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2024年6月28日 (金)

ドル、ユーロへの両替は新宿駅西口金券ショップ街の両替所での両替がお得!

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2024年6月27日、木曜日。新宿駅西口。2024年6月27日、東京外国為替市場は1ドル160円を超えて、160円台半ばで取引されている。とうとう1ドル160円となってしまっており、ユーロも171円台半ばでの取引となっている。最近、新宿駅西口から西武新宿駅に密集している金券ショップ街で両替をするお店が目立つようになってきた。ドルやユーロの現金を手に入れるためには日本国内の空港で両替した方が現地よりもお得なイメージがあるけど、はたして、空港の銀行よりも市中の両替所の方がレートがいいのかなぁ?今日は今までは素通りしていた金券ショップ街を見てみることにする。

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参考までに三菱UFJ銀行系のワールドカレンシーショップの2024年6月27日のレートは、1ドル163.58円、1ユーロ176.00円となっている。

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2024年6月27日10:10現在の三菱UFJ銀行のドルのTTSは160.98円、TTBは160.48円。ユーロのTTSは171.87円、TTBは171.37円となっている。

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まずは金券ショップが並ぶ目立つ場所にあり、外国人旅行者の列ができている外貨両替インターバンク。

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1ドルが160.58円、1ユーロは171.58円のどちらも三菱UFJ銀行のTTSを下回っており、1ドル163.58円、1ユーロ176.00円のワールドカレンシーショップと比較してかなりレートがいい。特にユーロは4.42円も違う。

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新宿大ガードの横断歩道を渡ったところにチケットレンジャーがあり、ここでも両替をしているみたい。

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こちらのお店は、外国人旅行者が円を買う場合はインターバンクの方がレートがいいけど、大差はないんだけど日本人が外貨を得るためにはレートが若干いいかもしれない。ノーコミッションで、1ドル160.19円、1ユーロ171.29円となっている。どちらもTTSどころかTTBも下回っており、実際の外国為替レートの中値よりも安い。外国為替レートの中値を割ると損すると思うけど、おそらく金券ショップのノウハウが生かされていて、商品券などと同様に買い値と売り値のわずかな差を利益としているのだろう。今までは、金券ショップの両替所があることは認識していたんだけど、ドルやユーロを買う場合はレートが銀行よりもかなり良いことがわかる。

もっとも、ヨーロッパ旅行では、まったくキャッシュがないのも不安だけど現金キャッシュを使わずにクレジットカードのみで決済しても、ほぼ困らない。盗難を考えるとクレジットカードの方が安心でもある。仮に現地で大きなお買い物をした場合はたぶんカードなので、大きな金額を両替することはないだろう。だから、今はキャッシュはあまり必要ないのかもしれない。私の場合は、現地で使う金額が大きくないので、現金キャッシュの為替レートを気にしたところで大きく損することも得することもないかもしれない。だけど、もしも海外旅行に行く予定が決まったら、用事があって新宿に行くときがあれば、金券ショップで事前に外貨を準備することを覚えておけば、1ユーロが176.00円→171.29円と4.71円の差があるので、ちょっとだけお得かもしれない。まぁ、金券ショップでちょっとだけ安い商品券や映画の前売り券を買うのと同じ考え方で、両替もできると覚えておいた方がいい。

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2024年5月14日 (火)

2024年7月、夏のマッターホルン計画は旅行費高騰のために断念か?

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2020年3月に新型コロナウイルス感染症の影響により延期となった、2020年7月に企画していたマッターホルン計画を4年越しに2024年7月に実行しようと思い、航空券の手配から検討をし始める。ゲートとなる空港は、チューリッヒかジュネーブ。チューリッヒの最安値はカタール航空の170,820円。ジュネーブには中国国際航空が飛んでいるんだけど、頼みの中国国際航空も残念ながらカタール航空よりも高額で、さらに現地滞在時間が短いので却下。前回のパリ旅行では格安の中国国際航空だったけど、ロシア上空通過の最速最短ルートのわりにリーズナブルな価格であることに気がついてしまった人が多くなってしまい、もう中国系航空会社も安くはなくなってしまっているのかも。

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航空券はカタール航空で考えることにする。ドーハでの待ち時間が長いけど、逆に考えれば、多少の遅延をしても問題なく乗り継ぐことができる。

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スイス国内の移動を考える。スイス国鉄の料金はハーフフェアカードを持っていることが前提の料金になっている。ハーフフェアカードが120スイスフラン。

https://www.sbb.ch/en

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14:00着なのでチューリッヒ空港15:45の列車だったら十分に間に合うだろう。ツェルマットに到着するのは19:14とその日は夕食を食べて終了。

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料金はハーフフェアカードを持っていることが前提の表示で49スイスフラン。

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帰りは15:30の出発だから、チューリッヒ空港に13:30までに到着と考えるとツェルマット9:37発の列車でチューリッヒ空港13:14の到着。料金は29スイスフラン。

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2日目、3日目の2日間はフルにツェルマットで過ごすことができるので、2日間有効のピークパスを購入することにする。

https://www.matterhornparadise.ch/en/book/tickets/peak-pass

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2日券は248スイスフランだけど、ハーフフェアカード特典の25%割引で186スイスフラン。ピークパスを含めた全てのスイス国内の交通費の合計金額から考えると元値が120スイスフランのハーフフェアカードの採算はなんとか取れる。

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最後にホテル。シングルルームで一番安いのは検索時点ではホテルアドニス。

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朝食16スイスフランを3日間で48スイスフラン。朝食なしの料金に48スイスフランを足しても朝食込み料金よりも安いので、3泊345スイスフランのプランを選択。

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実は最近は旅費の計算を綿密にしていないんだけど、今回の2024マッターホルン計画は高額になりそうなので旅費の計算をかけてみる。基本的な移動+ホテル代金だけで295,479円とほぼ30万円。30万円かぁ。現地で食事などをすれば円安の影響もあって5万円くらいプラスになるので35万円は見ておくべきだろう。それでも、最近の旅行会社のパッケージツアーよりは安いと思うけど。従来は、1回あたりの移動+ホテル料金はMAX20万円で考えていたので、10万円ほど高い。スイス旅行って、こんなに高かったっけ?今回のこの旅程表、2011年7月にスイスに行ったときに作られていたものを改訂している。改訂前の旅程表と比較してみることにする。

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もう13年前ということもあるけれど、2011年7月の総料金は4泊7日でホテル宿泊が1泊分多いにもかかわらず、合計189,824円。そもそも13年前と同じ物価水準で考えることがおかしいことだけど、エミレーツ航空はまだ新興航空会社だったので、夏の時期でも格安。当時はスイス国内の空港から目的地までの往復とハーフフェアカードの機能がついたスイスカードというパスがあったのでスイス国内の交通費が安い。グリンデルワルトのホテル代は3泊335スイスフランなので、スイスフラン建てだと2024年と比較してもホテル料金に大きな変化はない。2024年と2011年を比較して、最も異なるのがスイスフランのレート。現在は1スイスフランが171円だけど、当時は1スイスフランを95円で計算している。物価の上昇、航空券の高騰もあるけど、円安の影響も大きい。

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現在の円安の影響が大きいのかもしれないなぁ。休暇5日間の旅程で過去最高額となる移動とホテルの基本料金だけで30万円の旅行を組む勇気がなく、もしかしたら起こり得るアメリカの政権交代などで円安が円高に変化する可能性を期待して2024年マッターホルン計画は「延期」とする方向。でもまだ迷いがあって、今回、旅費の計算をしてみてわかったことは、円安が是正されたとしてもスイスは移動とホテルの基本料金だけでも25万円は切らないだろうから、30万円でも決行すべきなのかなぁ。私が現実を受容できていないだけ?現実から目を背けて円安の是正を期待するのではなく、もうこの流れは変わらず不可逆的な時代の変化と考えて、海外旅行30万円の時代を受容すべきなのかもしれない。私の場合はコロナ前の20万円の旅行を年間3回から、30万円の旅行を年間2回に旅行の回数を減らせば行けなくもない。円高に動いたところで25万円はかかるんだし、25万円と30万円では5万円しか違わないんだから決行すべき?もう円高に戻らないのかなぁ?最後は何を伝えたいのかわからないくらい、私自身が迷っている。

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2020年7月30日 (木)

一目惚れをしたポルトへの旅 3日目(2)ブラガで10時のおやつは巨大ケーキ。

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ブラガ大聖堂の正面を探すために歩いていると気になるお店を発見。楽器屋さんなのかなぁ?

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楽器の名前はよくわからないんだけど、ギターのような楽器が並べられている。なんという楽器なんだろう?

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ようやくブラガ大聖堂の正面の広場に出る。原型は12世紀にロマネスク様式にて建てられたが、その後も改修が続けられており、ゴシック様式、バロック様式、そして私はよくわからないんだけどマヌエル様式などが混ざっている。

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大聖堂の前の広場にはおみやげもの屋さんがならんでおり、ナプキンなどが売られている。しかも1.5ユーロとお手軽なおみやげプライス。

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ポルトガルらしい絵柄が1ユーロと安い。

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大聖堂側面の入口はもともとのロマネスク様式。

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この道は新しい道なのかなぁ?私は旧市街の、クルマがなかった時代からの狭い路地のほうが好き。

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ブラガ大聖堂の南側に出てしまったため、地図を見て、コインブラス礼拝堂“Capela dos Coimbras”を目指すことにする。

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右側の建物がコインブラス礼拝堂で16世紀の建築。建築様式はマヌエル様式。私がよくわからないマヌエル様式とは15世紀から16世紀にかけてのポルトガル最盛期に流行した建築様式みたい。リスボンのジェロニモス修道院やベレンの塔などもこの様式。コインブラス礼拝堂は、内部の見学はできないみたい。

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隣の建物は18世紀に建てられたサン・ジョアン・ド・ソウト教会“Igreja de São João do Souto”。

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側面はアズレージョが貼られている。

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こちらの教会は内部の見学が可能。「地球の歩き方ポルトガル」では、この教会内部の写真を「コインブラス礼拝堂」と紹介されており、隣接している建物の違いがよくわからない。ガイドブックの記事では、こちらがコインブラス礼拝堂ということみたい。まぁ、私は雰囲気を感じられればいいので、あまりこだわってはいないけど。

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仮設ステージがあるけど、なにかお祭りでもあるのかなぁ?

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私は公園の遊具を見るのってけっこう好きかも。

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公園に面した場所にケーキ屋さん“Frigideiras do Cantinho”を発見。

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ポルトガルって甘いお菓子が独自の発展をしている気がする。ヨーロッパでは、お互いの国の文化の影響を受けながらも、独自の文化があるところ。だから、ヨーロッパは何度旅をしても新鮮に感じることがあって、それがおもしろい。

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並んでいるケーキの中で、気になってしまったのは、下の段の真ん中にある巨大なケーキ。クリームなのかなぁ?

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私は気になったものは試してみたくなってしまう。パンやお菓子だったら、そんなに高いものではないし、一緒に旅をしてくれている旅人には申し訳ないんだけど、つきあってもらい試してみることにする。

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旅人と半分ずつ食べてみる。クリームだと思っていたら、メレンゲ状のふわふわとした食感。思っていたよりも軽いケーキだった。想像では濃厚なクリームだったので、ちょっと味が違ったんだけど、なかなか美味しい。

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再び、城門から続くメインストリートであるソウソ通り“Rua do Souso”を歩く。一本の道なのに途中で名前が変わっている。道幅が広くなり、通りの真ん中にはテーブルやいすが並べられている。私はガイドブックを事前に読み込まないので、「地球の歩き方ポルトガル」に掲載されている観光名所である「旧大司教館」“Paço Arquiepiscopal Bracarense”をスルーしてしまっていることが旅行記を編集する段階でわかる。まぁ、私にとってはよくあることなんだけど、今回はガイドブックを私しか持っていなかったので、彼女には申し訳なかったなぁ。旧市街はだいたい歩いたので、この後はガイドブックの欄外に「近郊の見どころ」として掲載されているキリスト教の巡礼地であるボン・ジェズス“Bom Jesus”に行ってみることにする。旅人も「巡礼地」には興味がある様子。

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「地球の歩き方ポルトガル」を見ると、リベルダーデ大通り“Av. da Liberdade”からボン・ジェズス行きのバスが出ているというのでリベルダーデ大通りを歩く。歩道になっており、中央の花壇は植え替え作業が行われている。

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右側の路地をのぞいてみると奥に見える教会はサン・マルコス教会“Igreja de São Marcos”。

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バス停を探していたら、たまたま“2 DOM JESUS”と表示されているバスを発見。ガイドブックにも2番バスのボン・ジェズス行きに乗ると書かれているので、このバスで間違いない。

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料金を運転手さんに支払い、バスに乗る。

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バスは途中からすこしだけ山道を登っていく。

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終点のボン・ジェズスに到着。帰りのバスの時刻をチェックすると30分に1本の運航なので、そんなに時間を気にしなくても良さそうな感じ。

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頂上までケーブルカーが走っているというんだけど、誰もいない感じだけど、これが駅なのかなぁ?

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駅員もいなければ、ケーブルカーの車両もない。今日は運転していないのかなぁ?でも、まぁ巡礼地には階段を自分の足で上っていくべきだろう。

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バス停のそばにあるボン・ジェズスのふもとのスタート地点。ここから長い階段が始まる。

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階段を上っていく。コーナーには礼拝堂が建っており、キリストの受難を表現したオブジェを見ることができる。フランスのサン・ジャン・ピエ・ド・ポーからサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの巡礼路は歩いて1ヶ月半かかることと比較すると、単純に階段をひたすら上るだけだけど、聖地巡礼を目指す。

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2020年7月27日 (月)

一目惚れをしたポルトへの旅 3日目(1)ポルト、サン・ベント駅からブラガに向かう。

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月が変わって、2019年7月1日、月曜日の朝。アイステイ・ホテル・ポルト・セントロ“iStay Hotel Porto Centro”での朝ごはん。さすがはポルトガル。朝ごはんにもパステル・デ・ナタがある。日常的にパステル・デ・ナタがある生活なんて、なかなか幸せ。

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基本的にコンチネンタル・ブレックファースト。四角い食パンも置かれている。2019年3月にイギリスに行く前には気にもしていなかったけど、食パンってわりと置いてあるものなんだなぁ。

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フルーツポンチもある。

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先に朝ごはんを食べていると、旅人も朝食レストランにやってくる。聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラを目指すカミーノの旅がどのようなものかと聞くと、毎日6時に起きて、朝食を食べずに6時半にはアルベルゲ(巡礼宿)を出て歩き始めるのだという。1時間くらい歩いて、よさげなバルで簡単な朝ごはん。バルで休憩しながら午前中はひたすら歩き、1日あたり20〜25キロくらい歩く。午後早いうちに宿泊する村に到着。その日のアルベルゲを探し、宿が見つかるとその後は衣類の洗濯をして、ビールを飲みながら遅めのお昼ごはん。午後は自由時間でのんびり過ごす。町を探検したり、昼寝をしたり。その繰り返し。しかも途中は牧歌的な風景で美しい風景なんだけど変化がない。飽きてしまうような同じ風景が続く地域もある。やはり、巡礼は修行なんだなぁ。

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新鮮な果物があるとうれしいんだけど、フルーツポンチがあるので、このホテルの朝食はいいほうかなぁ?と言っても、ポルトガルの基準がよくわからないけど。

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今日はポルトからエスカレーション。明日の朝までは時間があるとのことで、旅人と一緒に古都ブラガを目指すことにする。

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サン・ベント駅に向かって歩く。今回のホテルは、地下鉄駅までは少し歩くけれど、サン・ベント駅前も徒歩圏内なので便利なホテルだったかも。

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今日の天気は残念ながら曇り。サント・イルデフォンソ教会のアズレージョも輝かない。ただし、ヨーロッパって朝は曇っていても昼になると晴れてくることが多い。

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サン・ベント駅を目指して坂道を下っていく。

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サン・ベント駅があるあたりは谷間になっており、再び坂道をあがったところにはクレリゴスの塔が見える。

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坂道を下りきったところがサン・ベント駅。坂を上がったところにクレリゴス教会が見える。

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サン・ベント駅の横から構内に入ると、昨日も見た美しいアズレージョ。

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自動券売機で切符を買ってブラガ行きの列車に乗ることにする。

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ブラガ行きのローカル列車。

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切符はICチップ式。チャージをすれば繰り返し使える。日本でもSUICAはあるけれど、普通きっぷも繰り返し使えるICチップ式になぜならないんだろう。実は日本はすでにIT後進国になっているんじゃないかなぁ。

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サン・ベント駅を出発するとドゥエロ川沿いに進み、ポルト・カンパニャン駅“Campanhã”を経由する。リスボンやコインブラからの優等列車はこの駅が終点となり、市街中心部にあるサン・ベント駅には乗り入れていない。たぶん、サン・ベント駅のホームの長さが限られており、乗り入れできないのだろう。

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ポルト・カンパニャン駅を出ると、その後はのどかな風景は続いている。気がついたのは緑の多さ。以前に7月にスペインのコルドバ、グラナダ、セビリアを旅したときには乾燥した大地でものすごい暑さを経験していたので暑いと思っていたんだけど、イベリア半島の北側では、緑豊かな風景で気温も過ごしやすいことを知る。やっぱり、自分の経験を頭の中で考えるのではなく、実際に行ってみないとわからない。

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1時間ほどで終点のブラガ駅に到着。風景を楽しめる列車の旅でなかなかおもしろかった。

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線路はブラガ止まりになっており、ターミナル駅特有の頭端式ホーム。

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外に出ると、ブラガ駅は近代的なデザインの建物。

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大きなロータリーがあるのでちょっと迷うんだけど、ロータリーに面する大きな建物の右側の通り“Rua Andrade Corvo”を進む。

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しばらく歩くと旧市街の入口の門であるアルコ・ダ・ポルタ・ノヴァ“Arco de Porta Nova”が見えてくる。その先には、おそらく昔からある細い道が延びている。

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アルコ・ダ・ポルタ・ノヴァが建設されたのは18世紀。

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門をくぐると旧市街の町並み。低層の建物が建ち並んでいる。城門から伸びるこのドン・ディオゴ・デ・ソウサ通り“Rua Dom Diogo de Sousa”は昔からある道なんだろうなぁ。私はクルマがなかった時代からある狭い道が好き。

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「地球の歩き方ポルトガル」を見て、大聖堂を目指しているけれど、道路沿いにあるのはカテドラル“Sé de Braga”ではなく、ミゼリコールディア・デ・ブラガ教会“Igreja da Misericórdia de Braga”。地図上ではこのあたりのはずなんだけど、カテドラルが見えない。

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奥に見えるのがカテドラルなのかなぁ?と思って進んでみる。

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歩いているうちに回廊に迷い込む。

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よくわからないんだけど、カテドラルの回廊に入ってしまったみたい。

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残念ながらブラガ大聖堂の内部は撮影禁止のために写真を撮っていない。この写真は回廊の反対側にある諸王の礼拝堂“Capela dos Reis”。

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なんだか迷っているうちにブラガ大聖堂に入れてしまったけれど、ファサードはどこなんだろう?ブラガ大聖堂の正面を探すために、再びドン・ディオゴ・デ・ソウサ通り“Rua Dom Diogo de Sousa”に戻る。

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2020年6月27日 (土)

一目惚れをしたポルトへの旅 2日目(4)カミーノを一人で歩き切った旅人と合流。お昼ごはんはポルトのB級グルメ、コンガ“Conga”のビファナ“Bifanas”を。

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2019年6月30日、日曜日。このホテルのロビーで、1ヶ月半にわたるカミーノ女一人旅をしてきた旅人と待ち合わせている。私の旅の計画段階ではサンティアゴ・デ・コンポステーラにおそらくゴールしている予定との返答は得ていたんだけど、私の旅の出発直前に無事にカミーノの旅を終えてサンティアゴにゴールしたとメールで連絡が入る。そして、私の旅程に合わせてくれて、2泊3日の日程で一緒にポルトを歩きましょうということになる。

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今回はスマートフォンのローミング契約をしていないので、ホテルのwifiに接続してカミーノを歩き終えた尊敬すべき旅人にメールで連絡を取ると、彼女は私より先にサンティアゴからのバスでポルトに午前中に到着し、すでに同じホテルにチェックインしているとのこと。今回のホテル、アイステイ・ホテル・ポルト・セントロ“iStay Hotel Porto Centro”を選択した理由は、サンティアゴからのバス乗り場に近いということもあったりする。

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無事にホテルのロビーで旅人と会うことができる。まずは、旅人と一緒にお昼ごはんを食べることにする。ポルトの町を一緒に歩き始めると、どうやらポルトの繁華街は、空港からの地下鉄で降りたボリャオン駅“Bolhão”からホテルのそばのバターリャ広場“Praça da Batalha”あたりのサンタ・カタリーナ通り。そう考えると、地下鉄駅からはちょっと歩くけれど、サン・ベント駅“São Bento”やドンルイス1世橋“Ponte de Dom Luís I”からも近いし、ホテルのロケーションの選択は正解だったかも。

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パッソス・マヌエル通り“Rua de Passos Manuel”を歩いて行くと、繁華街のメインストリートであるサンタ・カタリーナ通り“Rua de Santa Catarina”と交差する。交差点の角にはフランスでおなじみのfnacがある。ポルトの町の雰囲気、私の好きな感じかも。観光スポットのみを紹介した旅ブログは多いんだけど、私はできるだけ、観光スポットと観光スポットの間の「行間」を伝えようといつも思っている。だって、観光スポットだけを知りたかったら、私よりも一生懸命調べて解説してくれるブログはいっぱいあるので、そちらを見てもらえばいい。

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なんでもない建物なんだと思うけれど、ちょっとしたところにアズレージョの装飾があったりして、ポルトの建物はかわいらしい。

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私は一緒に旅をする人がいると、迷ったら申し訳ないと気をつかうので、地図をちゃんと見るので迷わずに目的地にたどり着けることがわかる。普段から地図をちゃんと見れば道に迷わないのに。

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「地球の歩き方ポルトガル2019」に掲載されているコンガ“Conga”という食堂に到着。ビファナ“Bifanas”というサンドイッチが有名らしい。

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立ち食いのカウンターと座席があり、座席は案内されるのを待つようで何人か並んでいる。旅人から1ヶ月半のカミーノの旅の話を聞きたいので、座って食べることにする。

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すぐに席に案内される。

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今回はひとりじゃなくて、2人だからヴィーニョ・ヴェルデ“Vinho Verde”をカラフェで注文する。と言っても、ひとりでもカラフェのワインを頼んじゃうこともあるんだけど。

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このワインが若いんだけど美味しい。このヴィーニョ・ヴェルデの意味は、緑(若い)のワイン。名前の通り若い感じがして、酸味もありすっきりした味わいの微発泡で飲みやすい。スペイン・バスク地方のチャコリに似ている感じ。スペイン・バスク地方のバル巡りの旅もよかったなぁ。カミーノ を歩き切った旅人に「チャコリって飲みました?」と聞いてみるけど、カミーノでもっとも有名な「フランスの道」は、パンプローナのほうを歩いてしまうので、サン・セバスチャンやビルバオなどには立ち寄っていないとのこと。

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そして、豚肉がたっぷりサンドされているビファナ“Bifanas”が運ばれてくる。手が汚れちゃうんだけど、ピリ辛の豚肉が美味しい。あまり女性と来るべきじゃなかったかもしれないけど、B級グルメとしては、かなり美味しい。以前にリスボンを旅したときも感じていたけれど、ポルトガル料理って美味しい。カミーノの旅でどのようなものを食べました?と聞いてみると、巡礼者用の定食があって安く食事ができるんだけど、お値段が安い関係もあって鶏肉料理が多いとのこと。歩く道は同じなので、スタート時点が同じだと当然ながら抜きつ抜かれつで顔見知りができて、世界中から集まった人と交流ができる。食事も一人ではなく韓国人の巡礼者と一緒に食事をしていたりしたとのこと。

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お昼ごはんを食べたあとは「地球の歩き方ポルトガル」を見ながら、ポルトの観光名所を巡っていくことにする。アリアドス通り“Av. dos Aliados”に出ると市庁舎の建物が見える。この市庁舎はガイドブックとしては紹介がないスポット。

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アリアドス通りは、道幅が広くて、中央が広場のような感じ。

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酷暑のパリからポルトに来ると、日差しは強いんだけど、さわやかな気候で過ごしやすい。

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かわいらしいトラムが広い道を横断するように走っている。ドームのある大きな建物はホテル。

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ポルトは地形として起伏のある坂の町であることを実感する。だけど、私にとっては、坂の町がおもしろいと感じている。

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リベルダーデ広場“Praça da Liberdade”に出る。この建物は15世紀には修道院だった建物を改修し、パラシオ・ダス・カルドサス“Palacio das Cardosas”と呼ばれていた建物をホテルに改装したもの。現在は「インターコンチネンタル・ポルト・パラシオ・ダス・カルドサス」“InterContinental Porto - Palacio das Cardosas”となっている。

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リベルダーデ広場には、ドン・ペドロ4世の像“Estátua Equestre de D. Pedro IV”が立つ。私はポルトガルの歴史を知らないので、どのような人なのか私にはわからない。きっと、世の中には親切な人がいて、ちゃんと調べて解説してくれるブログがあると思うので、親切な人のブログを参照してほしい。なにしろ、ガイドブックはポルトガル全体のもので、ポルトのページは限られており、解説がついているスポットも少ない。むしろ、団体パッケージツアーのほうが解説してくれるとは思うけれど、私がもしも団体パッケージツアーに参加したとしても、残念ながら私は興味がなければ半分も聞いていない。工事現場のクレーンが気になるけど、広場のある風景は絵になる風景。

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ガイドブックを見て、次に向かうのはクレリゴス教会“Igreja dos Clérigos”。教会の塔であるクレリゴスの塔がここからでもよく見える。

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このクレリゴスの塔は、2018年の年末ごろに流れていたキャノンのミラーレスカメラのCMで見ることができており、ポルトの風景には欠かせない。と言うことは、この塔に上ればポルトの町を一望できるはず。

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ポルトは坂道の町。緩やかな上り坂を上がっていく。

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坂道を上がる途中で、“Manteigaria”というパステル・デ・ナタ屋さんを発見する。以前にリスボンに行ったときに、わざわざジェロニモス修道院のあるベレンまで美味しいパステル・デ・ナタ“Pastel de Nata”を食べに行ったような気がする。まぁ、ジェロニモス修道院に行くついでに食べたのでメインの目的ではないんだけど。

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ポルトではどのお店が美味しいのかはよくわからないんだけど、私の中ではポルトガルを代表するスイーツ=パステル・デ・ナタという思い込みがあり、つい気になってしまう。今日は一人で歩いているわけではないので同行者に気を使うべきなんだけど、私は気になってしまったらつい立ち寄ってしまう。どうしても“Manteigaria”というパステル・デ・ナタ屋さんに惹かれてしまい、一緒に歩く旅人には申し訳ないけれど、つきあってもらうことにする。

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だって、その場で作られているパステル・デ・ナタは、絶対に美味しそう。お昼ごはんは、もしも一人だったらお替わりをして2個は食べていたであろうコンガのビファナを1つだけ食べただけなので、ちょっとデザートがほしいところ。

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ポルトガルで食べるパステル・デ・ナタは美味しい。一人だったら、パステル・デ・ナタ屋さん巡りをしたいくらい美味しい。帰国後に調べてみると、このお店はリスボン発祥のチェーン店だったみたい。

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坂道を上がり、クレリゴス教会が近づいてきた。

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ちょうど狭い路地を市電が坂を下ってくる。なんて、絵になる風景なんだろう。リスボンの市電もかわいらしくて大好きだったんだけど、ポルトのトラムもかわいい。

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レトロなトラムがかわいらしい。

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クレリゴス教会とトラムを写真に収める。今回のカメラはホテル到着前までがCanon Powershot G9Xで、ホテルを出てからはNikon D7200。したがって、今のカメラはD7200。

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狭い坂道が美しい。

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ようやくクレリゴス教会にたどり着く。振り返ってみると、ポルトの町って、起伏のある地形であることがよくわかる。そして、「一目惚れ」したポルトの町を実際に歩いてみると、本当に愛してしまうかもしれないくらい、かわいらしい町。

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2020年6月24日 (水)

一目惚れをしたポルトへの旅 2日目(3)ポルト・フランシスコ・サー・カルネイロ空港からポルト・メトロに乗ってポルト市街へ。

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2019年6月30日、日曜日。パリ発TAPポルトガル航空TP453便はポルトに到着。いよいよ、一目惚れをしたポルトガル・ポルト旅行が始まる。

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ポルト・フランシスコ・サー・カルネイロ空港は新しい近代的な空港。

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スーツケースを受け取り、到着ロビーに出る。初めての空港で到着ロビーに出る時には一瞬は緊張するんだけど、客引きなど怪しい人はいなそうな感じ。

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空港からはメトロが出ており、30分程度でポルト市街に出ることができるので、メトロの乗り場に向かう。

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このMのマークがメトロのマーク。

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メトロの切符は、アンダンテ“andante”というICチップが入ったカードにチャージする。一度、このアンダンテカードを手に入れてしまえば、再度、チャージして使うことができる。

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カードを刻印機にタッチする。

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ポルト・メトロは、メトロとは言っても郊外では地上を走る。プラットフォームも低い。20分に1本程度なので、なかなか電車が来ない。

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車両はトラム。トラムが地下に乗り入れるタイプの地下鉄。

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ポルトのトラムは、椅子の下にスーツケースなどを置けるようになっているのは、ちょっと便利かも。

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トラムの車両だけど、道路を走らずに専用線をずっと走る。

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メトロの車両が地下に潜り始めたのは、ポルト市街に入ってきてトリンダーデ駅“Trindade”の手前くらいから。ホテルがメトロの駅から離れており、トリンダーデ駅で乗り換えてサン・ベント駅“São Bento”に向かうか、ボリャオン駅“Bolhão”まで乗るか、迷ったんだけど、メトロ路線への乗り換えは世界共通できっと面倒なので、乗り換えずにボリャオン駅で降りることにする。

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ボリャオン駅“Bolhão”からホテルへ向かい、まずはチェックインできたらチェックインをして、まだ準備できていない場合はスーツケースをホテルに預けに行くことにする。それに、今日は同じホテルを別々に手配して、ホテルでカミーノの旅を終えたばかりの旅人と会う予定になっている。

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エスカレータに乗って地上に出ると、美しいタイル、いわゆるアズレージョで装飾された教会が見えてくる。

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メトロから地上に出た瞬間に、ポルトに来て最初に目にするアズレージョが美しいアルマス礼拝堂“Capela das Almas de Santa Catarina”にすっかり魅了されてしまう。ポルトガル・ポルトって、私が「一目惚れ」しただけあって、メトロから降りた瞬間のアズレージョに「一目惚れ」をしてしまう。

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今回、ポルトのホテル選びをどこにすれば良いのか、よくわからなくてメトロの駅から遠いホテルにしてしまった。ホテルはサンタ・カタリーナ通り“Rua de Santa Catarina”をずーっと先まで歩いたところにある。

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このサンタ・カタリーナ通りは歩行者天国になっているみたいで、大道芸人がいたりしておもしろい。

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サンタ・カタリーナ通りはポルトのショッピングストリート。お店を見ながら歩くのが楽しい。ポルトに着いてから気がついたことがある。酷暑のパリよりも南に位置しているはずなのに、ポルトはそんなに暑くなく、過ごしやすい。

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緩やかな坂道をあがると、バターリャ広場“Praça da Batalha”に面してサント・イルデフォンソ教会“Igreja de Santo Ildefonso”が建っている。この教会もアズレージョが美しい。

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バターリャ広場は、小さな市場になっており、お店が何軒か並んでいる。

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パンなのかなぁ?お菓子なのかなぁ?私は「まだ知らない」ものを見つけると、心がときめいてしまう。

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カステラのようなお菓子が美味しそう。そもそも、カステラはポルトガル伝来と言われている。今、ホテルに向かう途中でスーツケースを持っていなかったら、買っちゃったかもなぁ。

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フランス・パリのプラスディタリーのマルシェと同様に、今はサクランボの季節。

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おみやげ向きの小物なども売られていて、ちょっと楽しい。スーツケースを持っていなければ、もっと夢中になってしまいそう。サンタカタリーナ通りを歩くだけでも、一目惚れをしたポルトが楽しくて仕方がない。

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バターリャ広場はのどかな雰囲気。中央にはペドロ5世の像が立っている。

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バターリャ広場はポルトの中心街なのかなぁ?広場に面してサン・ジョアン国立劇場“Teatro Nacional São João”が建つ。この建物は18世紀に建てられた旧劇場が1908年火災によって損傷を受けて、1918年になってから新しい劇場として建てられたもの。

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バターリャ広場まで来てしまえば、予約したホテルはすぐ近く。

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今回のホテルはアイステイ・ホテル・ポルト・セントロ“iStay Hotel Porto Centro”。一応、「地球の歩き方ポルトガル2019」に掲載されており、日本語が通じると書かれているけど、残念ながらその日本語は少し話せる職員さんはいないみたい。チェックインする時間はちょっと早いんだけど、部屋が空いていたみたいでチェックインできる。
iStay Hotel Porto Centro
https://en.istayhoteis.com/

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ホテルとして建てられた建物ではなく、普通のビルを改造した感じ。

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ユニットバスが部屋に置かれている感じ。

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そのため、バスルームの床面が少し高い。シャワーオンリーで、最近はガラス張りのシャワーブースが多い中で、シャワーカーテン。さっそく、スーツケースを開けて、着替えを出してハンガーにかけてホテルの部屋を自分の部屋にしてしまう。そして、すでに無事にゴールをしたと連絡を受けている、サン・ジャン・ピエ・ド・ポーからサンティアゴ・デ・コンポステーラまでカミーノの旅をバスに乗らずにすべてを歩き切った女性の旅人に連絡をすることにする。

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2020年6月17日 (水)

一目惚れをしたポルトへの旅 2日目(2)パリ・オルリー空港からTAPポルトガル航空に乗っていよいよ一目惚れをしたポルトへ。

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2019年6月30日、日曜日。パリ・オルリー空港・ターミナル1“Orly 1”に入る。TAPポルトガル航空のチェックインカウンターを目指す。

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出発案内板をチェック。

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10:20発TAPポルトガル航空TP453便のチェックインカウンターは14番とわかり、14番カウンターへ向かう。

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14番カウンターに到着。TAPポルトガル航空は、スターアライアンス系なんだ。

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すでにインターネットチェックイン済みなので、スーツケースを預けるだけであっさりとチェックイン終了。TP453便は定刻通りの出発予定。

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ラデュレ “Ladurée”は、オルリー空港内にもお店がある。ロンドンにもお店はあったし、東京でも普通に買えるので世界的にお店を展開しているので、以前よりもありがたみは薄れているかも。ラデュレのマカロンは美味しいけどね。オンタイムの旅行中には感じていないことなんだけど、翌2020年は新型コロナウイルス感染症の影響でフランスに行けなくなるとは思っておらず、パリはいつでも行けると思っていたので、パリでラデュレのマカロンを食べるチャンスを逃す。まぁ、東京でも食べられるんだけど。

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この行列はLCCであるブエリング“vueling”のチェックインの行列。バルセロナ拠点の格安航空会社だけど、パリ・オルリー空港もハブ空港となっているため、人気があるのか長蛇の列となっている。ブエリングはLCCなので預け入れ荷物を入れるとそれなりの金額になってしまうし、ポルトへのフライトは12:00発とTAPポルトガル航空よりも1時間半ほど遅いので、早くポルトに到着したい気持ちから今回はTAPポルトガル航空を選択。この行列を見たら、あっさりチェックインできたTAPポルトガル航空で良かった気がする。

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シェンゲン協定内のフライトなので国内線扱いのため出国審査はなく手荷物検査のみ。

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まだ時間があるので、プライオリティパスで利用できるラウンジに行くことにする。

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わかりづらい場所にあるプレミアム・トラベラー・ラウンジ“Premium Traveller Lounge”に入る。

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ラウンジの中は広くてゆったりしている。そして、あまり利用者もいない。

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軽食としてパンにヨーグルト、フルーツなどの朝食メニューが置かれている。

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イギリスに行ってから食パンが気になってしまう。私はフランスで食パンを食べたことってないんだけど、フランスでも普通に食べられているのかなぁ?

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朝からビールは飲まないけど、ワインや缶ビールもある。

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ホテルで朝食を済ませてきたのに、2回目の朝食。

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2回目の朝食なので味見程度でだいぶ控えめだけど。

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そろそろゲートに向かうことにする。TAPポルトガル航空TP453便ポルト行きはA21番ゲートから定刻通りの出発予定。それにしても、チェックインの行列を見た通り、パリ・オルリー空港はブエリング空港のハブ空港となっており、ブエリング航空を利用すれば、いろいろなところに行けてしまう。ブエリングの本拠地であるバルセロナには頻繁に便があるし、ポルトだって、1時間半後の正午にブエリングの便がある。

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狭い通路を通ってA21番ゲートに向かう。

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TAPポルトガル航空の機材はエアバスA319。

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機材もすでにあるし、TAPポルトガル航空TP453便は定刻通りにポルトに飛ぶことができそう。

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TAPポルトガル航空の搭乗はちょっとおもしろい。優先搭乗のあとは、キャリーバックなしの人が優先となる。一番上のサインは、キャリーバックなしを示している。

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いよいよボーディング開始。

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私は短距離路線で日中のフライトの場合は、窓側の席。

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シートは薄めのシートで、個人モニタはついておらず、さらにリクライニングはできなくなっている。

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オルリー空港にはブエリングの飛行機が並んでいる。

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さようなら、パリ。定刻通りの主発で、パリ・オルリー空港を離陸する。かすかにモンパルナスタワーとエッフェル塔が見える。もちろん、オンタイムの旅行中には、パリはいつでも行けると思っているのでパリとの別れは特別な感情はない。

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TAPポルトガル航空はフルサービスキャリアなので機内食が出る。エールフランスだと、手渡しでペストリーと飲み物が配られて終わりだと思うけれど、ちゃんとボックスに入っている。ポルトガルで積まれたものなのかなぁ?

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サンドイッチとお菓子が入っている。

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サンドイッチは普通に美味しい。

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フルサービスキャリアなのでワインももらえる。

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ポルトに向けて高度を下げ始めている。スペインのアンダルシア地方のように赤茶けた大地を想像していたら緑豊かな大地。

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飛行機はポルト・フランシスコ・サー・カルネイロ空港“Aeroporto Francisco Sá Carneiro”に到着。いよいよ、これから一目惚れをしたポルトガル・ポルト旅行が始まる。

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2020年6月14日 (日)

一目惚れをしたポルトへの旅 2日目(1)ポルト行きの飛行機に乗るために、パリ・オルリー空港へ。

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2019年6月30日、日曜日。パリで迎える朝。今日も雲ひとつない天気で日差しが強そう。昨日の最高気温は34度だけど湿気がないので、湿度が高くて蒸し暑い東京の34度よりも楽なはずなんだけど、メトロにはエアコンがなく、町全体が暑さに対応できていない。今日はパリ・オルリー空港10:30発の飛行機でポルトガル・ポルトに向かう。

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朝食を食べにホテルの1階に降りる。前回、2019年3月に同じイビス・スタイルズ系列の「イビス・スタイルズ・パリ・ピガール・モンマルトル」“ibis Styles Pigalle Montmartre”に宿泊したら、朝食レストランが狭くてびっくりした。なぜか、私の定宿となっているこのホテルは、朝食レストランは広くてゆったりと朝食を楽しむことができる。

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ビュッフェコーナーもゆったりとしている。

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そして、私のお気に入りのオレンジジュースを絞る機械もちゃんとある。搾りたてのオレンジジュースが美味しい。たぶん、この機械があることが私の定宿である理由のひとつであるような気がする。

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普通のコンチネンタル・ブレックファーストなんだけれど、私にとっては十分な品揃え。

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パンの種類も豊富。今まではフランスのホテルの朝食で食パンが置いてあることをあまり認識していなかったんだけど、イギリスに行ってから気になっている。パリのホテルにも食パンはちゃんと置いてあるし、トースターもある。

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今回の旅行でたった1回のフランスでの朝ごはん。マシーンで搾りたてのオレンジジュースが美味しい。

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パンなんて、自由に食べればいいんだけど、私はサンドイッチにして食べるのが好き。ハムとチーズだけで、ジャンボン・フロマージュのサンドイッチ。

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発酵バターとジャムをたっぷり塗ったタルティーヌ。私はこれだけで幸せな朝食に感じてしまうんだから安っぽい価値観なんだなぁ。

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ホテルをチェックアウトして、スーツケースを転がしながらメトロに乗るためにコルヴィサール駅“Corvisart”へ向かう。

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プジョー208を見かけるとつい嬉しくなって写真を撮ってしまう。パリではBセグメントの国産車なんて珍しいクルマではないんだけど。

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この角にあるブーランジェリー“Boulangerie Patisserie l' Essentiel”もちょっと前から気になっているんだけど、1回も買ったことがないなぁ。

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やっぱり、プラスディタリー駅からコルヴィサール駅までは、日曜日はマルシェが開かれている。

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このマルシェがあることも、私が「うずらが丘“Butte aux Cailles”(ビュット・オ・カイユ)」のホテルを定宿化している理由かもしれないなぁ。だって、私は生活がちょっとだけ見えるような気がするマルシェが大好きだから。それに、訪れる季節によっても野菜や果物、魚なども違うので季節感を感じることができる。

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マルシェのおもしろいところは、売られている品物も地域差があるけれど、陳列方法も国や地域によって違っているのがおもしろい。

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フランスのこの時期はサクランボ“Cerise”がたくさん売られている。鈴なりのトマトもおもしろい。

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そして、この時期はプラムやあんず。

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そして、メロン。産地などが書かれていないけど、プロヴァンスのカバイヨン“Cavaillon” 産のメロンを食べてみたいなぁ。

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本当はマルシェを見学しながらプラスディタリーまで歩いて行きたい気分なんだけど、スーツケースを転がしながら歩いているので、今回はここまで。コルヴィサール駅からメトロ6号線に乗って、ダンフェール・ロシュロー駅“Denfert-Rochereau”に行って、オルリー・バス“Orly Bus”に乗ることにする。

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私の持っているナヴィゴ・デクーヴェルト“Navigo Découverte”では1回券“Billet”はチャージできないんだけど、まだ持っていなんだけど“Navigo Easy”ならば1回券でもチャージできるのかなぁ?パリで紙の切符を持たないためには両方持っておいた方がいいのかなぁ?紙の1回券“Ticket t+”は1.9ユーロもする。

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日曜日の朝のコルヴィサール駅は駅も人影はまばら。スーツケースも一緒なのでメトロも空いていてよかった。

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ところが、2駅乗ったところで、その名もサン・ジャック駅“Saint-Jacques”で、何らかの不具合のためにメトロが動かなくなる。この駅はその名前の通り、パリからオルレアン方面に向かう巡礼路。普段は通り過ぎてしまうこの駅でメトロが急に止まったのは、私にカミーノの旅に出なさいという神のメッセージなのかなぁ?

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ダンフェール・ロシュロー駅まであと1駅なのに、メトロが動かない。フランス語の車内放送はよくわからないんだけど、放送を聞いてあきらめて降りていく乗客が出始めたので、サン・ジャック駅で降りてしまうことにする。旅は予想通りにはいかず、旅にトラブルはつきもの。このくらいの小さなトラブルは、なんていうことはない。

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ダンフェール・ロシュロー駅に向かって歩き始める。パリのメトロは駅間が短いので、1駅くらいだったらスーツケースを引きながら歩いても大したことはないはず。

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予想通り5分も歩かないうちに、ダンフェール・ロシュロー広場“Place Denfert-Rochereau”に到着。

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すぐにメトロの運転再開をあきらめたので、ロスタイムはほとんどなく広場に到着。広場に面する赤い看板がオルリー・バス乗り場。

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自動券売機で切符を購入。

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小さなトラブルはあったけど、無事にダンフェール・ロシュロー広場でオルリー・バスに乗る。

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以前のオルリー空港のターミナルは南ターミナル“Orly-Sud”と西ターミナル“Orly-Ouest”だったんだけど、Orly1-2-3と名称が変わっている。そもそも、TAPポルトガル航空はどのターミナルなんだっけ?とバスの中で今さら確認すると、ターミナル1だとわかる。

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バスはオルリー空港に到着。どうやらバス乗り場の目の前がターミナル1“Orly 1”。ターミナルの中に入り、TAPポルトガル航空のチェックインカウンターを探す。

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2020年6月11日 (木)

一目惚れをしたポルトへの旅 1日目(6)パリ・モンパルナスの「ル・ルレ・ドゥ・ラントルコート」“Le Relais de L'Entrecôte”でステーキを。

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2019年6月29日土曜日の夜。モンパルナス界隈のヴァヴァン駅“Vavin”周辺は、有名なカフェやレストランが並んでいる。

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今日は、過去に2度も行こうと計画はしたんだけど、2度ともその日は肉の気分ではなくて行けていない「ル・ルレ・ドゥ・ラントルコート“Le Relais de L'Entrecôte”」でステーキ・フリット“Steak Frites”を食べよう。まぁ、ひとり旅の良いところは、行こうと計画したとしても、その日に食べたいものはその日の体調や気分しだいで変えられること。そう、私はその日に何を食べたいかはその時しだいなので、行きたいと思っているレストランは調べることもあるけれど、そもそもひとりということもあるけれど、事前にレストランの予約をしない。

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このレストラン、せっかく店内の席を選んだのに残念ながら冷房がないみたいで暑い。初めて来たんだけど、料理は「定食」しかないみたいで焼き加減と飲み物のオーダーしか聞かれない。そもそも、レストランの入口には値段が書かれていたんだと思うけれど、その「定食」がいくらなのかもわからない。

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ビールにしようか悩んだんだけど赤のグラスワインと、あまりに暑いので一人なのに大きなボトルの炭酸水を注文。料理は何も注文していなんだけど、コース料理になっているみたいで、まずは前菜のサラダが運ばれてくる。

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何を持ってきたのかと思ったら、氷を持ってきてくれる。炭酸水に氷を投入し、冷房のないレストランに耐える。

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そして、たっぷりのソースがかけられたステーキ・フリットが運ばれてくる。ステーキにかけられた独特のソースが美味しいし、それにフリット(フライドポテト)が美味しい。だけど、量的にはそんなに多くない感じ。

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ステーキもフライドポテトもきれいに食べ終わったときに、「おかわり」が運ばれてくる。初めて来たので当然ながら初めて知ったんだけど、私だけではなくすべてのお客さんにステーキとフライドポテトが2回に分けて提供されるシステムみたい。女性のお客さんはおかわりを断っている人もいる。

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暑かったこともあって、デザートを食べずにレストランを出る。室内とテラス席と隔てられていないので冷房があるわけがない。パリのステーキ専門店でステーキを食べたらいくらするんだろう?と思っていたら、サラダもセットで26.5ユーロだったので安い。ステーキのソースが美味しいし、フライドポテトも美味しいし、このレストランはリピートありと認定。もっと早くこのレストランを開拓しておけばよかったなぁ。

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ガイドブックを持ってきていないという理由もあるけれど、このところ、私のパリ歩きはマンネリ化している。最近、パリを一人ではなく誰かと一緒に歩きたいなぁと感じるようになっている。私の価値観ではない価値観でパリを歩いてみれば、きっと私が行くことにないパリに連れて行ってもらえる。そして、私が今まで気がつかなかった発見ができるような気がする。一緒に歩く人は、パリに詳しい人でも、初めてのパリでガイドブックを綿密に調べている人でもいい。街を一緒に歩いていても、私が普段は気づかないことに気づいてくれるかもしれない。新しい価値観をみつけるためには、ひとりじゃなくて、誰かと一緒に歩くことが必要なのかもしれないなぁ。一緒に歩く人がほしい。だけど、それは「まだ知らないどこか」へ行くよりも難しいことかもしれないあなぁ。

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メトロ6号線に乗るために、モンパルナス通り“Rue du Montparnasse”を抜ける。

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この通りに来たんだったらデザートにクレープでも食べようかなぁと思ったんだけど、まだ夕食の時間なのでどのクレープリーも混雑している。

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エドガー・キネ通り“Boulevard Edgar Quinet”では、明日は日曜日なので芸術家のマルシェ“Le Marché de la création de Paris Montparnasse”が開かれる。モンパルナスタワーも、私は上ったことがない「まだ知らない」パリ。私のパリ歩きには、一緒に「行こう」と言ってくれる人が必要なのかもしれないなぁ。

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時刻は20:20。エドガー・キネ駅“Edgar Quinet”からメトロ6号線に乗ることにする。

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普段なら、エッフェル塔を見るためにトロカデロ駅“Trocadéro”に向かうのが定番コースなんだけど、夏至の直後で遅い時間にならないと夜景にはならないことと、とにかく暑くて疲れてしまったので、ホテルに戻ることにする。それに、パリのメトロの車両には冷房装置がついておらず、窓を開けるしか冷却効果は得られない状況で、トロカデロまで向かうのもつらい。

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ホテルの最寄りのコルヴィサール駅“Corvisart”で下車。

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ホテルから徒歩圏内であるプラスディタリー駅“Place d'Italie”周辺やうずらが丘“Butte aux Cailles”(ビュット・オ・カイユ)のバーでビールやパスティスを飲んでもいいんだけど、暑さにすっかり負けて、ホテルに帰ろうとしている。

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コルヴィサール駅“Corvisart”周辺は住宅街なので、この駅で降りてしまうと遊ぶ場所はない。

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ビルの間が通路になっていて、公園“Jardin Brassaï”の中を歩いて自分の家に帰る人々。公園を通って家に帰るっていいかも。でも、深夜とかだと危ないか。

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ホテルに行く途中に昔から1件だけコンビニのようなお店があるので立ち寄ってみることにする。缶ビールは1.2ユーロと安いので、冷房の効いたホテルの部屋で缶ビールでも飲もうかなぁ。とにかく、冷房の効いたところに行きたい。

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21時近くになって、ようやく空が白くなってきて夕方の雰囲気。

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雰囲気がいい街並みなのに落書きがひどい。

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でも、立ち止まって見てみると頑張って描いた落書きはよく描けている。絵の中に「変態仮面」のような衣装があるんだけど、たしか映画化もされているのでフランスでも「変態仮面」が知られているのかなぁ?このスタイルって「変態仮面」がオリジナルではないのかなぁ?

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コルヴィサール駅周囲には立ち寄ったコンビニくらいしかない。だけどホテルの周囲は住宅街なので夜は静か。ちょっと歩けば、ビュット・オ・カイユの飲食店街があるし、プラスディタリーは徒歩圏内。近くにモノプリもあり、ちょっと美味しいパティスリー「ローラン・デュシェーヌ」“Laurent Duchêne”もある。なぜか、部屋も広くはないのに、このホテルがティモテルの時代から私のパリの定宿。

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アコーホテルグループの「イビス スタイルズ パリ プラス ディタリー ビュット オ カイユ ホテル(Ibis Styles Paris Place d'Italie Butte aux Cailles Hotel)」になってからは、フレッシュなオレンジジュースを作るマシーンもあるし、宿泊料金は朝食込みなので、ますます気に入っている。

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冷房の効いたホテルの部屋で、ビールを飲む。今まで、気にしたことはなかったんだけどエアコン完備って最近の夏のパリにはありがたい。個人経営の安ホテルも味があって好きだけど、夏はエアコン完備の近代的な設備のチェーン系のホテルの方がいいかもしれないなぁ。

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「ル・ルレ・ドゥ・ラントルコート」でデザートを食べなかった理由は、すでにホテル近くのパティスリー「ローラン・デュシェーヌ」“Laurent Duchêne”でケーキを買って部屋に置いてあったから。このホテルは1階にいつもコーヒーを無料でもらえるコーナーがある。

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フランスのケーキの包装は簡単なもの。このパティスリーは箱に入っているのを包装紙で包んである。

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最近、フランスで大好きなタルト・オ・シトロンを食べていない。そして、大好きなエクレール。私は、タルト・オ・シトロンやフラン、エクレールなどのフランスの基本的なお菓子が大好き。

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タルト・オ・シトロンは、基本的なお菓子だからこそ、素材の味を感じられるし、おいしさがわかる。なおかつ、お店のオリジナリティも感じやすい。

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そして、私は「ローラン・デュシェーヌ」のヴァニーユ(バニラ)“Vanille”のエクレールが好き。オンタイムの旅行中は感じていないことなんだけど、翌2020年は新型コロナウイルス感染症の影響で、しばらくフランスには行けない状況となるので、大好きなタルト・オ・シトロンとエクレールをこのときに食べたのは奇跡的。夕方から歩き始めた、たった5時間ほどのパリ。本当はもっと歩き回りたい気持ちもあったんだけど、酷暑“2019 Canicule”にすっかり負けてしまった感じ。ほんの一瞬のパリだったし、訪れる場所はマンネリ化しているけれど、私はやっぱりパリが好き。いつも通りにパリに行けるようになるのはいつになるんだろう?

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2020年6月 7日 (日)

一目惚れをしたポルトへの旅 1日目(5)パリ、2019年4月15日の大規模火災後のノートルダム大聖堂に初めて行く。

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2019年6月29日土曜日。ポワラーヌ“Poilâne”にサン・シュルピス駅から行くのは初めてなんだけど、確か、セーヴル・バビロヌ駅から行く時にもこのオブジェのところを曲がったはず。

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こんな感じの路地だったはず。私の特技と言ってもいいと思うんだけど、一度行ったことがある場所はなんとなく行ける。そのかわりの欠点としては、最初に行った時には近道をしたり、寄り道をして真っ直ぐに目的地に向かわずに道に迷うことも多いんだけど。

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無事にポワラーヌに到着。

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「ピニュシオン“Les Punitions”」は、家庭用に袋に入っているのがお得。だけど、輸送に気をつけないと粉々になる。

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こんな形のサブレも売っているんだ。最近、私は特定の誰かにあげるおみやげを必要としてしないので、かわいいと思っても自分用以外に買う必要ないのが悲しい。本当は、あげる人のことを想像しながらおみやげ選びをするのが好きなのに、特定の人がいないのは本当に悲しい…。

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日差しが強く、歩いていても暑い。

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せっかく夏のソルド(バーゲン)“Soldes”なので、滅多に見ない服などをみるためにボン・マルシェ“Bon Marché”に入ってみる。

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でも、やっぱり、私は服やカバン、財布などの小物を見るよりもボン・マルシェの食料品館であるラ・グランデピスリー“La Grande Épicerie de Paris”でフランスの特産品を探す方が好き。

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ブランドのお店は、路面店の方がソルドの割引率は高めかも。

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私が結婚して子供ができたら、フランスのプチ・バトー“Petit Bateau”で50%オフの子供服を大量に買っちゃうかもしれないなぁ。そもそも、結婚して子どもがいたら、こんなに自由に海外旅行には行けない。まぁ、私の場合は家庭を持って子供ができたら、いつ頻繁に海外旅行に行く生活から卒業してもいいとはずーっと、ずーっと思っているんだけど、なかなか卒業できそうにない。

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以前もどこかに書いたかもしれないけれど、私のペンネームのラコスケはラコステ“Lacoste”から来ており、実は由来は「どうぶつの森」ではありません。まぁ、どうでもいいことだけど。ラコステ“Lacoste”はたまに掘り出し物があるので、ソルドの時にパリにいたら、いいものを見つけたら買っちゃうことが多いんだけど、今回は掘り出し物が見つからず。基本的に私は、欲しいと思うものがなければ買わないし、いいなぁと思ってさらに値段も妥当だと判断しても、最後に実際に着るか?と判断してあんまり着る機会がなさそうと却下となる場合が多く、買うまでのハードルは高い。たぶん、私は基本的に自分のモノに対してはケチなんだと思う。だけど、自分に子供ができたらプチ・バトーで大量購入しそうな気がする。

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今回のパリのお買い物はこれで終了。だって、今は夏至をちょっと過ぎた時期だから、夜10時くらいまで明るいけれど、冬だったら夕方ですでに暗くなっている時間帯。今回、行かなくてはならないと思っている、ノートルダム大聖堂に向かうことにする。

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セーヴル・バビロヌ駅“Sèvres-Babylone”からノートルダム大聖堂を目指すことにする。

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いつもこの駅からはメトロ12号線に乗ることが多いんだけど、今日はメトロ10号線に乗る。

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オデオン駅“Odéon”で乗り換え。

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パリのメトロの車両には冷房装置はなく、窓を開けるしか方法はない。

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オデオン駅からはメトロ4号線に乗る。

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シテ駅“Cité”に到着。

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かつてスリと遭遇したことのあるエレベータに乗って地上に出る。

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もう夕方なのに日差しが強く、暑い。

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音がするのでなんのパレードかと思ったら、2019年6月29日はLGBTのパレード“La Marche des fiertés lesbiennes, gaies, bi et trans”が行われている。確かに、今日はレインボーフラッグを持っている人を見かけたかも。

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ノートルダム大聖堂へと向かう。思えば、私の今年2019年1月1日の初詣はノートルダム大聖堂だった。そして、今年は2019年3月3日にも訪れており、すでに半年で2回も来ている。振り返ってみれば、半年で2回もノートルダム大聖堂を訪れることなんて、偶然だと思うけれど、なかなかない。だけど、その時はノートルダム大聖堂を特別に記憶に留めようとはしていない。だって、ノートルダム大聖堂はいつでもパリに来ればそこにあるものだと思っていて、また次も普通に来ることのできる場所だと思っていた。2019年4月15日の火災でどのような姿になってしまったのだろう。

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正面のファサードからは火災があったことはわからない。左側にクレーン車が見えることと、工事用の囲いで覆われている以外は、いつも通りのノートルダム大聖堂。

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工事用の囲いの手前にも囲いがあるためにこれ以上は近づけない。普段は賑わっている広場にも人影がないなんて、不思議な光景。

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側面から見てみると、工事用の足場がある場所は尖塔があった場所なので、火災前から足場は組まれていた。石造りの側壁も大丈夫そうだけど、尖塔もなければ屋根がすっぽりない。これがノートルダム大聖堂の現実なんだ。

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セーヌ川沿いにはブキニスト“Bouquiniste”があるけれど、観光客向けかなぁ?

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やはり、屋根が抜け落ちている。まだ復旧工事が始まっている気配はない。オンタイムの旅行中には感じていないことなんだけど、ノートルダム大聖堂が世界の平穏を守っていたのかもしれないなぁ。2019年4月15日にノートルダム大聖堂が大火災にあってから1年もしないうちに、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、世界中が平穏とは程遠い生活になってしまった。

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いつも通りにパリに来たときにノートルダム大聖堂に立ち寄れるようになるのは何年先なのかなぁ?オンタイムの旅行中は感じていないことなんだけど、翌年2020年は新型コロナウイルス感染症の影響でフランスに行ける見通しが立たなくなってしまっている。フランスに再び行けるようになるのはいつになるんだろう?おそらく新型コロナウイルス感染症が治まりつつあっても、しばらくは長距離便の飛行機に乗ってフランスを含めたヨーロッパに行くのは難しい。今回の旅行では、ポルトへ向かう経由地の第一候補はリスボンだったわけで、リスボン行きの航空券が高くなければパリに来るつもりはなかった。偶然なんだろうと思うけど、それとも神様が導いてくださったのか、今考えてみると2020年の分まで2019年に3回も平穏なパリに行っておいてよかった。ふと時間を見ると、こんなに明るいんだけど時刻はすでに19時近い。

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そろそろ夕ごはんを食べることにする。今回の旅程では明日の午前中にはオルリー空港からポルトガルのポルトに向かってしまうので、パリで食事をするのは今日の夕食のみ。現在地から考えるとサン・ミッシェルの安食堂街でクスクスを食べるのが私の定番コース。だけど、このところの私はパリの自分が知っている場所しか巡らず、私が大嫌いな保守的な行動になっているので、夕食くらいは「定番コース」から外れて、新しいレストランを開拓することにする。

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サン・ミッシェル駅“Saint-Michel”からメトロ4号線に乗る。

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到着したのはヴァヴァン駅“Vavin”。エリアとしてはモンパルナス界隈なので未開拓の地とは言い難いんだけど、ヴァヴァン駅周辺には、有名だけど私は行ったことのない「まだ知らない」レストランがたくさんある。

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