2022初めての上高地ハイキング1日目(1)東京駅から国分寺駅(東京都)までのJR片道切符は8030円。
私が旅行記をまとめているのは自分自身のため。だって、旅行の記憶って時が経てば経つほど頭の中から消えていく。時間が経つとハイライトの風景以外は消え去ってしまう。そのために、自分の足あとをまだ記憶があるうちに記録しておこうというのが旅行記を書く目的になっている。それに、私はインプレッションを大切にしたいから旅行前には観光名所についてあまり調べない。その代わりに旅行記にまとめる段階で自分が訪れたスポットを調べて復習している。ところが、どうしても海外旅行紀だとその復習の時に情報を調べているので編集に時間がかかる。次の2024年夏の海外旅行記は現在編集中で完成していないという理由と、すでに完成している2022年の国内旅行紀がいくつかあってお蔵入りにさせるのはもったいないので、しばらくは過去のコロナ禍の影響が残る2022年の国内旅行紀に戻ることにする。2022年になっても新型コロナウイルス感染症の影響は継続し、海外旅行の再開は見通せない状況。そのために、海外旅行に代わる新しい趣味を模索していて、新しい趣味として国内のハイキングを考え始める。2022年ハイキング3部作の最初は、まだ知らない「上高地」を目指すことにする。

2022年5月25日、水曜日。宿直明けの東京駅日本橋口。新型コロナウイルス感染症の世界的なパンデミックが発生した2020年春から2年後の2022年4月になると、アフターコロナを見据えて、私たち国民の過半数以上が信任している自公政権によって、ようやく旅行需要喚起政策である「県民割」が開始される。県民割は1泊あたり50%割引で最大5000円の助成、日帰りツアーの場合も同様に50%割引で最大5000円の助成が始まる。さらに、それぞれ割引の他に2000円の地域クーポンがもらえる。ブロック制になっており、割引されるのは埼玉県だったら、東京都をのぞく関東6県と埼玉県が隣接する長野県、山梨県が対象となる。埼玉県は長野県とちょっとしか接していないのに、長野県が対象になるのはメリットかも。長野県の旅行を考えたときに、私は上高地に行ったことがないので、本来であれば2020年夏はマッターホルンに行くつもりだったので、2年遅れになるけれど代わりに上高地をハイキングに行こう。そして、2022年4月3日から6月29日の期間は7年に一度の善光寺御開帳が開催されているので、それも見てみよう。まずは北陸新幹線で長野駅に向かうことにする。

なお、今回の切符は前日の5月24日にJR高田馬場駅のみどりの窓口で買った東京駅から国分寺駅(東京都)までの片道切符。東京駅から国分寺駅までは片道切符の運賃は中央線快速電車で乗り換えなしで580円なんだけど、8030円となっている。片道切符なんだけど一筆書き切符という方法で、有効期間は4日間。経路は、新幹線・長野・信越・篠ノ井線・中央東となっており、東京都区内をのぞき、経路にしたがって後戻りしない限り途中下車は最大4日間何度でも自由。ちなみに2024年2月9日に高田馬場駅のみどりの窓口は閉鎖されてしまうんだけど、この経路の切符って、有人窓口ではなく自動券売機でも買えるのかなぁ?

新幹線に乗るには、東京メトロ東西線大手町の千葉方面の先頭車両に乗れば、東海道新幹線だけではなく、JR東日本の東北・上越・北陸新幹線の日本橋口も設置されている。東京メトロ東西線の大手町駅と東京駅がつながっていることは、もっとアピールしてもいい気がする。

東京駅から国分寺駅(東京都)に行くのに、中央線快速電車ではなく、新幹線改札を通過。

10:24発かがやき509号に乗って長野駅を目指す。宿直明けで10時ぴったりに退社して、10:13には東京駅に立っているのは奇跡的。まぁ、職場が千代田区内だからだけど。

北陸新幹線の車両は12両編成なので、東北新幹線の17両編成よりも短いために日本橋口からだとホームをちょっと歩く。

私が北陸新幹線に乗るのは、長野新幹線時代を含めて2022年5月25日の今日が初めてだったりする。というのもコロナ禍以前は海外旅行が主体なので割高な新幹線を使った旅行はほとんどしていない。旅行需要喚起政策である「県民割」が始まったものの、まだ移動の需要は少ないようで、空席が目立つ。

ホームの売店で焼き鳥とビールを買って朝から飲んでしまう。国技館の焼き鳥を初めて買ってみたけど、こんなの売られていたんだ。私が東京駅で駅弁を買うことがないので知らないだけで、きっと以前から売っていたんだろうなぁ。

新幹線で飲むビールのおつまみにはちょうどいい。仕事明けなので、もう朝から飲んでしまう。

大宮駅には停車する。大宮駅を出発すると長野駅までノンストップ。

長野までの新幹線の特急料金は割引なしのノーマル運賃の4270円。長野駅には11:43着と東京駅から1時間19分で着いてしまう。指定席の窓側を前日でとれており、大宮駅を過ぎても周囲には空席が目立つ。

速達タイプの列車だから富山や金沢まで乗車する人が多いのかなぁ?長野駅で降りる人はほとんどいない。

新幹線改札の自動改札機に切符を通すと、ちゃんと途中下車扱いで乗車券が出てくる。

過去の経験から長野駅から善光寺までは歩くとけっこうな距離なので、バスに乗ってしまう。

さすがに七年に一度の「御開帳」なので善光寺に向かう人がいるけど、そんなに大混雑という感じじゃない。もしも新型コロナウイルス感染症の影響を受けていなかったら、もっとごった返していただろうなぁ。七年に一度だったら見に行く人もいるでしょう。

結果的に立っている人はいるけど混雑している感じじゃない。まだまだ2022年5月の世の中は不要不急の外出の自粛モードなんだろうなぁ。
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