秋のウィーン、ザルツブルク、ハルシュタット周遊旅行 3日目(9)ザルツブルク駅行き150番バスを途中で降りてザルツブルク旧市街へ。
バート・イシュルから150番バスに乗り、ザルツブルクのバス停“Salzburg Hofwirt”の到着したのは17時10分前くらい。ザルツブルク旧市街に向かうのには、このバス停で降りて向かった方が近そう。要塞を作るにはちょうどよい丘であるカプツィーナーベルク“Kapuzinerberg”がある。ちょうど、カプツィーナーベルクはホーエンザルツブルク城塞“Festung Hohensalzburg”とは、ザルツブルクの中央を流れるザルツァッハ川“Salzach”を隔てたところにある丘で、軍事的には要衝だったと思われる。現在はカプツィーナー修道院“Kapuzinerkloster”が建つ場所には、中世の時代にはお城“Trompeterschlösschen”があったみたい。
リンツァー・ガッセ“Linzer Gasse”をザルツァッハ川に向かって歩く。リンツァー・ガッセと言うからには、リンツに向かう街道だったんだろうなぁ。通り沿いにあるのはセバスティアン教会“St Sebastiankirche”。
ここだけ門のようになっている。書かれている文字は“Feuerwache Bruderhof”。消防団のような組織がかつてここにあったのかなぁ?
通りを振り返ってみると、セバスティアン教会がアクセントとなって美しい通り。
テディベアと言えば、シュタイフ“Steiff”。店頭には巨大なテディベアが飾られている。
建物の下が門のようになっている。この道は、カプツィーナーベルクの丘に続いており、カプツィーナー修道院“Kapuzinerkloster”や丘の上の展望台に行くことができる。
プラッツルには噴水“Fontänen Brunnen am Platzl”がある。道路から水が吹き出しているので、子どもには楽しそうな場所。
ザルツァッハ川に出る。正面の橋はシュターツ橋“Staatsbrücke”。橋を渡ればザルツブルク旧市街。そして、丘の上にはホーエンザルツブルク城塞が旧市街を見守っている。
人の流れを見ていると旧市街へは建物に開けられた道から入るみたい。
トンネルを抜けると市庁舎広場“Rathausplatz”がある。
旧市街のメインストリートであるゲトライデガッセ“Getreidegasse”を歩く。
黄色い建物はモーツァルトの生家“Mozarts Geburtshaus”。すでに夕方になっているので、内部の見学は明日にする。
モーツァルトの生家の1階はスーパーマーケットのスパー“SPAR”が入っている。
すでに夕方なので、今日はざっと旧市街を歩くことにする。モーツァルトの生家からUターンして大聖堂に向かうことにする。
地図もちゃんと見ずに目的地の方向だけを気にしてユーデン通り“Judengasse”を歩く。この方法は、私が道に迷うきっかけとなっているんだけど、私は気の向くままに町を感じながら歩くのが好き。
実はモーツァルトクーゲルンって私は大好き。チョコレート専門店“Braun”のモーツァルトクーゲルンなんて美味しそう。地図も見なければ、気になるものを見つけるとつい足を止めてしまう。
そしていつもクリスマスの装飾品を売っているクリスマスショップを見るのも楽しい。
秋になりクリスマスも近づいてくる。すでに10月下旬。あと少しでザルツブルクでもクリスマスマーケット“Christkindlmarkt”が開かれるんだろうなぁ。
適当に歩いていたら、モーツァルト広場“Mozartplatz”に出る。正面に見える建物は現在はザルツブルク博物館となっている新レジデンツ“Neue Residenz”。
モーツァルト広場からはミヒャエル教会“Michaelskirche”の鐘楼、新レジデンツの塔、ザルツブルク大聖堂“Dom”のドームが見える。
そして、モーツァルト広場というからには、モーツァルトの銅像が立つ。
新レジデンツの反対側にはレジデンツ“Residenz”の建物。
モーツァルト広場に隣接するレジデンツ広場“Residenzplatz”へ。中央にはバロック様式の噴水“Residenzbrunnen”がある。この広場は、クリスマスシーズンにはクリスマスマーケットが開かれる。
ザルツブルク大聖堂前の広場“Domplatz”へつながる通路に立つこの不思議な像はなんだろう?
ドーム広場“Domplatz”からザルツブルク大聖堂“Salzburger Dom”の17世紀に作られたバロック様式のファサードを眺める。最初に教会が作られたのは774年。その後、1598年に火災のために損傷し、1628年にバロック様式にて建てられた。
教会の中に入ってみる。1944年、教会のドームはザルツブルクの空襲で崩壊したが、戦後に修復された。
教会の中にある洗礼盤“Taufbecken”。この洗礼盤は現在のバロック様式の建物よりも古いもの。
教会の椅子に座り、静寂を味わいながら、いつものように平穏に旅を続けられていることを神に感謝する。
教会を出ると、すでに日は沈み、あたりは暗くなり始めている。ザルツブルク旧市街はそんなに大きくないので、暗くなる前にどこまで巡ることができるだろう?まぁ、今日は全体像をざっとつかむために歩いているだけで、明日ちゃんとザルツブルク観光をするつもりだから無理をするつもりはないんだけど。
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