日本全国47都道府県制覇に向けて、宮崎・熊本・大分縦断の旅2日目(4)阿蘇リゾートグランヴィリオホテルに宿泊する。
今日は熊本県の阿蘇カルデラ内にある阿蘇リゾートグランヴィリオホテルに宿泊することにする。今回の旅行で宮崎県と熊本県に宿泊することになるので、これで九州の未宿泊の県は佐賀県と大分県のみとなる。
阿蘇リゾートグランヴィリオホテルは鉄道駅やバス停からは離れており、シャトルバスの運行もないので、クルマで来ることが前提のゴルフ場併設のリゾートホテル。
コンセプトとしてはゴルフ場客のためのホテルという感じかもしれないなぁ。
現在はルートイングループだけど、かつては西武グループの阿蘇プリンスホテルだったために、建物自体はかつて阿蘇プリンスホテルとして設計されたもの。
このところの私のホテル選びはGoToトラベルの恩恵もあって、ホテル滞在を楽しむようになってきている。ツインのシングルユース。
テーブルと冷蔵庫や金庫のあるテレビ台は、一体型の家具ではないので段差があり、それぞれが置かれている感じ。
洗面台、バス、トイレが同室。温泉大浴場があるので部屋のお風呂は使わないけど、浴槽は広め。洗面台が広めに作られている。
バブル期に作られたプリンスホテルは阿蘇プリンスホテルだけではなく、他のプリンスホテルでもビデを設置していたのかなぁ?バブル期にインバウンドを意識したとしても、なぜビデを設置したんだろう。インバウンドでもアジア圏ではビデを使う文化はたぶんないと思うけど。
民放が2局しかない宮崎県と比較すると、熊本県は恵まれている。テレ東系列以外は見ることができる。そして、おもしろいのは外国語放送が見られること。阿蘇プリンスホテル時代の名残なのか、ルートイングループになってからの方針なのかはわからないけど、かなり韓国やシンガポールなどのアジア系外国人旅行客を意識したホテルだということがわかる。
眺望はあまりよくない部屋だったんだけど、パッケージツアーなので贅沢は言えないんだけど、エレベータホールから見ると廊下を挟んで反対側の部屋はゴルフ場が一望できる。
かつては国内のホテルは寝るだけと割り切ることが多かったんだけど、GoToトラベルの割引があることもあり、このところ、大浴場のあるリゾートホテルに泊まることが増えている。新型コロナウイルス感染症に怯える閉塞的な日常生活の中で、非日常的な旅行に出て、ただのんびりしたいという気持ちが大きくなっている。
風景が心の平穏を作るのか、心の平穏によって自然の美しさを感じることができるのか。旅は、心に余裕を与えてくれることには間違いない。
GoToトラベルを利用するにあたって、夕食つきのプランを選択。宴会場のような食事会場。新型コロナウイルス感染症がなければ、きっとビュッフェ方式の夕食なんだろうなぁ。
円形テーブルを独り占め。夕食はセットメニューとなっている。テーブルの上には献立表が置かれている。
和食主体の一の膳。ビールを飲みながら、ちびちび食べるにはいい感じ。
熊本名物のからし蓮根だけは、特設コーナーがあり、揚げたてを好きなだけ食べることができる。また、ソフトクリームマシーンが置かれており、大阿蘇牛乳のソフトクリームも好きなだけ食べられる。
私はからし蓮根って、熊本に来るのは今回が初めてなのに、昔からけっこう好きなので、食べ放題はちょっとうれしい。といっても、そんなに大量に食べられるものじゃないけど。
牛ロースのステーキは「赤牛」とは書かれていないので、地元のものじゃないと思うけど、美味しい。
せっかく、大阿蘇牛乳のソフトクリームがあるんだから、食べてみなくちゃ。以前の私の国内旅行は、駅前のビジネスホテルに宿泊して、夕食は居酒屋に行って名物料理を食べる感じだったんだけど、旅館やホテルで夕食をゆったり食べるのもいいかも。新型コロナウイルス感染症の影響で海外旅行に行けなくなり、またGoToトラベルで、今までの私の旅行とは異なる旅行をするようになって、今までの私の旅行スタイルとは異なる、まだ知らない旅行の楽しみ方も感じられるようになってきている。
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