2021年6月、梅雨の合間の熱海旅行(2)熱海駅前平和通りの「和食処こばやし」でビールとお刺身定食。
熱海駅に到着。平日お昼の時間帯の熱海駅は、普段の様子がわからないので空いているかどうかは私にはわからないけど、駅を出る人よりも伊東線や三島方面の東海道線への乗り換えの人が多い感じ。
クルマで来てしまうと、わざわざ商店街を歩かないので、町歩きをして町を知る時は電車の旅が一番いい。私は熱海の町歩きをしたことはほとんどなく、電車で熱海に来て熱海の町を歩くのは20年ぶりくらいかもしれないなぁ。
今日は熱海後楽園ホテルの日帰り温泉施設“オーシャンスパFuua”に行くつもりなので、シャトルバスも出ているけど、町を歩いて知ることが目的なので、熱海後楽園ホテルまで歩いてみることにする。
仲見世通りと平和通りがあり、平和通りを歩いてみることにする。
さすがに駅前通りなので、シャッター通りではなく、おみやげ物屋さんや飲食店で賑やかな通りだけど、うーん、ちょうどお昼ごはんの時間だけど、観光客は少ないかなぁ?
まず梅雨明け前でもともとオフシーズンだし、平日の熱海がどれほどの観光客がいるのかがわからないけど、確実に人通りは少ない。
東京駅から熱海駅に向かう東海道線の中で、グルメサイトでお店を検索して、干物屋さんの2階にある「和食処こばやし」に行ってみることにする。
入口は地味な感じだし、お店が2階で中の様子もわからないので、グルメサイトの掲載がなければ通り過ぎちゃうだろうなぁ。
待つことはなくカウンター席に案内される。カウンター以外の席は埋まっている。席数は多くないので待たずに座れてラッキーだったかも。カウンターは壁向きの2席しかなく、ソーシャルディスタンスには最適の場所。
金目鯛の煮付け定食と迷ったんだけど、お刺身が食べたいので「駿河路鮮魚盛合せ定食」を注文。そして、お昼から生ビールも注文。
飲食店での飲酒は「悪」なのかなぁ。一概に「飲酒」そのものは悪とは言えず、食事の時に「静かに」ビールをちょっと飲むくらいなら問題ないと思うんだけどなぁ。旅行も同じことなんだけど、9割以上の旅行者は「新しい旅のエチケット」を守り、以前とは違う新しい旅行スタイルで安全に旅行ができていると思うんだけど、全体からすればごく一部なんだけど新しい生活スタイルへ変化ができない人がいる。最大の問題は、ごく一部の人たちなんだけど、旅行もお酒も「コロナ明け」や「コロナ疲れ」と称して、過去の生活様式に戻ろうとする人たちがいる。旅行もお酒も「新しい生活スタイル」のルールの範囲内であれば、デルタ株であっても感染拡大を防ぎながら、それなりに楽しめると思うんだけど、全体からすればごく一部の羽目を外して騒ぐ人たちのせいで、飲酒も飲食店も旅行も、全体が「悪」になってしまっている気がする。私はおひとり様なので誰かと話すこともないので、久しぶりの飲食店での生ビールの美味しさを静かにしみじみと楽しむ。そもそも、私は旅行に出て食事の時にお酒は飲むけど、あくまで食事がメインでお酒がメインのことはあまりない。
やっぱり、たまには旅に出て美味しいものを食べるのって、人生には時には必要だと思う。グルメサイトを参考にしたお店選びだったけど、なかなか豪華なお刺身定食。
そして、米なすの炊き合わせがなかなか美味しい。本当にたまには旅に出て美味しいものを食べることは人生には必要な気がする。たまには美味しい物を食べて、「精神的な」健康を維持することが必要なんだと思う。
駅前平和通りは、観光客は少ないけど、シャッター通りではなく賑やかさを保っている。
細い路地の奥に人影が見える。私は基本的にはガイドブックなどで予習をしないことが多いので、歩きながら行列ができているお店や気になるお店を見つけることが多い。
このラーメン屋さん、きっと美味しいんだろうなぁ。だって、熱海まで来たら、私は観光客として刺身とか金目鯛を食べたいと思うので、たぶんラーメン屋さんに行くことはない。ラーメンを食べるのは地元の人なのかなぁ?まぁ、ラーメンの有名店であれば、ラーメンを食べるのが目的でここに来る人がいてもおかしくないか。
ラーメン屋さんの向かいにある「熱海プリン」のお店にも列ができている。お昼ごはんのデザートにプリンはちょうどいいかも。
列ができていると行っても数人なので、すぐにカウンターにたどり着く。おみやげとして買うこともできるみたい。
もっとも基本的な特製カラメルシロップ付きの「熱海プリン」を試してみることにする。
商店街を離れて熱海オレンジビーチに向かうことにする。というのも、私は「お宮の松」や「寛一お宮の像」をクルマで通過するときしか見たことがない気がする。そう、熱海の町を自分の足でちゃんと歩いたことがない。
ショートカットできそうな坂道を発見。下るのは楽だけど、上るのは大変そう。
さらに坂道を下ると、熱海サンビーチとその奥には目的地である熱海後楽園ホテルの日帰り温泉施設“オーシャンスパFuua”が見える。
この空き地にはかつては倒産したホテルの廃墟があったみたいだけど、現在は新たなホテルであるラビスタ熱海を建設中。廃墟として残り続けるのではなく、古い建物を解体し、再開発されて新たな建築物が建つということは、ある意味では健全なこと。社員旅行などの団体客中心だった時代から、家族旅行などの小さな単位の旅行に変化しているわけだから、ニーズに合わせた新陳代謝も必要だと思う。
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