【エトルタ2023/10/24 14:03】フランス・パリ滞在72時間の旅2日目(8)大ピンチ!エトルタからル・アーヴルに向かう帰りのバスが来ないかも!?
【2023年10月24日14:03、エトルタの市場“Les halles d'Étretat”】
19h経過
エトルタの市場の時計は14:03を示している。次にル・アーヴルに向かうバスはエトルタ市庁舎前を14:35発の予定。
バスを降りてすぐ見つけたカルヴァドスの看板が目立つおみやげもの屋さん。
エトルタは小さな街なので、あっという間に市庁舎前の広場“Place Maurice Guillard”に出てしまう。帰りのル・アーヴル行きの13番バスの乗り場はどこかなぁ?
次のバスは事前にネットで調べていた14:35発で間違いないかと思って、バスの時刻表を探すんだけど、時刻が掲載されていない。時刻表の代わりに案内が貼られている。
えっ?このバス停にはル・アーヴル行きの13番バスが来ない?でも、ル・アーヴルからエトルタに来たバスはこの市庁舎前にちゃんと来ていて、私はここでバスを降りている。行きのバスは来て、折り返しの帰りのバスは来ないことがあるのかなぁ?はたして、このバス停にはル・アーヴル行きの13番バスは来るのか、来ないのか。表示の通り、本来のルートから外れた臨時のバス停に向かうべきなのか。案内にしたがって本来のバスルートから外れた場所にある臨時のバス停に向かうと、もしも、この案内が間違いで、ここのバス停にバスが来てしまうと臨時バス停はルートから外れているので空振りになってしまう。フランス旅行は、たまに困ったことになる。まぁ、思い通りに行かないことに遭遇することこそがフランス旅行、そして海外旅行の楽しみなのかもしれないけど。
困った時はあがいてみる。こんな時は人に聞くしかない。まずやってきた21番バスが到着してしばらく停車しているので、バスの運転手に聞いてみると、ル・アーヴル行きの13番バスはここに来ると言う。
エトルタに到着してすぐに地図をもらった観光案内所に行ってマダムに聞いてみても、ル・アーヴル行きのバスは市庁舎前のバス停だと言う。
バス停の案内のはがし忘れが疑われるんだけど、そして2人に聞いたから大丈夫だと思うけど、フランス人はいい加減なところがあるので、もしかしたら本当にこのバス停に13番バスは来ないかもしれない。でも、2人が2人してここにバスは来るというんだから、ここはフランス人を信じて、このバス停で待つことにする。時刻は14:35に近づいており、エトルタ駅始発のル・アーヴル行きの13番バスが来ないか、じっと道を眺める。
いよいよ運命の時。エトルタ駅方面から1台のバスがこちらに向かってくる。時間から考えると、このバスがル・アーヴル行きの13番バス!?
よし!“13 LE HAVRE GARES”と表示が出ているので間違いない。それにしても、バス停の案内表示が間違っているのは本当に勘弁してほしいなぁ。今回の場合は、人に聞かずにバス停に貼られた案内の通りに別のバス停に行っていたら、臨時バス停にはバスが来ないという事態になったわけで、次のバスまでの1時間を無駄にするところだった。まぁそれがフランスらしいことなんだけど、これが他人の小さなミスを指摘したり、他人の粗探しをするのが大好きな「不寛容社会」となってしまった日本だったら、行きすぎた「正義感」による粗探しが大好きなマスメディアによって全国ニュースになるかもしれない。
ストライキの影響によるエールフランス便の欠航で日本に予定通りに帰れなかったり、パリのメトロがストライキでほとんど動かないことも過去には経験しているので、フランス旅行ではこんなことはごくごく小さなトラブル。わからなかったら、人に聞けばいいじゃん。トラブルに遭ってしまったら、あがいてみるとなんとかなるもの。今回の旅のリハビリテーションで、わからなかったら人に聞いたりして、とにかくあがいてみるという海外旅行の基本を学び直した気分。
車窓から海水浴シーズンだったら賑わいそうなル・アーヴル海岸が見えてくる。
次のパリ行きの列車は17:08で時間があるし、ル・アーヴルの海が見たくなって、その名も“La Plage”のバス停で途中下車してみることにする。
すでにル・アーヴル市街に入っており、海岸沿いにはトラムも走っている。
歩いてSNCFのル・アーヴル駅まで歩いていくつもりだけど、駅までトラムに乗ってもいい。
ル・アーヴルの海岸“Plage du Havre”から海を見にいくことにする。
ようやく海が見えてくる。エトルタ海岸と同様に砂浜に座っている人を見かける。
波打ち際まで行くと、丸い小石だらけのエトルタ海岸と違って、砂地が見える。きっと、夏のバカンスシーズンは、海水浴客で賑わっているんだろうなぁと想像しながら、ぼーっと海を眺める。海を眺めていると、バス停のトラブルなんて、どうでも良くなってくる。まぁ、あがいてみた結果、無事にバスに乗ることができたからだけど。教訓としては、困ったことになったら、とにかくあがいてみることが大事。そして、人に聞いてみることが大事。
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