【パリ 2023/10/25 11:27】フランス・パリ滞在72時間の旅3日目(6)パリでのお昼ごはんは、サン・ミッシェルの安食堂街でクスクスを。

【2023年10月25日11:27、ストラスブール=サン・ドニ駅“Strasbourg Saint-Denis”】
40h経過

ストラスブール=サン・ドニ駅“Strasbourg Saint-Denis”で、パリ・メトロ8号線からメトロ4号線に乗り換える。どうも、まだメトロ4号線の南方面の終点がバニュー駅“Bagneux(Bagneux - Lucie Aubrac)”であることに慣れない。

先ほど下車したシテ駅よりも1つ先のサン・ミシェル駅“Saint-Michel”駅で降りる。

向かっているのは、そろそろお昼ごはんの時間なのでサン・ミシェルの安食堂街。今回は、4年4ヶ月ぶりのパリなので食べたいものを食べる。だけど、円安なので、お手軽だけど美味しいものを食べる。

サン・ミシェル広場の本屋ジベール・ジュネ“Gibert Jeune”は2021年3月に閉店となる。バルベス・ロシュシュアール駅“Barbès-Rochechouart”のタチ“TATI”もなくなり、フランスの風景は変化している。まさかタチがなくなるなんて信じられない。

セーヌ川沿いの道路に出て、再び、ノートルダム大聖堂を眺める。

この食堂街はとにかく安い。フランス料理のレストランを見てみる。

前菜、メイン、デザート込みで18ユーロのコース料理と28ユーロのコース料理がある。18ユーロのコースで、前菜としてエスカルゴ、メインにブフ・ブルギニョン“Bœuf bourguignon”、デザートにフォンダンショコラが選べるんだから、観光客には十分。

前菜、メイン、デザートのコース料理が15ユーロ!前菜としてオニオングラタンスープやエスカルゴ、メインはブフ・ブルギニョンだけではなくマグレ・カナールまで選べる。デザートにタルト・タタンだと?本当に15ユーロ!?

さらに前菜、メイン、デザートのコース料理が12ユーロ!?さすがに前菜はウフマヨなど簡単なものだけど、メインはステーキや鶏肉のグリル、デザートはムース・オ・ショコラなどちょっと簡単なものになるけど、コース料理が12ユーロは破格の値段!?円安ユーロ高の今こそ、試してみるべき?

お店の外で並んでいるのかなぁ?怪しげな日本風料理店の看板は「カラツビカレー」の下には“Subarashi Ramen”と書かれている。ぜんぜん違うじゃん。「鬼金棒」と書かれているので、日本のカラシビ味噌ラーメンと関係があるのかなぁ?

かなり怪しい。豚骨ラーメンにヤングコーンが載っているのはカラシビ味噌ラーメンのオマージュ?なぜかうなぎごはんとたこ焼きも提供。だけど、看板に書かれている「カラツビカレー」はないみたい。まさか商標権を侵害しないために、わざと「カラツビ」にしている?まぁ、海外に行くと、なんちゃって日本料理店はたくさんあって、私はむしろ、なんちゃって日本料理店のメニューを面白がって見ているだけなんだけど。

私がこの安食堂街で食べようと思っているのは、モロッコ料理専門店オー・ボン・クスクス“Au Bon Couscous”で食べるクスクス。

パリで食べたいものを考えたときに、久しぶりにクスクスを食べたくなった。お店の中に入って、クスクスを注文。

クスクスは、豪華になると肉類が増えていくんだけど、私はメルゲーズのみで十分。野菜スープとクスクスが運ばれてくる。本場のチュニジアやモロッコでクスクスを食べると、最初からクスクスの上にスープがかけられてしまっていることが多い気がするんだけど、フランスでは蒸したてのクスクスとスープが別に出てくる。

私はフランス式なのかもしれないけど、野菜スープとクスクスが別に出てくる方が好き。そして、クスクスはとても食べきれないほど大盛り。フランスで安くてお腹いっぱいになるにはクスクスが一番。

絶対に忘れてならないのは、辛味を足すハリサ(フランス語ではアリッサ)“Harissa”。これを入れると風味が違う。

クスクスにたっぷりとスープを含ませて食べるのが好き。粒食文化である日本で、もっとクスクスが流行してもいいのになぁ。そんなことを2023年春に神戸北野のカフェ・ド・パリ“Cafe de Paris”でエマニュエル・アズーズ氏と話した気がする。たしか、アズーズ氏がパリに久しぶりに帰るというので、パリに帰ったら何を食べたい?という話になって、「クスクス」という答えで盛り上がり、安くて美味しいクスクス屋が日本にもあってもいいという話になる。
Cafe de Paris(神戸北野)
https://cafe-de-paris.jp/

もちろん、このお店に来たら食後に飲むものは、エスプレッソではなく、テ・ア・ラ・マンタ“Thé à la menthe”が美味しい!
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