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2021年12月

2021年12月28日 (火)

東京有明で温泉リゾート気分(2)豊洲市場でのランチはやっぱりお寿司。

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そろそろ、寿司大さんの連絡が来るころかなぁ?30分ほど水産仲卸売場棟を巡って、寿司大さんに戻ってくる。

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いよいよお寿司屋さんに入るんだけど、私は基本的にカウンターに座るようなお寿司屋さんには滅多に行かないので、ちゃんとしたお寿司さんでのルールがよくわからない。

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お寿司さんでの粋な作法がよくわからないけど、とりあえず、瓶ビールを1本注文する。作法なんて、よほどの勘違いをしない限り、飲食店は自分の楽しみたいように楽しめばいい。だって、楽しむために来ているんだから。

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お通しが出るけど、これだけでもけっこう美味しい。

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つまみとして、黒板メニューから「皮はぎの肝巻き」を注文。

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お昼からおひとり様で長居をしてもどうかと思うので、瓶ビールは1本だけにして、おまかせコースを握ってもらう。まずはトロからスタート。

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全部のお寿司の写真はアップしません。写真を撮らずに美味しそうだと思って食べてしまったものもあるので。うーん、肉厚のアジが美味しい。私は青魚がけっこう好き。

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あら汁がサービスでつく。

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卵焼きは焼きたてのタイミングで出てくる。

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巻物もあり、それなりに満足のあるボリューム。

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アナゴはふわふわ。

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最後の一貫は、お好みでどれでも選べるようになっていて、赤貝を選択。肉厚の赤貝が美味しい。

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追加で、お好みでコハダをお願いするけど、これが絶品。やっぱり、美味しいお寿司屋さんのお寿司は美味しい。私にはお寿司屋さんの相場がわからないんだけど、コース料理が4900円と考えれば、お得なんじゃないかなぁ?ちょっと贅沢なランチとして考えれば、美味しいものを食べて幸せな気分になれるんだから、リピートありだと思う。これからは、私も粋な大人になるために、金額的にリーズナブルな範囲で美味しいお寿司屋さんを探すのもいいかもしれないなぁ。しばらく、豊洲市場のお寿司屋さんを巡ってみようかなぁ。

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お寿司だけではお腹いっぱいにはならないと思っていたんだけど、ハシゴして、もう1軒試そうと思っていたんだけど、お腹はけっこういい感じで、もう1軒を試すほどは食べられない感じなので、また次回のお楽しみにする。だって、お腹が空いている時の方が感動は大きいから。お寿司に満足して、水産仲卸売場棟を出る。

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今回は東京で観光気分を味わうのが目的で、初めての豊洲市場をさらに探検することにする。飲食店は3ヶ所あるみたいなので、管理棟に入ってみることにする。こちらも入口のところで検温と手指消毒がある。

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時間的には正午を過ぎているけど、お客さんは少ない。

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管理棟のお店は、平日だったら、お昼にふらっと来ても待たずに入れそう。

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茂助団子ってなんだろう?と思ってお店に立ち寄ってみると、あん団子。

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豊洲市場について学ぶことができるスペースで、市場の成り立ちを学ぶ。

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「イッチーノ」は、ゆるキャラなんだろうけど、ベースとなる動物はなんだろうなぁ?

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水産卸売場棟の見学ギャラリーに行ってみることにする。中に入ると、マグロのオブジェ。記念写真撮影用のスポットなんだろうなぁ。

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見学ギャラリーからは、冷凍マグロが見える。もっと、早朝に見学に来ればおもしろいのかもしれないなぁ。

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水産卸売場棟を出て、ゆりかもめの市場前駅に戻ってくる。

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最後は青果棟。

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青果棟は、市場の巨大なスペースを実感できるかも。早朝だったら活気があるのかなぁ?

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青果棟の飲食店は、1階部分に数件並んでいる程度で、お昼すぎだと空いている。大和寿司さんは人気店みたいで、すでに受付を終了しているみたい。

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寿司だけじゃなくて、天ぷらもいいなぁ。豊洲市場のお店は平日だったらお客さんも少ないので、お昼ごはんを食べるためにもっと通ってもいいかも。観光客気分で歩く豊洲市場、おもしろかったなぁ。遠くに行かなくても、東京だって「まだ知らないどこか」はまだいっぱいあって、新しい発見をできることを実感する。

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いよいよ、今回の目的である「泉天空の湯・有明ガーデン」に向かう。東京で仕事をしているので、私にとって東京は日常的な場所だけど、東京に観光に来る人だっているわけで、東京だって旅行気分で過ごすことができるんじゃないかなぁ。東京で温泉に入って、旅行気分になれるんじゃないか。難しいことは考えずに、ただ、のんびりするために、歩いて有明ガーデンに向かう。

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2021年12月24日 (金)

東京有明で温泉リゾート気分(1)初めての豊洲市場。

Joyeux Noël !

まだ「2020春のシチリア紀行」の途中だけど、2日目までをアップしたところでちょっと休憩し、2021年12月の小旅行を全4話ほどアップすることにする。「春のシチリア紀行」の旅行記はだいぶ感染症に対する過度な緊張感が取れてきて「普段の旅行」になってきているんだけど、次にアップする3日目の最初の内容が2020年3月5日のイタリアの陽性者の人数のお話なので、クリスマスに陽性者のお話を出したくなかったというのも理由だったりする。

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2021年12月13日、月曜日。朝10時までの宿直のお仕事で、今の時間は10時半くらい。東京メトロ有楽町線豊洲駅からスタート。将来的にこの駅から住吉駅方面に延伸する計画があり、そのための準備として現在は使われていないプラットフォームがある。

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今日の目的は東京有明にある「泉天空の湯」にある温泉で、東京にいながらもちょっとだけ温泉リゾート気分を味わうために有明に向かう。今回は、遠くに行かずに東京・有明で、どれだけ非日常的な旅行気分を味わえるかどうかの実験的な旅行。

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豊洲駅からゆりかもめに乗る。

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すでにホームに停車中の10:33発の電車に乗ることにする。

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鉄道の無人自動運転については、山手線にしろ、東京メトロにしろ、たぶん今でも反対する人がいると思うけど、もしも反対するのであれば、パリの主要観光地に行くには乗らずにはいられないメトロ1号線や14号線なんて「けしからん」無人自動運転なので乗ってはいけないし、もちろんお台場に行く時に無人自動運転のゆりかもめも「けしからん」乗り物なので乗ってはいけない。私は子供みたいにゆりかもめの先頭に座るのが好きだけど、今日は子供連れの先客あり。まぁ、どうしても先頭に座りたかったら、始発の豊洲駅から乗るなら、6分おきに出ているので1本待てばいいんだけど。

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せっかくだから東京で観光気分を感じようと思って「まだ知らない」豊洲市場に行ってみることにする。もちろん、私は築地場外市場だってほとんど行ったことはなかったけど、豊洲市場は今回が初めて。今日は宿直明けで朝ごはんを食べていないので、ブランチとして、豊洲市場でごはんを食べてみようかなぁ。ということで、市場前駅で降りることにする。

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事前に豊洲市場についてちょっとだけ調べたところ、飲食店があるのは、水産仲卸売場棟、管理棟、青果棟の3つ。駅を降りて感じたことは、それぞれの建物は離れていて、建物が広いので気軽に3つの建物の行き来は面倒だということ。事前にインターネットで調べることはできても、距離感は実際に来てみないとわからない。その中でも最も飲食店がある水産仲卸売場棟に行ってみることにする。

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建物にたどり着く前に検温と消毒がある。

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飲食店は、わりと近くに入口がある。私は豊洲市場に来るのが初めてなので、どれくらい混んでいるのかがよくわからない。早朝に来ないと人気のお店は入れないのかなぁ?

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ところが、11時前という中途半端な時間のせいか、ほとんどのお店は空いていて、すぐに入店できる状況。平日の11時前であれば、早朝に来なくても大丈夫そう。

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事前に調べていたお寿司屋さんの中では、ネット上の評価は高い「寿司大」さんでも30〜40分待ちだというので、今日は「寿司大」さんにする。なにしろ、私は豊洲市場に来るのは今回が初めてなので、お値段や味の基準がわからないので、今回はネット上の評価に従ってみる。はっきり言うと私の普段の生活では、お寿司屋さんに行くことは少ないので、おまかせで4900円が安いんだか、高いんだかよくわからない。まぁ都内のフランス料理店でお昼から4000円のコースをお得だと思って食べることもあるんだから、たまにはいいかなぁ。

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寿司大さんが空くまでの30分ほどの時間ができたので、水産仲卸売場棟を探検してみることにする。小田保さんのカキフライも捨てがたいなぁ。

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築地市場が発祥の吉野家。たぶん、市場で働いている人のためのお店で、観光客はあえて吉野家には来ないだろうけど。

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カレー屋さんの「中栄」さんも美味しそう。

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「鳥藤」さんの親子丼も美味しそう。

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11時前で、満席で「待ち」が発生しているのは、海鮮丼の「仲屋」さん。そのほかに、お寿司屋さんだけでも7店舗くらいあるので、豊洲市場を知っているというレベルに達するためには、何度も通う必要がありそう。

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まだ時間があるので、見学ギャラリーと魚がし横丁に行ってみることにする。

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見学ギャラリーの入口まではけっこう距離がある。

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市場の乗り物であるターレが展示されている。

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ニチユのエレトラック。動力はバッテリー。

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水産仲卸売場棟の見学ギャラリーは、路地が見えるだけで、屋根もあるので様子があまりわからない。早朝だったら、もっと活気があるのかなぁ?

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エスカレータに乗って、上階にある魚がし横丁に行ってみることにする。

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私は豊洲市場に来るのは初めてなので、魚などが小売りされていると勝手に思っていたんだけど、来てみると私の事前の先入観とは異なり、海苔などの乾物などを売るお店が主体。どちらかというと一般客よりもプロユースのお店なのかもしれないなぁ。

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漬物を小売りしてくれるお店は見つけたけど、魚の小売り店はないみたい。

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かろうじて、野菜を小売りしているお店を見つける。

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卵焼きで有名な丸武さん。

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生鮮食料品が並ぶ市場を見るのが好きな私としては、豊洲市場の「魚がし横丁」は生鮮食料品ではなく、長靴などの市場で働く人や、市場に通う人たちが使うお店だけど、並べられているものを見るのがこれはこれでけっこう楽しい。

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2021年12月21日 (火)

2020年3月、春のイタリア・シチリア紀行 2日目(14)カターニアに戻ってホテルそばのオステリア“Hosteria del Panda”で夕ごはん。

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カターニアからのバスを降りた広場に戻る。「地球の歩き方南イタリアとマルタ2014-15」を見ると、シラクーサのバスターミナルがちゃんとあるみたいなんだけど、工事とかの理由でここがバスターミナルなのかなぁ?バス乗り場がよくわからないし、行きと帰りと違う交通手段というのもおもしろそうなので、シラクーサの鉄道駅に向かうことにする。

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シラクーサの鉄道駅は、町外れにあるみたいで、駅に向かう道は人通りも少なく、お店も少ない。

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シラクーサ駅に到着。

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現在の時刻は17:23で、次のカターニア方面に向かうメッシーナ“Messina”行きは18:20と1時間近く待つ。19:10発のローマ・テルミニ“Roma Termini”行きの列車があるのがおもしろい。このローマ・テルミニ行きの列車は、シラクーサ始発の寝台列車。メッシーナでパレルモ方面からの列車と合流して、車両ごと鉄道連絡船に乗って列車に乗ったままメッシーナ海峡を渡ってイタリア本土のヴィッラ・サン・ジョヴァンニ“Villa San Giovanni”駅に渡ってローマ・テルミニ駅に向かう。この寝台列車の存在は知っていて、今回は乗らないけど、いつか鉄道でローマからシチリア島まで鉄道連絡船に乗る鉄道旅をしてみたいなぁ。

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駅前にぽつんとバルが一軒だけある。その名も“Station Bar”。

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時間つぶしのために店内に入るとお客さんは誰もいない。感染症予防のためには空いているほうがいいんだけど、ちょっと寂しい。

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寒くないし椅子に座りたかったのと、感染症予防のために、外の席に座ることにする。

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今回の旅は新型コロナウイルス感染症の感染予防に最大限に注意した旅で油断はできないんだけど、ようやく、心がいつもの旅モードになって、旅の途中でビールを飲むことができるようになってきた。

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カターニアまでの運賃は7.6ユーロ。

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18時を過ぎて、まだ早いんだけど、そろそろ駅に向かうことにする。

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すでに18:20発メッシーナ行きの列車は入線している。

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シラクーサ駅は頭端式ホーム。

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鉄道は人気がないのか、待っている人はあまりいないみたい。まぁ、距離があるメッシーナまでの移動であれば鉄道のほうがいいけど、カターニアまでだったらバスのほうが30分に1本と運行間隔が短いから、地元の人だったらバスに乗るだろうなぁ。

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車両は私の他に2人組がいたくらいで、ほぼ貸し切り状態。空いている電車のほうがバスよりも十分にソーシャルディスタンスを保つことができるかも。列車は定刻通り18:20にシラクーサ駅を出発する。

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1時間10分ほどでカターニア中央駅に到着。シラクーサからカターニアまでは、ほとんど乗客はいなかったんだけど、カターニアからメッシーナに向かう乗客はけっこういる。

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カターニア中央駅の到着時間は19:30。

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カターニア中央駅を出て、いったんホテルに向かうことにする。

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リゼェール・ホテル“Rigel Hotel”に戻り、部屋に戻り、荷物を置いてから夕食を食べに行くことにする。イタリアの場合、20時くらいが夕食の時間にはちょうどいい。

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ホテルのレセプションでお勧めレストランを聞いたんだけど、そのレストランが見つからず、場所がわからないので、Google Mapでみつけたレストランに行ってみることにする。

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ホテルからすぐそばにあるオステリア・デル・パンダ“Hosteria del Panda”に行ってみることにする。

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うーん私だけで貸し切り状態。イタリアの夕ごはんは夜が遅く、20時に行っても一番乗りになることはよくあることだけど。

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今日は貸し切り状態だけど、席数は多いし、お店の雰囲気的にはいい感じ。

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白ワインとミネラルウォーターを注文。イタリアのレストランでは、なんとなくのルールであるような気がして、いつもミネラルウォーターを1本注文してしまう。たいてい安いし。

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今回の「春のシチリア紀行」で初めてオステリアで食べるちゃんとしたごはん。イタリアに来たからには、プリモはパスタでしょう。私はどうしても「まだ知らない」メニューにチャレンジしてみたくなってしまう。パスタ料理の“Bigoli dell’Hosteria”を注文してみる。でも、まったくわからないわけじゃなく、メニューには“vongole,gamberetti,pistacchio”とヒントが書かれており、貝とエビとピスタチオが入っていることがわかる。

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粉末状になったピスタチオが最高に美味しい。このパスタ料理は正解かも。でも、このパスタ料理はシチリア島まで来ないと食べられなさそう。

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シチリア島がピスタチオが名産であることはわかっていたので、またしてもマグロのグリルにピスタチオの粉末が載せられたもの“Tonno Rosso panato al pistacchio”を注文。

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ピスタチオを粉末にして料理に使うというのは、私には初めての体験だけど、美味しいかも。粉状のピスタチオを使った料理を私はけっこう気に入っている。

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レアに仕上がっており、マグロも美味しい。

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デザートは食べずにエスプレッソを注文して食後の余韻を味わう。

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夕ごはんを楽しんでオステリア・デル・パンダを出て、リゼェール・ホテルに向かう。「春のシチリア紀行」の町歩きの1日目が終了する。朝、ホテルを出る時は新型コロナウイルス感染症への不安でいっぱいだったんだけど、もちろん感染症対策には常に気をつけながらも、だんだんと旅を楽しめるようになってきた。シラクーサのネオポリス考古学公園で、周囲に人がいない状況で青空の下で深呼吸をしたあたりから、ようやくいつものような旅の楽しさやリラックス感を感じられるようになってきた気がする。

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2021年12月17日 (金)

2020年3月、春のイタリア・シチリア紀行 2日目(13)パピルスが茂るオルティージャ島のアレトゥーザの泉“Fonte Aretusa”。

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アレトゥーザの泉“Fonte Aretusa”は地下水が噴出しているみたいなんだけど、オルティージャ島はかなり海に突き出ているのに淡水が出ているということなのだろうなぁ。

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水面に生い茂っているのは、パピルス。

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澄んだ水に水草が茂っている。

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さらに海岸沿いにオルティージャ島の先端を目指して歩く。

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オフシーズンだから賑わっていないけど、きっと夏だったら多くの人が行き交い、カフェやレストランも賑わっているんだろうなぁ。

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先端にマニアーチェ城“Castello Maniace”の城壁が見えてくる。

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マニアーチェ城に近づく。城壁の上部には銃眼が見える。このお城は宮殿と言うよりは城壁に囲まれた軍事的な要塞。

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城壁との間の草むらは、きっとお堀のような役割をさせるためにかつては海だったんだろうなぁ。そして、防御のために入口は小さな橋を渡るのみ。もともとシラクーサはギリシャ時代からの町なので、港を守る要塞はあったのだろうけど、現在のお城が建設されたのは13世紀の1232年から1239年のあたり。その後、15世紀にはヨーロッパの他のお城ではありがちだけど、刑務所として利用されていた。

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入場しようか迷ったんだけど、外から見るだけにする。

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城壁で囲まれたお城は四隅に塔が建てられている。海からの外敵を防ぐ、地中海沿いのお城や要塞って、私は見るのがけっこう好き。私が過去に自分の目で見た要塞の中で最強だと思うのは、城塞都市であるマルタのヴァレッタだけど。

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地中海に面する海は波を感じる。

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マルタのヴァレッタとは異なり、町全体が城塞で囲まれている感じではない。

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海岸線沿いにバス乗り場まで歩いて戻ることにする。

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聖霊教会“Chiesa dello Spirito Santo”は、大地震後の1727年に建築された建物。

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海に近すぎて、ファサード全体の写真は撮りづらい。奥にクーポラが見える。この時代の建築様式はカターニアと同様にバロック様式。

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海のすぐそばまで町があるけど、城壁という感じでもない。

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さすがに3月なので誰もいないけど、小さなビーチがある。

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狭い路地を通ってオルティージャ島をもう少しさまよってみることにする。

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生活感を感じるような路地を歩くのが私は好き。

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生活感を感じながらローマ通り“Via Roma”を歩く。

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ついプジョー208を見かけると写真を撮ってしまう。むしろ、プジョー208のうしろに停まっているトヨタのAセグメント車であるトヨタIQのほうが珍しいかも。軽自動車という規格がある日本ではAセグメントの車は売れないけど、ヨーロッパでは売れていたのかなぁ?

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このあたりがオルティージャ島のメイン通りなのかなぁ?人通りが多くなり、お店も増えてきた。

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ダイアナの噴水が中央にあるアルキメデ広場まで戻ってくる。

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アポロ神殿まで戻れば、クルマも通れるような大きな通りに出る。

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来る時も気になっていた海沿いに建つ赤い建物。

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行きとは違うサンタ・ルチア橋“Ponte Santa Lucia”を渡る。ウンベルト1世橋“Ponte Umberto I”の奥に見えるのはホテル。

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中州のような島があり銅像が建っている。

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中州に立っているのはアルキメデ像“Statua di Archimede”。アルキメデスはシラクーサの出身。

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ウンベルト1世通りを歩き、バス乗り場を目指すんだけど、はたしてバスを降りた広場で帰りのカターニア行きのバスに乗れるのかなぁ?カターニアみたいに、ちゃんとバスターミナルがあればわかりやすいんだけどなぁ。鉄道駅の場所は地図を見ればわかるので、帰りはバスじゃなく電車にしてみようかなぁ?

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だいぶ日が傾いてきた。朝のテレビの軍服姿の天気予報通り、今日は雨でくもりで晴れ。最終的には晴れて良かった。出発する前は、新型コロナウイルス感染症への不安が強かったんだけど、歩き始めてみると、いつも通りに「まだ知らないどこかへ」行く楽しみを感じられるようになっている。帰りは電車で帰ろうと思って、シラクーサ駅に向かうことにする。

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2021年12月14日 (火)

2020年3月、春のイタリア・シチリア紀行 2日目(12)オルティージャ島“Isola di Ortigia”にあるシラクーサのドゥオーモへ。

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アポロ神殿の右側の路地を歩いてみることにする。私はクルマが通れない細い路地を歩くのが大好き。だって細い路地はクルマが登場する以前の、昔からあった道に違いないから。

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そして、細い路地を歩いて、この町で生活している様子を感じられるのが好き。オルティージャ島は今回の旅のキーワードである1693年のヴァル・ディ・ノート大地震“Terremoto del Val di Noto del 1693”の影響は少なかったのかなぁ?

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私の町歩きは行き当たりばったり。私は気になる物を見つけてしまうと足を止めてしまう。フェンスにつけられたものはなんだろう?おまじないのようなものなのかなぁ?

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マルタに行ってからだと思うんだけど、私は建物のバルコニーを見るのが好き。オルティージャ島のバルコニーもマルタで見た出窓とは違う。地理的にはシチリア島とマルタ島は近いはずなんだけど、シチリア島と共通する文化ではなさそう。

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そして、感性のままに歩いていたらいつものように道に迷う。

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広めの通りに出たので、現在地を確認して方向を修正する。このところ、e-simでストークモバイルと契約して、普通にスマートフォンが使えるので現在位置がわかるので以前よりも迷わない。

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ようやく地図上でもわかるアルキメデ広場“Piazza Archimede”に出る。この広場の名前の由来はアルキメデスであり、アルキメデスはシラクーサの生まれ。

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ダイアナの噴水“Fontana di Diana”は、20世紀初頭の1906年に作られたもの。

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時計のあるイタリア銀行の建物は15世紀の建造物だったんだけど、1942年の第二次世界大戦時の連合軍による空襲によって破壊されて1950年代に再建されたもの。

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私は細い路地が好きで、アルキメデ広場から再び細い路地に入る。

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この通りはお店が多い。

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路地を歩いていると、急に右側にミネルヴァ広場“Piazza Minerva”と巨大な建物が見えてくる。大きな建物はシラクーサのドゥオーモ“Duomo di Siracusa”に違いない。

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今回の旅のキーワードである1693年のヴァル・ディ・ノート大地震“Terremoto del Val di Noto del 1693”の影響は免れず、シラクーサのドゥオーモのファサードは、1753年に再建されたもので、ファサードの建築時期が2つの期間に及んだため、ロココ様式と後期バロック様式。

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ドゥオーモ広場“Piazza Duomo”の奥に見えるのは聖ルチア埋葬教会“Chiesa di Santa Lucia alla Badia”で、こちらも1693年の大地震後に再建されたもの。

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ドゥオーモ広場の反対側を見ると、ドゥオーモの奥の建物はシラクーサ市庁舎“Municipio di Siracusa”。その向かいにある宮殿はベネヴェンターノ・デル・ボスコ宮殿“Palazzo Beneventano del Bosco”。

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“Chiesa Cattedrale Natività di Maria Santissima”とも呼ばれるシラクーサのドゥオーモに入ってみることにする。

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ここに来る前にアポロ神殿の遺跡を見てきたけど、もともとシラクーサのドゥオーモのあった場所には紀元前5世紀にギリシャ神殿が建てられていた。神殿の様式はアポロ神殿と同様にドーリス式の寺院だった。身廊を支える柱の形状がおもしろい。

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通路に出ると、特徴的な柱がある。ギリシャ神殿の柱をそのまま使用しているということ?シラクーサのドゥオーモは、ギリシャ神殿の柱が組み込まれて7世紀に教会として建設されたんだけど、878年にはイスラム教のモスクに改築。そして、1085年には再びキリスト教の大聖堂となるなどの複雑な歴史がある。

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身廊と側廊の柱はいつの時代のものなんだろう?

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教会に入り、いつものように椅子に座り、無事に旅ができることを神に感謝する。

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シラクーサのドゥオーモっておもしろい。ギリシャ神殿の柱が残っている。シラクーサはギリシャ時代からずっと町として存続してきたんだろうなぁ。

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この柱頭の様式がドーリス式ということなんだろうなぁ。この柱が現存しているということは、1693年の大地震でも倒壊しなかったということなので、ファサードは崩壊したみたいだけど、丈夫に作られているんだろうなぁ。大聖堂そのものよりも、私はギリシャ神殿の柱が残っていることをおもしろいなぁと感じる。

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ドゥオーモを出て、広場の向かいの建物は19世紀後半に建てられた新古典主義の宮殿“Palazzo della Sovrintendenza ai Beni Culturali di Siracusa”。

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さらにオルティージャ島の先端に向かって歩いてみることにする。聖ルチア埋葬教会“Chiesa di Santa Lucia alla Badia”は、1693年の大地震後の再建なのでバロック様式。

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教会の扉は閉ざされており、中には入れないみたい。

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さらに細い路地を進む。

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建物の隙間から太陽の光と海が見えてきた。

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小さな広場“Piazzetta San Rocco”の奥の建物は、今は使われていないみたいだけど、かつての修道院や病院みたい。

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ずっと路地を歩き続けて、ようやく海に出る。

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アレトゥーザの泉“Fonte Aretusa”に出る。島の先端部にあって、海に隣接しているんだけど、淡水の噴水みたい。

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アレトゥーザの泉の周囲を歩いて、海のある風景に出会う。太陽の降り注ぐ海は、限りなく透明で美しい。しばらく美しい海の風景をぼーっと眺める。シラクーサに来てから、ようやく、私のいつもの旅らしく、風景の美しさや町歩きの楽しさを感じられるようになってきた気がする。

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2021年12月10日 (金)

2020年3月、春のイタリア・シチリア紀行 2日目(11)シラクーサのオルティージャ島“Isola di Ortigia”へ。

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ヒエロン2世の祭壇“Ara di Ierone II”は中には入れない。基礎構造しか現存せず、石は持ち出されて町の建築に使われた。ヒエロン2世について調べてみると専制政治を行った「シラクーサの暴君」の一人であることがわかる。この時代はどれだけ、暴君が多かったのだろう。

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知らなかったから団体客用のおみやげ屋さんのあるところでチケットを買ってしまったんだけど、ここでチケットを買えばよかったなぁ。ネオポリス考古学公園は、さらに古代ローマの円形競技場“Anfiteatro Romano”が残っている。

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円形競技場に向かい、歩道を歩く。ほとんど人がいないオープンスペースの場所を歩くのは開放感があり心地よい。

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カフェもあるけど、今回の旅行では、私は人が集まる場所に対しての警戒感を持っている。

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この通路からアリーナに向かったんだろうなぁ。

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ギリシア劇場と比較すると風化してしまっている感じだけど、それでも円形競技場の雰囲気は十分に感じる。観客席の下に廊下が作られている。これらの石材は天国の石切場から運ばれたんだろうなぁ。

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アリーナの中央につながる地下通廊がある。

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入口のアーチ状の構造が現存している。ギリシャ、ローマ時代の遺跡を見るのって、私はけっこう好きだったりする。チュニジアのカルタゴの遺跡や、かつて「トルコ大爆勝」で巡ったベルガマやエフェソスの遺跡など、現在ではイスラム文化圏である地域まで広範囲にギリシャ、ローマ文化が広がっているのが私はおもしろいなぁって感じている。

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ネオポリス考古学公園を出て、バスを降りた場所まで戻ることにする。

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緩やかな下り坂になっている大通り“Corso Gelone”を進む。このあたりは新市街なので、コンクリート建築。

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いかにも行政機関というような建物は、全国社会保障機関“Istituto nazionale della previdenza sociale”。

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私のプジョー208の色と同じ、カラドブルーのプジョー208。

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プジョー208もすでに新型が出ているので、私の乗る初代208もヨーロッパでは、すでに生活感あふれる擦り傷を負った車体を見かけるようになってきた。

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第一次世界大戦における慰霊塔として建てられた教会“Chiesa di San Tommaso al Pantheon”まで戻ってくる。

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やっぱり、ここがバス乗り場なのかなぁ?けっきょく、カターニアに戻るバス停はよくわかならない。私はカターニアに帰れるのかなぁ?まぁ、人に聞けば、なんとかなると思うけど。そう、わからなかったら人に聞けばいい。時間があるのでオルティージャ島“Isola di Ortigia”に行ってみることにする。

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オルティージャ島まではそんなに距離はなさそうなので、歩いて向かうことにする。ウンベルト1世通り“Corso Umberto I”は石畳の道で、街路樹があり、道の両側には低層の建物が並んでいる。

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シラクーサもカターニアと同様に1693年のヴァル・ディ・ノート大地震“Terremoto del Val di Noto del 1693”で大きな被害を受けた。建物はカターニアと同じく、18世紀になってから再建されたものだろう。

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あまりお店はない感じで、ひたすらオルティージャ島を目指して歩く。

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シラクーサもマルタのような出窓ではなくテラスになっている。

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今回の「春のシチリア紀行」では、初めて海に近づく。

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ウンベルト1世橋“Ponte Umberto I”を渡れば、ようやくオルティージャ島。

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海沿いの赤い建物はレストランみたいだけどなかなか良い雰囲気。

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大きな広場に出る。

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アポロ神殿は紀元前6世紀に作られたシチリア島最古のドーリス式神殿。ドーリス式というのは柱頭の飾りのことで、アテネのパルテノン神殿と同じ様式みたいだけど、パルテノン神殿に行ったことはあるけど、私は柱頭の様式までは細かく見ていない。

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ギリシア時代の神殿は、のちにビザンチン教会となり、そしてイスラム教のモスクにもなるなど、シチリア島の歴史を反映している。その後は兵舎が建てられたり、私有の建物が建てられて、20世紀初頭になって発掘された。

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この柱頭がドーリス式なのかなぁ?

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この時にアポロ神殿の左側にはメルカートがあったみたいなんだけど、残念ながら私は右側の細い路地が気になってしまい、細い路地を進んでいくことになる。ということで私の行き当たりばったりの旅ではありがちなことなんだけど、メルカートは素通りしてしまい、オルティージャ島の路地を進む。まぁ、夕方の時間なのですでにメルカートはやっていなかったのかもしれないけど…。

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2021年12月 7日 (火)

2020年3月、春のイタリア・シチリア紀行 2日目(10)シラクーサのギリシア遺跡。

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バスはシラクーサのフォロ・シラクサーノ“Parco del Foro Siracusano”に到着する。ここって正式な終点なのかなぁ?帰りのバスもここからの発着なのかなぁ?カターニア行きのバス停があるか探してみるんだけど、よくわからない。大きな町ならバスターミナルがありそうなんだけど、この公園がシラクーサの発着場所なのかなぁ?バス乗り場もよくわからないし、バスは帰り道もきっと空港経由だから、空港からの乗客を避けるために帰りは鉄道にしようかなぁ?

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日差しを感じ、ふと、軍服のような制服を着た気象予報士の天気予報が当たっていることに気がつく。たしかに今日の天気は、曇って、雨が降って、そして晴れ。朝は馬鹿にしてすみませんでした。ごめんなさい。

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「地球の歩き方南イタリアとマルタ2014-15」のシラクーサのページを見ると、必見スポットはギリシア劇場を含むネオポリス考古学公園。天気も晴れてきたことだし、オープンエアーの公園をのんびり歩くのもいいかも。

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正面に見えるのは教会“Chiesa di San Tommaso al Pantheon”で第一次世界大戦における慰霊塔として建てられた。

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ネオポリス考古学公園に向かって坂道をあがると近代的な教会“Chiesa Parrocchiale di Santa Rita”がある。シラクーサの教会って、バスの車窓から見たマドンナ・デッレ・ラクリメの聖所記念堂(涙の聖母教会)“Basilica Santuario Madonna delle Lacrime”といい、コンクリート製の近代的な教会をよくみかける。

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緩やかな坂道を1キロ以上歩いている気がする。まぁ、私の旅行は歩いて町の雰囲気を感じることが基本なので苦と感じることはないし、今回の「2020春のシチリア紀行」では、誰も歩いていない開放的な風景を一時的にせよマスクをせずに呼吸ができることがむしろ幸せに感じる。

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ネオポリス考古学公園の入口で、チケット売り場の表示を見つけたので入場券を買うことにする。

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入場券売り場はおみやげもの屋さんの一番奥にあり、おみやげ店に立ち寄らせることを目的としている。おそらく、団体ツアーの観光客がおみやげを買える観光バスの駐車場として作られたんだろうなぁ。

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ネオポリス考古学公園まではさらに歩き、途中に入場券売り場をみつけ、わざわざおみやげ店の奥にまで寄り道しなくてもチケットを買えることがわかる。ネオポリス考古学公園の入口は、さらに奥にあるとのことでさらに歩く。

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右側に天国の石切場“Latomie del Paradiso”が見えてくる。名前の通り、石切場だったんだと思うけど、けっこう広い面積の窪地なので、多くの石が切り出されたのだろうなぁ。

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入口に入ると、ギリシア劇場“Teatro Greco”とディオニュシオスの耳“Orecchio di Dionisio”の分かれ道があり、まずはギリシア劇場を見ることにする。

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シラクーサのギリシア劇場は、紀元前5世紀に作られ、紀元前3世紀の改修、そしてローマ時代にも改修されている。古代ギリシアで建造された物としては最大級の規模で、15000人を収容できた。これだけ大きな劇場を持つシラクーサはギリシア時代から都市として発展していたということ。

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まずは劇場の最上部を歩く。

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最上部には人工的に作られた洞窟がある。

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人工的な洞窟で、水路も見えるので、自然の湧き水ではないだろうなぁ。

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劇場の最上部の岩には四角く切り取られた痕跡があり、このあたりも石材として切り出されていたんだろうなぁ。

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左奥には、マドンナ・デッレ・ラクリメの聖所記念堂(涙の聖母教会)が見える。そして、右奥には遠くに海が見える。観光客は少なく、私の周囲には誰もいないので、立ち止まって深呼吸してみる。イタリアの空気を思いっ切り吸い込む。そして、暖かい日差しが降り注いでいる。シチリア島はすでに暖かく、春の訪れを感じさせる。普通に美しい風景を見て、日差しを感じ、春を感じられている。実際のオンタイムの旅行中、この場所でのどかな風景を見て、深呼吸をして「シチリア島に旅行に来て良かった」となぜか感じたのを覚えている。もちろん感染対策は怠ることはないけど、緊張感がとれてきて、私の普段の旅行モードになってくる。

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ギリシア劇場の舞台に向かって、観客席を降りる。

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石段の観客席はきれいに残っている。

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入口まで戻り、今度は「ディオニュシオスの耳」へ向かって階段を降りる。

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天国の石切場“Latomie del Paradiso”を歩く。ギリシア時代、ローマ時代の建築物に利用される石切場であったとともに、暴君ディオニュシオス1世により捕虜を閉じ込める刑務所として利用された。

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かつては、石切場はドームで覆われた巨大な洞窟だったみたいなんだけど、ここでもカターニア観光の時のキーワードである1693年のヴァル・ディ・ノート大地震“Terremoto del Val di Noto del 1693”により、そのドームが崩れ落ちて現在のような平地になった。柱状の岩はそのときの名残りだと言う。

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巨大な岩の下を通る。この岩は人工的に置かれたとは思えないので、天井が落ちてきたのかなぁ?

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岩盤はけっこうな高さだけど、どこまでが人工的に石切場として切り出されたのかなぁ。

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この洞窟はカラヴァッジョにより1608年(地球の歩き方は1603年と表記)に「ディオニュシオスの耳」“Orecchio di Dionisio”と名付けられた洞窟。この場所は捕虜などを収容する刑務所の役割をしており、この洞窟は中の声が響くようになっており、洞窟内の会話が外に響くと言われており、最大16倍も音を増幅させる音響特性がある。

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洞窟の中に入ってみる。

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今回のネオポリス考古学公園でのキーワードは「暴君ディオニュシオス」かもしれないなぁ。多くの日本人はシラクーサの暴君が登場する物語を知っている。「シラクス」の町で暴君ディオニス王に捕らえられたメロスは、親友セリヌンティウスを人質として、妹の結婚式を行うために3日間の猶予をもらい、親友のために走ったメロスの物語。そう、太宰治の「走れメロス」はシラクーサの伝承がモデルになっている。

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さすがに大声で歌えないので、音響効果は確かめられず。

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ネオポリス考古学公園を歩いていると、長い人類の歴史の中では、新型コロナウイルス感染症の危機なんて小さなことに思えてくる。始まるがあるものはいつかは終わる。もちろん新型コロナウイルス感染症に対する緊張感はずっと継続するんだけど、屋外にあるこの公園を歩くことで、だいぶ、気持ちがゆったりしてきて、旅を楽しめるようになってきた。

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この花はなんだろうなぁ?小さな花の美しさを感じられるようになってきた。

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今回の「春のイタリア・シチリア紀行」は、出発前は新型コロナウイルス感染症の影響という今までにない旅をすることの不安感があったんだけど、感染症に最大限に警戒をしながらも、人生の中でたまには「まだ知らない」土地へ行き、日常生活では見逃してしまう小さな草花を美しいと思える心をたまには持つことも必要な気がする。

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2021年12月 3日 (金)

2020年3月、春のイタリア・シチリア紀行 2日目(9)カターニア中央駅そばのバスターミナルからバスでシラクーサに向かう。

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「パスティチェリア・サヴィア」“Pasticceria Savia”でアランチーニを食べて、歩いてカターニア中央駅を目指す。ステシコロ広場のヴィンチェンツォ・ベッリーニ像ともお別れ。次にカターニアに来ることがあったら、もっとベッリーニのことを勉強してきます。

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あれ?シチリア大通り“Corso Sicilia”にメトロの駅“Stesicoro”がある。私の持っている「地球の歩き方南イタリアとマルタ2014-15」の地図にはメトロなんてないので、最近できたのかも知れない。なにしろ、この地球の歩き方は2015年にマテーラとアルベロベッロに行くときに買ったものだから情報が古いのかも。この地球の歩き方は、2016年にマルタにも行っているし、今回の「春のシチリア紀行」で3回も使われており、かなり有効活用されている。

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ヨーロッパのコンクリート建築って、ちょっと好きだったりする。

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私の乗っている3ドアのプジョー208は、ヨーロッパでもなかなか見かけない。

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カターニア中央駅まで続くこの空き地はなんだろう?

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最初に町があって、近代になって後から鉄道が引かれたので、鉄道駅は町外れにあることが多い。それにしても、駅に近づくにつれて、町外れの雰囲気になるのが不思議。

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ようやくバスターミナルに到着。切符を買いに行くことにする。

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泊まっているリゼェールホテル“Rigel Hotel”は2階建ての小さなホテル。

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ホテルの前の道路を渡るとバスのチケットセンター。

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パレルモ行きはSRISの運行なので、こちらが切符売り場。私の旅は行き当たりばったりで、明日、パレルモに行く時間は決めていなかったんだけど、カターニア観光は半日で済んでしまい、シラクーサへも今日の午後に行けそうなので、明日はこれ以上カターニアにいても仕方がないので、朝8:00出発のバスでパレルモに向かうことにする。明日の切符を事前に購入することにする。パレルモまでは14ユーロで所要時間は2時間40分で10:40に到着予定。

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シラクーサ行きのバスはインターバスの運行。シラクーサまでは5.9ユーロ。

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バスのチケットを買って、すでに今朝、下見をしたバスターミナルに戻ってくる。

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13:00出発のバスを待つ。シラクーサ行きは30分に1本出ている。

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青いバスが近づいてきた。このバスがシラクーサ行きかなぁ?

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シラクーサ行きのバスの乗客は私を入れて4名程度。

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十分すぎるほどのソーシャルディスタンス。

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カターニア中央駅前のバスターミナルを出発すると、線路沿いの道を走る。カターニアの聖アガタ大聖堂(ドゥオーモ)“Cattedrale di Sant'Agata”のクーポラが見える。

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旧市街のドゥオーモのすぐ裏側の広場“Piazza Paolo Borsellino”にバス停がある。

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うーん、事前にバスのルートをちゃんと調べておけば、ここから乗ればよかったわけで、わざわざ町外れのカターニア中央駅まで歩いて戻らなくてもよかったのかも。

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ロータリーの中央に飛行機が展示されている。

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バスはカターニア・フォンターナロッサ空港を経由してシラクーサに向かうみたい。

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昨日乗った、空港バス“ALIBUS”が見える。

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空港を出ると高速道路に入り、シラクーサにむけてバスは南下する。

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この路線は、カターニアからシラクーサに向かう乗客よりも、空港からシラクーサに向かう乗客の方が多いみたいで、出発時よりもだいぶ乗客が増えており、空港から乗ってきた乗客の中にイタリア北部から来た乗客がいるんではないかという不安を感じてしまう。まぁ、乗客が増えたとは言っても、半分も乗っていないんだけど。

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どんな作物が栽培されているのかなぁ?

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岩山が見える。このあたりはあまり作物の栽培には向かない土地なんだろうなぁ。

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バスはシラクーサ市街に入ってくる。車窓から見える近代的な建築物はマドンナ・デッレ・ラクリメの聖所記念堂(涙の聖母教会)“Basilica Santuario Madonna delle Lacrime”。名前の通り、1953年にマリア像が涙を流すという奇跡が起きた。そのマリア像のために聖域が建設され、1994年に鉄筋コンクリート製の教会が完成した。

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シラクーサのバスターミナルがあるのかと思ったら、バスの終点はフォロ・シラクサーノ“Parco del Foro Siracusano”。名前の通り、この場所は古代ギリシャ時代のアゴラ、そして古代ローマ時代のフォロと呼ばれる広場だったんだろうなぁ。バスを降りて、シラクーサの町を歩き始める。

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