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2020年9月20日 (日)

一目惚れをしたポルトへの旅 5日目 エミレーツ航空ドバイ発羽田行きEK312便、館山上空でまさかの「ぐるぐる」に巻き込まれる。

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2019年7月3日、水曜日。朝8:00出発のエミレーツ航空ドバイ発羽田行きEK312便の機材はボーイングB777-300ER。いよいよ、羽田行きの機内へ。

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ポルト・ドバイ線と同様のB777の機材なので、詰め込み仕様のコンフィグレーションの説明などは省略。

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遅延することなくドバイ国際空港を離陸する。

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離陸後、安定飛行に入ると機内食の時間。

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朝食なので、洋食はオムレツ。東京行きの便なので和食をセレクトすると鮭の照り焼き。現地時間でも8時出発だし、お酒の気分ではないのでオレンジジュース。

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朝食後のコーヒー。ポルト・ドバイ線と同様にその後は機内の灯りが消される。

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再び灯りがついたときは、中国北京上空。

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機内食は昼食の扱い。洋食は牛肉の煮込み。和食はスズキの甘酢あんかけ。ちゃんと食べたい気分だったので洋食を選択。飲み物は赤ワイン。エミレーツ航空のドバイから東京行きの機内食には、「そうめん」がついてくるのが好き。

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そして、わざわざ写真に撮るほどではないけど、食後のコーヒー。振り返ってみると、ポルトガルって面白いかもしれない。独特のアズレージョの装飾も美しいし、食べるものも美味しく、日本人には合っているのかもしれない。そもそも、南蛮文化のルーツであり、金平糖やカステラなどを含めて日本文化に取り入れられているので、つながりがあるのかもしれない。そして、夢中になってしまったお菓子文化。ポルトワインを知ることもできたし、今回のポルトガル旅行は楽しかったなぁ。もっとポルトガルの町を巡ってもいいかもしれない。ポルトガルは再訪したいかも。

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EK312便は順調にフライトを続け、館山上空にさしかかり、このまま着陸態勢に入りそう。よかった、遅れずに羽田空港に到着できそう。そして、フランスのサン・ジャン・ピエ・ド・ポーから聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラまでを1ヶ月半かけて、女性一人旅で歩ききった旅人に会えたこともよかったなぁ。旅人の話はおもしろく、興味深かった。そして、私にとっては、久しぶりに一人ではない旅ができたし、何よりもカミーノの旅の話を聞けたのがおもしろかった。私もいつかはカミーノの旅に出てみたいと感じている。

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それに、一人じゃない旅というのも体験すべきだと感じる。私の価値観とは異なる価値観を感じるためには、誰かと一緒の旅をすべきなのかもしれないなぁ。それは私にとっては難しいことなんだけど。旅が終わるにあたり、頭の中で今回の旅の総括をしていたらふと気になることがある。なかなか着陸しないと思ったら、あれ?最後の最後で、まさか羽田空港で着陸待ちの「ぐるぐる旋回」?そんなに滑走路が混雑している時間帯でもないはずなんだけどなぁ。東京の天候が悪いのかなぁ?

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「ぐるぐる」と2周くらいしたのかなぁ?ようやく木更津方面に北上する。あまり遅れるとホテルを予約している蒲田駅にも行けなくなってしまう。頼むから、早く着陸してほしい。

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よかった。滑走路が見えてきて、まもなく無事に着陸。

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無事に飛行機を降りる。

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着陸直後に確認してみると、やっぱり館山上空をぐるぐると2周したみたい。しかも、S字を描くように。

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入国審査を終えて、手荷物受取場へ向かう。ここで旅行記を終えてもいいんだけど、もう少しだけ続けることにする。トラブル発生のために蒲田駅周辺に宿泊することが2回もあったため、今回は最初から蒲田駅周辺のホテルに泊まる予定にしている。しかし、「ぐるぐる」のせいで、到着が遅延している。

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ちょっとピンぼけの写真になってしまったけれど、スーツケースを無事受け取り、税関を通過して到着ロビーに出たのは0:09。館山上空の「ぐるぐる」のせいで、けっこう遅くなっている。到着案内板によるEK312便の正式な到着時間は23:24と39分の遅延。まぁ、0:30のJR蒲田駅行きの深夜バスには20分もあるのでなんとか間に合いそう。

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明日は普通に仕事があり、蒲田駅から直接職場に向かう。そのため、スーツケースは空港から自宅に送ってしまう。ところが、JALABCのカウンターは混雑しており待ち時間が発生。うーん、0:30の深夜バスに乗れるかなぁ?

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スーツケースを送る手続きを終えると0:19。スーツケースを送るのに混雑しており10分かかった。だけど、この時間だったらぎりぎり京急の蒲田行き最終電車に間に合う。

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時計は24時21分を回っている。羽田空港国際線ターミナルからの最終電車は24:23発の京急蒲田行き。横浜方面へは京急蒲田駅で金沢文庫行きの終電車に乗り継ぎができる。

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電車は終点の京急蒲田駅に到着。反対側のホームには横浜方面に向かう電車が待っている。

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京急蒲田駅を出る。今回のホテル、アーヴェストホテル蒲田はJR蒲田駅のそばで手配してしまったために、JR蒲田駅まで歩くことにする。

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深夜でも中国系の人なのかなぁ?外国人と思われるおねえさんが立っていたりして、JR蒲田駅に向かう、この通りはあまりいい感じはしない。

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今回のホテルは税込み朝食つき7000円で、JR蒲田駅そばのアーヴェストホテル蒲田。エミレーツ航空は成田便EK318便よりも羽田便EK312便のほうが航空券価格が安い場合が多く、ホテル代を考慮してもEK312便を選択した方が安上がりの場合がある。
※このホテルは、おそらく新型コロナウイルス感染症の影響を受けたと思われますが、2020年7月15日に閉館となっています。

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深夜1時前にチェックイン。

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普通のビジネスホテルのベッドにしては広い方かな?

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バスタブもものすごく窮屈なホテルもあるけれど、このホテルのバスタブはゆったりしているほうかな?建物は新しくはないかもしれないけど、部屋はゆったりしていていいかも。部屋が広いのでリピートありと判断していたので、おそらく新型コロナウイルス感染症の影響で閉館してしまったのは本当に残念。

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翌2019年7月4日、木曜日。アーヴェストホテル蒲田で迎える朝。朝食つきなので1階にあるレストランに向かう。

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朝食レストランは朝6時から営業しているのがすばらしい。日中はスリランカ料理の「アーユルヴェーダ・カフェ ディデアン」として営業している。
※「アーユルヴェーダ・カフェ ディデアン」は、ホテル閉館と同様に新型コロナウイルス感染症の影響を受けたと思われますが、2020年6月28日に閉店となっています。

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和定食だけど、十分なボリューム。ごはんなどはお替わり自由。

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そして、スリランカ料理店ということもあって、本格的なカレーが朝から楽しめる。うーん、朝食も充実しているし、リピートあり。おそらく新型コロナウイルス感染症の影響で閉館してしまったのは本当に、本当に残念。

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JR蒲田駅から職場へ向かう。蒲田駅から品川駅までたった3駅。都心の職場に向かうには埼玉県の自宅からよりも通勤時間は短くてむしろ楽なことに気がついている。今までは、飛行機の遅延により、急遽、蒲田のホテルに宿泊することが多かったんだけど、深夜到着便を使って蒲田駅周辺に宿泊する作戦はいいかもしれない。(一目惚れをしたポルトへの旅 おしまい)

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コメント

ブログ楽しく拝見させていただきました。
コロナの影響は当初想像していたよりも長引きそうですね。
少しでも早く以前のように海外に行ける日が来ますように🙏
またいつか、ヨーロッパのどこかの街でお会いできたらとても嬉しいです。

Peregrinoさん、こんばんは。

来年春までは難しいでしょうね。東京オリンピックを開催するのであれば、さすがに2020年3月末に定められた、日本入国時にPCR検査がマイナスでも14日間の軟禁状態という謎のルールも緩和されるでしょうし、海外からのオリンピック観戦を受け入れる以上は14日間の軟禁もなくなり、海外旅行も解禁になるでしょうね。しかし、下手にあせると海外旅行は「不要不急」の外出のバッシングの対象になるので気長に待つしかありません。いずれ、海外で再びお会いできる日もきっと来ます。

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