一目惚れをしたポルトへの旅 3日目(3)現在は世界遺産、ブラガの聖地、ボン・ジェズスへの巡礼。
階段を上っていくと、広場に出る。頂上の教会までひたすら階段が見える。
広場からはブラガ市街が一望できる。今回、ポルトガルに来てみて、暑さもそれほどではなく、夕方などは涼しいくらい。そして、緑が多い地域であることを知る。
音がしたので音がする方向を見てみると、さっきは動く気配がなかった、かわいらしいケーブルカーが動き始めている。でも、コーナーの聖書の物語を感じながら階段を登ってこその巡礼。
なぜ、耳から噴水がでているのだろう?実は写真には撮っていないんだけど、この前の噴水は目から水が出ていた気がする。何か意味があるのかなぁ?
目や耳から噴水が出ているのに気がついてすっかり興味を持ってしまう。次の噴水はなんだろう?
おもしろいなぁ。すっかり噴水に夢中になってしまう。だって、次の噴水は鼻から水が出ている。
次は両手で抱えられた水差しから。私の悪いところは、直感を大切にするために、事前にガイドブックをきちんと読み込まないこと。ちゃんと「地球の歩き方ポルトガル」のボン・ジェズスの解説に、「五感の階段」と書かれており、各階段には視覚、聴覚、臭覚、味覚、触覚の泉があると書かれている。ガイドブックをちゃんと事前に読んでいれば、一番最初に私が「おもしろい」と興味を持ったきっかけである目から噴水が出ている写真を撮ったのになぁ。おもしろいなぁと感じた感性は間違っていなかったけれど、長い文章ではないんだからガイドブックを事前にちゃんと読んでおくべきだったかも。
少し広い階段の踊り場に出る。この広場は「信仰」を表す十字架。ちなみに後から読んだガイドブックによれば、ここからは「三徳の階段」と呼ばれ、信仰、希望、博愛を表しているのだという。
この噴水はノアの箱舟をイメージしているらしい。救われるという意味で「希望」なのかなぁ?
そして、この噴水は2人の子供を抱えた女性で「博愛」ということなのかなぁ。
結果的には噴水に興味を持ちながら階段を上っていたことが「巡礼」として必要なことだったんだろうなぁ。次が最後の噴水で、その上は展望台になっているみたい。
教会の建物の前にあがる最後の踊り場は「モーゼス広場」“Terreiro de Moisés”と呼ばれる広場になっている。
モーゼス広場から上ってきた階段を眺める。奥にはブラガの町が見渡せる。
最後の噴水は鳥がヒナにエサをやっている感じ。 “Fonte do Pelicano” らしいので、ペリカンの噴水?
頂上にあるボン・ジェズス教会“Basílica do Bom Jesus”にたどり着く。現在の教会は1811年に完成したもの。建築様式は新古典主義。ちなみに、聖地ボン・ジェズスは今回の訪問6日後の2019年7月7日に、ボン・ジェズス・デ・モンテの聖域“Santuário do Bom Jesus do Monte”として世界遺産(文化遺産)に登録された。登録よりもほんの少しだけ早かったけど、世界遺産を訪問したことになる。
教会の中に入り、いつものようにいすに座り、平穏に旅ができることを神に感謝する。
ケーブルカーから降りてくる人がいる。ケーブルカーの山頂駅を発見。
近くで見ると、本当にかわいらしいケーブルカー。だけど、私は五感の階段で目から水が出る「視覚の泉」の写真を撮り忘れているので、帰りも階段を下りようと思っている。どうして、目から水が出ている噴水をおもしろいなぁと感じたのに写真を撮らなかったのかなぁ?
私の旅行は基本的には町歩きが好きなんだけど、ちょっとした山に登ったり、自然の中を散策するのも好き。今回のポルトの旅では、このボン・ジェズスを訪問できてよかったと感じている。
いつも思うのは、私は花の名前などを知らないこと。だけど、花の美しさは感じるんだけど、名前を覚えたりしようとはしないので、いつも花の名前がわからない。
だけど、花の美しさを感じられれば、私は名前にはこだわっていないのかもしれないけれど。
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