青春18切符で行く初冬の袋田の滝、奥久慈大子温泉ひとり旅 2日目(3)再び、旅の最後は宇都宮駅でビールと宇都宮餃子。
青春18きっぷの時期だけど、平日ということもあり旅行者は少ないみたい。2019年12月時点は、次の新白河・黒磯の区間も日中は2両編成のディーゼルカーなので、青春18きっぷの旅行者があまり多いと座れなくなってしまう。
2両編成の電車はワンマン車両。途中の無人駅では車内で精算する。
白河駅の次が新白河駅なのであっという間に到着してしまう。わずか4分、13:31には新白河駅に到着予定。
新白河駅では、跨線橋を渡らずに同一ホームでの乗り換えが可能。
電車を降りて、ホーム前方に歩けば黒磯行きのホーム。黒磯行きの列車は、13:56発なので、25分の待ち時間。
待ち時間12分ほどで13:43には黒磯からの列車が到着予定。今日は2両編成の黒磯行きのディーゼルカーに乗るお客さんは少なそう。新白河駅で運転系統が分断されており、ホームの真ん中で線路も分断されている。この旅行の3ヶ月後の2020年3月14日のダイヤ改正で、黒磯・新白河駅間からディーゼルカーのキハ110系の運用がなくなり、交直流電車のE531系5両編成に統一される。交直両用電車になったのなら黒磯から郡山まで行けるはずなので、新白河駅で運転系統を分ける必要はないと思うんだけどなぁ。でも、価格の高い交直両用電車の編成数をできる限り減らしたいのだろう。
2020年12月ではなく、2019年12月の旅行であることを証明しているキハ110系。2020年3月のダイヤ改正で、この区間からキハ110系は運用から外れ、E531系交直両用の電車のみの運用となっている。電化されているのに気動車での運行という珍しい区間だったけど、私にとってはこの区間でキハ110系に乗るのは今回が最後。
14:19にデットセクションを超えて終点の黒磯駅に到着。ディーゼルカーなので、黒磯駅の高久駅方面にあるデッドセクションを関係なく直通することができる。
黒磯駅から宇都宮行きの電車に乗り換えるには、跨線橋を渡る必要がある。
新白河からの列車が混雑していたとしても、この駅で走る必要はない。なぜなら、新白河駅から黒磯駅までは2両編成だったのに、黒磯駅から宇都宮駅へ向かう電車は4両編成になるので確実に座ることができる。
前回も205系だったと思うけど、今回も宇都宮行きは205系。黒磯14:24発なので、待ち時間はわずか5分で接続がいい。
黒磯から宇都宮に向かう電車は、出発時は空いているけど、途中から乗客が増えてくる。
15:16宇都宮駅に到着。この電車はすぐに折り返して黒磯駅に向かう。
けっきょく、白河でお昼ごはんに白河ラーメンを食べると同じような旅程になってしまう。2019月3月の「青春18きっぷで行く、会津若松東山温泉ひとり旅」とまったく同じ旅程になってしまうけど、宇都宮で餃子を食べるというプランは悪くない。
「青春18きっぷで行く、会津若松東山温泉ひとり旅」の旅行記で、すでに書いてしまっているんだけど、駅ビルに入ると、いちご推しのお菓子が大量に並んでいたり、レモン牛乳のお菓子が作られていたり、栃木県のおみやげの商品開発能力のすごさ、宣伝のすごさを思い知る。どうして、茨城県は特産のメロンのお菓子を開発しないのかなぁ?佐貫駅で見かけたおみやげは、干し芋にレンコン。水戸では、納豆に、梅の和菓子、干し芋など地味すぎる。梅だって、洋風のお菓子にすれば、若い人も買ってもらえるお土産になるんじゃないのかなぁ。干し芋は加工して、洋風のお菓子にできないのかなぁ?もっとメロン推しでいい。茨城といえば「メロン」が最初に思い浮かぶようなプロモーションをしてほしい。笠間あたりの栗だって、栗菓子で有名な長野県の小布施あたりよりも生産量が多いんじゃないかなぁ?どうも茨城県は特産品があるのにブランド化が苦手なんじゃないかなぁ?宇都宮に来て、栃木の名産品開発力のすごさを感じるとともに、茨城県に対して「がんばっぺ!」と応援したくなってしまう。
前回の餃子は「青源」だったので、今回は定番すぎるかもしれないけど、「みんみん」に行ってみることにする。駅ビル内の普通の「みんみん」は火曜日がお休みで、隣にあって火曜日でも営業している「宇都宮みんみんステーションバル」に入る。普通の「みんみん」とどう違うのかはよくわからないけど、餃子にビールのつもりなので、バルで十分だろう。
あまり、普通のみんみんと「バル」の違いがわからないまま、餃子とビールを注文。白河ラーメンとともに、実は帰り道の宇都宮餃子とビールも気に入っている。わざわざ宇都宮に行くこともないので、私が宇都宮餃子を楽しめる機会は少ないので、宇都宮に立ち寄るとつい食べてしまう。
ライバルなのかもしれないけど、浜松餃子も野菜餃子だけど、宇都宮餃子も野菜が多くて、どんどん食べられてしまう。私は浜松餃子も好きだけど、宇都宮餃子もどちらもたくさん食べられる軽さが好き。でも、どちらの餃子も代表的なお店に行っただけで、お店をたくさん食べ歩いているわけじゃないので、もっと研究しなくちゃ餃子を語る資格はないかもしれないけど。
15:53発新宿湘南ライン逗子行きの15両編成の電車に乗って帰ることにする。
後方の車両、14号車にあるクロスシートの座席に座る。宇都宮って、新幹線でなくても大宮から1時間半くらいなので、餃子を食べるために日帰り旅行に来ることもできるんだけど、なぜか行こうと思わない。
川越線って複線化しないのかなぁ?線路用地の買収も南古谷付近だったら、田んぼばかりなので、そんなに難しくないような気もするんだけど。埼玉県って、東西の交通がものすごく悪くて、20分に1本しかない川越線のダイヤはとても不便。住まいが西武線沿線だと、大宮や浦和に行くよりも池袋の方が早く行ける。さらに言えば、私は春日部とか越谷に行くことってまずないので、埼玉県人でありながら、私にとっては東武伊勢崎線沿線は「まだ知らない」埼玉県だったりする。埼玉県人として、県境をまたがずに、もっと埼玉県東部を知る旅をすべきなのかもしれない。
川越駅に到着。終点まで10両編成の電車がこれだけ混雑するんだから、ぜひ川越線を複線化して20分に1本のダイヤをなんとかしてほしい。
最近、宿直という10時あがりの勤務を活用した1泊2日の温泉旅行、今回も楽しかった。なかなか、おひとり様で温泉旅行に行こうとしても、1人1室だと割増料金を取られてしまうことがあり、気軽に行けるものではないと思っていたんだけど、伊東園ホテルだったら、おひとり様でも同一料金。豪華なバイキングではないけれど、ちょっと食べてみたいと感じる普通に美味しいバイキングと、なによりも夕食時はビールや地酒などのアルコール飲料飲み放題だし、なによりも温泉だし、ちょっとした休暇に行く小旅行としては最高にいい。これからも、新型コロナウイルス感染症が落ち着いてくれば、もちろん時代は変化しているので「新しい旅のエチケット」を遵守した上で、伊東園ホテルの温泉巡りは定期的に続けたいなぁ。(青春18切符で行く初冬の袋田の滝、奥久慈大子温泉ひとり旅 おしまい)
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