ロンドン・パリ、ドーヴァー海峡を渡る旅 3日目(3)イギリス・ドーヴァーからフランス・カレーまでクルマなし(徒歩)でフェリーに乗る方法。
セント・ジェームス・ストリート“St James Street”沿いのショッピングセンターから、ドーヴァー城“Dover Castle”がうっすら見える。時間があれば、ドーヴァー城に行ってみたいところだけど、今日は登ったところで景色は見えないだろうなぁ。
ドーヴァーのフェリーターミナルに向かって海沿いの道を歩く。フェリーターミナルに続く道は片側2車線の道路で歩道もしっかりしており歩きやすい。
このあたりの地層は石灰岩で、ホワイト・クリフ“White Cliffs”と呼ばれている。かつては、イギリスとフランスはつながっており、ドーヴァー海峡を隔てたフランスのグリ・ネ岬“Cap Gris-Nez”の石灰石と成分が共通するのだと言う。
ホワイト・クリフをよく見ると、崖の途中にトンネルのようなものが見える。おそらく、要衝であるドーヴァーは、崖が地下要塞となっているんだろう。
おそらく旧道なんだろうなぁ。ホワイト・クリフ沿いに家が並んでいる。
ホワイト・クリフは高い壁。天然の城壁になっている。実はホワイト・クリフ観光をしようか迷っているんだけど、この壁の上まで行くのは大変な気がしてきた。
トヨタ・アイゴ“Aygo”は、ダイハツ製のリッターエンジンだし、右ハンドルバージョンがあるので、そのまま日本でも売れるけど、きっと日本ではAセグメントのクルマは軽自動車があるから売れないだろうなぁ。
デザイン性はあると思うんだけど、後部座席も狭そうだし、日本では居住性重視のダイハツ・トール(トヨタ・ルーミー)に負ける気がする。
絵になる風景だけど、石灰岩って風化して崖崩れになったりしないのかなぁ?
時間的にはフェリーの時間まで1時間半くらいは余裕があるのでホワイト・クリフに行こうと思えば行けるんだけど、どうしようかなぁ?ホワイト・クリフに行くために確保してある1時間半なんだけど。
予想通り、長い坂道を上がって崖の上に行くみたいなんだけど、イギリスのおみやげが詰まった折りたたみバックを持っているので、今日はまったく機動力を失っている。坂を登るのにどれくらい時間がかかるんだろう?崖の上から見下ろせば絶景なのかもしれないけれど、今日は曇り空だから、海はきれいに見えないだろうし、どうしようかなぁと本気で悩む。
坂道を登れば、ホワイト・クリフのビジターセンターがあることはわかっている。坂道を降りれば、ドーヴァーのフェリー・ターミナル。本気でどうしようか迷っている。
悩んでみた結果、ゆったりとした坂道だけど、かなりの距離と高低差があり、天候回復も望めそうにないことから今回はホワイト・クリフのビジターセンターに行くのは断念することにする。そう、私の旅は行き当たりばったり。事前になんとなく計画していても、天候などの理由で計画通りに行動をしないこともある。私の考え方は、今回が終わりじゃない。再び、ドーヴァーを訪れたときに行けばいい。
フェリー・ターミナルに向かうことにする。赤いラインに沿って歩く。
“LOOK RIGHT”に従って、右側から来る車両に注意しながら車道を横断する。
案内標識は“Foot Passengers”は右に曲がるように示している。ここで赤いラインから外れる。
長距離バスのナショナル・エキスプレス“National express”のバス停がある。ここからでも長距離バスに乗れるのかなぁ?
ゴールであるパッセンジャー・ターミナル“Passenger Terminal”の建物に到着。
無事にフェリーに徒歩で乗る人“Foot Passengers”のためのターミナルに到着。
レンタカーの看板があるので、フェリーで海を渡り、ここでクルマを借りることもできるのかなぁ?
2019年3月現在、徒歩でドーヴァー・カレー間のフェリーに乗れるのは“P&O Ferries”一社しかない。ホワイト・クリフに行く時間を1時間くらい確保していたんだけど、行くのをやめてしまったので、予約した便に乗るにはかなり早くフェリーターミナルに着きすぎてしまう。
この窓口でチェックイン。ホワイト・クリフに行く時間を確保していて、ドーヴァー12:05発カレー14:35着のフェリーを予約していたんだけど、1本前の11:10発のフェリーに変更してもらえることになる。そもそも、閑散期ということもあって、予約せずに当日にチケットを買っても問題なさそう。
フェリーのチケットは簡単なものだけど、一応、名前は入っている。
待合室のベンチに座る。待合室にはカフェがあるだけで、免税店はおろか、お店もない。もしも、イギリスでお菓子などを買いたかったら、ドーヴァーのマークス&スペンサーが最終地点で、ターミナルでは買い物はできない。いよいよ、今回の「ドーヴァー海峡を渡る旅」のハイライトであるフェリーに乗ってフランスに渡る時間が近づいている。
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