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2022年4月19日 (火)

2020年3月、春のイタリア・シチリア紀行 4日目(15)モンレアーレからパレルモに389番バスで戻る。

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残念ながらモンレアーレのドゥオーモに来たら回廊を見逃していることには気がついていないんだけど、「地球の歩き方南イタリアとマルタ2014-15」を参考にして、きっと見逃したところもあるんだと思うけど、ほぼパレルモとモンレアーレ観光は終了。今回の「春のイタリア・シチリア紀行」も終わりが近づいている。太陽もだいぶ傾いてきており、あとは389番バスに乗ってパレルモ市街に戻るのみ。

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ドゥオーモ前の広場からバス停に向かって歩き始める。

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最後に立ち止まって、モンレアーレの街を振り返る。

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モンレアーレの街は高台にあるのでパレルモの街がよく見える。やっぱり要塞の役割を持っていたんじゃないかなぁ?

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小さなロータリーに屋根つきのバス停らしきものがあるんだけど、何も表示はなく、今は使われてないみたい。

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389番バス乗り場は、行きにバスを降りた壁沿いのところ。

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今からパレルモに向かう人は多くはない。

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バスは出発し、インディペンデンツァ広場に向かう。

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バスは坂道を下り、市街地に入り、ヌオーヴォ門が見えてきた。

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終点のインディペンデンツァ広場に到着。

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公園のようなインディペンデンツァ広場に立つオベリスクは、1860年に起きたガンシアの反乱“Rivolta della Gancia”の記念碑“Monumento ai Caduti”ということで、エジプトから持ってきたものではないのかなぁ?

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広場には大きめの園芸用品店がある。

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いつも私は花屋さんを見ると、季節の花を観察するんだけど、今回のシチリア紀行では花屋さんで足を止めたことってあったかなぁ?少なくとも、ここまで写真には残っていない。ようやく、普段通りの街歩きができてきたら、花の美しさに気がつく余裕が出てきたけど、今までは普段の旅行とは違う緊張感を持っていたから、季節の花に気がつく余裕がなかったのかもしれないなぁ。

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ようやく私の普段の旅行を取り戻したと思ったら、もう旅はエンディングに近づいている。城壁の中に入れば、パレルモ旧市街に戻ってしまう。

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ノルマン王宮のすぐ裏は城壁になっており、いつの時代のものかはわからないけど、敵の侵入を防ぐための銃眼(狭間)がある。

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ヌオーヴォ門の下を通るとパレルモ旧市街。

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ヴィットリオ・エマヌエーレ通りを歩く。

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歩いていると左側にはパレルモ大聖堂。あとはホテルに戻って、パレルモで夕ごはんを食べれば、今回の「春のイタリア・シチリア紀行」はエンディングを迎えてしまう。ガイドブックに載っているような観光スポットを見るのは、パレルモ大聖堂が最後になるかもしれない。出発前は日本のマスメディアの影響でイタリアの新型コロナウイルス感染症の状況に対する恐怖感があったんだけど、シチリア島の空気に触れると徐々に心がリラックスしてきて、ようやく、いつもの私の旅行の感じになってきた。今では、あふれる「情報」に溺れてしまいそうな閉塞的な日本に戻るのが怖いと感じるくらい。

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明日2020年3月7日はAM11:20パレルモ発アリタリア航空AZ1784便でローマへ向かうので、ショッピングができるとすれば今が最後となるので、おみやげもの屋さんをちょっとのぞいてみる。

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基本的には、レモンの石鹸などチンクエテッレとかアマルフィあたりと変わらない気がする。

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当然ながらレモンチェッロも名物。 “LEMONCHIO”と書かれており、方言なのか、ちょっとだけスペルが違う。

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ジェラート屋さん“CAPPADONIA”の前では、席に座り、おっちゃんたちが語り合っている。ヨーロッパに行くと、地域に男性同士の仲間がいる。日本の男性高齢者は職場とのつながりはあるけど退職すると途切れてしまう。地域の中でのつながり、地域の中での友人を持っていない人が多い気がする。もっと、おっちゃんたちを観察するべきで、この写真をあとから見ると、私は「小さな間違い」をしていたことに気がつく。

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生搾りオレンジジュースがあったら飲んでみる、ビールがあったら飲んでみる、ジェラート屋さんがあったら食べてみる。興味を持ったら試してみるのが本来の私の旅行。ようやく、接触感染を防ぐために手洗いを中心とした基本的な感染対策をしていれば、普段通りの旅行をしていても大丈夫そうであることに気がつき、いつもの旅行に戻ってきた時はすでにエンディングというのが悲しい。ここでも後から写真を見ると「小さな間違い」のヒントはあるんだけど、オンタイムの時は感性が鈍っているのか気がついていない。

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大好きなピスタチオのジェラート。だけど、2枚前の写真のおっちゃんたちをよーく見ると、どうやら、ブリオッシュに挟んでもらうのが現地流だったかも。ちゃんと1枚前のお店の中の写真にはブリオッシュが写っている。このことに気がついたのは、帰国後に写真を編集するタイミング。うーん、やっぱり新しいことを発見する感性が鈍っている。いつもと違う旅行だからかなぁ?

それとともに、私が最も恐れているのは、年齢を重ねるに従い新しい価値観を自分に取り入れなくなり、自分自身の価値観が固まってしまい保守的になること。年齢を重ねると「こうあるべき」という「固定観念」に支配されて、「まだ知らない」新しい価値観に出会った時におもしろいと感性が反応しなくなってしまう。年齢を重ね、「こうあるべき」という「固定観念」に支配されると、見えるものも見えなくなってしまう。そうなったら、私は人生終わりだと思っている。私は、価値観を固定させることなく、いくつになっても新しい価値観を吸収し続けたい。まぁ、その反面、年齢を重ねて「こうあるべき」と価値観を固定してしまえば、答えの選択肢が「こうあるべき」しかないのですぐに決断できるけど、私はさまざまな選択肢の可能性を探して、もっとベストな選択肢があるかもしれないと、いくつになってもすぐに決断できずに迷い続けるのだと思うけど。でも、私は一生、迷い続けたいと思う。迷わなくなったら、それは精神的に老化しているということで、人生は終わりだと私は思っている。たかだかジェラートのことで、ここまで考えるのは考えすぎだけどね。

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旧市街の中心であるクァットロ・カンティまで戻ってくる。

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そして、パレルモ駅前から伸びるローマ通りに出る。

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今回の「春のシチリア紀行」を旅行記にまとめていて気がついたことは、心がリラックスしていないと、美しさや、おもしろいなぁと感じる感性が鈍ってしまうこと。そして、新しいものを発見する好奇心が鈍ってしまっている。今回の旅行中で、カターニアやパレルモのメルカートを歩いていて、私がスプレムータ(生搾りオレンジジュース)が1ユーロなのに飲まないというのは明らかにおかしい。

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そして、お花屋さんを見つけると、立ち止まって花を見て地域性や季節を感じるんだけど、今回はいつもと違って感性が鈍っているんだと思うけど、写真に残っていない。感性が鈍っていて、好奇心が鈍っていて、花屋さんに気がつけなかったんだろうなぁ。ようやく、旅の最後になってから花の美しさを感じられる気持ちの余裕が出てきており、写真に残している。

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ホテルの目の前には、私の大好きなディスカウントスーパーのLiDLがあるのがうれしい。

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ホテル・デル・チェントロ“Hotel del Centro”に戻る。歩き疲れて夕方ごろに一度ホテルに戻ることが多いんだけど、今日はたくさん歩いたなぁ。パレルモの街歩きは楽しかったし、出発前はさんざん悩んだんだけど、シチリア島に来て本当によかった。

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