ロンドン・パリ、ドーヴァー海峡を渡る旅 2日目(2)ロンドンのデパート巡り。
引き続きケンジントン・ガーデンズ“Kensington Gardens”を歩く。奥にはケンジントン宮殿が見える。犬の散歩には最高の場所だろうなぁ。
この“Physical Energy Statue”は、帰国後に調べてみるとGeorge Frederic Wattsの作品で、“a symbol of that restless physical impulse to seek the still unachieved in the domain of material things”ということで歴史上の人物などではないみたい。私は事前に綿密に調べず、基本的に行き当たりばったりなので、旅行記をまとめるときになってから重要なオブジェであることがわかったり、重要な観光スポットを見逃していることが発覚したりする。
アルバート記念碑“Albert Memorial”の方向に向かって歩いてみることにする。
アルバート記念碑は、ビクトリア女王の夫であり、42歳で亡くなったアルバート王子を偲んで建てられた。中央には金色のアルバート卿が着座している。
ナイツブリッジ“Knightsbridge”にあるハロッズ“Harrods”の方向とはずれているので、アルバート記念碑の手前を左に曲がり、東へ向かう。横断歩道の表示は場所によって異なり、ここは「両方を見なさい!」と書かれている。親切なのか、ここまで書かないと事故に遭ってしまうのか。
公園を歩いていると、プリンセス・ダイアナ・メモリアル・ファウンテンのあたりでリスを発見。今回のカメラはCanon Powershot G9Xなので、望遠はこれが精いっぱい。
地図を見ながら方向を修正中に、サーペンタイン湖“The Serpentine”に出る。季節が良くて、晴れていれば、心地よさそうな場所。
湖のほとりにはカフェ“Lido Café and Bar”がある。暖かい季節だったら、ここでお茶しながらのんびりしたいなぁ。朝食や昼食も食べられるみたいで、ここで自然の風景を眺めながらゆったりとフルイングリッシュブレックファーストを味わうのもいいかもしれない。
紫色の小さな花。庭園に植えられた花を見るのも、春の訪れを感じられて楽しい。
湖沿いの道を歩く。私は町歩きが好きだけど、自然の中を歩くのも好き。とにかく私の旅行は歩くので、もしも一緒に旅をするとなるとたくさん歩ける人じゃないと厳しいかも。でも、基本的に私はいつもひとり旅なので問題ない。
公園を出て、ナイツブリッジ“Knightsbridge”のあたりに出る。
歴史がある建物かどうかはわからないんだけど、ハロッズの手前の建物の雰囲気が好き。私は観光名所よりも普通の街の風景を感じるのが好き。
ようやく歩いてロンドンでデパートと言えばもっとも有名なハロッズ“Harrods”に到着。
リュックサックひとつの旅で荷物は増やしたくないけど、今回は帰りにヒースロー空港から出発ではないのでデパートのおみやげを買うなら今しかない。イギリスのおみやげを探すために食料品売り場に向かう。
卵やウサギの形をしたイースターのお菓子が並んでいる。いろいろ見てまわったけれど、ハロッズでは物欲に負けずに何も買わず!それは、ハロッズのショッピングバックなどのおみやげをあげる相手もいないという悲しいことでもある。
地下鉄ナイツブリッジ駅に向かう。繰り返しになるけれど、歴史がある建物かはわからないけれど、ハロッズからナイツブリッジ駅の間の建物の雰囲気が好き。
ヒースロー空港に直通しているピカデリー・ラインはかまぼこ型の車両。
今日のテーマはロンドンのデパート巡り。もちろん、グリーン・パーク駅で降りて向かう場所は高級食材店フォートナム&メイソン“Fortnum & Mason”。リュックサックひとつで荷物を増やしたくないのにデパート巡りという矛盾を抱えているんだけど。
私には縁がない高級ホテル、リッツ“The Ritz”の前を通る。
ピカデリー通りを東に向かう。通りの名前の通り、まっすぐ歩くとピカデリーサーカスに出る。
建物の中に入るとフロア全体に紅茶やお菓子などが並べられている。
フォートナム&メイソンもイースターの卵やアスパラガスなどの形のお菓子が置かれている。ヒースロー空港経由であれば、空港でも買うことができるんだろうけれど、ドーヴァーでは入手できなそうなフォートナム&メイソンの紅茶セットを購入。おみやげは買ったけれど、紅茶は軽いし、まだリュックサックだけで荷物はすべて収まっており、サブバックを登場させずに済んでいる。リュックサックひとつの旅は、今のところ、順調に進んでいる。
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