日本全国47都道府県制覇に向けて、宮崎・熊本・大分縦断の旅3日目(3)初めての別府温泉・地獄めぐり。
湯布院を出発し、由布岳を左手に見て、運転しているので写真には撮れないんだけど城島高原あたりの風景が美しい。駆け足になってしまうけど「まだ知らない」別府を知るためには、やっぱり地獄めぐりかなぁ?と思って海地獄に到着。7つの地獄を見学できる共通券があるみたいなんだけど、残念ながら7つの地獄を巡るには時間が足りないので、厳選した地獄のみの訪問となってしまいそう。今回の旅は2泊3日で宮崎県、熊本県、大分県の3県を周遊するために、湯布院にしろ、別府にしろ、最後の大分県に宿泊しないのでちょっと早足になってしまっている。でも、従来の私の旅はハイライトのスポットだけを巡る旅が多かったはずなので、新型コロナウイルス感染症流行後に、あまり欲張らずにのんびりする旅にシフトしてきているから早足に感じるのかもしれないなぁ。まずは「海地獄」へ向かう。
コバルトブルーの「海地獄」は98度もあるらしく、まさしく地獄。青色は硫酸鉄が溶解しているためのもの。
火山活動による自然噴出であり、温泉を採掘しなくても噴出しているところがすごい。そして、人工的なものではなく、見事なコバルトブルーであるところがおもしろい。
次は海地獄の近くにある「かまど地獄」に行ってみることにする。
泥まじりの熱湯が噴き出ている。観光地化しているからいいけど、普通の土地にこんな熱湯が噴き出していたら、まさに地獄。
時間がないので厳選した地獄を選んだつもりなんだけど、今ひとつ、かまど地獄のコンセプトが私にはわかっていない。地熱によってお釜を炊くことができたから、かまど地獄なのかなぁ?
その隣には海地獄のようなコバルトブルーの地獄が隣接している。近い距離にあるのに、異なる泉質ということなのかなぁ?
パフォーマンスとして温泉が噴出しているところを解説してくれているけど、湯気の感じから感じると熱湯なんじゃないかなぁ?
かまど地獄のすごいところは、さらに「血の池地獄」のような赤い地獄も同じ敷地内にあるところ。人工的に作ると逆にコストがかかるので、この場所は、泥まじりの噴出、青色の噴出、赤色の噴出が隣接していたということ?今でこそ、観光地化されているけど、たいてい「地獄」と呼ばれる場所は、温泉の噴出によって草木も生えていない荒涼な地を表すので、この地域一帯が草木の生えない地獄だったんだろうなぁ。
足湯もあったりして、もしも時間がなくて1ヶ所しか行けない場合は「かまど地獄」がいろいろみることができていいかも。
規模の大きさから、見ていてすごいと感じるのは、「海地獄」や「血の池地獄」。いろいろあって総合的には「かまど地獄」という感じかなぁ?
むしろ「地獄」は日常的にあるのかもしれない。新型コロナウイルス感染症だって、ウイルスそのものよりも、閉塞的な社会生活こそが地獄。
宮崎ナンバーのレンタカーは大分空港で乗り捨てる。大分県は最後が駆け足になってしまったので、別府温泉に行ったのに温泉に入っていないし、リピートした方がいいかもしれない。そして、熊本だって、熊本城もあれば天草もあるのでリピートする価値はある。47都道府県の最後の3県になってしまったけど、宮崎県も熊本県も大分県も、どの県もものすごく魅力がある県で、今回の旅行では見逃しているスポットがあるのでリピートするだろうなぁ。
ちょっと駆け足だったけど、まだ知らない宮崎県、熊本県、大分県の旅は天候にも恵まれて楽しかったなぁ。ある意味、新型コロナウイルス感染症の流行がなければ、「まだ知らないどこか」を海外に求めて、日本の「まだ知らないどこか」を訪れることはもっと後になっていたかもしれないなぁ。
ボーディング開始となり、ボーイングB737-800の機内に入る。
ナローボディの小型機B737-800だけど、ほぼ座席は埋まっている。
離陸に向けてライトが消灯。ボーイングB737って、こんなライティングだったっけ?
今回の旅は47都道府県を制覇する目的の旅で、未踏の地である宮崎県、熊本県、大分県をレンタカーで周遊する旅。ちょっと駆け足の旅だったけど、宮崎県も熊本県も大分県も、もっとゆっくり旅をしたい気がする。私の旅は、いつも見逃している観光スポットがいっぱいある。見逃している観光スポットがあればあるほど、リピートした時に楽しみがある。大分県も未宿泊の県として残してしまっていることだし、また来てもいいかも。
今回の旅で、未踏の都道府県はなくなり、47都道府県全ての地に自分の足で立ったことになる。だけど、まだ岡山県は岡山駅構内しか自分の足跡を残せていないし、未宿泊の県もまだ9県もある。
未踏の都道府県:コンプリート!
乗り換えのみで観光なし:岡山県。
宿泊したことがない県:山形県、滋賀県、兵庫県、鳥取県、山口県、徳島県、高知県、佐賀県、大分県。
海外旅行が再開されるまで、そして海外旅行再開後でも、町を歩いていない岡山県はもちろんのこと、日本の47都道府県すべてに宿泊して、じっくり観光することで「まだ知らない」日本を少しでも自分の目で見て、音を聞き、風を肌で感じたい。(日本全国47都道府県制覇に向けて、宮崎・熊本・大分縦断の旅おしまい)
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