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2023年4月

2023年4月28日 (金)

関門トンネルを歩いて渡る下関・小倉旅 2日目(3)明治維新のムーブメントを生んだ長州・萩の松陰神社へ。

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秋吉台からレンタカーを走らせ、萩へ向かう。明治維新の発端となるパワーを生んだ町はどのような町なのだろう。いつかここに来たいと思っていた。橋を渡り、阿武川下流の萩三角州に入る。萩城のある指月山が見える。三角州の中に小高い山があるなんて、城を作るには絶好の場所かも。

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再び萩三角州の外に出て、まずは松下村塾へ向かう。

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松下村塾には松陰神社が建ち、もちろん名称の通り、御祭神は吉田松陰。

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小さな民家のような感じだけど、これが松下村塾?

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萩藩には明倫館という立派な藩校があるわけで、松下村塾はあくまで私塾だからこんなものなんだろう。

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建物の中をいても、質素な感じ。

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ちょうど講義室では、レクチャーが行われている。このように、幕末にも明治維新の力となる人材が吉田松陰を囲んで学んだのかなぁ。

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松陰神社へ参拝する。

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松下村塾よりも大きな民家が残されている。杉家旧宅であり「吉田松陰幽囚ノ旧宅」と呼ばれている。吉田松陰は自分自身の目で海外を見たいと1854年に伊豆の下田でアメリカ軍艦に乗って海外密航を企てるが失敗し、伝馬町獄から萩の野山獄に投獄され、実家である杉家に幽閉となる。

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わずか三畳のこの部屋に幽閉されていた。

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松陰神社の隣に立つのは松門神社。御祭神は、吉田松陰門下生の52柱と松陰の遺書「留魂録」を後世に伝えた沼崎吉五郎を合祀し53柱が祀られている。

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小さなお土産もの屋さんがあり、夏みかんの皮を砂糖で煮詰めたお菓子などが売られている。

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再びレンタカーを走らせて指月山のふもとにある萩城へ。途中の街並みもいい感じだったけど、レンタカーだと素通りになってしまう。

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指月山が見える。石垣があり、道路が右側に曲がっているので、ここに門があったのだろう。石垣の手前側の駐車場は、かつてはお堀か空堀があったのかもしれない。

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かつてここには南門があり、この曲がり方はお城を守るための仕組み。

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ここからが本丸となる。お堀で本丸は守られている。

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お堀の幅は広く、本丸には石垣が築かれている。左奥に見えるのが天守台だけど、防御の意味と、遠くから見えるシンボルとしては背後にある指月山の山頂に築いた方が良さそうだけど。

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本丸のお堀ぞいにある天守台に行ってみることにする。

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天守台からお堀を見る。天守閣の大きさがわからないけど、天守台からはどの程度、城下を見渡せたのかなぁ。

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戦国時代であれば指月山の山頂に天守閣が築かれそうだけど、萩城は関ヶ原の戦いのあとに周防・長門の2国に減封となった毛利輝元によって1604年に築城されたので、指月山の麓に天守閣を立てたのかなぁ。

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指月山山頂には「詰丸」と呼ばれる砦があり、矢倉が並び要塞化されていた。遊歩道になっており、指月山の山頂まで行けるみたいだけど、けっこうな高さの山なので今回は行かないことにする。

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本丸には、志都岐山(しづきやま)神社がある。指月公園の中にあり、入場料を支払わないと入れないためか、神社としての賑わいはなく、ひっそりとした雰囲気。

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藩校である明倫館から移築された万歳橋は、通行止めになっている。

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志都岐山神社には、主宰神として毛利元就、隆元、輝元、敬親、元徳を5柱、および歴代の萩藩主が祀られている。

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毛利毛の家紋である、一文字三星。かつて戦国大名として中国地方を領地とした毛利氏。そして、幕末にはこの地から明治維新につながるムーブメントが始まる。ひっそりとした雰囲気だからこそ、この地のパワーを感じられる。

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2023年4月25日 (火)

関門トンネルを歩いて渡る下関・小倉旅 2日目(2)秋芳洞の洞窟内でトルコのパムッカレを思い出す。

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唐戸市場で朝ごはんを食べたあとは、マツダ2を走らせて、秋芳洞へ向かう。今日は日曜日なんだけど、お客さんもいなければ、おみやげもの屋さんも開いていない。まぁ、確かにアクセスは悪いんだけど、秋芳洞って人気がないのかなぁ?

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入口に近づいてくると、ようやく開いているおみやげもの屋さんを発見。

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日曜日なんだけど、ひっそりとしている。山口県の観光スポットといえば、まずは秋芳洞というわけでもないのかなぁ?

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洞窟の入口は広く、洞窟からは水量が豊富な川が流れている。

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洞窟の入口は広く、洞窟からは水量が豊富な川が流れている。洞窟の中には川が流れており、かなり広い。これだけの大きさの洞窟であれば、山口県を代表する観光スポットになるわけだ。

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このあたりは石灰岩なんだろうなぁ。以前にJTB旅物語「トルコ大爆勝」で周遊したパムッカレが懐かしい。あの時期はJTBも阪急交通社も、大量に格安トルコツアーが催行されていて、定年後のシニア層が参加していた。今考えれば、洞窟ホテルにも泊まっていたし、バスに乗る時間は長かったけど、諸経費込みでも10万円を切っていたしお得なツアーだったなぁ。

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石灰岩が影響していることはわかるんだけど、どのようにして中国の九寨溝・黄龍やトルコのパムッカレのような風景が生み出されるんだろう。中国の九寨溝・黄龍にもいつか行ってみたいなぁ。一生のうちに行けるかしら?なにしろ、3年間もコロナウイルス2019のせいで無駄にしてしまった。

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「笣柿」(すぼがき)って、実はどういう意味かよくわからないんだけど、柿が吊るされている感じなのかなぁ?たぶん、親切な人のブログで解説されているかもしれないので、詳しくは私以外の親切の人が書いたブログで。

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私は親切ではないので、気になった岩だけをピックアップ。千町田(ちまちだ)は、まぁ、トルコのパムッカレのような感じだけど、棚田とかのイメージなんだろうなぁ。

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石灰質の鍾乳石が垂れている。

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「空滝」(からたき)は、文字通り、水の流れがあるような感じ。どれだけの時間をかけて、滝のような形状になったんだろう。

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「黄金柱」は、成分が黄色い色を発しているのかなぁ?一滴、一滴の積み重ねでこのような形状になったんだろう。

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それにしても、これだけ普通に人が歩ける以上の地下空間が広がっているのがすごい。たしかに山口県といえばまず思い浮かぶのが秋芳洞というだけの観光スポット。

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「石灰華の滝」は造形がおもしろい。

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一滴、一滴の石灰水が「クラゲの滝のぼり」を作り上げたんだろうけど、場所によって造形が異なるのがおもしろい。

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おもしろいなぁ。直線的な「龍の抜け穴」もあるし、同じ洞窟の中でも造形が本当に異なる。

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一時は阪急交通社などの団体パッケージツアーも組まれていた中国の「九寨溝・黄龍」にもいつか行ってみたいなぁ。

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巨大な秋芳洞、自然が作り出す造形美がおもしろい。

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秋芳洞を出る。光が眩しい。

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駐車場に向かう。

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レンタカーを走らせてカルスト台地の秋吉台展望台へ。

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円形の展望台がある。

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石灰岩が侵食されてできた広大な草原。何本かは木があるけど、森にはならずに草原が広がっている。植物の生育には向かない土地なんだろう。

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熊本阿蘇の風景も雄大だけど、秋吉台もなかなか雄大な風景。

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近くで見てみると、石灰岩が露出している。コロナウイルス2019の閉塞的な世の中で暮らしている中で、秋芳洞に秋吉台、自然の作る雄大な風景を感じて、リラックスできる風景。

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2023年4月21日 (金)

関門トンネルを歩いて渡る下関・小倉旅 2日目(1)朝ごはんは唐戸市場の「活きいき馬関街」で、朝からフグに寿司三昧!

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2021年7月18日、日曜日。下関で迎える朝は、昨日は夕焼けだったのに、梅雨はまだ明けず曇り空。

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私は基本的に朝ごはんは、外に出るのが面倒なので、ホテルで食べるのが好きなんだけど、今回のパッケージツアーは残念ながら素泊まりなので、朝食を食べずに出発することにする。

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今日はレンタカーを借りることにしているので、タイムズカーへ。

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今回のクルマは、マツダ2。もともとBセグメントのコンパクトカーが好きなので、レンタカーはいろいろなメーカーのBセグメントのクルマを運転できるから好き。

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レンタカー営業所を出発して、朝ごはんを食べるために、まだデミオ2の運転に慣れないうちに近くの唐戸市場へ。

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唐戸市場では、毎週末の金土日および祝日に「活きいき馬関街」が開催されている。

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市場に入ると、賑わっている場所がある。

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「活きいき馬関街」の名物は「寿司バトル」で、お店ごとにお寿司が並べられている。

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それぞれのお店にはお寿司が並べられており、1つから購入することができる。

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ひとつのお店でもたくさんの種類があって、選ぶのに迷ってしまう。

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そんなお店がたくさん並んでいるんだから、見ているだけでも楽しい。

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ネタは大きく長めに切られており、具材を感じることができそう。

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ふぐ刺しが、トラフグで1000円なんて安くない?

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お寿司だけではなく、揚げ物や汁物もある。

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ふぐ唐あげが200円なんて安い。

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唐戸市場の「活きいき馬関街」、東京では高級品のふぐも食べられるし、お寿司も選ぶのに迷ってしまうほどたくさんあるし、なかなか楽しい。

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ただし、座って食べるスペースが少ないので、外に出て関門海峡を眺めながら食べることにする。

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ふぐの唐揚げ。

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そして、朝ごはんからふぐ刺し。

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朝ごはんからネタが大きいお寿司を食べるなんて、幸せ。

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唐戸市場の「活きいき馬関街」は日程が合えば、リーズナブルな価格で、フグを食べられて、美味しいお寿司も食べられるなんて、ぜひ行くべきスポット。

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2023年4月18日 (火)

関門トンネルを歩いて渡る下関・小倉旅 1日目(6)下関駅前の居酒屋「和や」(なごや)でふく(ふぐ)三昧。

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スマイルホテルの運営ホテルに泊まるのは初めてではないけど、他の運営会社を外れて、リブランドされて運営されていることが多い。このスマイルホテル下関だって、駅前でかなり立地は良いので、かつては別の名前のホテルだったのだろう。

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チェックインを済ませて部屋へと向かう。

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シングルの部屋は、普通のビジネスホテルという感じ。

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バスタブは、ビジネスホテルとしては普通か、広めの方かも。昔ながらのビジネスホテルだとものすごく狭い場合が多いので、もともとはブランドがあるシティホテルだったのかも。

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Wifiから、このホテルのかつての運営会社がわかる気がする。本当はパスワードが特徴的でパスワードから一発でわかったんだけど、さすがにパスワードの写真を公開するわけにはいかない。アンテナの名称は以前のブランドのままなんだろう。はたして、この名称から推測できるのは、どこのブランドでしょう?SMはたぶん下関。

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窓の外からは結婚式場であるノートルダム下関がよく見える。

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夕食を食べるために、ホテルのフロントで教えてもらった下関駅前の居酒屋に行ってみることにする。地方に行って郷土料理を食べたいと思ったら、駅前ホテルに泊まって居酒屋に行くのが一番いい。

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どうやら下関駅前の飲食店街は唐戸まで続く道の北側にあるみたい。

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ホテルで教えてもらったお店は「和や」(なごや)さん。「ふく」が食べられるお店として紹介されたんだけど、普通の居酒屋みたい。まぁ、看板に「ふく」の表示があるので、きっと「ふく」も食べられるはず。

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カウンターの席に座る。おひとり様にはカウンターがあるお店の方がうれしいし、予約なしでも空いていることが多い。

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まずは生ビール。

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付き出しは、煮魚。居酒屋のこういうお通しって好き。

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そして、下関に来たからには、「ふく刺し」でしょう。東京では専門店に行かないと食べられない高級品が居酒屋でリーズナブルな価格で食べられる。

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「ふく」を食べ慣れない私に親切な店員さんがネギを巻いて食べるように教えてくれる。「ふく」って、淡白な味だけど、究極の白身。

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さめ軟骨梅肉和えは、食感が楽しい。

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せっかく下関だから、ふく白焼で、焼き物としてのふくを楽しむ。魚くさくなく、淡白で美味しい。

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ごはんものは、せっかく川棚温泉に近い下関に来たんだから、名物料理の瓦そば。

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瓦そば、肉も載せられていて、なかなかボリューム感があって美味しい。

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7月の旅行の良いところは、1年の中でも日が長いこと。お店を出てもまだ明るい。

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空を見上げると、今日はずっと曇り空だったのに、青空が見えている。

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太陽が沈んだ直後で、空の色がおもしろい。

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夕焼けを楽しめるのは、私にとっては旅行に出たからこそ。旅行に出ると気持ちに余裕が出るので、夕景に足を止めて楽しむことができる。

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スマイルホテル下関に戻る。

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私はスーパーマーケットでご当地ものを探すのが大好きで、ふと「そよ風」が気になり、ホテルの部屋でさっぱり味のヨーグルトを食べる。

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2023年4月14日 (金)

関門トンネルを歩いて渡る下関・小倉旅 1日目(5)九州・門司港から関門海峡を船で渡り、本州・下関へ戻る。

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ヨーロッパのターミナル駅のような雰囲気の門司港駅に入ってみることにする。

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駅の内部に入ってみるとホールになっている。

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今では有人の切符売り場なんて、みどりの窓口ですら削減されて自動券売機になってしまっているけど、かつてはこの有人の切符売り場に並んで切符を買ったんだろう。

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かつてはこの改札に駅員が立ち、切符に入鋏してもらう。最近では、有人改札でもスタンプの改札が多いから、切符を切るということがない。

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頭端式ホームがヨーロッパのターミナル駅の感じがしてなかなかいい。

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今回の旅の目的は、未宿泊県である山口県に宿泊して、じっくりと山口県を観光すること。そろそろ、九州から本州に戻ることにする。

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JRで門司港駅から門司駅まで戻って山陽本線で下関に戻ってもいいんだけど、下関まで船が出ているので、関門海峡を船で渡ることにする。最近、ガイドブックを買わないので行き当たりばったりな感じが前にも増していて、もう夕方なので渡れないけど、巌流島まで船が出ていることを知る。

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観光客だけではなく通常の交通として使われているのか、門司から下関までは400円と安い。

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目的地は下関とは言っても、下関港ではなく唐戸。

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唐戸から来た船が着岸する。

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本州と九州を結ぶ渡船として航路なんだと思うけど、オープンエアのデッキがあるので、せっかくだから海風を感じながら関門海峡を渡ることにする。

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周囲のレトロな建物とは調和していないとは思うけど、海から見ると門司港レトロハイマートもランドマークとして、それなりの存在感。

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関門橋が見える。関門海峡は流れが早いわけではないのかなぁ?

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関門海峡の渡船が目的なので、まっすぐ唐戸に向かう。これで関門海峡を歩いて渡り、船で渡り、本州から九州を往復。

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本州の唐戸が見えてきた。山口宇部空港から空港バスを降りたあたりなのかなぁ。

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本州に到着。

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唐戸ターミナルから下関駅まではちょっと距離があるみたいでバスに乗った方が良さそうだけど、歩けない距離でもなさそうなので歩いてみることにする。

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隣接する遊園地「はい!からっと横丁」の手前にはロンドンバスが展示されている。かつての下関戦争で長州藩と縁があると言えばあるとは思うけど、なぜここにロンドンバスがいるんだろう?

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「はい!からっと横丁」は、待ち時間なしでアトラクションに乗れそうな雰囲気。

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このオブジェは船のいかりなのかなぁ?

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けっこう距離があって、バスに乗ればよかったと思い始める。使われているのかわからないビルにポスターが貼ってあることに気がつく。

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そういえば、山口県4区選出の国会議員といえば、故・安倍晋三氏の地盤。

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さすがは、この旅行時は存命だった安倍晋三先生のお膝元、ようやく下関駅前の立派なペディストリアンデッキに出る。駅前には大丸が入っているみたい。右側にある建物は、ノートルダム下関という結婚式場。名前から考えると教会を模しているんだろうなぁ。駅前が商業施設ではなく結婚式場っておもしろい。

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どうやら、日本って海が見える場所にはタワーを建てるのが好きなんだろうなぁ。振り返ると見えるのは、海峡ゆめタワー。

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今日のホテルはスマイルホテル下関。残念ながら、2021年は需要喚起政策であるGoToトラベルも休止となり、普通に航空券とホテルがセットのパッケージツアーなので、GoToトラベル以前の格安ホテル。しかも、朝食なしの素泊まりの手配なので、ただ宿泊するだけ。だけど、駅からは近いし、立地はなかなかいいかも。

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2023年4月11日 (火)

関門トンネルを歩いて渡る下関・小倉旅 1日目(4)関門トンネル人道から門司に出て、門司港レトロを楽しむ。

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和布刈(めかり)神社は、西暦200年に神功皇后が三韓征伐に向かい勝利した際に創建されたという歴史ある神社。「撞賢木厳之御魂天疎向津媛命(つきさかきいつのみたまあまさかるむかつひめ)」という月の女神であり、潮の満ち引きを司る神を祀っている。

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鳥居が海に向かっている。

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関門橋の下を通り、門司港方面に歩いて行くことにする。

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整備された石垣に再現されている産湯井(うぶゆのい)。この場所にかつては湧水があり、名前の由来としては神武天皇の父の御産湯であり、そして源平合戦時には「平家の一杯水」と呼ばれ、平家の兵士が喉を潤したのだという。

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潮の流れが変化するんだとは思うけど、この時間は満潮や干潮とは関係ない時間だったのか、穏やかな関門海峡。

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しばらく歩くと鉄道の踏切が見える。この区間には定期運行している鉄道はないはずだけど、門司港は港湾都市として物資の輸送のために臨海鉄道が引かれていたんだろう。

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線路の先の瀬戸内海側にも港があるんだろうなぁ。

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どうやら観光列車「潮風号」が走っているみたい。

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私は町を感じるために歩くのが好き。ほんの少し待てば観光列車に乗れるんだけど、歩いて門司港に向かうことにする。

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そろそろ列車が近づく時間。どんな列車が運行されているんだろう。乗ればよかったかなぁ?

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小さな機関車に引かれた列車がやってきた。

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関門海峡に橋やトンネルがない時期は、本州との旅客、貨物は船で渡るしか手段がなかったので、門司港は港湾都市として栄えていたんだろうなぁ。私は変に観光地化していない倉庫群を見る方が歴史を感じられるので好きかも。

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昭和15年(1940年)製の路面電車が展示されている。このあたりからは観光のために整備された門司港レトロのエリアに入る。

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まずは大連友好記念館。かつては大連と国際航路があり、1902年に東清鉄道汽船事務所を模して1995年に建てられたもの。

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大連友好記念館の裏には高層マンションである門司港レトロハイマートが立っているためにフレームに入ってしまい、レトロな雰囲気を写真にするのが難しい。周辺をレトロで統一するなら、なぜここに高層マンションを建てたんだろう。まぁ、ランドマークとして最上階は門司港レトロ展望室となっているけど。

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大連友好記念館の反対側には旧門司税関が建っている。こちらは1912年に建設された歴史のある建物。民間に払い下げられていたが、1994年に修復されている。

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港沿いはお店が並ぶ観光スポットになっている。

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あまり歩いている観光客はいない。

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門司港レトロ海峡プラザには、飲食店やおみやげもの屋さん、ミュージアムなどが入っている。

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1921年に建築された旧門司三井倶楽部。洋館なんだけど手前側は和風建築であるのがおもしろい。

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1917年に建築された旧大阪商船(商船三井ビル)。塔の雰囲気がなかなかおもしろい。

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1914年に建築された門司港駅に到着。関門トンネル開通までは、下関との間に関門連絡船で渡るしか方法がなく、九州の玄関口として作られた立派な駅舎。左右は和風建築の雰囲気だけど、中央部は洋風建築の雰囲気。なかなか日本の駅舎で、ヨーロッパのような頭端式ホームのターミナル駅を感じられる場所が少ない。

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駅前広場には、バナナの叩き売り発祥の地の碑が立っている。

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三井倶楽部は門司港駅から見ると、洋館の雰囲気。しかし、明治から大正期のレトロの景観を売りにするなら、なぜ高層マンションである門司港レトロハイマートをあの場所に建ててしまったんだろう。

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2023年4月 7日 (金)

関門トンネルを歩いて渡る下関・小倉旅 1日目(3)関門トンネル人道を通り、本州から九州に歩いて渡る。

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関門橋に向かって歩いて行くと、ふと鳥居を見つける。大きな神社があって、海に面するところに鳥居が立つことはあるんだけど、社が見当たらない。私は気になったら寄り道してしまう。

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小さな港は壇ノ浦漁港。

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蛭子神社と書かれているので、これが神社みたい。

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防波堤に鎮座するこの岩はなんだろう?しめ縄がかけられているから、なんらかの由来があるんだろうなぁ。

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さらに関門橋に向かって歩くと、烏帽子岩が見えてくる。

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護岸工事が行われているので、台座は作られたものかもしれない。こちらもしめ縄がかけられているので、由来があるんだろうなぁ。道路の反対側の立石稲荷神社と関係があるのかもしれない。

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いよいよ関門橋の下を通過する。

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安徳天皇を祀る赤間神宮。そして、ここは壇ノ浦古戦場跡。

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関門橋の反対側は九州。関門海峡の中でも、もっとも狭いこの場所で合戦が行われた。穏やかに見えるけど、関門海峡は潮流が速い場所。

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長州藩がオランダ、アメリカ、フランス、イギリスの連合軍と戦った馬関戦争(下関戦争)にはここに長州砲が設置されていたのだろう。

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源平の時代から瀬戸内海の入口である関門海峡は要衝であることには変わりないのだろう。

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左側から大きな貨物船が関門海峡を通過しようとしている。

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道路の反対には、関門トンネル人道入口があるので、横断歩道を渡る。

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関門トンネル人道入口にはエレベータで下るようにできている。

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無機質な感じのエレベータに乗る。

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エレベータを降りると、関門海峡をくぐる歩道が伸びている。

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この道は国道2号の表示が出ており、この歩道も国道。国道なのでもちろん無料。

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ここは海の底。関門海峡の底には都はなくとも、九州に続く道はある。一直線に歩道が伸びており、門司の案内表示がある。

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ここが中間点なのかなぁ。関門海峡の底で、本州と九州を歩いてまたぐことができるのがおもしろい。

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歩いて本州から九州に渡る。

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さらに歩くと、九州のあかりが見えてきた。

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関門トンネル人道の九州側に到着する。

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振り返ると、当たり前だけど下関の案内表示。

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ここは北九州市門司区門司。歩いて、関門海峡の地下を通って九州に来るなんて不思議な感じ。

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再び、無機質な感じのエレベータに乗って地上を目指す。

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九州の地に出る。

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門司側の入口も同じような建物。アトラクションではなく国道なので無料というのがすごい。

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ついさっきまで立っていた本州側からではなく、九州の地に立ち、門司側から関門橋と関門海峡、そして本州を眺めるのは不思議な感じ。今回の旅の目的でもある関門海峡を歩いて渡るというミッションを早くも達成。

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2023年4月 4日 (火)

関門トンネルを歩いて渡る下関・小倉旅 1日目(2)山口宇部空港からサンデン交通のリムジンバスで唐戸に向かう。

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山口宇部空港に到着し、到着ロビーに出る。空港からは下関行きのリムジンバスが出ているんだけど、出発時間まではちょっとだけ時間がある。

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山口県防府市にマツダ防府工場があるから、この地域のクルマはマツダなのかなぁ?

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羽田空港でお昼ごはんを食べなかったし、飛行機の中で食べるお弁当も買わなかったので、山口宇部空港の2階でうどんを食べることにする。

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西日本の透き通った汁のうどんが私はけっこう好き。

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山口宇部空港からは、新山口駅、宇部新川駅方面の他に、下関駅行きの路線バスも出ている。

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大型バスで運行されるサンデン交通の下関・山口宇部空港線は、今回の旅行から2カ月後の2021年9月30日で路線バスとしては廃止となり、現在はマイクロバスまたはジャンボタクシーによるシャトルバス(シャトルタクシー)が運行されている。

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チケットを買って、バス乗り場へ向かう。

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手前側は宇部新川駅行きの路線バス。

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2021年7月の段階では、サンデン交通による下関駅行きの路線バスが運行されていた。

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リムジンバスなので、ゆったりとした座席。

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下関駅までは行かずに途中の唐戸で下車するつもり。この時の路線バスとしての料金は片道1490円だけど、現在のシャトルタクシーになってからは片道3000円と倍増している。

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バスは、しばらくは高速道路を走る。

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高速を降りて、小月、長府を通過すると関門海峡に近づいてくる。

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高速道路の関門橋が見えてきた。

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関門海峡を橋で渡ることができるのは高速道路の関門橋のみ。JR山陽本線、山陽新幹線、国道2号線、そしてそれに付随する関門トンネル人道は、すべてトンネルで関門海峡を跨いでいる。

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唐戸バス停でバスを降りる。今回の目的は、関門トンネル人道を使って、歩いて本州から九州に渡ること。関門トンネル人道は、すでに通過した関門橋付近に入口がある。

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道路の反対側に見えるのは旧下関英国領事館。

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唐戸からは門司港までの船が出ており、唐戸市場もあるのでカモンワーフという商業施設がある。

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今日は土曜日だけど、すでに唐戸市場の「活き行き馬関街」は終わってしまっているのか、そこそこお客さんはいるけど、賑わっている感じじゃない。

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下関といえばフグ。せっかく下関に来たんだから、フグを食べなくちゃ。

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週末には「活き行き馬関街」が開催される唐戸市場。

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残念ながら、今日はもう終わってしまっているみたい。

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関門人道トンネルの入口の関門橋まで歩いてみることにする。日清講和記念館の看板を見て、日清戦争の下関条約を思い出す。

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赤間神宮は、壇ノ浦の戦いにて亡くなった安徳天皇を祀る神社。

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竜宮造りの水天門。第二次世界大戦にて焼失し、戦後に安徳天皇入水時に二位尼によって「今ぞしる みもすそ川の おんながれ 波の下にも 都ありとは」と歌に詠まれた通り、波の下にも都があることをイメージして再建されたもの。

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もっと事前に調べておけば、耳なし芳一のお堂や平家一門の墓などもあったみたいだけど、私の旅は行き当たりばったり。そんなことには気がつかずに先に進んでしまう。

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2023年4月 1日 (土)

2021関門トンネルを歩いて渡る下関・小倉旅 1日目(1)もう7月なのに2021年初めての航空旅行は山口宇部空港へ。

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2021年7月23日に1年遅れの東京オリンピック2020が開幕する直前の2021年7月17日、土曜日。今回の旅のスタートは宿直明けの都営浅草線東日本橋駅。

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都営浅草線は、成田空港へのスカイアクセス特急に乗ることもできるし、羽田空港行きの直通電車にも乗ることができる便利な駅。特に土曜日のこの時間は、品川駅から蒲田駅も停まらない「エアポート快特」の電車に乗ることができる。

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羽田空港行きの電車は京成電鉄の車両。

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ずっと京成電車に乗っているのに、2020年11月になって初めて知った京成パンダの「かけこみ禁止」。なぜ、今まで気がつかなかったんだろうなぁ。

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京成電鉄の最新の車両は、スーツケースを持つ乗客のために中央部分の椅子が跳ね上げ式になっており、荷物を置くことができるようになっている。

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エアポート快特電車は、品川駅から蒲田駅も通過し、終点の羽田空港1・2ターミナル駅に到着。

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今回はJALなので第1ターミナルに向かう。

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エスカレータに乗って出発ロビーへ向かう。

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羽田空港12:05発、JAL293便山口宇部空港行きは、定刻通りの出発予定。2021年7月の段階では、コロナウイルス2019による需要低下によって国内線でも欠航が多かった。

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今日は、羽田空港でお昼ごはんを食べる時間はなさそう。欠航便も多いけど、それなりにお客さんはいる。もっとも、今日は土曜日なのでもっと混雑しているのが普通なのかもしれない。

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もう東京オリンピック2020開催まで1週間を切っている。残念ながら、グッズ売り場にはお客さんはほとんどいない。

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コロナウイルス2019がなければ、東京には世界中から人が集まり、お祭り気分が高揚して全体が盛り上がったんだろうなぁ。

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今となっては、東京オリンピック2020が盛り上がらなかった分だけ売れなかっただろうから、もしも持っていたら将来的には逆にレアなグッズかもしれない。

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お昼ごはんは食べられないけど、お茶を飲む時間くらいはありそうなので、クレジットカードのゴールド会員用のラウンジであるパワーラウンジへ。

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大きなテーブルだけど、椅子が間引かれている。

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窓側の席に座り、滑走路と飛行機を眺める。

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私は出発前に空港でのんびりするのが好き。

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搭乗時間が近づいてきたので、8番搭乗口へと向かう。今日の12:05発山口宇部空港行きJAL293便は、定刻通りの出発予定で、まもなくボーディングが始まる。

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昨年2020年10月に航空旅行を再開して、コロナウイルス2019に対しては「新しい旅のエチケット」を遵守すれば安全に旅はできることを確認したんだけど、2021年は「緊急事態宣言」や「まん延防止等重点措置」の乱発により、個人的な行動である「酒の提供禁止」と「不要不急の外出の自粛」がプロパガンダのように叫ばれ続けていたため、なかなか旅行に行けず、2021年7月なのに初めての航空旅行。今年初めて搭乗する機材はボーイングB737-800。

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満席とはならないけど、そこそこの乗客数。

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ドリンクはJALオリジナルの「スカイタイムももぶどう」を選択。

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瀬戸内海上空を山口宇部空港に向かって順調に飛行中。

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JAL293便は着陸体制に入り、まもなく山口宇部空港に着陸する。

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瀬戸内海沿いの工業都市の風景が見えてきた。

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山口宇部空港に到着。いよいよ7月にして2021年初の航空旅行である、下関・小倉の旅が始まる。

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