秋のウィーン、ザルツブルク、ハルシュタット周遊旅行 5日目(2)ウィーン、霧のかかったシェーンブルン宮殿の庭園へ。
ここでカメラをNikon D7200に切り替える。Canon Powershot G9Xはコンパクトさ優先のために広角に撮影できない。それでも、G9Xの軽量コンパクトさを私は気に入っている。コンパクトデジタルカメラは写真機能の充実したスマートフォンに押されてなくなってしまいそうだけど。ウィーン最大の観光名所なのに、この人のいなさ。シェーンブルン宮殿観光は、団体観光客が来る前の朝一番を狙うのがいいかもしれない。
宮殿の前には乗合馬車がある。私はたぶん、馬車って乗ったことがない気がする。いつか、一人旅ではなくウィーンを訪れたら、馬車に乗ってみたいなぁ。馬車に乗って、共感できる人と一緒にウィーンの町を眺めることができたら、なんて素敵なんだろう。そんな妄想してみるけれど、実現せずにそのうちに一人で馬車に乗ることになる気がする。
シェーンブルン宮殿内部は撮影禁止なので内部の写真は撮っていないんだけど、ハプスブルク家、そして皇妃エリーザベトを感じながらの見学はおもしろい。
見学はオーディオガイドつきなので、個人旅行客でも解説を聞きながら見学できる。
前回2004年3月の旅行の時には、寒かったので訪問をカットしてしまい来なかった庭園に向かう。残念ながら天候は回復しない。たぶん、午後にならないと晴れないだろうなぁ。
このアーチは何の木なんだろう?葉の形はぶどうではなさそうだけど。
シェーンブルン宮殿の庭園は、ザルツブルクのミラベル庭園のように人の手によって作り込まれた庭園。
ミラベル庭園のように模様が描かれているんだと思うけど、広すぎて全体の模様がわからない。
晴れていれば、紅葉している木々が映えるんだけど、この天候だと紅葉の美しさは感じられないかも。
この先にネプチューンの泉“Neptunbrunnen”がかすかに見える。その丘の上にはグロリエッテ“Gloriette”があるはずなんだけど、すっかり霧の中。
朝のシェーンブルン宮殿は空いていていいんだけど、今日は霧が濃くて、宮殿を振り返ってみても霞んでいる。
太陽の光があれば紅葉がもっと映えるのに。それにしても、シェーンブルン宮殿の庭園は広い。どこまでが庭園なんだろう?
望遠レンズを使ってみても、ネプチューンの泉は見えるけれど、グロリエッテはかすかにしか見えない。
当初はグロリエッテまで上がろうと思っていたんだけど、グロリエッテの展望テラスに上がっても、きっと霧の中で、シェーンブルン宮殿が見えるかどうかも怪しい。
ネプチューンの泉に近づくと、少しはグロリエッテの輪郭が見えるようになってきた。
ネプチューンの泉までは来てみたけど、グロリエッテまで上がるのを断念する。きっと、上がっても何も見えない。
シェーンブルン宮殿の庭園側には、階段を上ったところにテラスがあるのを見つける。
テラスからネプチューンの泉やグロリエッテを眺めてみるけど、やはり霞んでいてはっきりは見えない。庭園の花の模様がちょっとだけわかる。
シェーンブルン宮殿の正面側に回ると、だいぶ観光客が増えている。混雑していない朝のうちに宮殿内を見学して良かったのかもしれないなぁ。
観光客がこの噴水“Ehrenhofbrunnen”の写真を撮っているんだけど、有名な噴水なのかなぁ?
晴れていれば、私の好きな水の反射を利用した逆さシェーンブルン宮殿を見ることができそうだけど。
このあたりが宮殿全体の写真を撮ることができるスポットだけど、記念写真を撮るグループでいっぱい。
でも、地下鉄駅から宮殿に向かう人はそう多くはないので、団体バスツアーが多いのかもしれないなぁ。
次の目的地は、14年前の2004年3月にも訪れている市場であるナッシュマルクト“Naschmarkt”に行ってみることにする。私が市場を見るのが好きなのは、ずっと前から変わっていなんだなぁ。
最近のコメント