関門トンネルを歩いて渡る下関・小倉旅 3日目(2)小倉観光は、まずは小倉城へ。
お城というのは敵からの侵入をいかに防御するか。小倉城虎ノ門口は、直角に曲がっている。
城跡に神社が建っていることはよくあるような気がするけど、八坂神社は関ヶ原の戦いのあとで、丹後から小倉藩に移った細川忠興公の時代に創建された由緒ある神社が、昭和に入ってから1934年に鋳物師町から北の丸に遷座したもの。
関ヶ原の戦いによって丹後から小倉に入った細川忠興公によって天守閣が整備された。その後は、細川氏は熊本に転封となり、その後は譜代大名の小笠原氏の居城となる。1837年に火災によって焼失し、現在の天守閣は1959年に再建された再建天守。お堀沿いの天守台が高い。
明治維新後に本丸跡に陸軍の司令部などが建てられるなどしたためか、あまりお城らしさは残っていない。かろうじて、直角カーブからここに城門があったんだろうなぁと感じられる程度。
もともとの遺構なのか、再現されたものかはちょっとわからない。
お堀側から見ると、天守台の石垣は高いんだけど、本丸側から見るとそんなに高くない。
入場して見学してみることにすると、本州からの玄関口であり、小倉は中津街道や長崎街道の出発点であり、九州各地に向かう交通の要衝であることを学ぶ。紫川を天然の堀として、総構えの構造であったことを知る。
展望スペースから城下を眺める。再建されたものだけど、小倉城庭園。その奥には紫川が見える。
結婚式用の写真撮影かなぁ?2021年は、コロナウイルス2019の影響で大人数での結婚式も厳しい年だったと思うけど、幸せになってほしいなぁ。
小倉城を出ると、すぐ隣にはリバーウォーク北九州という巨大ショッピングセンターが建つ。
小倉城からの道だけではなく、東楼門からはお堀の外に出ることができる。
創建時は小倉祇園社と呼ばれ、7月には細川忠興によって京都の祇園祭を取り入れた例大祭(小倉祇園祭)が行われる。
八坂神社が小倉城内に遷座されたのが昭和9年なので、せいぜい昭和初期の建造物だと思うんだけど、小倉城よりも歴史を感じる感じがして八坂神社はおもしろい。
おそらく小倉城としての建物は現存しておらず、八坂神社に関連する建物と再建天守なんだけど、なかなか風情を感じられる風景。八坂神社と含めて、小倉城観光は私にとってはなかなか楽しめる。
次に目指すのは北九州の市場である旦過市場。紫川にかかる鴎外橋を渡ると、目の前に見えるのは百貨店の井筒屋。本館と新館を結ぶ連絡通路があり、けっこう大きな百貨店だとわかる。
旦過橋からは、川に迫り出した建物が見える。旦過市場のお店って、川の上に建っているということ?
旦過市場の入口に立つ。狭い路地の左右にお店が並んでいるんだけど、右側のお店は地上からはみ出て川の上に建っているのかなぁ?
私は市場を歩くのが大好き。その土地でどのようなものが食べられているのか知ることで、その土地での生活が見えるような気がするから。いきなり、鯨肉の専門店を発見。普通に鯨肉を食べる文化が残っているのかなぁ?
まだ午前中なので、人通りはそんなに多くなく、お店をのぞきながら歩きやすい。
練り物やさんでつい足を止めてしまう。私は気になるものを見つけると、立ち止まってしまう。
カナッペって、パンで巻いてあげてあると書いてあるけど、どんな感じなんだろう?半熟卵が入ったかまぼこも美味しそう。私はどうしても「まだ知らない」ものに興味を持ってしまう。うーん、ちょっと歩いただけだけど、私はやっぱり市場を歩くのが好き。そして、旦過市場、おもしろいかも!
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