2021年6月、梅雨の合間の熱海旅行(5)熱海後楽園ホテル新館アクアスクエア(ガーデンビュー)に泊まる。
熱海後楽園ホテルは、おひとり様はオーシャンビューの部屋は手配できず、ガーデンビューの部屋しかインターネットでは予約できないようになっている。新館アクアスクエアは2019年の完成なので、洗面台の奥がベッドになっているというレイアウト。
洗面台とベッドルームの壁がないので、部屋が大きく見える。おひとり様ではもったいないくらい開放的でなかなか良い感じの部屋かも。
温泉ホテルなので大浴場にいくことを見越してか、バスタブはなくシャワーオンリーと割り切っている。
部屋からはガーデンビュー。山の中腹に国道135号線が通っている。
ロープウェイの山麓駅がちょっとだけ見える。「秘宝館ビュー」と言えなくもないけど、さすがに「秘宝館」の看板は見えない。
浴衣ではなく館内着。リゾートホテルらしく館内着とスリッパでレストランに行くことも可能。
最近のホテルは無料のミネラルウォーターをサービスで置いてくれることが多い。しばらく、ホテルの部屋で本を読んだりしてのんびり過ごす。旅行に出てホテルの部屋に一人で閉じこもってのんびり過ごすのと、食料品を買いにクラスターも発生しているデパ地下に買い物に出かけるのと、どちらが感染の危険性が高いのだろう。「概念」で考えれば、食料品購入のための外出は「正義」で、「不要不急の外出・移動」である旅行は「悪」なんだろうけど。まぁ、さすがに最近では外出を「不要不急」かどうかという「概念」で考えて、自らは「不要不急」の外出を100%行わない「品行方正」な生活をしている上で、他者の行動を「けしからん!」と批判する人は少なくなっているとは思うけど。
リゾートホテルに泊まるからには、ホテル館内だけでのんびりしたいので1泊2食つきのプラン。それに新型コロナウイルス感染症対策として、今はホテル内で過ごした方がいい。夕食はAQUA SQUARE2階にあるレストラン「HARBOR’S W」へ。感染症対策のために、18:00〜18:15という入場時間指定になっている。
入口で検温と手の消毒を済ませてスタッフに座席に案内される。テーブル間隔は広い。さらに目の前のテーブルには最後まで他のお客さんは来ない。
ビュッフェ形式だけど、マスクとビニール手袋着用が必要で、万全の感染対策。でも、一番の感染対策は、混んでないことだと思う。こんなに空いているビュッフェってなかなかない。
ライブキッチンでは、ローストビーフにホタテ貝のグリル、そして焼きたてピザ。
今日、熱海後楽園ホテルに宿泊しているお客さんは、かなり少ないんじゃないかなぁ?もっとも懸念していたお酒を飲んで騒ぐグループ客はおらずに、家族旅行などの少人数グループしかいない。夕食なしのプランで宿泊している人もいるかもしれないけど、料理を選ぶときは他のお客さんと重なることはなく、ほぼ貸し切り状態と言ってもいいかも。
さすがに数組のお客さんはいるんだけど、食事を選ぶのに待つことはない。
そして、アジのたたき。だし汁も置かれていて、ごはんの上にアジのたたきを載せて、「まご茶漬け」にもできる。私は「まご茶漬け」など、まだ知らない料理の名前に弱い。
野菜も充実している。こんなにビュッフェが空いていて、ほぼ貸し切り状態って、なんて幸せなんだろう。
静岡おでんが気になってしまう。日本国内でも、海外旅行でも共通する私の旅の特徴として、ローカルな食材や料理を見るとつい気になってしまう。
オリジナルクラフトビールの「カモメ」と「クジラ」の2種飲み比べセット。
以前よりも量はたくさん食べられないので、静岡おでんでおなかがいっぱいになったら、他のものが食べられなくなるとは思うんだけど、食べたいものは食べたいんです。最近の私はビュッフェは採算性よりも好きなものを食べて楽しむようになっている。
ライブキッチンから、しらすのピッツァ。ニューサマーオレンジの入ったマリネ。このニューサマーオレンジが美味しい。
食事として、アジのたたきを載せてだし汁をかけた「まご茶漬け」が美味しい。
HARBOR’S Wのビュッフェはたいしたもので、ジェラート専門のコーナーがある。
最後にフルーツやジェラート。HARBOR’S Wのビュッフェはなかなか幸せ。なによりも、お客さんが少ないので、自分が欲しいと思ったときに並ばずに食事を選ぶことができる。新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、毎日いつ感染するかわからないような緊張感の中で生活していると、「精神的な」健康を維持することが困難になってくる。やっぱり、「精神的な」健康の維持のためには、普段と異なる風景を見て、「ずらし旅」で人が密集しない空いている時期、時間を選んで、温泉に入ってリラックスしたり、静かに美味しいものを食べたり、静かにビールを飲むことも「不要」ではなく「必要」なんじゃないかなぁ?もちろん、自分自身が「新しい旅のエチケット」をきちんと守り、安心安全の旅をすることが必須条件だけど。
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