ロンドン・パリ、ドーヴァー海峡を渡る旅 1日目(1)パリ・シャルル・ド・ゴール空港のプライオリティパスで使えるラウンジ“Yotel AIR”へ。エールフランスAF293便の機内食2019。
エールフランスAF293便は羽田空港を離陸し、八王子や川越の上空を通過し、新潟上空を経てハバロフスク方面に北上中。
しばらくすると食事のメニューが配られる。エールフランスのサービスは年々、サービスの合理化が進んでいる気がするけれど、この紙のメニュー配布だけは廃止されていない。
昼便の場合は、最初にアペリティフのカートが来てから食事が配られるという、フランス料理の作法になっているんだけれど、夜便の場合は冷たい飲み物と食事が一緒に来てしまう。そのため、アペリティフのパスティスと、食事のワインを一緒にもらうことになる。
毎回書いていることなので書かなくてもいいとは思うけれど、パスティスを、このブログで知って興味本位に飲んだこともないのに頼むのは辞めておいたほうがいい。絶対に後悔することになる。パスティスはマルセイユの安酒なので、素直にシャンパンを選択した方がスマート。
エールフランス日本路線は2017年10月以来、1年半ぶり。エールフランスの機内食はフランス料理のコース料理になっており、前菜はパスタとツナのサラダ。メイン料理は「牛肉のデミグラスソース煮」か和食の「メバルの唐揚げの生姜煮」の二択から牛肉を選択。そして、フロマージュにデザートとなっている。トレー全体を見ると、いつものエールフランスの機内食と何かが違う。まずはバターの銘柄が変わっている。
そして、フロマージュが合理化されたようで、おやつに食べるくらいの大きさになっている。
でもデザートのパリブレストはちゃんとしたケーキの感じでちょっとうれしい。
エールフランスでの私の行動は決まっている。食後酒は甘いお酒のポワール。香りが好きで毎回頼んでしまう。そもそも、毎回ポワールを飲むようになったのは、エールフランスのオテスにおすすめしてもらったのがきっかけなんだけど。
日付が変わり、2019年2月28日、木曜日。食事が終わるとハバロフスク上空。私はお酒を飲んで寝てしまうので、深夜便を使用した時はまず映画を見ない。
エールフランスのサービスは基本的に乗客は放置なので、おやつや飲み物が欲しければ、席を立ってギャレーに向かうしかない。中間のギャレーと後方ギャレーに、ちょっとしたおやつが置かれている。東京からのフライト時は人形焼が置かれていることもあったけれど、今日は見かけないかも。
最近、私は日本路線ではずっとアイスクリームに当たらない。2018年2月のソウル・パリ線や2019年1月にパリ・上海線では、アイスクリームを配っていてもらえているのに、東京・パリ線ではアイスクリームに当たらない。タイミングが悪くて、寝ちゃっている時に配られているのかなぁ?コペンハーゲン上空に来ると、朝食の時間。
今年の元旦のパリから上海に向かうフライトでも感じたんだけど、エールフランスの朝ごはんって、こんなにトレーがスカスカだったっけ?オムレツも日本の冷凍食品のようなオムレツで、ハムとチーズが置かれている感じで安っぽい。スカスカに感じた原因は、きっと以前に置かれていたものがなくなっている。なぜか、明治の十勝ヨーグルトだけは昔から変わらない。この十勝ヨーグルト、私は日常的に食べることはなくエールフランスの機内でしか食べない気がする。
トレーからなくなったものは、オレンジジュース?まぁ、もらえるからいいか。でも、フランスの航空会社であるエールフランスでは、自分で主張しないともらえないけれど。日本を出ると主張をしない人は必要がないと思われるので、遠慮してはいけない。もらえなかったのではなく、もらわなかったのだ。
ランスやリールなどの地名が見えてくれば、そろそろパリ・シャルル・ド・ゴール空港への着陸態勢に入ってくる。
エールフランスAF293便は、パリ・シャルル・ド・ゴール空港に無事に到着し、機内に出る。
シャルル・ド・ゴール空港ターミナル2Eのメインターミナルに到着。
そのまま7:20発のロンドン・ヒースロー空港行きのエールフランスAF1680便に乗り継ぐ。
エールフランス AF1680便は、ターミナル2EのL23ゲートからの出発で、定刻通りの出発予定。
イギリスはシェンゲン協定に加盟していないので、エールフランスAF1680便のゲートは、同じ「シェンゲン協定外」のターミナルであるターミナル2EのサテライトL。シェンゲン協定外のフライト同士なのでフランスで入国審査を受ける必要はなく、シャトルに乗ってサテライトLに向かう。
サテライトLだったら、プライオリティパスが利用できるエアポートホテル“Yotel AIR”のラウンジ部分で飲み物だけでももらうことにする。飲み物だけもらうつもりが、カウンターで「シャワーを使う?」と聞かれたので、「使いたい」と伝えるとシャワールームのカードキーをもらう。
シャワールームはけっこう広い。シャワーブースにはシャンプーやボディソープが完備されている。
タオルも置かれており必要なものは揃っている。ものを置く場所はこの台しかないので、着替えはこの上に置くか、椅子の上に置くしかない。今まで、何度かエアポートホテル“Yotel AIR”のラウンジは使ったことがあるんだけど、シャワーを使用したのは初めての経験。深夜便を使った時に朝のパリ到着時にシャワーを浴びることができて幸せな気分。
シャワーを浴びて、カードキーをレセプションに返却し、ラウンジでゆったり過ごすことにする。今回、学んだことは、“Yotel AIR”のラウンジではシャワー利用可能。シャワーを使いたい場合はカウンターで希望を伝えればいい。
以前に利用した時は、10ユーロ分だけチャージしてあるカードをもらって、自動販売機を利用する仕組みだったけれど、たまたま故障しているだけなのかもしれないけれど、今回は係員を呼んで中のものを取り出してもらう仕組みになっている。
ドリンクの自動販売機も同様で、カードキーは使えずに、その都度、係員に声をかけなければならない。
用紙が配られて、係員に取り出してもらった時に丸をつけるというアナログな仕組み。フランスって、最先端のマシーンが好きなわりに壊れていることが多い気がする。
6:30から10:30まではコンチネンタルブレックファーストのサービスがあるみたいだけど、残念ながら準備中。再度、手荷物検査を通過しなければならず、時間を考えると朝食は体験できず。AF1680便の出発が近づいてきたので、ラウンジを出て搭乗口へ向かう。
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コメント
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プライオリティ・パス活用のご紹介ありがとうございます!今、CDGはロックダウンの影響でターミナル2Eしか使えないので勉強になりましたฅ•ω•ฅ
投稿: Nezuko | 2020年11月14日 (土) 18時52分
Nezukoさん
コメントありがとうございます。新型コロナウイルス感染症による特殊な状況ですので、使えるかどうかわかりませんが。
投稿: ラコスケ | 2020年11月26日 (木) 11時21分