夏の北欧三都物語 2日目(12)ヘルシンキ、マーケット広場で小魚のフライを楽しむ。

細長いエスプラナーディ公園を歩き通し、目の前にはマーケット広場が見えてきている。

マーケット広場も2009年にヘルシンキを訪れた際にお気に入りの場所。

2009年も7月にこの場所を訪れているので、売られているものもほとんど同じ。そうそう、前回もスナップえんどうが売られていた。

そして、この時期の市場でよく見かけるのはベリー系の果物たち。いちごにはフィンランドの国旗が刺さっているので、フィンランド産。

ラズベリーにブラックベリーにブルーベリー。食べきりサイズになっているのがいい。よく見ると、ラズベリーとブラックベリーにはフィンランドの国旗が刺さっているけど、ブルーベリーはエスパニアと書かれているのでスペイン産。

ヨーロッパで売られている平べったい桃は、香りはあるけど日本で食べるような甘さやジューシーさはない。

マーケット広場の楽しいところは、果物だけではなく、その場で食べられる屋台が並んでいる。

サーモンが焼かれている。そして、“Muikku”と呼ばれる小魚の揚げ焼き。私は小魚を揚げたものが好きで、イタリアやスペインでも海沿いの街に行くと食べたくなる。そして、2009年にヘルシンキを訪れた際もこの小魚を楽しんだ。この“Muikku”と呼ばれる小魚は、海沿いのマーケット広場で食べるから海で獲れるものかと思ったら、ワカサギのような淡水魚だったみたい。今回、旅行記を編集するために魚の名前を調べなかったら、ずっと知らなかったかも。恥ずかしいことに、今までヘルシンキは「海で獲れた」新鮮な小魚が美味しいと知ったかぶっていたかも。もしかしたら過去の旅行記で誤った記載をしているかも。

だけど、ここで食べようと思ったら気をつけなければならないことがある。

どうしても、小魚のフライが食べたくて、屋根があるイートインスペースを持っているお店で食べることにする。

ちょっと揚げすぎな感じだけど、ガーリック風味のマヨネーズがかけられていて、これが美味しい。

前回は入っていないオールドマーケットホール“Vanha kauppahalli”に入ってみる。

1889年にオープンしたヘルシンキ市内で最も古い市場ホールである、オールドマーケットホールは純粋な市場というよりも観光客がイートインできるお店が多い感じ。

ヘルシンキ発祥のロバーツコーヒー“Robert’s Coffee”。地味に飯能のメッツァにもフランチャイズ店が入っているけど。

サンドイッチやお菓子が売られている。上に積まれているのはメレンゲ。

サーモンのスープなどもあるみたい。マーケット広場の屋台ではなくこっちで何か食べればよかったかも。

マーケット広場の屋台よりもちゃんとしたものが食べられそう。2009年に一度ヘルシンキに来ていて、ちゃんとオールドマーケットホールにも来ているのに覚えていない。やっぱり旅行ってどんどん記憶から消え去っていく。覚えていたのはマーケット広場で小魚のフライを食べている経験があって、過去と同じ行動をしてしまったけど、この盛り合わせはものすごく美味しそうじゃん。ここで食べればよかったかもなぁ。過去の経験っていいこともある反面、ニュートラルな視点で新しいことが見えなくなってしまう危険性もあることを実感する。
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