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2023年2月21日 (火)

青春18きっぷで行く山形一人旅 2日目(2)「荷物が重い!」という煩悩に支配されながら山寺・立石寺へ上がる。

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山寺宝珠橋を渡り、山寺・立石寺への入口を探す。観光客のための飲食店やおみやげもの屋さんが並んでいるけど、オフシーズンの平日なので開いているお店が少ない感じ。

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ようやく、山寺登山口を発見するけど、確かに山寺だけど、「登山口」というくらい山なのかなぁ? 今回の旅行はトレッキングシューズじゃないので、雪道や滑りやすい道だと厳しい。

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でも南面だし、すでに残雪もないし、なんとかなるだろうと思って山寺に登ってみることにする。

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最初の建物は、国の重要文化財に指定されている立石寺根本中堂。いわゆるお寺の本堂にあたり、現在の根本中堂は1356年に初代山形城主・斯波兼頼が再建した、入母屋造・五間四面の建物。残念ながら扉は閉ざされており、内部は見ることができず。

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「招福布袋尊」が鎮座している。布袋尊の体をなでて願いごとをお祈りをすると書かれている。

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私は詳しく知らないのでよくわからないんだけど、布袋尊の肩にいるのはなんだろう?キリスト教だったら天使とかなんだと思うけど。

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山寺と言えば、「奥の細道」の松尾芭蕉と曾良の像。

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立石寺・山門からは山道となる。

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石段になっているおり、雪もなく、凍結もなさそうなので普通の靴でも登ることができそう。

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断崖の岩山が見える。

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参道は整備されており登りやすいんだけど、なかなかの高低差があるため、途中で休まないと登れない。今回は周遊旅行なので、リュックサックに着替え等のすべての荷物を背負っているために荷物も重い。登っている最中、まだ辿り着かないのかなぁ?とか、荷物が重たいとか、雑念ばかりが思い浮かんでしまう。

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せみ塚と呼ばれる場所に出る。松尾芭蕉の有名な一句である「閑かさや 岩にしみいる 蝉の声」 はこの場所で着想したのではないかと言われている。

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ようやく立石寺仁王門に到着。

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仁王門を過ぎると空が開け、建物が見えてくる。

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おもしろい岩が見られる。

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岩の間に小さなお堂がある。

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ゴール地点というわけでもないと思うけど、立石寺奥の院を目指す。

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残念ながら扉は閉ざされている。

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3月いっぱいまで閉堂。残念だけど、私はいつもポジティブに考える。きっと、神様がまた来なさいと言っているんだと思う。冬じゃない季節も美しいから、また来なさいということ。

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展望できそうな感じがするので、開山堂に向かって歩く。

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開山堂は修復中だし、扉は閉ざされている。

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開山堂の右側の道を進み、五大堂に行ってみることにする。

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五大堂に到着。

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五大堂は舞台のような作りで、まさしく展望台。

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五大堂の舞台から山寺全体を見渡すと、岩山に囲まれていることがわかる。

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けわしい岩の上にもお堂がある。

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仙山線と山寺駅が見渡せる。これだけ登ってきたんだから息も切れるわけだ。本当に登っている最中は、まだ続くの?荷物が重い!などの煩悩の塊だった気がする。その意味では、奥の院にたどり着いた時こそ、煩悩が消え去った瞬間だったかもしれないなぁ。奥の院の扉が開いている季節にまた来なくちゃ!

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