一目惚れをしたポルトへの旅 4日目(4)ポルトの、世界で最も美しい書店「リブラリア・レロ」“Libraria Lello”へ。
ポルトに滞在できる時間もお昼過ぎまで。最後の観光スポットは「地球の歩き方ポルトガル」のコラムに書かれている、世界で最も美しい書店「リブラリア・レロ」“Libraria Lello”に行ってみることにする。世界で最も美しい書店があるのはクレリゴスの塔のあたり。ポルト到着初日に歩いた道を通る。まずは、市庁舎の建物があるアリアドス通り。
リベルダーデ広場の前に建つのは、インターコンチネンタル・ポルト・パラシオ・ダス・カルドサス。今日は曇り空のままなのかなぁ?
ここでもパン・デ・ローが売られている。さすがにもう食べないけど。
坂を上り、書店に向かうと、ドウロの反対側にものすごい行列を発見。まさか、この行列が「世界で最も美しい書店」に入る行列?
ここが世界で最も美しい書店「リブラリア・レロ」“Libraria Lello”。やはり、お店に入るためには道路の反対側の行列に並ぶ必要があるみたい。
並んでいる人は中国本土なのか台湾なのか華僑系の人かはわからないけど、中国系の人が多い。
書店に入場するためには、書店より少し先にあるこのお店でヴァウチャーを購入する。書店では、そのヴァウチャーで本を買うことができるんだけど、実質上は入場料となっている。最初から列に並んではいけない。まずはこのお店でヴァウチャーを買ってから並ぶ必要がある。
大きな荷物を持っての入店はできないので、貴重品以外の荷物をロッカーに預ける。
そして、道路の反対側の列に並ぶ。書店の前まで来れば、もう少し。
いよいよ、書店に入店できる。たしかにアールヌーヴォーの雰囲気がすてき。しかも、ちゃんと書店として営業している。
入店者数をコントロールしているために、混雑はしているけれど自由に本を見ることができる。
2階も書店なので当たり前だけど書架には本がある。博物館ではなく、書店なのだから。
天井には木が伸びているような装飾。アールヌーヴォーの雰囲気。
1階に下りて、書架の装飾を見ると、たしかに「世界で最も美しい書店」であることを感じる。旅人があと半日、ポルトに滞在できるんだったら一緒に訪れたかったけれど、彼女には彼女の予定があるわけだし、なんと言っても、彼女はこれからサンティアゴ・デ・コンポステーラからスイスに飛んで、ユングフラウヨッホでハイキングをするんだから、すごい。
アールヌーヴォーの装飾を堪能して、レロ書店から出る。ポルトの中で一番、行列ができる観光名所かもしれない。でも、書店の中は狭くて滞在時間は長くないので、列に並んでいればけっこう進む。
書店の前にはゴメス・テイシェイラ広場“Praça de Gomes Teixeira”。この建物はポルト大学。
広場から見えるのはカルモ教会“Igreja do Carmo”。側壁にはアズレージョの装飾が見える。19世紀の建物だけど、おもしろいのは左隣のカルメル教会“Igreja dos Carmelitas”と2つの教会が並んでいること。
カルモ教会の中は豪華な装飾。いつものように旅を平穏に続けられていることを神に感謝する。
「一目惚れをしたポルト」への旅。ハルシュタットなどの他のディスティネーションの候補を押しのけて、情熱的に、電撃的にポルトに会いたいと思って来てみたけど、ポルトに来て本当に良かった。
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