ロンドン・パリ、ドーヴァー海峡を渡る旅 0日目 エールフランスAF293便でパリへ向かう。
Bonne année !
2019年2月27日、水曜日。今回の旅のスタート地点は東京駅。以前の職場の多摩地区からだと空港に出るのが大変だったけれど、都心勤務だと残業をしても、余裕を持って羽田空港に向かうことができる。
2019年2月の段階でも山手線の車両は新型車両がだいぶ増えてきた。おそらく、オリンピックが始まる2020年夏までには全てこのE235系になるんだろうなぁ。
山手線はすでに帰宅ラッシュの時間を超えているので空いている。
私は東京モノレールに乗る習慣がないので、羽田空港に向かうには京浜急行に乗るために品川駅に向かってしまう。おそらく東京駅からだと東京モノレールの方が早く到着できるんだけど、料金的に京急の方が安い。さらに2019年10月からは京急の品川駅から羽田空港駅まで運賃は、410円から300円の運賃値下げを行っており、価格的な優位性を強めている。
それに、ホームから階段を上がるとすぐに京急線との乗り換え改札があり、目の前が京急線の下りホームなので、乗り換えも便利なような気がしている。まぁ、慣れているということが大きいんだと思うけど。
羽田空港行きの急行電車が泉岳寺方面から入線。山手線と異なり、夜21時台でも乗客がけっこういる。
羽田空港行きの電車は、羽田空港まで向かう乗客は少なくて、羽田空港駅に近づいてくると空席が目立つ。私の旅行記はいつも都内からのイントロダクションをつけているんだけど、最近、マンネリ化しているので省略すべきか悩んでいる。かつて国際線のほとんどが成田空港だった時代は、京成本線経由のスカイライナーでも1時間、京成本線経由の特急電車に乗ると成田空港に行くだけでも1時間15分もかかったので、成田空港に1時間以上かけて行くことがすでに「旅」であり、東京からどんどん離れていって成田空港に近づいてくるにつれて、これから旅が始まるという気持ちの高ぶりを感じていたんだけど、羽田空港だとすぐに着いてしまい、あまり感じなくなってきている。
1時間以上かけて東京から成田空港に向かう時のこれから旅が始まるワクワク感、高揚感が好きで、その時の名残で今でも都心から空港に向かうところから旅の始まりにしている。私の旅は都心から空港に向かう時から気分的に旅は始まっている。2018年12月30日に乗った時は京急線の車両だけど、今回は京成線からの乗り入れ車両。成田空港時代の名残で、私が京成パンダと出会う時は成田空港に向かう時だけしか会えないので、私は京成パンダが好き。
羽田空港国際線ターミナル駅に到着。いつも通り、エレベータに乗って出発コンコースへ向かう。
今回の「ロンドン・パリ、ドーヴァー海峡を渡る旅」は、前回の「パリ新年カウントダウン弾丸旅行」の実証実験を踏まえて、私の通常の海外旅行の旅程である3泊5日の旅程をリュックサックひとつで行う、「脱スーツケースの旅」実践編。リュックサックの中身は、3泊分の着替えと洗面用具しかない。カメラもCanon Powershot G9Xのみ。G9Xはコンパクトで重さも200g超しかなく、USB充電ができるのでアダプタもいらない。前回と同様に折りたたみバックを持っており、現地で増えた荷物は折りたたみバックに入れて、帰りは預け入れの荷物を作る予定。スーツケースの旅でも、おみやげのない往路のスーツケースの半分以上は空なんだから、帰国時のおみやげは折りたたみバックで運べば、リュックサックひとつでいけるんじゃないかなぁ。
空港に到着して、私がまず確認することは出発案内板を見ること。パリ行きのエールフランスAF293便は定刻通り23:50の出発予定。チェックインはエールフランスのいつも通りのHカウンター。
エールフランスのチェックインカウンターであるHカウンターに向かう。でも、よく考えたら、すでにエールフランスのアプリでインターネットチェックイン済みで、預け入れ手荷物がなければ、立ち寄る必要はなかったのかも。
私はエールフランスのアプリを信用していないので、カウンターで紙のボーディングパスをもらう。パリ経由でロンドン・ヒースロー空港へ向かう。搭乗ゲートは142番ゲート。エールフランスのゲートはいつも遠い。
さっさと出国審査を済ませて、制限区域へ向かうことにする。毎回紹介しているような気がするけれど、まだ知られていないのかなぁ?今でも出国手続き場の北口はたいてい空いている。
まだ出発まで2時間もあるのでゴールドカードで使用できるカードラウンジへ。
これも前回も書いたような気がするけれど、このラウンジは残念ながらプライオリティパスでは入ることができない。そして、ゴールドカードの中でも楽天プレミアムカードは提携しておらず入場できないので要注意。
このスカイラウンジアネックスは、たいてい空いているので私はお気に入り。昼間は混んでいるのかなぁ?それでも、今日はお客さんが多いほうかも。
クレジットカードで利用できるラウンジなので、軽食やお酒は別料金。まぁ、ジュースやコーヒーを無料で飲めてソファでのんびりできるだけでもいい。
久しぶりの羽田からのエールフランス、パリ直行便。エールフランスのフライト自体には、コードシェア便として2018年3月にソウル仁川国際空港からパリまで乗っているし、つい先日、今年のお正月にも上海からパリまで往復乗っているんだけど、日本から直行便に乗るのは2017年10月の「初めてのフランス北部、オー・ド・フランス地方ひとり旅」以来、1年半ぶり。
エールフランスAF293便の出発ゲートは142番ゲート。142番ゲートはエールフランスの固定ゲートなのかなぁ? 毎回、かなり歩いて、遠い記憶がある。
142番ゲートに到着。現在時刻は23時ちょうど。搭乗券に書かれていた時間だとまもなく23:05からボーディングが始まる予定。
本日のエールフランスAF293便はボーイングB777-300ER。
エールフランスのボーディングはゾーン制になっており、搭乗券に記載されている順番でボーディングしていく。私はゾーン4なので、まだ待機。
いつも通りだけど、エールフランスのボーイングB777は3-4-3の横1列10席のコンフィグレーションなので、JALなどの横1列9席よりも1席多く、通路などは少し窮屈な感じ。
日本から乗るのは1年半ぶりだけど、エールフランスの機材には先月2019年1月に乗ったばかりなので、説明する必要もないと思うけれど、個人モニタはタッチスクリーンになっている。USBポートがあるので、スマートフォンの充電が可能。
飛行機のゲートが閉まり、プッシュバックが始まる。それと同時に私の大好きなエールフランスの機内安全ビデオが始まる。
私のお気に入りの“ à l'avant , au centre , à l'arrière”のオテスの仕草。でも、本当はビデオではなく、ヨーロッパ内の路線で実際のオテスが並んでこの仕草を見るのが好き。今回は、写真には撮れないので、こっそり楽しむしかないんだけど、パリからロンドンに向かう機内で久しぶりにオテスの仕草が見られるかも。
パリ・上海線には先月乗ったばかりだけど、久しぶりの日本路線のエールフランスのフライト。エクセレントなフライトになりますように!
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