健康の維持のための県境をまたがない埼玉・秩父の旅 1日目(5)浦山口駅で途中下車して、浦山ダムを見にいく。
私の出身校である県立高校は自主性が高い学校だったので春の遠足はクラスごとに企画して、好きな場所に行くことができるんだけど、高校3年生の時の遠足で浦山口に行ってバーベキューをしたことは覚えている。
すでに記憶にないんだけど、浦山口駅で降りてみればバーベキューをした場所を思い出すかなぁ?と思って途中下車してみることにする。
どんな感じだったかなぁ?そもそも、バーベキュー場が現存しているのかも覚えていないけど、買い出しに行った記憶はないので、材料を用意してくれるバーベキュー場だったんだろう。
坂を下っていくと不動尊が立つ。不動名水という湧水が出ているみたい。
入れ物をなにも持っていないので、その場で名水を飲むけど、冷たくて美味しい。
浦山ダムの方向に歩いていくと、バンガローなどが見えてくる。ここでバーベキューをしたのかなぁ?覚えていないけど。
もう9月だけど、入道雲のような雲。雨が降らないといいけど。せっかく途中下車したんだから浦山ダムを見にいくことにする。
気持ちが「仕事」ではなく、「不要不急」モードじゃないと、心に余裕がないので季節を感じたり自然の美しさを感じられない。ただでさえ、いつコロナウイルス2019に感染してもおかしくない状況で毎日県境を越えて通勤しているので、仕事モードの日常では花の美しさを感じられなくなっている。やっぱり、心身の健康の維持のためには「不要不急の外出」が必要なんじゃないかなぁ?
浦山ダムに来るのは初めてだけど、堰堤がものすごく高い。だけど、エレベータがついているので、簡単に上がることができる。
なんていうことだ。エレベータが封鎖されている。本当にこの国はおかしな方向に進んでいる。コロナウイルス2019の影響で緊急事態宣言が出ているのでエレベータを封鎖しているのだという。感染症拡大防止が目的のはずが、完全に「個人的な行動の制限」に目的がすり替わっている。少し考えればわかりそうなものだけど、このダムのエレベータに行列ができるほど人が殺到し、エレベータが満員になるのだろうか。だとしてもエレベータの人数制限だけすればいい話じゃないの?感染症拡大防止が目的ではなく、「不要不急の外出」は禁じられているんだから遊びに来てはいけません!という「個人的な行動の制限」に目的がすり替わっている。
階段は封鎖されていないので、階段で堰堤に登ることはできるんだけど、気が遠くなるような高さなので、浦山ダムを見ることを断念する。誰も来ないような場所のエレベータが、まさか緊急事態宣言のために封鎖されていることは予測できなかったなぁ。
カメラを構えた人が何人かいるけど、そういえば、SLが三峰口駅からそろそろ戻ってくる時間なのかもしれない。
浦山口駅に戻ってくる。まぁ、以前に訪れたことがあるバーベキュー場を見てみようと思ったのがきっかけなんだけど、浦山ダムのエレベータが「緊急事態宣言」のために封鎖されているのを見て、政府の目的が「感染症拡大防止」から「個人的な行動の制限」にすり変わっていることを強く実感する。マスメディアも政府による「個人的な行動の制限」に疑問を持つことなく、むしろ国民に対してコロナウイルス2019感染拡大の危機をあおるような報道をしている。
鉄道の旅でベンチに座り列車をぼーっと待つのって、私はけっこう好き。
羽生行きの電車が入ってきた。浦山口駅から乗る乗客はけっこういる。
秩父駅は大きい駅で、島式ホームで地下通路がある。地下通路を降りて、秩父駅周辺を歩いてみることにする。
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