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2020年10月10日 (土)

プジョー208との生活:夏の終わりを感じに日光金谷ホテルですごもり旅(2)金谷ホテル歴史館へ。ヘボン博士を源流として兄弟のような金谷ホテルと明治学院とフェリス女学院。

プジョー208との生活
La vie avec Peugeot 208

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湯滝を出発し、プジョー208を走らせる。戦場ヶ原で、ドライブをしながら青空を発見したことがうれしくなって、写真を撮るために駐車場にクルマを停める。

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男体山の方向に青空が見える。今日は雲が多いけれど、晴れていれば素晴らしい風景なんだろうなぁ。そして、紅葉のころも最高に美しいんだろうなぁ。

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でも、雨が降ったり止んだりの天気だからこそ、観光スポットは空いている。竜頭の滝の駐車場も貸し切り状態。

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竜頭の滝はお茶屋さんから見ることができる。普段なら賑わっているのかもしれないけれど、ほとんどお客さんはいない。

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伊豆稲取に行った時に、浄蓮の滝の水しぶきを感じて、パワーをもらったような気がするので、今日も滝に寄ってみている。残念ながら群馬県の吹割の滝は駐車場がどこに入っていいのかわからず通過してしまったけど。

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さらに国道120号線を進むと、そろそろお昼ごはんの時間。中禅寺金谷ホテル前のカフェに立ち寄ることにする。

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ちなみに日光金谷ホテルの宿泊の場合、中禅寺金谷ホテルのお風呂も割引で入ることができるみたいだけど、お風呂には入ったばかり。ホテルのレストランは新型コロナウイルス感染症の影響でランチ営業をしておらず、ランチが食べられるのはこの中禅寺湖畔にあるコーヒーハウス・ユーコンのみの営業。

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ちょうどお昼時なんだけど、テーブルを待っている人はいなそう。こんな天気だから、もしも日帰り旅行だったら行くのを止めるだろうし、観光客そのものが少ないんだろうなぁ。

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待つことなしにオープンテラスの外の席に座る。

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クルマの旅だと昼間は一切ビールが飲めないので、アイスコーヒーを注文。

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私はケチるときはケチるけど、ケチらないときはケチらない。客単価の高いお店に入ったら、覚悟を決めて、どうせなら楽しもうと思ってケチらない。ここでケチると絶対に楽しめない。1840円の「金谷ホテル百年ライスカレー」に310円を足して大盛りにしてもらう。ドリンクセットのアイスコーヒーは500円。

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まろやかなカレー、美味しい。

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肉もごろごろ入っている。今回の旅行、到着前からすっかり金谷ホテルにお世話になっている。

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今回は立ち寄る場所が滝シリーズなので華厳の滝にも行ってみるけど、到着時は雨が傘をささなければならないほど降っている。有料駐車場にプジョー208を停めて、エレベータに乗る前に華厳の滝が見えるかどうか無料の展望台から確認する。この無料展望台はあまり知られていないのか誰もいない。霧が立ち込めていて、華厳の滝が見えるか微妙な感じ。

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うーん、霧が出ていて微妙。エレベータで下に降りても見えるのかなぁ?

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エレベータ乗り場には、ライブ映像を見ることができる。モニタを確認すると霧がかかっているけど、なんとか見ることができそう。雨が降っているのでお客さんはほとんどいない。

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エレベータは、私と年配のカップルの3名のみと空いている。

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滝の音を聞くことができるので、臨場感は味わうことができるけど、華厳の滝は霧に霞んでしまっている。展望台にもほとんど人はいないので、ずっと見続けることができる。霧の流れによっては見えなくなってしまうけど、滝の音を感じながらぼーっと眺め続ける。

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霧は流れているので、一瞬でも霧が切れて全体が見えないかなぁと待ってみるけど、これ以上は無理そう。駐車場に戻り、マニュアルのプジョー208のエンジンブレーキを効かせながら、いろは坂を下る。私の新しい旅行スタイルは、風景を感じながらドライブそのものを楽しむ旅。ドライブ中の写真が撮れないので旅行記にはしづらい。

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今回の旅行は金谷ホテルを学ぶ旅。日光金谷ホテルに行く前に、カッテージインにある金谷ホテル歴史館に立ち寄ることにする。ちなみに、日光金谷ホテルには割引券があるみたいなので、私は普通に料金を払ってしまったけど、チェックインしてから行ったほうがいいかも。

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カッテージインのレストランでメダルをもらい、金谷ホテル歴史館に向かう。

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まずは資料館。私は明治学院大学の出身。金谷ホテルはジェームス・カーティス・ヘボン“James Curtis Hepburn”が創設した私塾「ヘボン塾」を源流とする明治学院やフェリス女学院出身であれば一度は泊まるべきホテルで、私もいつかは宿泊してみたいと思っていた。

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ヘボンの名は、ヘボン式ローマ字で知っている人も多いだろう。金谷ホテルは、雅楽師だった金谷善一郎が、宿泊したヘボン博士の進言により、自宅を改装して金谷カテッジインを開業したのが始まり。金谷ホテルと明治学院、フェリス女学院はヘボンを源流とする兄弟のようなもの。

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金谷カッテージインはもともと武家屋敷だった家を改造したもので、武家屋敷の名残を感じることができる。襲ってきた敵から逃げるために階段だらけだったり、刀を振り上げられないように天井が低かったりする。

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玄関からは国道120号線が見える。ヘボンをはじめ、明治時代の外国人旅行者は、日本を、そして日光をどのように感じたのだろう。

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雨が降る中を庭園に出る。木々に囲まれた金谷カッテージインは、なかなか雰囲気がいい。

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客室になっている2階の部屋から風景を楽しんだんだろうなぁ。

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カッテージインの喫茶店でお茶をしようかとも思ったんだけど、もうチェックインができる時間なのでプジョー208を走らせて日光金谷ホテルに向かう。

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コメント

ドラレコを付けてみたらいかがですか
私はいつも旅先のドラレコ画像を見返すと
車と二人旅、一緒にいろんなもの見れたねという気持ちになれます
そして運転中の良い景色が映っていたらぜひアップしてくださいね^▽^

通りすがりのビアンカホワイトさん、こんばんは。

コメントありがとうございます。

ドライブレコーダー、ドライブ記録としてクルマがみた風景を見返すという使いかたが良さそうですね。これからはドライブ旅行が増えそうなので、本気で検討中です!

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