2020年10月ロイヤルホテル沖縄残波岬に泊まる沖縄ひとり旅 1日目(1)GOTOトラベルを利用した沖縄航空旅行。
2020年の新型コロナウイルス感染症の流行後に「安全な」旅行を再開するにあたり、私はまず2020年8月に基本的な感染症対策である「新しい旅のエチケット」を遵守した上で、移動中は他者との接触をほぼなくすことができるマイカーでの旅行を試みた。そして、次に自公政権のコロナ後の観光需要喚起のための政策であるGOTOトラベル開始に伴い、2020年9月に新幹線や鉄道などの公共交通機関を使った旅行を試みた。その結果として、「新しい旅のエチケット」を遵守するのを前提として、安全な旅行の最大のポイントは、「ひとり旅」の「ずらし旅」によって混雑する観光地を避けることができれば安全に旅行ができることがわかってきた。そして、2020年10月、いよいよ私の旅行スタイルの中で従来の旅行スタイルに近い「航空旅行」の復活を試みることにする。そのディスティネーションは沖縄本島。
沖縄県は新型コロナウイルス感染症の10万人あたりの感染者数が東京を上回ることがあり、そしてリゾート地というレッテル、バイアス、偏見もあり、「欲しがりません勝つまでは」、「贅沢は敵だ」といった戦時中のプロパガンダを今でも信奉する人たち、そして他者の「不要不急」の行動を監視して取り締まる自粛派の人たちから、沖縄旅行に行くなんて「けしからん!」と今でも言われやすい。しかし、沖縄には鉄道がないので、足はもっぱらレンタカーとなるので、今まで実践してきたマイカー移動による旅行と変わらず、他者との接触はありえない。レンタカーを借りた場合は、沖縄県内の移動中の他者との接触はレンタカーの同乗者しかありえない。さらにレンタカーひとり旅の場合は、レンタカーを使う限り他者との接触は一切ない。そしてリゾートホテルに宿泊してしまえば、ゆったりとしたリゾートホテルはレストランを含めて確実に感染症対策がとられている。そう考えると、沖縄でのレンタカーを使ったリゾートホテルの旅は「けしからん!」の「レッテル」とは逆に、むしろ安全なんじゃないのかなぁ?
2020年10月に沖縄本島での旅行を計画してみると、旅行代金はロイヤルホテル沖縄残波岬が朝食つき2泊3日で、レンタカーも含めて49500円のところ、GOTOトラベルにより35%引きになるので32200円。さらには7000円分の地域クーポンがついてくるので、実質は約半額の25200円となる。新型コロナウイルス感染症の流行後の私の新しい旅行スタイルとして、ホテルでのんびりするのが目的だから、リゾートホテルに宿泊して非日常的な沖縄に行って美しい風景を心で感じた方がいいんじゃないかなぁ?なにしろ、私たちが信任している自公政権による政府がGOTOトラベルという政策で国民に対して旅行に行ってくださいと言っているわけで、そして私たちはその自公政権をその後の選挙でもずっと信任し続けているんだから、基本的な感染症対策である「新しい旅のエチケット」を遵守した上での旅行には「けしからん」要素は何もない。
今から2年前の2020年10月28日、水曜日。羽田空港第1ターミナル。2020年10月ごろは、新型コロナウイルス感染症の第2波が去り、平穏な時期でGOTOトラベルを利用して、多くの人が旅行を楽しめた時期。以前の私は国際線に乗ることがほとんどで、国内線は年によっては1回も乗らないことがあるくらい乗らないので、久しぶりの羽田空港国内線ターミナル。
私はめったに羽田空港国内線ターミナルに来ることがないので、空港が混雑しているのかどうかもわからない。
2020年10月の段階では、まだまだ飛行機の移動の需要は少なく、出発案内板も赤字の「欠航」が目立ち、定期便の半数程度は欠航であることがわかる。
11:50発日本航空JAL915便沖縄那覇行きは、定刻通りの出発予定。
手荷物検査場を通過し、クレジットカードの無料ラウンジであるパワーラウンジでお茶を飲むことにする。
カップはごく普通の紙コップになっているけど、私は羽田空港国内線ターミナルを滅多に使わないので、これが新型コロナウイルス感染症の影響なのか、以前からの対応なのかがよくわからないんだけど、トレーに並べてあるだけなので、急きょ設置した感じ。
オレンジジュースは自分で注ぐのではなく、スタッフが注いでくれる。接触感染を気にしているんだろうなぁ。
機材はボーイングB777-200国内線仕様。この機材は2021年2月21日にP&W(プラット・アンド・ホイットニー)社製のエンジントラブルにより運航停止。そして、2021年3月にJAL国内線仕様のB777は全機退役となっており、もう、この機材には今は乗れない。
国内線仕様のB777なので、3-4-3の横1列10席で、個人モニタなし。この機材は、かつては旧JASのレインボーセブンとして当時は先駆的だった個人用モニタがついていたんだろうなぁ。
2020年10月は第2波を超えて、感染症の流行は落ち着いていた時期。GOTOトラベルの影響かなぁ?座席は概ね埋まっている。
国内線仕様なので、通路にあるモニタから機内安全ビデオが流される。
旧JAS レインボーセブンの流れを汲むJA009Dは、羽田空港を離陸する。
以前とは異なり、座席に座ったままアナウンスがあるまでは着席し、前の人から順番に飛行機を降りる。慌てて立ち上がって荷物を下ろしてもドアが開かなければ降りられないし、そもそも通路が混雑するので、降りる時間的には変わらないだろうから、このやり方はいいかも。
飛行機を降り、ボーディングブリッジを渡る。新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言後に初めて飛行機に乗ってみたけど、マスクをせずに大騒ぎをしている人はいないし、全員が前を向いて着席しているので、満員電車のように人が密集することはないので、むしろ航空旅行の方が満員電車で通勤するよりも安全なんじゃないかなぁ?
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