青春18きっぷで行く山形一人旅 ２日目（６）普通列車で、大石田駅から奥羽本線で米沢に向かう。

青春18きっぷの旅だけではなく、地方鉄道の旅ではどうしても本数が少ないために待ち時間ができてしまう。時間つぶしが目的だったんだけど、「最上川千本だんご」は、美味しかったなぁ。もう一つの目的である最上川を見るために最上川の堤防に上がる。

最上川を近くで見るのは今日が初めてかもしれない。列車の待ち時間がなければ、最上川にも出会えなかったかもしれない。その意味では、青春18きっぷの列車の旅って、待ち時間ができてしまうので、予想外の風景に出会うことができる。

堤防沿いを歩いて行くと、大きな橋に出る。国道でもないのに立派な鉄橋なので、かつてはこの辺りは交通の要衝だったのかなぁ？どちらにしろ、かつての大石田は最上川の舟運で栄えていたんだろうなぁ。

列車の待ち時間の大石田駅周辺の街歩き、楽しかったなぁ。列車の旅って、無駄な時間があって、その時間に「まだ知らない」町を探検するのが私は好きなのかも。もう夕方に近いけど、雲が切れて、日差しを感じるようになってきた。

大石田駅は、ステージになっている。

待合室で列車を待つ。

16:34発山形行きに普通列車で山形に向かい、すぐに米沢行きの普通列車に乗り換える予定。うーん、新幹線の旅だったら、この時間でも余裕で東京に戻れる。

まもなく新庄方面からの列車が到着するのでホームに出る。

２両編成の山形行き普通列車が大石田駅に入線。

オールロングシートだけど、羽前千歳駅から天童南駅あたりまではかなりの混雑だったので、クロスシートではなくロングシートの電車で正解だろう。地方の鉄道路線には旅情を期待するんだけど、あくまでそれは旅行者のわがままであり、交通はそこに住んでいる人の生活が優先だから、これでいい。

大石田から村山にかけては、畑は雪に覆われている。

まだ冬の風景。

ところが、山形駅に近づいてくると、大地の緑が映える。

山形駅に近づいてくると、まぁ詰めれば座れると思うけど、立っている人も出てくる。

列車は山形駅に到着。今回は山形駅には降りずにそのまま米沢行きの列車に乗り継ぐために、県庁所在地でありながら山形駅はホームのみの滞在。

12分の乗り継ぎ時間で17:35発米沢行きに乗り継ぐ。

米沢行きの電車はクロスシートになっている。通勤通学の時間帯だけど、米沢方面に行く乗客はそんなに多くなく、全員が着席できるくらい。

かみのやま温泉駅付近で見えるタワーマンションがちょっと気になる。なぜ、畑の真ん中にタワーマンションが？土地はありそうなのに、なぜここにタワーマンションが建っているんだろう？

列車は米沢駅に到着。

この電車は米沢駅で1日に6本しかない福島行きの普通列車に乗り継げるようになっている。

山形新幹線だと本数が多いけど、青春18きっぷを使う旅だと、米沢・福島間の電車の本数が少なすぎて、なかなか移動が難しい。

今回の旅は、山形県で宿泊するのが目的でもあるので米沢駅で下車し、米沢で宿泊する。

東京駅でも買うことができるけど、米沢駅と言えば名物駅弁「牛肉どまん中」。

駅弁「牛肉どまん中」の夕ごはんも考えたんだけど東京駅でも買えるので、せっかくだから米沢駅周辺で夕ごはんを食べることにする。夕ごはんを食べるにも遅い時間だと厳しくなってくるので、ホテルにチェックインする前に米沢駅前で夕食を食べることにする。

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