東京有明で温泉リゾート気分(1)初めての豊洲市場。
Joyeux Noël !
まだ「2020春のシチリア紀行」の途中だけど、2日目までをアップしたところでちょっと休憩し、2021年12月の小旅行を全4話ほどアップすることにする。「春のシチリア紀行」の旅行記はだいぶ感染症に対する過度な緊張感が取れてきて「普段の旅行」になってきているんだけど、次にアップする3日目の最初の内容が2020年3月5日のイタリアの陽性者の人数のお話なので、クリスマスに陽性者のお話を出したくなかったというのも理由だったりする。
2021年12月13日、月曜日。朝10時までの宿直のお仕事で、今の時間は10時半くらい。東京メトロ有楽町線豊洲駅からスタート。将来的にこの駅から住吉駅方面に延伸する計画があり、そのための準備として現在は使われていないプラットフォームがある。
今日の目的は東京有明にある「泉天空の湯」にある温泉で、東京にいながらもちょっとだけ温泉リゾート気分を味わうために有明に向かう。今回は、遠くに行かずに東京・有明で、どれだけ非日常的な旅行気分を味わえるかどうかの実験的な旅行。
鉄道の無人自動運転については、山手線にしろ、東京メトロにしろ、たぶん今でも反対する人がいると思うけど、もしも反対するのであれば、パリの主要観光地に行くには乗らずにはいられないメトロ1号線や14号線なんて「けしからん」無人自動運転なので乗ってはいけないし、もちろんお台場に行く時に無人自動運転のゆりかもめも「けしからん」乗り物なので乗ってはいけない。私は子供みたいにゆりかもめの先頭に座るのが好きだけど、今日は子供連れの先客あり。まぁ、どうしても先頭に座りたかったら、始発の豊洲駅から乗るなら、6分おきに出ているので1本待てばいいんだけど。
せっかくだから東京で観光気分を感じようと思って「まだ知らない」豊洲市場に行ってみることにする。もちろん、私は築地場外市場だってほとんど行ったことはなかったけど、豊洲市場は今回が初めて。今日は宿直明けで朝ごはんを食べていないので、ブランチとして、豊洲市場でごはんを食べてみようかなぁ。ということで、市場前駅で降りることにする。
事前に豊洲市場についてちょっとだけ調べたところ、飲食店があるのは、水産仲卸売場棟、管理棟、青果棟の3つ。駅を降りて感じたことは、それぞれの建物は離れていて、建物が広いので気軽に3つの建物の行き来は面倒だということ。事前にインターネットで調べることはできても、距離感は実際に来てみないとわからない。その中でも最も飲食店がある水産仲卸売場棟に行ってみることにする。
飲食店は、わりと近くに入口がある。私は豊洲市場に来るのが初めてなので、どれくらい混んでいるのかがよくわからない。早朝に来ないと人気のお店は入れないのかなぁ?
ところが、11時前という中途半端な時間のせいか、ほとんどのお店は空いていて、すぐに入店できる状況。平日の11時前であれば、早朝に来なくても大丈夫そう。
事前に調べていたお寿司屋さんの中では、ネット上の評価は高い「寿司大」さんでも30〜40分待ちだというので、今日は「寿司大」さんにする。なにしろ、私は豊洲市場に来るのは今回が初めてなので、お値段や味の基準がわからないので、今回はネット上の評価に従ってみる。はっきり言うと私の普段の生活では、お寿司屋さんに行くことは少ないので、おまかせで4900円が安いんだか、高いんだかよくわからない。まぁ都内のフランス料理店でお昼から4000円のコースをお得だと思って食べることもあるんだから、たまにはいいかなぁ。
寿司大さんが空くまでの30分ほどの時間ができたので、水産仲卸売場棟を探検してみることにする。小田保さんのカキフライも捨てがたいなぁ。
築地市場が発祥の吉野家。たぶん、市場で働いている人のためのお店で、観光客はあえて吉野家には来ないだろうけど。
11時前で、満席で「待ち」が発生しているのは、海鮮丼の「仲屋」さん。そのほかに、お寿司屋さんだけでも7店舗くらいあるので、豊洲市場を知っているというレベルに達するためには、何度も通う必要がありそう。
まだ時間があるので、見学ギャラリーと魚がし横丁に行ってみることにする。
水産仲卸売場棟の見学ギャラリーは、路地が見えるだけで、屋根もあるので様子があまりわからない。早朝だったら、もっと活気があるのかなぁ?
エスカレータに乗って、上階にある魚がし横丁に行ってみることにする。
私は豊洲市場に来るのは初めてなので、魚などが小売りされていると勝手に思っていたんだけど、来てみると私の事前の先入観とは異なり、海苔などの乾物などを売るお店が主体。どちらかというと一般客よりもプロユースのお店なのかもしれないなぁ。
漬物を小売りしてくれるお店は見つけたけど、魚の小売り店はないみたい。
生鮮食料品が並ぶ市場を見るのが好きな私としては、豊洲市場の「魚がし横丁」は生鮮食料品ではなく、長靴などの市場で働く人や、市場に通う人たちが使うお店だけど、並べられているものを見るのがこれはこれでけっこう楽しい。
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