ロイヤルホテル沖縄残波岬に泊まる沖縄ひとり旅 ３日目（３）城（グスク）巡りの最後は、中城（なかぐすく）城へ。

そもそも観光スポットがないと感じていたために私は東海岸にほとんど来たことがないので、中城（なかぐすく）城に来るのも今回は初めて。今回の城（グスク）巡りの最後は、中城城。

駐車場から城までは距離があるようで緩やかな坂道を上がる。

丘の上に石垣が見える。この時代の城（グスク）は、周囲を見渡せる丘の上に要塞を作り、高台から侵入してくる敵を早期発見するのが目的だったんだろうなぁ。

沖縄の城の石垣は円形状の作りが面白い。

そして、アーチ状の石造りの門。

近くで見てみても石垣の角が直線状ではなく、丸みがあるのが面白い。

敵の侵入を察知するために周囲が見渡せる丘陵地の地形が大切なんだろうなぁ。二の廓あたりでもかなり遠くまで見通すことができる。

沖縄の城は、直線状に廓が並んでいるのが面白い。横から攻められないような細長い丘に建てられているんだろうなぁ。一の廓は、高い石垣に守られている。

二の廓には「忠魂碑」が建てられている。

石垣に上がることができるので周囲の風景を感じることにする。座喜味城でも勝連城でも感じたことだけど、沖縄のグスクは周囲を見渡せるような丘に造られている。勝連城がある与勝半島が見渡せる。

久高島の方向を見る。火力発電所が見えるけど、今日は久高島はよくわからない。

東海岸は平野が広がっている。

西海岸と比べると観光地化されておらず、工場や住宅、そして農地が広がっている。

石垣の上で周囲の風景を楽しみ、一の廓に向かう。

石垣は四角く切られた石が積み上がっている。

正殿があった一の廓に入る。

このあたりに正殿があったのかなぁ。基礎石でもなさそうだけど、石造りの建物だったのかなぁ？

一の廓の奥の「南の廓」には、８つの拝所があり、こちらは久高遙拝所。

そして、首里遙拝所。

帰り道に、中城城から西海岸も見渡せることがわかる。

宜野湾あたりの風景かなぁ？奥には海が見えるので、この高台は周囲が見渡せる場所であることがわかる。

座喜味城に続き、この中城城も護佐丸の築城。今回のグスク巡りのキーワードは護佐丸だったのかもしれないなぁ。のんびりすることが主目的のためにマンネリ化している沖縄本島旅行だったけど、「まだ知らない」スポットを知るのも楽しい。

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