長崎雲仙・佐賀周遊旅行2日目(1)幣振坂(へいふりざか)を上って風頭公園の坂本龍馬像へ。
2022年1月10日、成人の日の月曜日。長崎、ホテルマリンワールドで迎える朝。窓から長崎市街の風景を眺める。
2022年1月は、まだレストランの前には体温測定器が置かれており、消毒、ビニール手袋着用が推奨されている。この時期は、消毒したらきれいな手なんだから、ビニール手袋は要らないんじゃないかなんて考えてはいけない。
手作り感を感じるのは、料理ではなくおそらく飛沫防止のために作られたビニール。
でもチェーン系ホテルと比較して、料理に手作り感があるのがいい。
晴れてきそうな雰囲気。稲佐山がよく見える。今日はお昼までは長崎観光。午後からは雲仙を目指す。
ホテルマリンワールドをチェックアウト。このホテル、思案橋にも中華街にも行けるし、飲食店の並ぶ繁華街には近いので便利な立地。高台にあるので窓から市街が見られるのもいい。
最近はガイドブックすら読まずにほぼ予習していないんだけど、まだ知らない風頭公園に行ってみることにする。今回の長崎行きは、本当は石垣島のはずで、急遽変更した旅行なので2021年12月の高知旅行とはまったくリンクしていないんだけど、年をまたいで、坂本龍馬の軌跡を辿ることになってしまっている。大きなお寺が並ぶ通りを進む。
この先は風頭公園まで階段を上がっていく。真冬だからいいけど、夏だったら汗だくになりそう。
坂の途中で楠本瀧、楠本イネ、二宮敬作の「顕彰碑」を見つける。
シーボルトって、遊女の楠本タキと結ばれて、シーボルトとタキの間にイネという子供がいたことを知る。シーボルトには日本人妻がいて、さらに子供がいたんだ。そんなことは教科書には載っていないので、歴史って現地に来てみないとわからないから、旅行はおもしろい。
阿蘭陀通詞加福家墓地。オランダ語の通訳士を代々勤めていた家があることを知る。
2021年12月23日に高知桂浜で坂本龍馬に会ってから、3週間も経たないうちに長崎で坂本龍馬に再会できるとは。本当は石垣島に行く予定だったので、これも何かの縁。長崎港を見て腕組みをしている龍馬像、桂浜の龍馬像よりも小さいけど、存在感がある。
司馬遼太郎の「竜馬がゆく」の一節が書かれた石碑がある。石碑には「長崎はわしの希望じゃ」、「やがては日本回天の足場になる」と言ったと書かれている。坂本龍馬の功績については私にはよくわからないんだけど、この世を変えるという思いを持って行動した人であることは事実なんだろう。そして、坂本龍馬の閉塞的な世の中を変えるという思いが今も通じているからこそ、人気があるに違いない。
ランキング参加中です。
いつもありがとうございます。
応援の1クリックお願いします。みなさんの応援がブログ継続の励みとなります!
« 長崎雲仙・佐賀周遊旅行1日目(5)日本三大夜景のひとつの長崎・稲佐山山頂展望台へ。 | トップページ | 長崎雲仙・佐賀周遊旅行2日目(2)武田鉄矢氏が名誉館長の亀山社中記念館へ。 »
「九州」カテゴリの記事
- 長崎雲仙・佐賀周遊旅行3日目(3)お昼ごはんは、まだ知らない島原名物「具雑煮」と「かんざらし。」(2024.10.04)
- 長崎雲仙・佐賀周遊旅行3日目(2)世界遺産「長崎と天草地方の潜在キリシタン関連遺産」の原城跡へ。(2024.10.01)
- 長崎雲仙・佐賀周遊旅行3日目(1)天草の乱の原因はパワハラ上司?南島原市有馬キリシタン遺跡記念館でキリシタンの歴史を学ぶ。(2024.09.27)
- 長崎雲仙・佐賀周遊旅行2日目(7)迫力のある地獄らしい雲仙地獄、湯快リゾート雲仙東洋館(大江戸温泉物語雲仙東洋館)の夕ごはん。(2024.09.24)
- 長崎雲仙・佐賀周遊旅行2日目(6)小浜温泉で足湯を楽しむ。(2024.09.20)
« 長崎雲仙・佐賀周遊旅行1日目(5)日本三大夜景のひとつの長崎・稲佐山山頂展望台へ。 | トップページ | 長崎雲仙・佐賀周遊旅行2日目(2)武田鉄矢氏が名誉館長の亀山社中記念館へ。 »
コメント