東北新幹線で行く松島温泉ひとり旅2日目(2)雨の中、松島島巡り観光船に乗る。
いよいよ乗船の時間になり、船へと向かう。桟橋の反対側には塩釜行きの船が停泊している。そういえば、昨日は塩釜で、塩釜から島巡りをしながら松島に向かう船があることを知っていたんだから、松島から塩釜行きの船に乗ってもよかったかもしれないなぁ。
松島島巡り観光船は、2020年2月に就航したばかりの新造船「仁王丸」。この船は400人乗りの大型船。
もちろん、天候が良くないので、船内のお客さんは少ない。天気が良ければ後方デッキで海風を浴びたいところだけど、今日は座ってゆったり眺めることにする。遊覧船って、右側に座った方がいいのか、左側の方がいいのか、よくわからない。
残念ながら、海の青さも松の緑色を感じることもできないモノトーンの世界。
松島は島が外海からの防波堤になっているのか、海は穏やかで揺れることはない。
人生、ポジティブシンキング。私は何ごともポジティブに考える。「色」を感じないんだけど、これはこれで水墨画の世界のようでなかなかおもしろい。
「水墨画」の世界だったけど、それなりに島巡り観光船はおもしろかった。
水面を見ればわかる通り、けっこう雨が降っている。まだお昼ごはんには早いし、観光を切り上げて仙台に向かってもいいんだけど、仙台は観光スポットが少ないので仙台に行っても時間を潰せない。松島でお昼ごはんを食べるつもりで、雨の中をもう少し観光してみることにする。
松島センチュリーホテルの先に、赤い橋で渡ることができる福浦島に行ってみることにする。
パンフレットはアニメ調になっており、福浦橋は「出会い橋」と書かれている。
海が見える広場に出る。遊覧船から見るよりも、色を感じる。海に島が浮かぶ風景を間近で見ることができるので、晴れていれば福浦島に来る価値はあると思う。
奥にも島が見えており、晴れていればなかなかの絶景なんじゃないかなぁ?
色を感じなくても、風景の美しさを感じることができる。でも、色があったら、もっと美しいだろうなぁ。
遠くに島が見える感じがいい感じ。色がないとしても、なかなか絵になる風景。
うーん、松島は、天気が良い時にリベンジしてもいいかも。色がない風景もなかなかいいけど、やっぱり、海の青さや木々の緑を感じたい。その時には、今度こそ、松島センチュリーホテルのオーシャンビューの部屋に泊まって松島の風景を眺める。
「出会い橋」を渡って、次に美しい松島を見る時は、そして次回、松島センチュリーホテルのオーシャンビューの部屋に宿泊する時は一人ではないことを祈りながら。
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