２年８ヶ月ぶりの海外旅行復活は韓国ソウル旅行２日目（２）ソウル旧市街の町歩きは南大門からスタート。

今回のソウル旧市街町歩きは、厳密に言うと地下鉄会賢（フェヒョン）駅から始まっているんだけど、ランドマークとしては南大門（崇礼門）から始めることにする。李氏朝鮮時代の1398年に建てられて、15世紀にも改築されていたんだけど、朝鮮戦争でも焼け残ったのに、2008年に放火によって失われた。

韓国の宮殿に使われているエメラルドグリーンの塗装が私は好き。

崇礼門（南大門）をくぐり、かつては城壁に囲まれていた城塞都市ソウルに入る。

天井には竜の絵が描かれているけど、再建されたものなので新しい感じ。

ソウルの街って面白くて、南大門からまっすぐ景徳宮に伸びているわけではなく、光化門も見えない。景徳宮に行くにはソウル市庁舎のあるあたりで左に曲がる。

再び南大門市場の方に向かい歩き始める。銀杏の紅葉が美しい。ソウルの紅葉は今頃なのかも。

南大門のこのエリアは中古のカメラ屋さんが多い。韓国の街って、同じものを扱うお店が集まっていることが多い気がする。

南大門は観光客向けのお店も多いけど、在来市場でもある。大きな通りは観光客がいないから人通りは少ない。おそらく「完璧なニセモノ」を扱うようなお店は観光客がいないと成り立たない。今でも売られているのかどうか知らないけど。

この辺りは「太刀魚の煮つけ横丁」“남대문 갈치조림 골목”と呼ばれる通りで、狭い路地の両側に食堂が並んでいる。

冷蔵庫や調理器具が路地に並べられている。

鍋にはすでに太刀魚の切り身が入っており、注文が入ればすぐに火にかけられる。市場の中にあるので早朝から開いており、朝食として太刀魚の煮付けを食べることもできる。このカルチジョリム、美味しんだよね。でも、今は定食を食べられるほどお腹が空いていない。

太刀魚の煮付け横丁を出ると、在来市場なので魚が売られている。

イシモチの干物である「굴비」クルビが売られている。

太刀魚が新鮮で美味しそう。

「굴비」クルビは丸干しなので内蔵が取られていない。このクルビも美味しいんだよね。韓定食の専門店に行かないと食べられない気がするけど。あっ、東大門の焼き魚通りに行けば食べられるのかなぁ？

大通りにある観光客向けのお店は黒いシートがかけられている。

食べ物屋さんはお店が開いている。

マンドゥ屋さんだと思ったら、ドーナツ屋さん。

トッポキやティギムなどを売る、韓国のファーストフード店。

しかし、人通りが少ない。

食べ物屋さんは元気かもしれない。ホットッを売るお店。

韓国らしいのは道路までもお店になっている。南大門を歩く限りでは、大きな通りの観光客向けのお店は黒いシートがかけられているけど、食べ物屋さんや在来市場は活気があり、今まで通りのソウルの街を感じることができる。

道路の反対側にはモダンな建物が見える。おそらく韓国銀行の建物。

ソウル中央郵便局は建て替わって近代的なビルになった。

韓国の中央銀行である韓国銀行本店は、現在は貨幣博物館となっている。設計は東京駅や日本銀行本店を設計した辰野金吾。地下道を進み、明洞（ミョンドン）に向かう。

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