけ。パン・オ・ショコラは朝ごはんにも、おやつにも最高に美味しい。そして、ベーシックだからこそ、パンの味がわかりやすい。パリで食事用のパンやチーズ、お惣菜を買ってホテルで食べるのもいいなぁと思っているんだけど、私の旅は弾丸旅行なので滞在期間が短くて、短い期間に食べたいものもたくさんあるので、レストランに行ってしまう。

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今回のホテル、イビス・モンマルトル・サクレクール“Hôtel Ibis Paris Montmartre 18ème”からちょっと歩けば、庶民的な商店街。もしも暮らすように買い物をして、ホテルでごはんを食べようと思ったら、アベス通り沿いは生活に密着したお店が多いので、なかなか良いエリア。お肉屋さんで、ソシソン・セックを買うだけでワインのおつまみには最高。

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中華のお惣菜屋さんも食事を安く済ませるためにはとてもいい。テイクアウトして、ホテルで食べてもいい。

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もちろん、カフェやレストランもある。今回は、なにしろ4年4ヶ月ぶりのパリで、久しぶりに食べたいものを食べたいと思って、メトロに乗って夕食を食べに行っているけど、ホテルの周辺でごはんを食べてもよかったのかも。

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斜め左の路地を進めばホテルに着くと思うけど、庶民的な商店街が楽しくて、ブランシェ駅の方向にルピック通り“Rue Lepic”を下ってみる。角にあるベルギー発祥のル・パン・コティディアン“Le Pain Quotidien”も日本支店もある有名なお店。

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ル・パン・コティディアンの反対側の角には魚屋さんがある。

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ムール貝や牡蠣が売られている。

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ウニ“Oursin”は生で食べられている。左下に見えるのはマテ貝“Couteaux”。

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ノルマンディ産のホタテ貝“Coquille saint-Jacques”が美味しそう。海老は茹でてあるのかなぁ。

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サーモンとエトルタでお昼ごはんに食べたタラ“Cabillaud”。

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もうちょっと商店街の雰囲気を楽しみたくてブランシェ駅に向かってルピック通りを下る。

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街角のタルト屋さんのタルトが美味しそう。

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お惣菜屋さんがある。本当にテイクアウトグルメでホテルで夕食でもよかったかも。最近、テイクアウトの夕食なんて食べていないなぁ。円安ユーロ高の今こそチャンスなのかもしれない。ル・グルニエ・ア・パンでバケット(フランスパン)を買って、メインはチキン。デザートは、タルト屋さんでタルト。

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そして、絶対に外せないつけ合わせは、私が大好きなグラタン・ドフィノア“Gratin Dauphinois”。

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八百屋さんもあるし、庶民的な商店街を歩くのは楽しい。

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2024年7月19日 (金)

【パリ 2023/10/26 14:57】フランス・パリ滞在72時間の旅4日目(8)テルトル広場からモンマルトルを散策する。

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【2023年10月26日14:57、モンマルトル・テルトル広場“Place du Tertre”】
67h経過

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サン・ピエール教会を出て、テルトル広場に向かう。コロナ禍があったことなんて忘れてしまうくらい観光客が多い。

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日本が世界的にコロナ禍の回復に出遅れただけで、パリではだいぶ前から日常生活は戻っていたのかもしれないなぁ。なにしろ、2022年11月にカタールで行われたFIFAワールドカップで、中継放送を見て観客がマスクなんてほとんど誰もしていないことにやっと気がついた日本人も多いんじゃないかなぁ。

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テルトル広場には、似顔絵を即興で描く絵描きさんがたくさんいる。

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暇にしている絵描きさんがいないほど、賑わっている。

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本人の顔には、ぼかしをいれてしまったんだけど、雰囲気はいい感じ。

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こちらも本人の顔にはぼかしをいれてしまったけど、即興のスケッチでこれだけ描ければ大したもの。

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テルトル広場から真っ直ぐ伸びる道がある。私はこの先の階段の風景が好き。

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階段を上ろうとは決して思わないんだけど、階段の上から見る風景が好き。正面に見えるのはモンパルナスタワー。

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画家が自分の作品を売っている。

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多くの観光客で賑やかなテルトル広場、楽しい。繰り返しになるけど、パリではずいぶん前からコロナ禍が終わっていたのかもしれないけど、コロナ禍が終わったんだと実感する。

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テルトル広場から坂道を降り始める。

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アベス駅方面から坂を上がってくる観光客も多い。

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狭い路地には、カフェやレストランが並んでいる。

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振り返ると、サクレ・クール寺院のドームが見える。私はいつもこの坂道を下りていくんだけど、坂を登りながらドームが近づいてくるルートも面白いかも。

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Googleマップを見ながら、いつもと違う道を歩いてみる。

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マルセル・エイメ広場“Pl. Marcel Aymé”には、マルセル・エイメによる小説「壁抜け男」“Le Passe-Muraille”にちなんだ彫像がある。

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ムーラン・ド・ラ・ギャレット“Le Moulin de la Galette”は、モンマルトルにあった小麦を挽く風車の名残。その後は酒場となり、現在ではレストランになっている

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坂を下りていくと、いつものアベス駅に向かう定番ルートに戻る。

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洗濯船“Le Bateau-Lavoir”の横に昔からあるティモテル・モンマルトル横の公園を下りていく。

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モンマルトルの丘に並行して伸びる道も私の好きな風景。

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パリに通っているうちにいつの間にかお店ができていて、ずっと気になっているけど、まだ試せていないジル・マルシャル“Gilles Marchal”。

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焼き菓子のマドレーヌが並んでいる。以前に日本人女子が入っていくのを見たことがあるので有名なんだろうなぁ。

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映画アメリの聖地、コリニョン食料品店“Maison Collgnon”。

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ちゃんと八百屋さん“Au Marché de la Butte”として実在する。

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今でもお店の横にはアメリのポスターが飾られている。映画アメリの2001年日本公開からもう20年以上が経過している。私がアメリを見た映画館、渋谷シネマライズはもう閉館してしまっているし、時の流れを感じてしまう。

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2024年7月16日 (火)

【パリ 2023/10/26 14:29】フランス・パリ滞在72時間の旅4日目(7)モンマルトルのサクレ・クール寺院へ。

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【2023年10月26日14:29、モンマルトルの丘】
67h経過

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短いケーブルカーを降りて、パリを一望できる展望台に向かう。

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最近はモンマルトルの丘が南京錠で愛を誓う聖地なのかなぁ?

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サクレ・クール寺院前の階段では、座り込んでパリの風景を眺める人が多い。

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サクレ・クール寺院は、見た目はドームを持つビザンチン様式だけど、歴史的に古いものではない。普仏戦争(1870-1871)の慰霊のために建設が始まったのは19世紀の1875年。完成は20世紀の1923年。

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曇っているのがちょっと残念だけどパリを一望できる。

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観光客が集まる場所には非正規のおみやげ屋さんがいたりする。今回はいなかったけど、寄付を求める署名詐欺を以前はよく見かけた。観光客が集まる場所で近づいてくる人は、基本的に怪しい人だと思うべき。

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サクレ・クール寺院に入るには入場は無料だけど、セキュリティチェックがあるみたいで、列に並ぶ。

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パリではビザンチン様式のドームがある教会は少ない。そしてドームには大きなモザイク画。

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中央のドームを見上げると、光が差し込んでいる。

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寺院の最後部の席に座り、コロナ禍を経て再びパリを訪れることができたことを神に感謝する。

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建物を出ると目の前にパリが広がっている。

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ギターを弾き、歌う人。

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車椅子のミサンガ売り。

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私の見学コースは、このままテルトル広場“Place du Tertre”に向かって歩いていく。今まで気にしていなかったけど、サクレクール寺院の隣にあるサン・ピエール教会“Église Saint-Pierre de Montmartre”の方が、古い教会の雰囲気を感じる。教会があることは気がついていた気がするけど、この教会には入ったことがないかも。

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正面からは見えないんだけど、サクレ・クール寺院には鐘楼がある。

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私はいつもアンヴェール駅からサクレ・クール寺院に上がってから、テルトル広場に立ち寄って、アベス駅まで歩くことが多いんだけど、逆のコースで坂道を登ってくる観光客も多い。

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レストラン、カフェ、食べ歩きができるクレープなどの食べ物屋さん、おみやげもの屋さんなどが並び、パリで最も観光地らしいかもしれない。

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テルトル広場の入口にシトロエン2CVが置かれている。

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何度もここを歩いているのに、どうして今まで、サン・ピエール教会に立ち寄ったことがないんだろう。門が開いているので立ち寄ってみることにする。

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サン・ピエール教会は古く、12世紀の1134年にルイ1世により、ロマネスク様式の教会として建てられ、初期ゴシック様式の影響も受けている。今までは素通りだったし、まったく知らなかったんだけど、サン・ジェルマン・デ・プレ教会に次いでパリでは古い教会らしい。パリは何度訪れても新しい発見があるからおもしろい。今回なんて、自分自身が以前から知っているパリしか歩いていないのに。

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小さな教会で、賑やかなテルトル広場のそばにありながら、静かな教会。その雰囲気がいい。私も存在に気がつかなかったんだけど、もっと有名でもいい。

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教会の敷地内にテイクアウトの小さなお店。看板に書かれているのはヴァンショー(ホットワイン)。

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そして、バーバパパ“Barbe à papa”。

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ヨーロッパでは冬になるとよく売られている焼き栗“marrons chauds”。

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左下のカップの量によって料金が変わる。一番小さいカップだとあまり入らなそうだけど。

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2024年7月12日 (金)

【パリ 2023/10/26 14:09】フランス・パリ滞在72時間の旅4日目(6)残り5時間!最後の目的地、モンマルトルの丘へ。

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【2023年10月26日14:09、ピガール駅】
67h経過

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ピガール駅でメトロ2号線に乗り換える。

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パリのメトロに迷わずに乗るには、方向を間違えないこと。終点の駅を覚えておけば、すぐにどちらに進めばよいのかがわかる。だけど、今回、4年4ヶ月の間に、延伸されている路線があって終点の駅名が変わってしまって、最初はちょっと戸惑ったんだけど。

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もしも、わからなかったら、駅名を確認すればいい。2号線東方面の終点はナシオン。たった1駅だけど目指すアンヴェール駅“Anvers”を確認できるので、乗り場へ向かう。

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新しい車両のメトロ2号線。

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ドアも自動で全部のドアが開く。

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たった一駅でアンヴェール駅に到着する。

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列車を降りて出口に向かう。

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出口“Sortie”の上に“Sacré Cœur”と書かれているので間違いない。

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パリのメトロの駅は映画の広告をよく目にするかも。「少年とサギ」“Le Garçon et le Héron” (君たちはどう生きるか)がパリでは6日後の2023年11月1日に封切りとなる。

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地上に出るとさすがに観光地の最寄駅なので混雑している。

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信号が青に変わったので、道路を渡り、狭い路地に向かう。

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アンヴェール駅からサクレクールに向かうこの坂道を歩くのが好き。

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この狭い通りはお土産ものだけではなく、布地を売る店もあったんだけど、今はほとんどおみやげもの屋さんになっちゃっているかも。

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でも、パリで観光客向けのおみやげを買うんだったら、この通りがいいかも。

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バックだって5ユーロと安いわりにデザインはかわいい。もちろん、フランスで作られたものではないと思うけど。

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サクレ・クール寺院“Basilique du Sacré-Cœur”が見えてきた。

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ちょっと怪しげなミッキーマウス。

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丘の上に立つサクレ・クール寺院は絵になる風景。私はこの位置から見上げるサクレ・クール寺院が好き。

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映画「アメリ」“Le Fabuleux Destin d'Amélie Poulain”にも登場するサン・ピエール広場“Pl. Saint-Pierre”のカルーセル“Carrousel”。

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坂を上がらずにケーブルカー“Funiculaire”乗り場に向かう。

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週間定期券(ナヴィゴ・セメーヌ“Navigo Semaine”)はケーブルカーもフリーパス。

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こんなところで帽子が売られているけど、確かにちょっと気になるので足を止める人はいるかも。

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ケーブルカーと言ってもとても小さい。

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小さいケーブルカーなので残り座席数が表示されている。「出発」と「空席」が漢字で表示されている。

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モンマルトルの丘をケーブルカーはゆっくりと登っていく。

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