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« 2024春のイタリア北部とサン・マリノ紀行 1日目(2)羽田空港の混雑のために出発遅延する中国東方航空上海浦東行きMU576便。 | トップページ | 2024春のイタリア北部とサン・マリノ紀行 1日目(4)不思議な時間に提供される中国東方航空の2回目の機内食。 »

2024年11月15日 (金)

2024春のイタリア北部とサン・マリノ紀行 1日目(3)上海での乗り継ぎ時間はたった60分!上海浦東空港を走る!

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ようやく機内食の時間。中国東方航空の機内食は昨年2023年10月に乗った中国国際航空の羽田空港で積んだ機内食よりはシンプルかなぁ。毎回書いていることなんだけど、中国や韓国というだけで見下す、時代遅れの「偏見」を持っている人が今でも残念ながら絶滅せずに生き残っているので、しつこいようだけどまた書いてしまう。中国や韓国に偏見を持っている人たちは中国東方航空の機内食というだけで「まずい」と言うと思うけど、さて問題です。この機内食はどこで作られて、どこで積まれたものでしょう?

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この日本語で「おしぼり」と書かれているものは、中国で作られて、中国で積まれたもの?あれ?この「おしぼり」を見たことがある。もしかしたら中国東方航空の機内食は、中国国際航空と同じ機内食工場で作られているのかも。

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そう、青島啤酒とピーナッツは中国から積んできたものだけど、この機内食は日本の機内食工場で丹精込めて作られて羽田空港で積まれたもの。もしも、この機内食を食べもせずに中国の航空会社だから「まずい」なんて言ったら、それこそ「日本人としての誇り」を取り戻すどころか、「日本人としての誇り」を傷つけていることになる。外国の航空会社のレガシーキャリアの機内食のほとんどは日本国内で作られて積まれたものなので、どの航空会社でも大きなはずれはない。口コミ情報で日本発の機内食がまずいと言う感想の大半は、自分の舌で判断しておらず、「航空会社のイメージ」すなわち「先入観」、「偏見」、「バイアス」によって頭で判断している。その結果、自分の舌で味がわからない貧乏舌であることが露呈してしまう。
※現在は中国東方航空で提供されるビールは青島啤酒ではないかもしれません。

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羽田空港で積まれた中国東方航空の機内食、普通に洋食のような感じで、機内食としては十分に美味しい。

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機内wifiにつながり、MU576便の上海到着予定時間が11:37であることがわかる。MU787便の出発時間である12:35まで1時間を切っている。かなりタイトな乗り継ぎになるかも。

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上海行きの航路は日本列島に沿って西に向かう。

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有明海が見える。

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奥に見えるのは昨年2023年1月に訪れた雲仙。諫早湾は、干拓堤防の内側は土色の水になっている。

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中国大陸が近づいてきた。

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干潟なのかなぁ?土色の海。

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まもなく上海浦東空港に着陸する。

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無事に上海浦東空港に着陸。タキシング中の現在の時刻は11:29だけど、タキシングして飛行機から降りるにはもう少し時間がかかりそう。次のローマ行きMU787便は12:35発なので、すでに出発まで1時間しかなく、かなり忙しい乗り継ぎになりそう。

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しかも、上海浦東空港は大きくて、ターミナルもシャトルに乗っていかなければならないサテライトもある。そして、ローマ行きMU787便はサテライトのG115ゲートからの出発。

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後方座席は座席指定が無料なので後方座席にしてしまったけど、前方の有料座席を選択しておいた方がよかったかも。

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過去の経験から考えると、ギリギリの場合の乗り継ぎ救済措置はいくつかあって、何も言われない場合は接続便の出発を遅らせて待ってくれることが多い。ターキッシュエアラインズでは旧アタテュルク国際空港到着が遅延した場合はセキュリティチェックを省略して、飛行機を降りると本来は搭乗用の通路が開放されており出発ロビーにダイレクトに向かうことができた。行き先ごとに呼ばれる場合は、グループで通常ルートではない特殊ルートで乗り継ぎをさせてくれることもある。ドバイ国際空港では専用のクルマで別のターミナルまでワープさせてくれたこともあった。最悪のパターンはカウンターに行くように言われた場合は、別の便の搭乗券やホテルバウチャーを渡される。すなわち置いていかれるということ。やはりドバイ国際空港の乗り継ぎカウンターで、すでに24時間後の翌日の航空券とホテルバウチャーが用意されていたことがあった。

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この先で運命が決まる。乗り継ぎ救済措置がある場合は、この先で行き先別に呼ばれるはず。でも、1時間はあるし何とかなるんじゃないかなぁ?人間の移動は容易なんだけど、預け入れ荷物の移動もあるので荷物の積み替えには時間がかかり荷物が間に合わない場合がある。今回は、私はリュックサックひとつの旅なので問題ないけど。

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結果は、特別な乗り継ぎ救済措置はなく、ちゃんと空港係員がいて、ローマ、パリは「急げ!」と言うことで、乗り継ぎが必要なイタリア人やフランス人は走り出す。でも、このパターンは、経験的にはおそらく乗り継ぎ客全員が乗るまで接続便の出発を遅らせて待っていてくれるパターン。セキュリティチェックは、ローマ、パリの乗り継ぎの乗客は、声をかけられて特別な窓口に案内されてすぐに通過できるように配慮してくれる。空港職員が配慮をしているので、これは待ってくれるパターンと信じる。

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手荷物検査場を通過して、係員に道案内されながら、気がつくとシャトルに乗っている。ローマ行き、パリ行きともにサテライトターミナルからの出発。

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サテライトターミナルに到着。前方には走っている人たち。釣られて走ってしまうけど、ここまで来てしまえば、たぶん上海に置き去りにされることはない。

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エスカレータを上がれば出発コンコースだけど、上海浦東空港は巨大なターミナルなので、まだゲートまでは距離がありそう。

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エスカレータを上がると係員が立っていて、ちゃんと遅延の対応をしている様子で係員がパリ行きは右手に進むように、ローマ行きは左手に進むように案内がある。賑やかさがなく閑散としているターミナルは置いてきぼりになったようで不安になる。

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走っていた人たちはパリ行きの人だったみたいでローマ行きの私はひとりぼっち。G115ゲートはよりによって、けっこう奥にある。上海浦東空港は乗り継ぎ時間を最低1時間みないと厳しいかもなぁ。中国国際航空の北京首都空港での乗り継ぎ手続きを5分で通過できたのと比較すると、上海浦東空港はちょっと面倒かも。ましてやサテライトターミナルだとシャトルに乗るようなので時間がかかる。

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ようやくG115ゲートの表示が見えてきたけど、もっと先?出発ロビーは閑散としていて不安になる。

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機材はエアバスA330-200。まだボーディングブリッジが架けられており、貨物のハッチが開いている。よし!間に合った。私の荷物は手荷物のみなので、ロストバゲッジすることはないけど、おそらく、手荷物の積み替えも待っているっぽい。今日は羽田空港第3ターミナルでも忙しかったけど、上海浦東空港での乗り継ぎも忙しかったなぁ。上海浦東空港でトイレに行く時間もない。思えば、早朝、京急に乗る前にJ R品川駅でトイレに行ったのが最後で、羽田から上海のフライトは窓側の席だったし、ずっとトイレに行っていない。

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もう乗り継ぎ客を待っているだけのG115ゲートを通過する。ものすごく忙しかったけど、乗り継ぎ成功!前回の中国国際航空の北京首都空港での乗り継ぎは、ファーストクラスラウンジで美味しい中国料理のお昼ごはんを食べて優雅な乗り継ぎだったのに、今回はラウンジに行く時間もない。だけど、飛行機なんてただの移動手段なので、無事に乗り継ぎが成功すればそれでいい。繰り返すけど、「日本人としての誇り」を取り戻す人たちは中国の航空会社だからこうなったと言いそうだけど、今回の遅延の原因は中国東方航空ではなく、日本の羽田空港第3ターミナルのキャパシティの問題と、日本人男子6人組のせい。むしろ、接続便を遅延させて日本からの乗り継ぎ客を待っていてくれた中国東方航空に感謝すべきだろう。逆に言えば、日本人男子6人組は世界各地に向かう中国東方航空の接続便を遅延させており、当然ながらその復行便も遅延させていることを自覚した方がいい。

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