一目惚れをしたポルトへの旅 4日目(1)朝、ポルトでカミーノの旅人と別れる。
2019年7月2日、火曜日。ポルトで迎える最後の朝。旅人を見送るために朝6時に起きる。朝7:10発のバスでサンティアゴ・デ・コンポステーラに向かうのだという。朝の朝食レストランで待ち合わせ。
同じホテルだと2日目はどんな味かわかってくるので、控えめになる。
フルーツヨーグルトだけど、果実がごろごろ入っている方が好きなんだけど、フレーバーのみのタイプ。
朝食後は、私も今日にはポルトを発つんだけど、最終パッキングをせずにまずは旅人を見送ることにする。
ホテルの前の通りはバスターミナルがあるためか、朝からカフェが営業している。
曇りというよりも霧が出ている感じかな。まだバスの出発時刻まで時間があるので、最後にドン・ルイス1世橋からポルトの町を眺めることにする。
地下鉄の駅からは遠いけど、ホテルからサン・ベント駅やドン・ルイス1世橋までも徒歩圏内だし、便利なホテル。
ドンルイス橋から見たポルト、カイス・ダ・リベイラ地区。霧でかすんでいるけど、これはこれで美しいかも。
対岸にあるヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア地区も同様に霧がかかっている。
霧の中にもクレリゴスの塔が見えるので、そんなに濃い霧ではないのかなぁ。
バスの出発時刻までもう少し時間があるので、旅人とカフェでお茶することにする。
朝ごはんを食べたばかりだけど、ケーキとエスプレッソ。旅人はサンティアゴ・デ・コンポステーラから日本への帰り道に、さらにスイスのユングフラウヨッホに立ち寄って、ハイキングをするというんだから、尊敬してしまうほどのヴァイタリティ。私は最大6日間程度の旅程なので洗濯をするノウハウを失っているので、旅を1ヶ月以上続けられるノウハウも吸収したい。そして、荷物を少なくする断捨離旅のノウハウも吸収したい。やはり、私と違うスタイルの旅人の話は面白い。それにしても、これからスイスでハイキングなんて、ものすごい体力。これだけのバイタリティがないと、カミーノ走破はできないんだろうなぁ。ずっと旅の話を聞き続けていたいくらい、私とは違うスタイルの旅の話はおもしろい。
カフェを出て、ホテル前の通り沿いにガレージがある。ガレージの中がバス停になっている。
バスは最近のヨーロッパでは大手のFLIXBUS。サンティアゴ・デ・コンポステーラ行きのバスはポルト発パリ行き。このバスの最終目的地はパリ。バスに乗り込む彼女を見送る。彼女と一緒に旅をするのは初めてだけど、私としてはそんなに気を遣わずにマイペースな旅をしてしまった印象なんだけど、私のいいかげんな旅のペースをどう思っていたんだろうなぁ?私はカミーノの話を夢中になって聞いて、とても楽しい時間を過ごせたような気がする。まだ、カミーノの旅の話は聞き足りないくらいだけど。
まだ朝7時過ぎなので、いったんホテルに戻り、スーツケースの最終パッキングを行い、チェックアウトの準備をする。いつもの「一人旅」に戻っただけなんだけど、たまには誰かと一緒に旅をするのも楽しいかもしれないなぁと感じている。
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