成田空港のその先へ、銚子電鉄に乗って犬吠埼へ。 ２日目（１）犬吠埼観光ホテルから見る太平洋からあがる朝日。

Bonne année !

2020年11月21日、土曜日。犬吠埼観光ホテルで迎える朝。明るくなってきてカーテンを開けると、つくづく、なんて海が近いホテルなんだろうと感じる。ホテルは東側の太平洋を向いているということは、部屋から太平洋から朝日があがる風景が見えるに違いない。

だけど、残念ながら雲がちょっと多いかなぁ。この感じだと、太陽が上がるのは見られないかも。

私は犬吠埼観光ホテルのこの海の近さをものすごく気に入っている。あまりにも海が見えるので、一人じゃなくて、大切な人と一緒に見たい気持ちになってしまい、人恋しくなるのが逆に欠点かと思うくらい。

残念ながら水平線は雲に覆われてしまっているんだけど、雲の切間から朝日が昇ってきた。水平線よりも高い位置の光だからかなぁ、オレンジ色の朝焼けという感じじゃなくて、力強い朝日。

部屋の中にも朝日の日差しを感じるようになってきた。

犬吠埼や波打ち際にも朝日を感じられる。明るくなってから海を見ると、外房なので波が高い。

やっぱり、部屋から朝日と海を見るのは一人じゃない方がいい気がする。

だいぶ太陽が上がり、光の道が見えるようになってきた。

明るくなってくると、このホテルは本当に海を感じられて素晴らしい。まぁ、波音は感じるので、それが苦手な人もいるとは思うけど。

朝風呂を浴びて、朝食の時間になったので、朝食会場に向かう。

建物としては新しいものではなく、おしゃれなリゾートホテルではないんだけど、ちょっとした共有スペースなんだけど、このホテルは海と一体化しているような感覚になれるのが本当に素晴らしい。

やっぱり、心を平穏に暮らし続けるためには、ましてや新型コロナウイルス感染症の影響を受けた閉塞的な日常を生き抜くためには、非日常性を感じることがたまには必要。

朝食会場は壁沿いにテーブルが並べられている。

そんな会場の最前列におひとりさま用のテーブルがある。

そこは海が見える特等席。

海だけではなく、朝日も感じることができる。

GoToトラベルのおかげで、いつもよりも価格帯が高いホテルを選んでいることもあって、ビュッフェではないセットメニューの朝食がこのところは気に入っている。

いろいろなおかずがちょっとずつ食べられるのがいい。

珍しいものは少ないかもしれないけど、それがいい。

朝日を感じながらの朝食は楽しい。

そして、焼きたての干物が運ばれてくる。干物があると、旅館の朝食という感じがして、うれしくなってしまう。

面白いのは、火にかけられた鍋はしじみのお味噌汁。

海を感じるという意味では、犬吠埼観光ホテルが私の経験上はベストかもしれないなぁ。

朝食を済ませて、ホテルのロビーに向かう。

コーヒーを飲むことができる。

ロビーの椅子に座り、海を見ながらコーヒーを飲む。犬吠埼観光ホテル、GoToトラベルでなければそんなに安くは泊まれないかもしれないけど、また来てもいいと感じるホテル。でも、その時はひとりではなく、できれば海を一緒に感じられる人と。

にほんブログ村

にほんブログ村