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2023年12月19日 (火)

2年8ヶ月ぶりの海外旅行復活は韓国ソウル旅行2日目(4)ソウル中心部でも季節を感じられて、私が大好きな徳寿宮(トクスグン)。

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ソウルの中心部にあって、韓国らしい建物と自然が楽しめる場所として、私は徳寿宮“덕수궁”が気に入っていて、過去にも何度も来ている。徳寿宮(トクスグン)は景福宮(キョンボックン)や昌慶宮(チャンドックン)のように広大な宮殿ではないので、ちょっと見るにはちょうどいい。

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大漢門から徳寿宮の中に入ると、紅葉がちょうど見頃になっている。春に来たときは桜が咲いていたし、ソウルの四季を感じるには私は徳寿宮が好き。

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道にも落ち葉で覆われており、太陽の光が差し込んでいて紅葉の赤色が引き立っている。

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真っ赤な紅葉も美しければ、苔の緑も美しい。旅行というのは非日常を感じること。ようやく新型コロナウイルス感染症のパンデミックが治まり、海外旅行に出て美しい風景に出会うことができるようになったんだなぁ。

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徳寿宮はもともとは王宮ではなく、李氏朝鮮時代に第9代国王の成宋の実兄である月山大君の邸宅として建てられた。1592年の文禄・慶長の役(壬辰倭乱)によって王宮である景福宮が全焼したために、1593年に慶運宮(キョンウングン)として臨時の王宮となった。1615年に昌慶宮に王宮が移り、その後は離宮として使われた。

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1895年に閔妃暗殺事件(乙未事変)が発生し、大韓帝国皇帝の高宗はロシア公館に1年間避難したのちに慶運宮(キョンウングン)に王宮を置いた。高宗は譲位後も慶運宮に住み続けたため、高宗の長寿を願って「徳寿宮」に改称された。

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中和門からは、中和殿が見える。私は徳寿宮の自然が好きなので、まっすぐに中和殿には進まずにもう少し庭園をめぐる事にする。

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銀杏の紅葉が美しい。

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そして、紅葉がベストシーズン。

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秋のソウルを感じるにはベストな時期だったのかも。

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中和殿は大韓帝国の正殿として使われた。1904年に焼失し、1906年に再建されたもの。1904年の火災は「咸寧殿」のオンドルの修理中に発生したもので、ほとんどの建物が焼失する大火災だった。

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韓国の宮殿らしく、三蔵法師を先頭とした雑像(チャプサン)“잡상” の装飾がある。

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1906年に再建された建物だけど、それでも100年以上前の建物だし、朝鮮戦争でも焼けることなく残っている。

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正殿なのでここが玉座だったんだろう。

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天井にも装飾があるけど、少し色褪せている。龍が二匹描かれており、ここが王宮だったことを示している。

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奥にある建物は、伝統的な宮殿ではなく1909年に完成した石造殿。大韓帝国時代に外国の使節と接見した場所。設計はイギリス人ハーディングで、新古典様式でギリシャの宮殿のようなファサード。今では博物館になっている。

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建築物もおもしろいんだけど、私は徳寿宮の四季を感じられる自然の風景が好き。

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中和殿の裏手にある「昔御堂」と呼ばれる建物は2階建てで、宮殿らしくない民家のような感じ。

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「即造堂」と「浚眀堂」とは廊下でつながっている。

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ほとんどの宮殿は1904年の大火災によって焼失後に再建されたもの。戸が天井に収納されているのが面白い。

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いつも庭園をちょっと見るだけなので、こんなに徳寿宮の建物をちゃんと見たのは今回が初めてかも。

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「静観軒」は1900年頃に高宗の寝殿である「咸寧殿」の後苑に建てられた、東洋と西洋の建築様式が入り混じった建物。建物の周囲がポーチになっているのもおもしろい。

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確かに石柱が建っているのは西洋風に感じる。

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「徳弘殿」は1911年に建設された徳寿宮の中では最も新しい建物で接見などに使われていた。

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「咸寧殿」は、高宗が暮らした場所。徳寿宮で隠居生活をしていた高宗は1919年にここで亡くなった。徳寿宮はソウルの中心であるソウル市庁のそばにあり、そんなに広くないので、ちょっと時間がある時にふらっと立ち寄ることができる宮殿。私がこの宮殿が好きなのは、四季の自然を感じることができること。今日は、秋真っ盛りの真っ赤な紅葉を見ることができて幸せな気分。

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