ロイヤルホテル沖縄残波岬に泊まる沖縄ひとり旅 3日目(5)2020年10月、航空機を使った沖縄旅行を終えて、すべての旅は安全にできることがわかる。
のうれんプラザに続く海南交差点に近い、太平通り商店街あたりは観光客よりも地元のお客さんがエリアなんだけど、閑散としていることがわかる。
通りの入口にあるこの八百屋さんは、いつもは地元のお客さんで賑わっているんだけど、お客さんはいるけど少ない。
やっぱり、この季節は「カブチー」。今回の沖縄旅行で初めて知ったのは「カブチー」や「タルガヨー」と呼ばれる沖縄みかん。そして、今の時期は青切りシークヮサーが旬であることを知る。何回も来ている沖縄本島だけど、季節を変えると「まだ知らない」沖縄を知ることができる。
お客さんは少なめだけど、地元のお客さん向けの商店は元気に営業している。
国際通りのブルーシールにお客さんはおらず、貸切状態。そして、国際通りの人通りの少なさ。それでも、紅芋ソフトクリームはいつも通り美味しい。
JALパックプレミア店にレンタカーを返却する。今回はせっかくガソリン満タン返しなしだったけど、ハイブリット車は半分も使わない。
JALパックプレミア店は赤嶺にあるので、空港までも送迎車に乗ってあっという間に到着。
移動はレンタカーで他者と接する事は一切ないし、リゾートホテル内もお客さんは少なく、10月末のビーチも閑散としている。そして、那覇の国際通りや市場本通りも閑散としている。その意味で、沖縄旅行は新型コロナウイルス感染症の危険性があるという根拠はなにもない。あるとすれば「不要不急の旅行に出るなんてけしからん!」という「自粛派」による頭の中で考えた「概念」くらい。行きの羽田からの飛行機は、そこそこ混んでいたけど、沖縄旅行に来る人が少ないんだろうなぁ。すでにシーズンオフに差しかかっているので、修学旅行などの団体旅行がないと厳しいのかもしれない。
日本航空JAL918便は19:05出発で定刻通りの出発予定。欠航便は20:10名古屋行きのみ。
旅行に出て感じることは、夕陽が沈むのを美しいと感じながら見ることができること。日常生活で夕陽をぼーっと眺める時間はなく、気持ちに余裕を持たないと美しさを感じることができない。そして、新型コロナウイルス感染症に支配された閉塞的な日常生活を再び送るためには、たまには非日常的な時間を持つことが必要。自分自身で自分の精神状態をマネジメントをしないと「けしからん!」と他者を攻撃することで自己欲求を満たすような人を産んでしまう。自らの精神状態のコントロールは自分自身で行うべきで、他者を巻き込むべきではない。
レンタカーを返してしまったので、最後にビールを飲むことにする。
日本航空JAL918便東京羽田行きは、定刻通り19:05に23番ゲートからの出発。
機材は、現在は全機退役しているボーイングB777-200国内線仕様。
国内線仕様なので、3-4-3の1列10席のコンフィグレーション。国際線仕様と異なり個人モニタはなく、天井につけられたモニタのみ。
レンタカーを返す前に、再び上間てんぷら店で買っておいたウチナー弁当350円。
沖縄らしいナーベラー(へちま)チャンプル。みそ味が美味しい。
JAL918便は、順調に飛行して羽田空港に到着。今回の沖縄旅行で、最も印象に残っているのは、実は勝連城で見たエイサーの演舞だった。ようやく新型コロナウイルス感染症の流行が終わり、日常生活が戻ってくるのではないかと勇気づけられた。エイサーで日常生活の光を感じたのに、まさか、この旅行後の2年間も影響が続くなんて思ってもみなかった。
沖縄旅行はリゾート地という「偏見」があるために、「欲しがりません勝つまでは」、「贅沢は敵だ」といった戦時中のプロパガンダ信奉者や、他者の「不要不急」の行動を取り締まる自粛派の人たちから「けしからん!」と今でも言われやすい。しかし、レンタカーを使えば他者との接触はないし、そもそも沖縄に友人や親戚でもいない限り、ウチナー(沖縄の人)と接触することは普通の旅行ではあり得ない。「概念」ではなく、基本的な感染症対策である「新しい旅のエチケット」を守ることができれば、沖縄旅行は安全にできるんじゃないかなぁ。
これで、新型コロナウイルス感染症流行後に、まずはマイカーを使った旅行、そして新幹線やロマンスカー、路線バスなどの公共交通機関を使った旅行、最後に航空旅行と段階的に試したみた結果、基本的な感染症対策である「新しい旅のエチケット」を守ることができれば、旅は安全に行くことができることがわかる。自らの精神状態をコントロールするためには、「けしからん!」と他者を攻撃するよりも、自分自身の問題なのだから他者に迷惑をかけることなく、自分自身でストレスを解消する方法を考えた方が健康である気がする。基本的な感染症対策を遵守した上で、旅に出て非日常的な時間を過ごすことによって、ストレスは自分自身で解消した方がいい。旅は「悪」ではなく、自らのストレス解消のために他者を攻撃する方がよほど「悪」なのだ。そもそも、私には他者を攻撃することでストレスを解消すること自体がよくわからないし、けっして楽しいこととは思わないんだけど。(ロイヤルホテル沖縄残波岬に泊まる沖縄ひとり旅 おしまい)
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